執事 2018-09-23 14:42:34 |
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失礼、ちょっとした茶目っ気で御座います。然し流石です、お嬢様。瞬時に自身に似合う洋服をチョイスするとは、この椎堂 感服致しました。お嬢様のプロポーションでは此方の洋服なんぞ似合いませんでしょう、ええ ( ちら、と視線 貴女に向け「……( -ω- `)ふっ」と小さく笑うも直ぐ様 真顔 維持し )
…ひょっとしなくても貴方、私の体が貧相だって言いたいのよね、そうなのよね。───死.ね。椎堂なんて何処かで足滑らせるなり、何かに頭思いっきりぶつけるなりして死.んでしまいなさい!( と、罵倒を浴びせ親指を床に向け、)
全く、何を勘違いされておられるのか。私はこれっぽっちもそのような失礼な事を考えておりません。確かに"二十歳を迎えたとは思えないお子様のように愛らしいお姿"ではありますが、貧相などと考えたことはありませんよ ( 安心してくださいとでも言わんばかりに満面の笑み浮かべ )
嘘おっしゃい…!今だって耳障りの良いこと言って本当は私のこと馬鹿にしてるってこと、分かっているんだから。
じゃあ聞くけど、貧相じゃないって言うなら他にどういう意味で言ったのかしら?聞かせなさい( 顰めっ面で互いの間合いを詰め、 )
うーん、そうですね。例えばその幼子の様な張りのあるお肌に、触れてしまえば折れてしまいそうな程 華奢で繊細なお身体。其れから──その水晶玉の様に美しく綺麗な瞳にこの様な派手なお洋服は似合わないでしょう ( くいっ、と顎持ち上げお互いの鼻が触れてしまいそうな程間近で宣い。「まだ言いましょうか?」なんて言って)
ふんっ、もう結構よ。…他の人だったら兎も角、性格の悪い貴方が言うと嘘臭く聞こえるわね。表現も何だが大袈裟だし( はふり、 )──まあ、でもありがとう、とでも言っておくわ。だから早くこの手を離しなさい( 相手の爪先に片足を重ね、刻々と体重を乗せていき、 )
おや、残念。顔を真っ赤にしてみっともなく慌てふためくお嬢様のお姿が見られるかと期待したのですが、一筋縄ではいかないようで ( ふふ / パッと手を離して ) ですがお嬢様、其のように密着されては流石の私も若干照れ臭さを覚えます。それとも、誘っていらっしゃるのですか? ( 照れ臭さ等 微塵も感じさせない余裕綽々の笑顔で問い )
まさか、そんな訳ないでしょう…?( 緩り小首傾け、 )寝言は寝て言いなさい。私はただ慇懃無礼で小生意気な執事に制裁を……制裁を下そうと、思って( 体重を乗せても痛がる素振りを見せない為、爪先を踏む足にもっと力を込め「どう?痛いでしょう?」と、 )
ふふ。ええ、とても痛いです。嗚呼……此の儘ではお嬢様の体重で足が潰れてしまいそうだ。どうかおやめ下さいませ、お嬢様 ( 棒読み / 一生懸命足を踏む相手を微笑ましいと言わんばかりの表情で見下ろし )
つくづく失礼な奴ね( じと / そっと足退け、 )私はそんなに重くない。その顔も何だかムカつくし、いっそのこと此の儘足を潰して貴方には執事を辞めて貰おうかしら( ちらり、と相手を一瞥。出方を伺っており、 )
ふむ──足を潰される分には問題ありませんが、親愛なるお嬢様に仕える執事の権利を剥奪されるというのは、少々──いえ、身を切られるような辛さを覚えます。然しながらお嬢様がどうしてもと仰るならば断腸の思いで去るつもりではおりますが……今一度考え直してはくれませんでしょうか? ( 余裕だった先程までとはうって変わり、まるで捨てられた仔犬のような弱々しさで上記言い )
え、あ、ど、どちらも冗談よ。決まってるじゃない( 予想外の反応に狼狽え、 )真に受けちゃって本当、馬鹿みたい。私の執事なら嘘か冗談かくらい見抜きなさいよね…馬鹿椎堂、( 不機嫌な色を孕んだ声音で名を呼び、罰と言わんばかりに眉間に軽いでこぴんを、 )
ふふふ、良かった。お嬢様のご寵愛、十分に受け取っていると改めて認識出来て、幸甚の至りで御座います ( けろっと ) まあ元より、お嬢様に何を言われようとも私は離れるつもりなど更々ありませんでしたが ( 目線合わせるように腰を落とし、上記言うと貴女の手を取り「何度 振り解かれようとも」と柔和な笑みで )
なによそれ。さっきと言ってることが違うじゃない。私がどうしても去れって言うなら従うとか何とか言ってた癖に…、謀ったわね( と、言いつつその表情は何処か満更でもなさそうで、 )…でもまあ当然よね、貴方は私の物なのだから。逆に勝手に離れたりなんかしたら許さないから( 端正な顔立ちを真っ直ぐ見据え「分かったわね?」と繋いだ手に僅かに力込め、 )
ええ、勿論。ふふ、お嬢様に所有物と仰って頂けるなんて、光栄の極みで御座います。然しながらお嬢様、私のような男をお傍に置くとは、お嬢様も大分変わられた方といいますか。平たく言うと変態ですね ( すっと立ち上がると相手の頭上から見下ろす様な形、くすくす笑い堪えながら口開く様はいつもの戯れ開始の合図 )
はあ?人聞きの悪いことを言わないでくれる?言っておくけどね、私は罵られたくて貴方を傍に置いている訳じゃないの。ええ、寧ろ貴方の暴言には毎回凄くイライラしてる。それは本当。手元に凶器とかあったらうっかり貴方に向けてしまいたくなるもの( 冗談なのかそれとも本気なのか、そう言って手近に飾られた花瓶の側面一撫でし、 )
はて、暴言など口にした事が有りますでしょうか ( 首傾げ / 無自覚 ) 私の言動は全て、お嬢様に対する深い愛ゆえに為されるもの。暴言と思われても構いませんが、一言一言が海よりも深い愛情に包まれたものだと御理解くださいませ ( 上記言い始めから言い終わりまで、流れるように説明しつつも笑顔は絶やさず )
まあ、愛情表現が歪んだ執事だこと。少しはこっちの身にもなって欲しいわ。…って自覚が無いのに言っても意味ないか。貴方みたいな言いたいことズバズバ言う人がよく執事になれたものよね。もしかして私以外の前では猫被ってるとか?( と、此方も負けず劣らず言いたい放題で、 )
そう──ですね、お嬢様以外の人に興味はありませんから。自然と当たり障りのない言葉でその場を濁す事は多々有ります。まあ、其れが猫を被るといえるか分かりませんが、言いたい事を言える相手はお嬢様以外に居りません (考える素振りは一瞬、迷う事無く上記言えば「この様な回答でご満足頂けましたか?」と付け足し)
…!( くるり方向転換 / 背中向け )ず、狡い。貴方って狡いわ。私以外とかそういうこと簡単に言わないでよ。ちょっと、嬉しくなっちゃうじゃない…椎堂の馬.鹿( ごにょごにょ / ほんのり薄紅に染まった頬を手の平で覆い緩々と持ち上げ、 )こんなこと思っちゃいけないのに…私って嫌な女ね。
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