着ぐるみパンダさん 2018-09-18 22:39:48 |
通報 |
その様子だといつも通りの七海先輩、ですね。
とりあえず上がって下さいよ、お茶淹れるので(頬を膨らませながら自分から離れ、開いたままの日傘を拾って折り畳んでいる燈子にくすくす笑って。早く上がってエアコンの効いている中に入れた方が良いだろうと思い、相手にジェスチャーしつつ手招きして。)
急にお邪魔してご迷惑じゃないかしら?
おみやげもなにも用意していないし
(お家に入るよう勧められると、彼女の家族に迷惑がかからないか、また手ぶらだったので気の利かない女だと思われないか心配して)
先輩ったら几帳面なんですから~。別にそういうものがなくても先輩の気持ちだけで大丈夫ですよ?(心配している燈子に呆れたかのようにため息をつくと、おみやげがなく手ぶらで来ても燈子の気持ちだけで十分嬉しい事を述べ。)
几帳面というか…
侑の家族に、悪く思われたくないって思ってしまって
ちょっと考えすぎよね
(苦笑しながら、彼女の笑顔にホッとして)
じゃあ、少しお邪魔させていただこうかしら
先輩ったら後輩の家族に緊張しすぎですよ、もっと気楽に行きましょう?
それじゃあわたしの後に着いて来て下さい。(自分の家族に悪く思われたくないと思ってしまうと言う燈子に緊張しすぎだと述べるともっと気楽に、と相手をリラックスさせようとして。燈子の方を向きながら本屋の出入り口の方に足を運びつつ手招きして。)
ただの後輩の家族にならそんな気を使ったりしませんよーだ
(小さく呟いて、べ、と舌を見せて)
あ、はーい
(慌てて舌を引っこめて
侑に案内されるまま、やっぱりちょっと緊張しながら彼女のあとについてお店のドアをくぐって)
そう言えば七海先輩が昨日買った本、もう読みましたか?(燈子の方に振り向くときょとんとした表情を浮かべながら今まで疑問に思っていたことを尋ねてみて。)
あー
あれ、ね…
(元々、購入動機が不純だった上、侑に着けてもらったブックカバーを眺めているだけで満足してしまった、とは言えず)
ほら
明日、明後日、ずっと親と一緒でしょ?
きっと退屈するだろうから、その時読もうかなって
(くすっと微笑みをたたえながら
自分ながらうまく言った、と心の中で自画自賛して
まぁ、言い訳なんて別にいらないんだけど)
侑は、本は買ったらすぐに読むタイプなの?
本は逃げませんし、読みたいときに読むのがベストですからね。
わたしは本を買ったらすぐに内容が気になるので…あとは先輩が言った通りです。(燈子の言い訳に納得がいった様子で。ご名答、と言うように頷き。)
まぁ、普通は読みたいから購入するのだものね
でもこれだけ本に囲まれて生活していたら、逆になにを読めばいいのかすごく迷ってしまいそうだわ
(チラッと店先の方を振り返って苦笑して)
(/侑、折り入ってお願いがあるのだけれど
できれば2、3日に一度はやり取りできないかしら?
これまで時間が空いてもちゃんとレスをしてくれたことには感謝しているし、忙しいとは思うのだけれど…
毎回1週間2週間待たされると気持ちが維持できなくなってしまうわ
ワガママを言って申し訳ないけれど、考えてもらえるかしら)
それで七海先輩にお願いがあるんですけど…オススメの本…とか知ってますか?(御名答、と言うように頷くと何かがひらめいたようで。燈子の言う通りいくら本屋の娘でもこんなに本に囲まれていたら何を読めば良いのかすごく迷ってしまっているため、ゆっくりと緊張しながらも尋ねて。)
(/七海先輩、いつも遅くなってごめんなさい。
そこまで言うなら…出来る限り早めにお返事出来るように頑張りますね。これからも御相手よろしく御願いします。)
まさか侑に本のことでアドバイスを求められるなんてね
(くっく、と口元に手をあてておかしそうに笑って)
そうね、わたしと侑とでは好みに違いがあるかもしれないけれど…
(一応前置きをしてから、ベストセラー作家が書いた産婦人科医療ドキュメントと統計学の初心者向け解説本のタイトルをあげて)
最近読んだなかではそれがおもしろかったわ
参考になるかは分からないけれど
(/無理を言ってごめんなさい
でもやっぱり侑ともっとおしゃべりしたいから
こちらこそ、これからもよろしくね)
七海先輩も同じようなこと言ったじゃないですか…
先輩ってそんな二冊読んだ事有るんですか?凄い真面目ですね。(むぅっと口元に手をあてておかしそうに笑う相手に頬を膨らませて。燈子が読んだ本のタイトルをあげるのを聞くと聞いた事はあるが手には取っていなかったもので。)
(/大丈夫ですよ。はい、これからも宜しくお願いしますね!)
餅は餅屋、って言うでしょ?
本のことなら本屋さんの侑に聞くのが一番だし、まさかその本屋さんから聞かれるなんて思わないもの……ふ、ふ
(頬をふくらませる様子がますますおかしくて)
真面目って、どちらもそんなに難しい本ではないわよ?
確かに知らないことを知れるということなら勉強にもなるけれど、文章も難しくないしどちらかというと読んでいて面白い本ね
(顎に手をあてて、内容を思い返しながら説明して)
まぁ…確かによく考えてみればおかしいですよね…
七海先輩の話を聞いていたら興味が湧いてきました。(確かに本屋なのにも関わらずオススメの本を聞くなんてちょっとおかしいと気付き。内容を説明するのを聞くとだんだんと本に興味が湧いてきたようで。)
別におかしくはないのよ?
ちょっと面白いけれど
(くす、っと微笑をたたえて)
それに、どんなことでも侑に頼られるのは嬉しいわ
よかったら貸すわよ?
わたし、もう全部読んでしまったし
(気になるなら、とたずねてみて)
おかしくない……そうでしょうか…
でも良いんですか?七海先輩に迷惑なんじゃ…(くすっと少し笑う相手に安心を感じて来たのか声色も少し明るくなって来て。よかったら貸すという言葉を聞いて凄く嬉しかったが迷惑なのではと思ったようで。)
本の貸し借りくらいで大げさねぇ
(今度は声をたてて笑って)
それともなぁに?
わたしに貸しを作るのが怖いのかしら
(壁に手をついて、侑の背中を壁に張りつかせるように顔を近づけて)
見返りにどんな要求をされるか分からないから…
(至近から彼女の目をじっと見つめて、ちょっと悪い笑顔を見せて)
はぁ…分かりました七海先輩。
わたしに貸してくれますか…?その、本……(壁に手をつき、顔を近づけて悪い笑顔を見せてくる燈子に慣れているからか大げさな驚きはしなかったが慣れているからではの驚きがあった表情を一瞬浮かべると説得された感じでため息をついて。)
トピック検索 |