気遣ってくれる第三者も現れて、尚のこと、心のザワつきが収まらない。自分の中には、あいつが皆に責められてしまえばいい、多くの人に否定されたり全然上手く行かなくなったりして、己のことを少しでも省みればいいのに、という気持ちがあり、あろうことか、そうならないことに一抹の虚しささえ覚えている。これはないな。こんな横暴な願望が誰に容認されると言うのか、だ。