執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>レナード
安寧…か。結局は、それが一番良いのかもね。
(じわりじわりと滲む視界は、嫌でも自分が涙を浮かべてしまっている事実を思い知らせてくる。今更悲しいだなんて思ったところで事態の改善など望めないのに。そんな中、彼が自分の髪にまた触れてくれた。その手付きは優しく、何故かそれがマリーシュカを彷彿とさせてしまい、耐えるつもりだった涙が一筋だけ頬を伝って。彼の言う安寧というのは、もう苦しみながら孤独を続ける必要は無いという彼なりの思い遣りか何かなのだろうか。良い人だなんてもう思わない事にしていたのに、髪に触れる指が、その言葉が、やはり良い人なのではと錯覚させていて。赤い液体に関しての説明を興味深そう聞いていると、甘酸っぱい・爽やかという単語に、普通に美味しそうだと思ってしまい。しかし飲むとなると食道が爛れてしまう。少しだけ残念な気持ちになりながら「貴方達に食べられて終わるのなら、来世が魔族になる可能性もあるかもしれないね…」付け足された言葉に苦笑いを浮かべつつ返答を。どうもこの状況に置かれているとなると自分の言った事が現実味のあるもののような気がして)
(/返信のお時間に関しまして、此方としては全く問題ございません!それでもお返事頂けるだけ有難いので!お言葉に甘えてゆったりと待っておりますので、どうかご無理だけはなさいませんよう…)
>テオ
え?うん。私の勘違いじゃなければ、こうやってよく笑ってるよ?(相手が自分を傷付ける事を恐れているとは勘づかないまま、自身の浮かべる笑みに自覚が無いと言われてはキョトンと目を丸くし。そして肯定するようにコクンと頷いては、空いている手の人差し指で自分の口角をゆるく持ち上げ、こんな表情を浮かべていたはずだと、自分なりに相手の表情を真似た顔を浮かべてみせ。先程もそうだが、花について語る言葉に耳を傾ける相手を見ては、余程草花が好きなのだろうか。見目に似合わず、と言っては失礼かもしれないが可愛らしい所があると内心で感じ。空元気でも、元気には違いない。気持ちは完全に伴わずとも自己暗示に近いそれは、悲しみや寂しさを軽くするには効果的であると自負している。が、相手が自分を真似てなのか、普段は抑揚の少ない声を張り上げてはビックリしたようにパチパチと瞬き「っ……あ、うん?」と、勢いに流されるように返事をしては、先導するように進む相手に遅れないよう、そして足を縺れさせないよう気を配りつつ、後に続き。途中、青々とした見事なアーチ状のトンネルに目を奪われるもそこが目的地では無ければ、その下を潜って通りすぎ。やがて見えてきた景色には、これも魔法のお陰なのだろうか。季節等を無視して共存するあり得ざる光景に思わずポカン、と口を開き「すごい……けど、此処が好きな場所なの?なんて言うかテオらしいね」自分は好きな花について聞いたはずだが、そして相手は人の食べ物は味がしないはずだが、それでも見ているだけで楽しいのだろうか。生き生きと高揚した様子に見える相手に、すっかり先程胸に感じた苦しみが抜け落ちてしまえば、やや呆れたような小さな笑みを浮かべ。そして辺りの植物や木々を見渡し「私は苺……あー、あの赤くて甘い実とか、高い所にある柔らかい黄色い果物とか好きかな。ここにはテオの食べれる果物とかもあるの?」そのまま言ってもクローバーの時のように伝わらないだろう。故に見た目の特徴を述べながら手近に見える熟れた赤い苺へと歩を進め、背の高い木に成っているバナナをチラリと見。そして毒々しい花のように自分の知らない、相手の世界の果物も此処にはあるのだろうかと、疑問が浮かんでは隣に立つ相手を見上げ)
(/連絡下さりありがとうございます!私は長くても十一時過ぎには失礼しようかと考えておりましたので、お忙しいならリアルを優先し次回へ持ち越しでも構いませんので!待つのもまた上記の時間までなら全く問題ありません。なのでのんびりとお返事お待ちしておりますね…!)
>ドロシーPL様、レベッカPL様
(/御二方纏めてのご挨拶となることをお許し下さい…!折角レスを下さったのですが、今日中にお返事することが難しくなってしまいましたので、今宵は一旦失礼させて頂きます。大変お待たせしてしまった上に無礼を重ねますが、何卒ご容赦頂ければ幸いです…!次回また続きからお返事を紡がせて頂ければと思いますので、是非いつでもお越し下さいませ!それでは、失礼致します!)
>主様
(/背後から失礼致します。いえいえ此方は大丈夫ですので、あまりお気になさらないで下さいませ…!本日はお時間を割いていただき誠に有り難う御座いました。テオさんとの交流もとても楽しく、どんなお返事が貰えるかいつもワクワクしております。次回、またお時間があれば是非この続きからお相手願えればと思います。では主様も良い夢を。改めて本日はありがとうございました…!)
>主様
(/了解致しました。お忙しい中、本日もお相手してくださってありがとうございました…!マリーシュカさんが戻らないことで鬱々とした気持ちになっていたドロシーを、レナードさんが所々突き放しながらも気にかけてくれたのが嬉しかったです。ではまたタイミングが合った際にお邪魔したいと思います。おやすみなさい、良い夢を…)
>只今より2名様(ご新規様は無制限)を募集させて頂きます。14時頃までゆるりと待機しておりますので、お気軽にお越し下さいませ…!
>ご新規様絶賛募集中で御座います!ご相談やご質問も大歓迎ですので、何か御座いましたらどうぞお気軽に…!
▼ 日常イベント(>>492) ▼
▼ 世界観・規則(>>1) ▼
▼ 提供(>>2) ▼
▼ 捕食専用提供(>>193) ▼
▼ PFシート(>>3) ▼
▼ 嗜好(こちらはあくまで当方の好みなので、ご参考程度に。) ▼
・萌え… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある / 愛情に飢えた
・萎え… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる
▼ 大切な“お食事”のメニュー ▼
◇ドロシー(>>147)
◆エヴァン(>>196)
◆ギルバート=オークウッド(>>235)
◇レベッカ・アンダーソン(>>237)
◆ルシアン(>>318)
◇ジゼル・キャンベラ(>>419)
◇ベル・ロッテ(>>610)
▼ 追加住人 ▼
11 ―― アッシュ / ♂ / ゾンビ / 陽気で豪快、クレイジーな寂しがり / 20代前半 / 182cm / 寒色マーブル模様のアシメ / 蜂蜜色の三白眼 / 筋肉質、灰褐色の肌、手足や額に包帯、稀に軽い腐乱臭
「 そう辛気臭い顔すンなってェ!いっそ一遍死んでみりゃ、スッキリするかもしンないぜェ! 」
「 オイ、何で俺から離れンだァ…?腐乱臭ならどーにかするかンよォ、行くなよ絶対、どッこも行くな! 」
12 ―― ユギン / ♂ / インキュバス / 無節操無責任、狂った博愛主義者 / 20代後半 / 184cm / 白銀の長髪ポニテ / 山羊の様な横長の紫の瞳孔 / やや筋肉質、色白、2本の山羊の尻尾
「 泣かないで、綺麗な顔が勿体無いよ。困ったな、…キスしたら泣き止んでくれるかい? 」
「 嗚呼…、君が俺の“愛”だったんだね。やっと見つけた、―もう手放してあげられないよ 」
▼ 食事方法 ▼
11[ ゾンビ ]―― 捕食。人狼、フランケンシュタイン、ドラゴンと同様。
12[ インキュバス ]―― 体液摂取。悪魔と同様。
>すっかり冷え込み、物憂げな夜が続く季節――ということで、そんな夜から連れ出してくれる構いたがりの住人を追加致しました…!
