推しを叫ぶと誰かがそのキャラになりきって貴方に話しかけてくれる部屋

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どうしたんすかマスター？俺と一緒に出かけたいなんてまた…変なものでも食ったんすか…？
わざわざ俺なんかじゃなくたって、皆マスターの荷物持ちとか喜んでやると思うっすけど…なになに…荷物持ちじゃない…君が大好き、君と一緒に出かけたい？(マスターの言葉を反芻して固まる)
は…大好…いや、え、あ！あっあれっすね…、！？召喚されたての陰キャが1人で寂しそうだったから気を使ってくれてるとかそういう……！？ですよね…！？(顔を真っ赤にして混乱しながら)
いやそれは大変有難いことっすけど…マスターを俺みたいな大したこともしてない陰キャが独り占めしたなんて知られたら…きっと煌びやかな英霊達がほらその…黙ってないっすよ…？(想像して少し青ざめる) いやそれでも…マスターは俺の事マイフレンドって…つまり俺とマスターは友達な訳で二人で出掛けても別におかしくはない…か…？(小声でうんうんと悩みながら友達と言った所で少し赤くなる)
分かったっすよ…(決心したように目を合わせる)
タピオカとかふわふわお洒落パンケーキとかそういうのは俺のキャラ的に難しいっすけど、並んで隣を歩くくらいなら多分…だって俺達とっ…とと友達ですからね…えっ…友達ですよね？うん良かった…(気恥しげに口篭りつつちょっと心配そうに確認する)
まあ、ここにいる名だたる騎士様達に勝るエスコートはとても約束出来ないっすけど…マスターはそんな俺でもいいって言ってくれてるんすよね……なら俺もそれに応えないと…(決心したように頷く)
……よっし、ならいっちょ行きますか…我がマスター？(少し口角を上げながら手を差し出す)