不登校だった日々

朝起きて

綺麗な制服を着て

いってきますと母に告げる

私の性格は

人見知りで

大人しくて

それでも数人は友達がいた

特に何も考えず

多分「普通」に過ごしていたと思う




あの日までは

今日は学校で

大切なものを任された

周りの子に後押しされた形だけど

自分もやろうかなって思った

目立つようなことは普段やらなかったから

少しの不安と自分への期待


明日から頑張ろう

今日は先生に怒鳴られた

私がちゃんと出来なかったからだ

責任の文字が頭に残る


少し落ち込んだけど

眠ることにした

今日はクラスの皆に怒られた

これも私がちゃんと出来なかったから

こんなことも出来ないのかと

自分が情けなかった

お前うざいんだよ

下駄箱がある場所で言われた言葉

頭が真っ白になった

そう言った男子が去った後も

私はその場から離れられなかった

生ぬるい風がふく

遠くの方から色んな人達の声が聞こえる

靴が重い

制服が重い

それでも

おはよう

いつも通り