>交流についての制限は御座いませんので、ご興味のある方は是非お気軽にご指名くださいませ!
>新たに住人を2名追加致しました!ご興味が御座いましたら是非ご指名下さいませ…!
>只今より2名様(ご新規様は無制限)を募集させて頂きます。夜が深まり眠りに就くまでのお時間を、ゆるりとご一緒させて頂ければと思います…!
>ご新規様絶賛募集中で御座います!ご相談やご質問も大歓迎ですので、どうぞお気軽に…!
▼ 日常イベント(>>492) ▼
▼ 世界観・規則(>>1) ▼
▼ 提供(>>2)(>>800) ▼
▼ 捕食専用提供(>>193) ▼
▼ PFシート(>>3) ▼
▼ 嗜好(こちらはあくまで当方の好みなので、ご参考程度に。) ▼
・萌え… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある / 愛情に飢えた
・萎え… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる
▼ 大切な“お食事”のメニュー ▼
◇ドロシー(>>147)
◆エヴァン(>>196)
◆ギルバート=オークウッド(>>235)
◇レベッカ・アンダーソン(>>237)
◆ルシアン(>>318)
◇ジゼル・キャンベラ(>>419)
◇ベル・ロッテ(>>610)
(/こんばんは、ご無沙汰しております!
ラクシュエリ様への気持ちをどう消化していくべきかと迷っておりまして、本日こうして上がっているのをみて相談に参った次第なのですが、追加住民様と絡んでみたいという欲もありまして…。もし宜しければですが、本日はユギン様とお話しさせてはいただけないでしょうか?)
(/今晩は、ご無沙汰しております!本日まだお相手枠に余裕が有りましたらお願いしたくお声掛けさせていただきました。可能でしたら日常イベントの九死一生を体験させてもらえればと考えておりまして…ご検討のほど、宜しくお願いします!礼)
>エヴァン
(高い位置で結い上げられた長髪を、ゆらりゆらり揺らしながら歩く姿はどこか中性的。しかし、破廉恥なほどに胸元がざっくりと開いたシャツ、その隙間から覗くしなやかな腹筋が、吹けば飛ぶ程度の雄々しさを何とか主張している。ご機嫌な鼻歌を奏でつつ、気紛れにとある一室の扉を叩く。「やぁやぁ、可愛い子羊さん。此処を開けて、俺と話そうよ」まるで詩歌でも口ずさむように、甘ったるさの滲んだ声音を軽やかに発する。この扉の奥にいるのがどんな人間か、そんなことは歯牙にもかけない様子で、またしてもふんふんと鼻歌を再開させる始末で)
(/今晩わ、お久し振りで御座います!またお会い出来て嬉しいです…!エリへの気持ちを如何するか、其れはこれからエリや他の住人達とも交流する中で、背後様ご自身が納得のいく答えをゆったり見つけて下されば本望で御座います…!早速追加住人と交流して頂けるとのことで、とても嬉しいです!早速絡み文を提出させて頂きましたので、お時間の許す限り御相手宜しくお願い致します…!)
>ルシアンPL様
(/今晩わ!またお会い出来て嬉しいです、ご来館有難うございます…!いつもお気遣い頂いて痛み入ります、是非とも御相手させて下さいませ…!九死一生イベントですね、畏まりました!指名はジェイドで宜しかったでしょうか、勿論他の住人でも発生可能ですので遠慮なくお申し付けくださいませ!お手数ですが、イベントの発生条件を満たすロルを簡単に回して頂ければそれに反応させて頂きますので、宜しくお願い致します…!)
>ユギン
(誰だろう。寝転がっていたベッドから体を起こし、部屋の扉の前まで歩み寄る。大した警戒心も抱かずに扉を開けてしまったのはこの屋敷に来てからそうそう危険な目にあっていないからか、それとも考え事をしていて眠れなかった睡眠不足からか__恐らくはその両方。開けたことを後悔するまでにそう時間はかからない。扉の先にいる人物を上から下まで見つめて、何だか危なそうな人だと認識すると、ぶわりと冷や汗をかきながら「……ひ、人違いです」と扉を閉めようと試みて)
(/お優しいお心遣いに感謝いたします。エヴァンの気質からして、本当にのんびりとした進展になってしまうと思いますが此れからも何卒お付き合いいただければ幸いです…!
それから、絡み文の先出し有難うございます。早速絡ませていただきました…!此方こそお時間の許す限り、よろしくお願いします! 此方返信不要です。)
>エヴァン
いいや、俺は君に会いに来たのさ。その自信なさげな瞳と、ちょっぴりの雀斑がとびきり可愛い子羊君にね(此方の全身を見詰める貴方、ならばお返し、とばかりに頭の先から爪先までねっとりと質量のある視線を贈って。閉められかけた扉をそっと片手で御すれば、上半身を屈めてずいっと顔を覗き込む。もう少しで互いの鼻先がぶつかってしまいそうなほどの距離で、些か失礼とも取れる誉め言葉を何の悪気もなく大袈裟な口調で並べ立てて「君は扉を開けた、それは俺を招き入れたのと同義だ。嗚呼、有難う!」扉の隙間から、貴方の横をすり抜ける様にするりと部屋へ侵入する。許しを得たわけでもないのに、やたら伸び伸びとした態度で部屋の中をくるくると踊るように移動して。部屋の中央辺りでぴたりと足を止めたかと思えば「俺はユギン、君を愛する怪物さ。さあ、君の名前も聞かせておくれ」」片手を背面へ、もう片方の手を胸元に添えて形だけは整った流麗なお辞儀を。そっと顔を上げれば、山羊の瞳孔を上弦の弧に歪めて)
>ジェイド
(太陽が姿を隠し、月の淡い光が朧に地上を照らす時刻。普段ならばとっくの昔に就寝し深い眠りについている。微かな寝息だけが静寂にひっそりと溶け込んでいる筈が、今晩は少し様子が違った。己でも無意識に呻き声を発していたのだ。虚空にもがくように片手を伸ばし、何かを掴みかけた所で不意に脳は覚醒へと稼働し、小さな手は何も掴むことが出来ずにパタリとシーツの上に投げ落とされた。じっとりとかいた冷汗が気持ち悪い。ドク、ドク、といやに耳奥にこびり付く音。いつのまにかオルゴールの音も消えていたようだ。そろりと視線だけを動かし、カーテンを開けたままの窓、正しく言えば窓の外に広がる暗闇を瞳に映した。刹那、断片的に様々な場面が頭の中を駆け巡る。ベットに沈む誰か、伸ばした手、誰かの背後に広がった青い…眩しいほど青い空。「……っう!」途端に胃の奥からせり上がってくる灼熱感に縺れるようにベッドから駆け下り洗面所へと向かう。限界まで捻った蛇口、ザァー…と水の流れる音が静寂をかき消した。幾許か後、ベットの主人は疲れたように戻ってくる。忘れていたナニカを思い出しそうだ。衝動的に机の上に置かれた描きかけの絵を掴み破きかけた。その絵はまさしく、以前大切な彼に必ず完成させて披露すると約束したもの。「…破けない……。僕には、破けない…」そう破けるわけない。待っている、と言ってくれた優しい笑顔が重なり、視界は涙でぼやけ、力を無くしたように手の中から絵が滑り落ちた。怖い怖い、その感情が暴走するように一気に押し寄せてきた。暴いてしまった彼の秘密、どんな顔をして会えば良いのか、自分は彼に顔向け出来る資格があるのか、そんな悩みはこの瞬間脳裏から消え失せ、彼に会いたいとその思いだけに占領される。部屋から出てはいけないとか、屋敷の住人たちの事など最早頭の中にはない。思い描いた人物に会いたい一心で、部屋の扉を開け、暗い廊下を初めて自分一人だけで駆けていく。「…ジェイド、ジェイド……!」祈るように紡がれる名前。彼の部屋は知らない。知らず足が動く先はジェイドと訪れた事のある世界樹のある美しい庭園。無意識下で一番会える確率が高いと判断してのことだろう。激しく鳴る鼓動と息遣いの音だけが煩く響く。不意に背後で何かが揺らめく気配がした。彼だろうか?振り返った先、月光に淡く浮かび上がるのは生々しいまでの鮮血。「…え?」その言葉は果たして呟いたのかそれさえも分からぬほど小さな声量で漏れた。ぴちゃり、滴った赤色を追いかけるように視線を上げていくと闇に紛れ込むように、ひっそりと佇むようにして存在している怪物。ひっ、喉奥で張り付いた悲鳴は音にならず、蹌踉めいた体はドンと壁に打つかり、硬直したように動かなくなった)
(/有難う御座います!お相手はジェイド様でお願いしたく思います。簡単にロルを、との事でしたがこのイベントも是非今後の流れに繋げたく少し長々となってしまいました。前半はさらりとお読み下さいませ。住人様も追加され是非とも交流してみたい気持ちはあるのですが、ジェイド様との捕食エンドを達成してから新たに絡ませていただければと思います。では暫しの間、宜しくお願いします。礼)
>ルシアン
(灰色の逆立った毛並みは、赤い液体に塗れていた。その赤色は、月光を反射して存在感を喚き散らす。一歩、怪物が踏み出す。側面の窓から差し込む月明かりを受けて、姿を現したのは――貴方の良く知るあの男に、とてもよく似た狼の怪物。二足歩行をしているものの、手足や体中は毛皮に覆われていて、顔もまさしく狼の頭部そのもの。グルルル、と唸る濁った声が寧ろ静寂を際立たせる。「グルァアア!」牙を剥き出して吼える形相はまさに肉食獣。その勢いに任せて、怪物の口からは涎や、誰かの血液に混じった原形を留めない小さな肉片が飛び散る。逃げ場を失い、恐怖に足を竦ませた獲物を追い詰めることは容易い。文字通り地面を一蹴りして距離を詰めれば、背面の壁へ貴方を押し付けるかのように血塗れの手で貴方の首を鷲掴みに。恐怖を煽るかの如く、もう一度劈くような獣の咆哮を)
(/ジェイドですね、畏まりました!いつもご丁寧に有難う御座います、ジェイドの知らぬ所で苦しみに喘ぐ息子様を見るととても心が痛みます…。逼迫した臨場感のある表現に毎度の事ながら勉強させて頂いております、此方こそ御相手宜しくお願い致します!はい、先ずはじっくりとジェイドとの交流を楽しんで頂ければ幸いで御座います…!/蹴推奨)
>ユギン
(随分と近い距離に驚いて身を引いたのがいけなかったか、扉の隙間から我が物顔で部屋の中へ入ってきた彼を見やりやや呆然と。何だか失礼なことを言われた気もするけれど、反論するタイミングを失ってしまったし、何を言い返せばいいのかと口を開閉して。扉を開けたのだから招き入れたのと同義、なんて屁理屈を頭の中で反芻し、次は知らない声がしても開けるのはやめようとひっそりと心の中で決意しながら、改めて部屋の中央で自己紹介をする相手の姿をチラリ。既に部屋に入り込んでしまった相手を追い出すのは自分には難しそうだ。「……エヴァン。」と少々諦めた様子で名前を答えながら、部屋の隅っこにある椅子に腰掛けて。一人でうだうだとしているよりは誰かと会話をしている方がマシだろう、と自分を無理やり納得させながらもその顔には苦々しさが浮かんでいて)
>ジェイド
(薄明かりに姿を現したのは、今もっとも会いたいと思い浮かべていた彼とは似て非なるもの。躍動感に溢れた跳躍力、一気に眼前まで距離を詰められてしまう。咽喉に感じる圧迫感。反射的に手を首から離そうと両手で怪物の腕を掴むがびくともしない。苦しさに喘ぐように口を何度か開閉して。威圧するような咆哮は相手に恐怖心を与え心を挫くのに効果的だ。大きな口にぎらりと鈍く光るのは鋭い歯。怖い筈なのに…何故だろう。先程まで恐怖に竦んでいた心は、目の前の怪物が彼と似ているだけで愛しさにも悲しさにも似た、複雑な感情に満たされる。今この瞬間も彼は抱えきれぬ苦しみに物悲しげな雄叫びをあげ、必死に足掻いているのではないだろうか。全然雰囲気は違うのに、目の前の怪物と心の内で必死に戦う彼の姿が重なってしまった。動揺するように瞳は微細に揺れる。食べられるのか、最早そんな恐怖よりも彼のことだけが気になった。「……ジェイド」ポツリ、零したのは大切な名前。首を掴まれているからか、それは頼りない声量になってしまった。いつも彼から会いに来てくれた。でも自分からは彼に会いに行くことさえ叶わない。たったそれだけの事がひどく悲しくて寂しかった。きっと言い付けを破った結果、最悪な展開を招いてしまったのだ。後悔しても時既に遅し。せめて夢の中では彼に会いたくて、そっと両目を瞑り)
>エヴァン
嗚呼エヴァン、可愛いエヴァン。どうしてそんな顔をするんだい?(まるでミュージカル宜しく、訴えかけるような大袈裟な調子で貴方の名を呼びながら、それとタイミングを合わせて一歩一歩すり足で詰め寄る。不気味なまでの笑みを湛えたまま、視線はじっと貴方の瞳を捉えて離さない。問い掛けたものの答えに然程興味はないらしく、ゆらりとトリッキーな所作で貴方の正面から姿を消す。そうして回り込んだのは、貴方の背後。椅子に座っている貴方に、背中から覆い被さるように両腕を貴方の首へ回してねちっこいバックハグを。そのまま耳元へ口を寄せれば「―おや、おやおやおや。エヴァンからは不思議な匂いがするね。狼、それと…悪魔かな?」態と吐息で耳孔を擽るように語り掛ける。何がそんなに愉しいのか、終始弾むような声音で、けれど音量は小さくひっそりと。それはまるで内緒話の様、言葉の末尾に疑問符を乗せればくつくつと喉の奥で笑いを零して)
>ルシアン
(ぐぱあ、と上下に開かれた顎には整然と牙が並んでいる。血の混じった唾液が糸を引き、月明かりに照らされて悍ましさを助長した。貴方の小さな頭を一口で噛み砕いてしまうほど大きな口から、興奮した血腥い吐息が排出されて貴方の前髪を揺らす。闇の中へ落とされた一つの名前、それに呼応するように黒い影が閃いた。両断されたのは怪物の腕。貴方の首を掴んでいた手は手首から先が無くなっていて。甲高い悲鳴に似た鳴き声を上げる怪物、ひしゃげるような異音と共に再び廊下には静寂が訪れる。貴方を庇護するように眼前に立っていたのは、黒い尻尾と耳を持つジェイド。同族であろう怪物を殺害した凶器となったのは、あまりにも鋭い爪を備えた右手だったようで、怪物らしいどす黒い血液が爪の先端から滴っている。灰色の怪物が事切れていることを確認し、貴方の方へ向き直る。――目を瞑っていてくれて良かった。この凄惨な光景は、貴方の美しい心には必要のない思い出だから。黒い血に汚れていない方の手で、そっと貴方の目を覆い隠す。もう片方の手で、身体から分断されてもなお貴方の首を絞めつけていた怪物の腕をそっと取り払う。爪で貴方の首を傷つけてしまわないよう、慎重に。「もう大丈夫だ。怖かったな、ルシアン」依然と目隠しはしたまま、空いている手で貴方を抱き寄せて後頭部をゆっくりと撫でる。異常を察知し急いで駆け付けたからか、貴方を失っていたかもしれないという恐怖からか、或いはその両方か―少々息を荒げていて。「…一先ず、此処から離れよう。もう少し、目を瞑っていてくれよ」これ以上貴方に恐怖を与えないよう、努めてゆったりとした口調で声をかけつつ、貴方のお尻を自身の腕で持ち上げるようにして片手で貴方を抱え上げる。念のため、目隠しは外さないままにしておこう)
>ユギン
(やっぱり向こうからグイグイと来るタイプは苦手だ、と引きつり顔を返す。少しだけ初めて会った時のエリに似ているかもと一瞬考えて、いや、好きな女の子をこんな変な男と一緒にするのはどうかと思う、と思い直して頭を振り。とにかく適当に相手して満足して貰って帰ってもらおう、等と短絡的なことを考えていると、ふっと彼を見失う。一体どこに?と惚けているのもつかの間、首に腕を回されて抱きしめられれば思わず「ひ、」と声にならない悲鳴をあげて。耳元で囁かれるゾワゾワとする感覚から逃れようと多少身動いでみるものの、体格差のある彼の腕から抜け出すのは難しく、自分の耳を手で塞いで吐息がかかるのを防いで。狼と悪魔、その言葉の指す人物はこの館で唯一自分が交流のある2人だと理解するとぱちぱちと瞬き「え、……そういうのってわかるもんなの?」と問いかけて。思わず自分の腕をすん、と嗅いでみるけれど自分には特に変わったようには感じられず)
>ジェイド
(生温く血腥い風が前髪を揺らし頬を掠める。こんな匂いではなく、暖かくてお日様のような香りのする彼に包まれたかった。そんな願いが叶ったのか。突如響いた事切れる直前の絶叫に、驚きに開きかけた瞼は優しい掌に覆われて。鼓膜を刺激するのは追い求めた柔らかな声音。ああ、と安堵に似た吐息が溢れた。圧迫されていた首は解放され、空気を求めるように気管が開く。急に大量の空気を取り込んだせいか、ひゅ、とか細く咽喉が鳴りゴホゴホと咳き込んでしまった。それでも、苦しいなか伝えたいことがあった。「…ジェ、イド。ごめん、なさい。…でも、僕…君に会いたかったんだ……」万感の思いを込め、言葉を吐き出す。そう、とても会いたかった。抱き寄せられた腕の中で幸福感に満たされる。強張っていた体は弛緩し、彼の成すままに体重を預けて。彼の言葉に素直に頷き、瞼は閉じたまま。されど手は彼の服を握って離さない。「…目を開けたら、ジェイド居なくなってしまわない?」恐怖の末にみた幸せな夢かもしれない。そんな一抹の不安が心を過る。掠れた声でポツリと問い掛けた)
>エヴァン
(漏れ出すような短い悲鳴も、此方の吐息を拒否するかのような仕草もその全てが愛の対象。愉しげに“んふふ”と含んだような笑い声を耳元に落とせば、貴方の首に絡めた腕にきゅうと力を込め抱き締めて「俺はこの屋敷に生きとし生けるモノ、全てを愛しているんだ。姿も声も匂いも…、一度愛したものは簡単には忘れないさ」至極真面目な声音で紡いだ答えは、最早答えになっていない。否、初めから問いへ親切に答える気など無いのだろう。ちゅ、とリップ音を立てては貴方の耳へ唇で触れつつ「エヴァン、君も隅に置けないね。それじゃあ命が幾らあっても足りないだろう?」つつ、と唇を首筋へ滑らせつつ囁く。見たところ、あまり積極的に他者へ交流を図ろうとしない貴方が、複数の怪物と関係を持っていることは意外で。嬉しい誤算に愉しそうに口元を歪めつつ、貴方の背後から首を伸ばして互いの頬をくっつければ「他の怪物に食べられる前に、俺の物にしてしまおうかな」冗談か本気か、表情からも声音からも汲み取ることは出来ない。只々愉悦に浸るかの如く、冷たい肌で頬擦りを)
>ルシアン
(本来、叱ってやらなければならない事だった。屋敷は危険だ、一人で出歩くな―そう忠告していた筈。けれど貴方はとても聡い子。言いつけを破って危険を冒したのは、のっぴきならない理由があったのだろう。だから、その理由を告げられた今となっては、命知らずな無茶を仕出かした貴方を叱る気力はしゅるしゅると萎み、それと入れ替わる様に暖かい感情が溢れ出す。貴方の体温を腕の中へ包みながら、心地よい体重を感じる。噛み締める様に長く吐かれた息に乗せられた感情は、きっと安堵だけではないだろう。「…俺達は、比翼の鳥。そうだろ、ルシアン」死の淵まで追いやられた貴方の心的外傷は慮るに余りある。どうすればその不安を和らげてあげられるだろう、口下手な怪物が頭を捻って辿り着いたのは、まさしく貴方が教えてくれた言葉。それにもう一押し、ふさふさの尻尾を貴方の手元へと運べば「握ってていいぞ」掴むのならば、服よりも此方の方が効果が高いだろう。そうこうしている内に、辿り着いたのは己の部屋。一度だけ、一緒に眠るために貴方を連れて来たことがあったが、あの時貴方は寝惚けていて、あまり覚えていないのかもしれない。小綺麗に片付いた室内、無駄な家具は置かれていないものの生活感のある小物が点在する辺り、人間の部屋とそう変わりはないだろう。ベッドの上へ貴方を下ろせば、自身もその隣へ腰掛けて「…よく頑張ったな。もう目を開けても大丈夫だ」そっと目隠しの手を取り去りつつ、いくつもの不穏な考えが頭を巡る。もしかして貴方は自分の部屋の方が落ち着くのではないか。己の部屋へ連れて来てしまったことは悪手だったかもしれない。そもそも、怪物が人間を襲う場面を貴方は見てしまったのだ。どう声を掛ければいいか、考えあぐねて結局、貴方の傍に寄り添うことしか出来ず)
>ユギン
(返ってきた要領を得ない言葉にほんの少しの困惑。話が一切通じない相手というわけではなさそうだが、まともに取り合ってくれるような人物でもないらしい。そんな相手と部屋に二人きりというこの状況は少しまずいのではないだろうかと、ようやく思い至り焦りをみせて。「ちょ、ちょっと……、それやめて。」それ、とは彼からのスキンシップ。変な声が上がってしまいそうになるのを堪えつつ、控えめながらも口で拒絶を。想像よりも冷たい肌にぞわりと肌が粟立つのを感じながら、どうにか回された腕が外せないかと奮闘しつつ、彼の冗談か本気かもわからない言葉を聞けば被せ気味に「絶対やだ、それならエリに食べられる方がいい。」とつい指先に力を込めながら先ほどよりも強い拒絶を示して)
>ジェイド
(彼の言い付けを破ってしまった。怒られるだろうか、それとも呆れられる?恐恐と体を小さく縮こめ、彼の反応を待っていると長い息が吐き出された。それだけで、ピクリと肩が揺れてしまう。叱責を覚悟し、強く目を瞑りその衝撃に耐えようと身構えたが、予想に反して告げられたのは自身を思い遣る優しい言葉たち。そう、比翼の鳥に憧れ、彼とそうなる事を願った。すり、と擦り寄るように彼の肩に頭を乗せ、促されるままに柔らかな感触の尻尾に触れる。「…僕は、君の片翼になれる?」情けなくも語尾が掠れてしまった。頭の中は様々な感情が交錯しごちゃまぜ。断片的によみがえった青い空が妙に網膜の裏に焼き付き、とても心許ない気持ちにさせる。言葉では何とでも言える。彼の本音が透けて見えたら良いのに。疲弊した心はいつになく後ろ暗く、鬱々としょうも無い事を考える。軈て廊下を抜け、辿り着いたのは彼の部屋。ゆっくりと下されたベッドの上、促されるままに瞳を開けた。あれ、と既視感が襲う。そう言えば初めて会った時、我儘を言って彼を困らせ一晩一緒に寝てもらった事がある。あれから一体どれ程の時が経過したのか。既に彼という存在は己の心の奥深くまで刻み込まれてしまった。そっと膝を抱えるように引き寄せ丸くなると、寄り添う彼の体躯に凭れかかり。「…どうして僕たちは別々の存在なんだろう。一つになれたら、こんなに不安になる事も、とても君に会いたいって思う事もなかったのに……」離れている距離がもどかしい。いっそのこと、一つに溶け合えたら良かったのに。願ってもどうしようもない事を思い、口に出してしまったのは、少しばかり心が疲れてしまったから。「ジェイド、僕をぎゅって強く抱き締めて」せめて今だけは近くにいるのだと、触れ合う体温で感じたい。小さく落とした言葉に切なる願いを込めて)
>エヴァン
(やめて、と制止をされれば余計に構いたくなってしまうのが淫魔の性というもの。喉の奥で含み笑いを零しながら、触れ合っていた頬を離す際に貴方の頬へ口付けを。貴方の首元へ絡めた腕を解く気など毛頭なかったのだが、聞こえてきた怪物の愛称に反応すれば「ッハ!」声高らかに短い哄笑を一つ。耳元で響いたそれは、さぞ喧しかっただろう。腕の力は緩めないまま、貴方の顎を“ぶに”、と掴んで「君はすっかり悪魔の虜ってわけだ、エヴァン!いやはや参った、面白い!」耳元で話すに適さない音量の言葉を並べ立て、もう一度アハハと大きな笑い声を立てればするりと腕を解いて漸く貴方を解放する。貴方の背後という立ち位置のまま、腕を組めばこれ見よがしに頷いて「うんうんそうか、彼女が相手なら俺も引き下がるしかないね。何せあの子は色狂い、俺と比肩するかそれ以上の節操無しだもの」デリカシーもなければ悪気もない、本人はただの感想のつもりで並べた事実は、きっと貴方の耳には痛いもの。然しそんなことは端からお構いなしの怪物は、上半身を屈めては馴れ馴れしく貴方と肩を組んで「ああ、素敵だ!こんな素敵な事、俺の胸にだけ秘めておくなんて出来ないなあ!」揶揄うつもりか、それとも本気なのか。声音だけはやたらと朗らかに、貴方の想いをエリに告げ口することを暗に仄めかして)
>ルシアン
…なってくれないのか?(己の肩へ、尻尾へ、触れる面積が大きくなるほどに伝わってくる体温が体内へ浸透するようで。本当に、貴方が無事で良かった―安堵を噛み締めていれば、耳へ届いた不安げな声。どう言葉を尽くせばいいんだろう、思いを巡らせた結果、貴方の問いへ問いを返す形になってしまって。「俺は、…俺の片翼はお前しかいないと、心からそう思ってる」いつもの柔らかな笑みを浮かべるでもなく、真剣な表情。それに反して、ゆらぁりと大きく揺れようとする尻尾は、今回は貴方の腕に収まっていて。横に座る貴方の重みをただじっと受け止める。伝えられた言葉は、怪物の心に張り巡らされた琴線を強く揺さぶるのに十分で、思わず息が詰まる。2人が同一になる――その言葉から、血生臭い捕食を連想してしまうのは、きっと己が曲がりなりにも生粋の怪物なのだからだろう。けれど、貴方がそんなことを望む筈がない、ついさっきだって怪物に襲われかけて心底怖い想いをしたのだから。そう決め付けてしまえば、無意識の内に留めていた呼吸を再開する。なだれ込む様な空気が、キュゥ、と小さく喉を鳴らした。「……ああ」貴方の願いを叶えてあげるだなんて、そんなつもりはない。貴方が願いを唱える前に、既に体は動いていて。体温を、匂いを、存在を、貴方の全てを。自分自身に刻み込むように、強く強く抱き締める。数秒、十数秒、どれだけの時間が経過しただろうか。ゆっくりと身体を離せば、懐から何かを取り出し、貴方の首の後ろへ手を回せば何やらゴソゴソと作業を。そして手を引っ込めれば、口許にだけ微かに笑みを浮かべて「次会えたら、渡そうと思ってた。裁縫は初めてだから、少し不細工かもしれないが…、受け取って欲しい」それは、翡翠色の布で拵えられた蝶ネクタイ。貴方が初めて己の絵を描いてくれた日、欲しいと言っていた事をずっと心に留めていた。決して完璧な出来とは言えないが、魔法に頼らず手作業で作った分だけ思いは強く込められていて)
(/背後から失礼します。お返事を返したいのは山々なのですが、そろそろ眠気でうまく文章がまとまらなくなってきた為、本日はこの辺りでお暇させていただきます。本日も素敵なジェイド様と話せてとても楽しかったです!少しずつ終わりに近づいてきているのが寂しくもありますが、もう暫くの間、お付き合いいただけると嬉しいです!お相手有難う御座いました、お休みなさいませ。礼)
>ユギン
(キィン__と耳元で大きな声を出された余韻に眉を顰める。先程までの囁きよりは幾分かマシとはいえ不快なものは不快。彼の腕から解放されるや否や袖口でゴシゴシと口付けられた頬を拭い、まるで低く威嚇をするかのように「うるさい。」と一言。こんなにハッキリと敵意を示しているのは無性に腹が立っているからで。彼女の本質がどうであれ自分が彼女に好意を寄せているのは事実、まだその好意がどういったものかと決めあぐねているとはいえそれが真剣な思いに違いはなく、面白いと笑われたことに怒りを示めすのは当然だった。肩に乗っかかる腕を跳ね除けると勢いよく椅子を立ち上がり反転、椅子を挟んで彼と対峙することになり。「あんたにもいるんだろ、獲物。俺なんか構ってないでそっちにいけば?」さっさと此処ではないどこかにいってほしい。トゲのある言葉を投げかけては、ふん、とそっぽを向いて)
>ルシアンPL様
(/態々ご丁寧に有難う御座います!此方こそ、天真爛漫で朗らかな息子様が少し弱っている一面を拝見出来て、心苦しい反面とても楽しかったです…!背後様にとって悔いのないフィナーレを迎えられることを心から願っております、また何か御座いましたらお気軽にご相談くださいませ!次回またお話させて頂ける時を楽しみにしております、どうか素敵な夢を…!)
>エヴァン
嗚呼、どうか臍を曲げないでくれたまえ(振り払われた腕、ジンジンとその衝撃を訴える感覚に困ったように眉をハの字に歪める。悪気がなければ謝意もない、ゆえに敵意や怒りを向けられても何処吹く風、と言わんばかりに小首を傾げて。「言っただろう、俺はこの屋敷に生きるモノ全てを愛しているんだよ!人間も怪物も等しく…そうエヴァン、君の事もね」あからさまな拒絶の態度、それすらも愛の対象と言わんばかりに朗らかな笑みを浮かべながら両腕を広げて。歪んだ博愛を謳う己自身に酩酊するかの如く、熱量のある視線を貴方に注ぎながら、そっぽを向かれていようがお構いなしにばちんとウインクを。「楽しかったよエヴァン、君の事はエリによぉく報告しておこう。また来るよ、寂しくなっても良い子で待ってておくれ!」またしても含みのある言い方をしながら、慇懃な態度で深々と西洋のお辞儀を。軽やかな足取りで貴方の周囲を一回転すれば、ひらりと手を振って扉を開けて「エヴァン、君の愛に幸あらんことを!」くるりと振り返れば見事なまでの投げキッスを一つ落とし、騒々しい嵐は鼻歌を歌いつつ遠ざかって行った)
(/キリが良いので此処で一旦回収とさせて頂きました、ユギンが数々の無礼を大変失礼致しました…!睡魔が顔を覗かせておりますので本日はお暇させて頂きます、遅い時間までお付き合い頂き有難う御座いました!是非またいつでもお越し下さいませ、それではどうか良い夢を…!)
(/お返事も儘ならず背後のみの挨拶で申し訳ありません…!本日も夜遅くまでお相手ありがとうございました。此方こそ、エヴァンが随分とユギン様に対して敵対的で不快な思いをさせていないかとヒヤヒヤしておりました。次に会うことがあってもこの様な態度になってしまうと思いますが、機会があればまたユギン様とお話しさせていただければ嬉しいです…!それでは失礼します。おやすみなさいませ、良い夢を…!)
>新たな住人(>>800)を2名追加致しました!ご興味が御座いましたら是非ご指名下さいませ…!
>只今より2名様(ご新規様は無制限)を募集させて頂きます。のんびり待機しておりますので、お時間の許す限りゆるりとご一緒させて頂ければと思います…!
>ご新規様絶賛募集中で御座います!ご相談やご質問も大歓迎ですので、どうぞお気軽に…!
▼ 日常イベント(>>492) ▼
▼ 世界観・規則(>>1) ▼
▼ 提供(>>2)(>>800) ▼
▼ 捕食専用提供(>>193) ▼
▼ PFシート(>>3) ▼
▼ 嗜好(こちらはあくまで当方の好みなので、ご参考程度に。) ▼
・萌え… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある / 愛情に飢えた
・萎え… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる
▼ 大切な“お食事”のメニュー ▼
◇ドロシー(>>147)
◆エヴァン(>>196)
◆ギルバート=オークウッド(>>235)
◇レベッカ・アンダーソン(>>237)
◆ルシアン(>>318)
◇ジゼル・キャンベラ(>>419)
◇ベル・ロッテ(>>610)
(/こんにちは!またレナードさんとお話をさせて頂きたくお邪魔させて頂きました。早速ですが、>>794の続きからまたお話を紡ぐことは可能でしょうか…?)
>ドロシーPL様
(/折角お越し頂いたのに、入れ違いになってしまい申し訳御座いません…!また可憐な娘様と交流させて頂く時を楽しみにさせて頂きます、是非いつでもお越し下さいませ…!)
>新たな住人(>>800)を2名追加致しました!ご興味が御座いましたら是非ご指名下さいませ…!
>只今より2名様(ご新規様は無制限)を募集させて頂きます。夜が深まり眠りに就くまでのお時間を、ゆるりとご一緒させて頂ければと思います…!
>ご新規様絶賛募集中で御座います!ご相談やご質問も大歓迎ですので、どうぞお気軽に…!
▼ 日常イベント(>>492) ▼
▼ 世界観・規則(>>1) ▼
▼ 提供(>>2)(>>800) ▼
▼ 捕食専用提供(>>193) ▼
▼ PFシート(>>3) ▼
▼ 嗜好(こちらはあくまで当方の好みなので、ご参考程度に。) ▼
・萌え… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある / 愛情に飢えた
・萎え… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる
▼ 大切な“お食事”のメニュー ▼
◇ドロシー(>>147)
◆エヴァン(>>196)
◆ギルバート=オークウッド(>>235)
◇レベッカ・アンダーソン(>>237)
◆ルシアン(>>318)
◇ジゼル・キャンベラ(>>419)
◇ベル・ロッテ(>>610)
(/捕食という薄暗く豪快な言葉に惹かれました。素敵な世界観ですね…!
是非この世界に攫われたいと思い、2つ質問をさせていただきたいと思います。
1つ、新規で捕食専用提供さんと絡む事は可能でしょうか。無事捕食されたのちは、改めて最初(自室で目覚めたシーン)からの交流が始まる…といった解釈で宜しいでしょうか?
2つ、キャラクターのリセット期間はあるのでしょうか。
質問の意図としまして、参加が叶ったとしてこれからの年末年始にかけて長期間の顔出しが出来なくなる可能性が少なくないため、あけすけに言えば「美味しいところ(イコール捕食)は味わいたい!」といったわがままです。
また、同様の理由でリセット期間の質問もさせていただきました。
こちらの見落としでなければ書かれておらず、もう一歩が踏み出しきれないため質問させていただきました。お手隙の際に、ご確認いただければと思います。
長々と申し訳ありませんでした。皆様のグランギニョルな夢に素敵な終焉がありますように!)
>832様
(/大変ご無沙汰しております。このような拙いトピックを覚えて下さった方がいらっしゃったことに驚きの気持ちと感謝の想いで胸が鳴りました。
当トピックはとても思い入れの強い場所です。ふとした時に此処の参加者様の文章がちらついたり、仕事の合間にこれまでの交流を読み返したり、何とも未練がましい私には此処を捨てることなど出来ません。
結果として何もご挨拶をせずに姿を消してしまい、いつも物語を紡いで下さった常連様や参加者様にはご迷惑をお掛けしてしまい、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
いつかまた当トピックを、設定を詳しく練り直したうえで再建したいと考えております。しかし4月には仕事の都合でまた多忙になってしまうこと、なりきりを離れていたブランクもあり、今は別の場所にて細々と短い文章でリハビリさせて頂いております。
態々お声掛けを下さり有難う御座います。叱責や罵倒も当然のことと存じておりますが、どうかこれ以上このトピックを上げることは控えて頂ければ幸いです。今現在、輝かしく稼働しておられる他の素敵なトピ様が流れてしまいますので、何卒ご理解いただければ幸いです。)
>共に物語を紡いで下さった方々各位
(/大変ご無沙汰しております。こうして公式に皆様へ向けたご挨拶を申し上げるのが遅くなりまして、大変申し訳御座いません。素敵な息子・娘様、そして背後様の貴重なお時間を当トピックへ提供して頂いていたにも関わらず、そのご配慮を無下にしてしまいましたことを、幾重にもお詫び申し上げます。
また個別の件にはなりますが、お問い合わせを下さっていた>831様へのお返事もずっとすっぽかしたままで、大変な失礼を心からお詫び申し上げます。もし当トピが再建出来た際には、ご質問へのお答えを其方へ記載させて頂く予定で御座います。遅すぎる対応とは重々承知のうえで御座います、重ね重ね大変申し訳御座いませんでした。
この度は、連休にてまとまった時間が手に入ったこの好機に、常連様としてお世話になった方や、当方にとってとても思い入れの強い交流をさせて頂けた方に、どうしても提供から一言お伝えしたいと思いまして、勝手ながらトピ主である当方の手で、再度当トピを上げさせて頂きました。
皆様からのお返事が欲しくて言葉を紡ぐわけではなく、本当に心から楽しんで交流をさせて頂けていたこと、素敵な文章にいつも勉強させて頂いていたこと、失踪という形で物語を中断させてしまったことへの懺悔の意等を、只々少しでもお伝えできればという自己満足です。ゆえに、どの怪物がどの参加者様へ宛てたメッセージなのか、というのは敢えて明言しないでおきます。当事者となられた御方のみに判読して頂ければ、それが最大の本望であります。)
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
>私の可愛いお嬢様へ
こんにちわ、元気にしているかしら。
私が屋敷を離れてからも、貴女がブレスレットを大切にしてくれているって、少し前に使い魔たちから聞いたわ。
本当にありがとう。とっても嬉しい。
けれど今はもう、私の事を忘れて、ブレスレットも手元にないかもしれない。
それでも私は、貴女の笑顔も、泣き顔も、声も髪も全てを、愛おしいと想っているの。
隣に誰かがいてくれるティータイムが、思っていたよりも悪くないと…それを教えてくれた貴女と、またベルガモットを飲みたいの。
マカロンにさえ嫉妬してしまう浅ましい私だけれど、もしまた貴女と会えたら――、
…いいえこれは無粋よね。忘れて頂戴。
ともかく、私にとって貴女は、初めての特別な人だったの。
それだけは信じてね。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
>大事な大事な私のゴハンへ
やっほ、また私に会えて嬉しい?
嬉しいでしょ、当然よね。
私ね、すっごくすっごーく、後悔してるの。
初めて貴方に会った時、味見じゃなくて全部食べればよかったなって。
あんなに美味しい貴方が、他の怪物に食べられるなんて絶対嫌だもん。
貴方をいっぱい味わって、食べ尽くしちゃう夢だって見たんだよ?
最後に貴方の笑顔が見れて、とっても嬉しかったんだ。
ああでも本当に食べちゃう前に、貴方が話すって約束してくれたことを聞きたいな。
それまでゴハンはお預け?
我慢はするけど、時々味見するのは許してね。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
>クローバーを教えてくれたお前へ
ハロー、ハロー。これで合ッテル?
お腹、空いてナイ?退屈はしてナイ?
エイゴの本も、カラフルな糸も、届けてアゲラレなくてゴメン。
オレ、自分以外のコト、こんなに考エルの初めてダ。
ダッテ、オレ、馬鹿ダカラ。
デモ、お前のコトは絶対忘れナイ。
カァカァうるさいアイツと一緒に、約束スル。
…人間ニモ、魔法使えたらイイのニナ。
オレ、頑張って教エル。約束したカラ。
だからお前も、オレのコト忘れナイデ。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
>大画伯、兼名探偵へ
久し振りだな。嗚呼、お前に会いたいよ。
お腹いっぱい飯を食えてるか?きちんと歯磨きはしてるか?
俺はちゃんと手入れしてるよ。お前がかっこいいって言ってくれたからな。
オルゴールに籠めた祈りは、未だにお前に安眠をもたらしているか?
俺が怪物でなければ、お前に寂しい夜なんて二度と与えないのに。ごめんな。
俺、嬉しくて涙を流したのなんて、生まれてこの方初めてだったよ。
お前がとっておきの言葉を俺に贈ってくれたあの日から、
お前は俺の相棒で、片翼で、かけがえのない光だ。
どうかお前が、好きなだけ絵を描けますように。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
>前代未聞の変わりモンへ
よう。ちゃんと転生は出来たかよ。
お前が最期に何て言ったのか、俺ァずうっとそればっか考えててよ。
おかげで何やっても手につかねえ。
もっと早くお前に出会って、もっと沢山話してみたかったぜ。
ちゃんとドラゴンに生まれ変わったのか?
なら挨拶しに来なきゃ承知しねえぞ。
…お前の名に誓って、いつまでも待ってるからよ。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
(/このメッセージが届かなくても、こうして再び提供を動かし、敬愛する皆様へのお言葉を紡げたことが、当方にとっては大変な幸福です。本当に素晴らしい出会いを、心から感謝いたします。どうかこの至極の縁が、また繋がりますように。厚かましいですが、それが嘘偽りない当方の本音で御座います。
上記にて少し触れましたが、ゆくゆくは当トピを、加筆修正を施した上で再建出来ればと思っております。それが具体的にいつになるか、そういった目処は立っておりませんが、細々と設定だけは暖めている状況です。もしかしたら我慢できずに立ててしまうかもしれませんが、安定したペースで交流するのが難しい場合は、その旨を事前にアナウンス出来ればと思っております。
皆様とお話させて頂けていた時間は本当に楽しくて、当方のなりきりライフにおける無二とない宝物となりました。どうか、皆様にもさらなる良縁と、楽しくて仕方がない充実したなりきりライフが訪れますように!本当に、本当に有難う御座いました…!)
私夢でも見てるのかな?それともコレも現実?よく分からないけど、まぁ今はどっちでもいいかな。
ハローテオ、その使い方で合ってるよ。お腹は空いてないけど、退屈はしてるかな。だって家にも帰れず、私はまだこの屋敷の中を出られないんだからさ。
初めて会って楽しく会話したのも、食べられる為に連れてこられたって知って怖くなったのも、食堂で美味しいご飯食べたり、使い魔の君と仲良くなれた事も、テオのお気に入りの場所を教えてもらったあの時も、交わした約束も今でも覚えてるよ。
食べられるのは今でも怖いし嫌だけど、使い魔君とテオの側で過ごした時間は、私嫌じゃなかったよ。
だから、テオが約束を守ってくれるなら、私も忘れないで待ってる。魔法とか本とか、楽しみにしてるのも今でも変わらないしね。まぁ、その前に誰かに食べられちゃう可能性もあるから、なるべく早くしてくれたら嬉しいんだけどさ。
それじゃまたね、テオ。バイバイ。
(/主様お久しぶりで御座います。レベッカの背後になります。こちらのトピは私にとっても思いで深く、未だに更新通知を切れずにおりました所で思わず飛び付いてしまい、申し訳ありません。当時は休みの日はいつ更新されるのかとそわそわしたり、夢中でロルを考えたりと、素敵な世界観と登場人物様達との交流はとても楽しく、また他の方々と紡がれる物語もどう進んで行くのかと気になりつい何度も見返したりしてしまっておりました。人生何があるか分かりませんし、あまり深くお気になさらないで下さいね主様。けれど、もしも再建された際は可能であればレベッカで約束の続きを、またこの世界に見れましたら幸いです。此方こそ素敵な時間をありがとうございました!いつかまた、再び主様とご縁が紡げるならば、一参加者として楽しみにお待ちしております。長々と書いてしまいすみません。では失礼致しました…!)
>レベッカPL様
(/どうもご無沙汰しております…!まさかこうして背後様からお声掛けを頂けるとは夢にも思わず…、そればかりかレベッカちゃんからも素敵なお返事を本当に有難う御座います。背後様の綴られる文章は常に鮮やかさに満ちていて、テオの一挙一動に揺れ動く感情やその表情まで目に浮かぶようで…毎度毎度、勝手ながら勉強させて頂きました。暖かいお言葉の数々、痛み入ります。人生何があるか分からない、本当に仰る通りで御座います。だからこそ生きることは面白く、どうせならばなりきりライフも面白おかしく楽しみたい、という勝手気儘な感情はずっと胸中にて燻り続けておりますので、再建という形でこの世界が現れた時は、是非ともお越し頂ければ幸いでございます。誠に不躾ながらレベッカちゃんのPFは此方にて保管させて頂いておりますので、もし再建トピにお越し頂けた際には、PFに加筆修正がなければそのままのPFにてお相手させて頂く所存でございます。本当に、本当に重ね重ね有難う御座いました…!)
【 ご挨拶 】
折角連休中で時間が取れているこの状況、もやもやと燻る思いに耐え続けるのは勿体ない!と思い立ち、再建トピを設立させて頂きました。
この世界を沢山の思い出と学びで満たして下さり、更には素敵なお子様で彩って下さった皆々様に心から感謝を申し上げます。
当トピックは、現在をもちまして完全に閉鎖とさせて頂きますが、此処で一緒に物語を紡いで下さった方に限り、宝箱の鍵をお渡しいたします。
もし何か御座いましたら、此方の個人用トピック【https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/】にお越し下さいませ。尚その際は、何方のお子様を提供して下さった御方なのかを添えて頂けますと幸いです。
最後になりますが、当方の不徳の致すところにて、沢山お騒がせしてしまい大変申し訳御座いませんでした。
グランギニョルに参加して下さった方、暖かい支援を贈って下さった方、貴重な御意見を下さった方、本当に有難う御座いました!
どうか皆々様に益々の良縁と、充実したハッピーななりきりライフが訪れますように…!
>― 2019/05/03 ―
>ヴィンス
ごめんなさい、寝起きでぼんやりしてたから。良い夢だったの。(面と向かった不平にも臆する事はなく、反省の色を見せるでもなく、ただ控えめな笑みを顔に宿したまま答えてみせる。爪先で硬い床の質感を確かめるようにすっと撫で、ああここは自分の知っている場所では無さそうだと暢気に思案している間にあっさりと違和感なり不信感なりを覚えた様子の彼にふっと息を吐いて。「何の話?」と、あっさり質問を返す傍らにふと何かに気付いたようにぱちぱちと瞬き、少なくとも現時点でこちらに良い印象を抱いているとは言い難い様子の彼に遠慮なしに近づいていけば「別に何の話だって良いし、ここがどこだって良いけど、そんなことよりあなた花が咲くの?綺麗ね、私お花って大好き。触っても良い?」そう言って円い瞳でじっと彼の表情を覗き込んだまま、細い指の先でたった今咲いたばかりの深緑に優しく触れようと)
(/うわわわ、大変失礼を致しました…!タブを開いたままで、先に拝見していた旧トピの方に書き込んでしまいました…申し訳ございません…)
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