見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
奇跡のバーゲンセールなんだ、これぐらいやんなきゃ損だろ。
(荒野のど真ん中に突如現れた大都市、カジノ、水着剣豪達による華やかな御前試合、聖杯が作り出した一時の夢幻なら今は、この奇跡のような夏休みを味わいたい。しばらく歩くとコンクリートの道路から砂浜に変わり目の前に青が広がる。はじめてみた昼間の海…広くて、太陽を反射した青い水面がキラキラ光っていて…「すげー綺麗だな。なっもっと近くに行こっ!」と隣を歩く貴女の手を取りぐいぐい引っ張っていき、)
>>アンリマユ
おっ、わ、
(貴方の最期は、山の頂、岩牢の中だったという。伝承でしか知り得ないその情報…ただ、当たり前の日々と手に入らない光に目をくらませながら、留まり続けた事実だけは知っている。真っ暗な闇を体現し、この世全ての悪であることを望まれた貴方が、光の下で海を見てはしゃいでいる…自分よりも大きな手を握り返して、砂に足を取られながらも前へ。「…アンリマユ、と、海に来るなんて、嬉しい奇跡ですこと」と反射した光が眩しくて、少し困ったように 笑って)
御影尋.
いやぁ1回見てみたかったんだよ海!
(目の前の海は水着剣豪の一騎が生み出した人工のものと聞いたが美しいものは美しい。ランサーとレイシフトについてきてくれた貴女…それからこの殻にも感謝を。夢みたものが見れてよかった…。波打ち際までやって来ると手をほどいて少しの時間景色を目に焼きつけていたがやがて「パラソルとか借りてくるわ。」と言って嬉々としながら海の家へと走り出し。途中で貴女のほうに振り返り大きな声で、)
浮き輪いる!?
>>アンリマユ
泳ぐ気ですか!?
(まるで海でリードを外された犬のように、しっぽを振って波打ち際に立った貴方の瞳に光がキラキラと反射して綺麗だと思った。いつもなら当たり前の人間の営みに目を細める貴方が、海を目に映して嬉しそうにしている…本当に神様ってやつは理不尽だ。駆け出した姿は振り返らず、日傘の下、放たれた声に吹き出すように笑っては「浮き輪は良いのでジュースをお願いします」と手を振って)
御影尋.
えーそっちが行けよ。重いのは運ぶからヒロは、飲み物と場所取り担当。
(泳ぐまではしなくても遥々遊びに来たのだから、足は浸してみたい。浮き輪じゃなくて飲み物を頼まれれば面倒くさそうに顔しかめブー垂れて。というかパラソルやら、レジャーマットやらで両手が塞がると思うので飲み物まで手が回らないのが本音。故に勝手に担当分けしてついでに「オレかき氷ね~!ブルーハワイとメロンのダブル掛けでよろしく、」と飲み物担当の貴女にかき氷を頼むと返事を聞く前に、道具を取りに行ってしまい、)
>>アンリマユ
…贅沢なことを言いますねぇ
(まったく、お互い我儘ばかり…通常運転だけれども。嬉嬉としてかき氷を所望する飼い犬のため、仕方ないと日傘をくるくる回しながら食料調達へ。かき氷はブルーハワイとメロンのダブル掛け、それから自分はイチゴ。飲み物は…コーラでいいかと2人分。日傘は畳んで腕にかけ、冷えたそれらを抱えて、今度は場所取り。折角なら海に近い方がかき氷も水遊びも楽しめて良いだろうと思いつつ、波際に歩み寄っては…抜け駆けでもしようと足先を水の中へ)
(/お返事が遅くなりました…申し訳ないです、生きてます…ひっそりと生きております…)
(/OPが怖くてスキップしようとしたのに出来ず見事に墓を建てました、尋背後です。皆様も同様の状況におなりなのだろうなぁ…へっへっへ…こっそりあげておきますね。皆様がいつか帰還できるように、このカルデアは尋が守ります)
(/ただいまです!修羅場が少し落ち着いてきたのでお返事を…長らくお待たせしてしまい申し訳御座いません。今日からまた戻ってまいりますので今後ともよろしくお願いします!)
御影尋.
どんくせえんだからあんま遠く行くなよー。
(借りてきた荷物を担いで海の家から戻ってきてみれば穏やかな波の音が近くて、ロケーションは悪くない。我が麗しのマスターは…というと先に水遊びに興じており。雲一つない空の下で、ふわふわとワンピースの裾を揺らしながら波と戯れる姿はなんだか良いとこのお嬢さんのようで…凶暴な犬を連れてるとは誰も思うまい。そんな主人を横目に、快適な避暑地作りに励んでおりシートを広げ最後にパラソルを土台に突き立てて完成。「マースター!」と大きく手を振り呼び寄せ、)
>>アンリマユ
はーい、今行きます
(聞こえた声に振り向けばいつの間にやら出来上がっていた避暑地と、そこから伸びる影宜しく手を振る貴方。両手に持ったかき氷と飲み物が溶ける前に届けなくては、と水から足を離して貴方の元へ。希望通りの味付けは、貴方の好みに合うだろうか?「これ、どうぞ。水も冷たくて気持ちよかったですよ」と少し赤くなった腕すらも夏の痛みとして受け取って、パラソルの下にいそいそと潜り込み日陰へ避難しては荷物を差し出して)
(/背後様!お疲れ様です、おかえりなさい!この時期は本当に忙しいですよね…ぐぬ…夏休みとはどこへ消えたのか…。あまりご無理はなさらぬよう、熱中症にも十分お気をつけてくださいね。引き続き宜しくお願いします)
御影尋.
ほえー生き返るー…。てか、もう赤くなってんじゃん。塗りが甘いんじゃない?
(貴女から反応があると日陰に座り、頭のキャップを外して。引きこもりに真夏の外出は少しキツくて、これからはあまり貴女のことをからかえなくなるかも…なんて思っていると頭上から降ってきた声。顔をあげ持ってきてくれた物を受け取り飲み物はおでこに、空いたほうの手でバックを漁り取り出したるはこんな時のために持ってきてた日焼け止めクリーム。にんまりと笑い「1人で塗んの大変だろ。手伝って差し上げましょーか?」とそれをシャカシャカ振り、)
(/主様~いつもトピ管理お疲れ様です!状況も状況ですし、今年の夏休みは背後に代わってアヴェンジャーに楽しんで貰います( 笑 )梅雨も明け、本格的に暑くなって参りましたので主様もお体にはお気をつけ下さいませ!/蹴り推奨)
>>アンリマユ
(お互い、真夏の外出には向いていないみたいだ。少なからず、暑そうにしている貴方を見ながら気が抜けたように口角を上げ、シートに腰を下ろして。かき氷を隣に並べてから、シートに横になる。パラソル越しの空は嫌になるくらいに青くて、赤と黒がお似合いの自分達には随分と…やめよう。思考を放棄して、自分も同様に冷たい飲み物をおでこへ。貴方の手に握られたソレを見遣ると、「あー…」と気が抜けた声を出してから目を閉じて)
それじゃあ、お願いします…暑くてあと暫くは動きたくない
御影尋.
(動きたくないのは此方も同じ。気力は削がれるばかりだが横になったことで惜しげもなく晒されたうなじにくらり、と視界が揺れる。真っ白で傷一つ無くて…弛んだ口からは「んはは…。」とふやけただらしない声が漏れ。貴女がこちらを見ていないことを良いことに股の間に片膝をすっと割り込ませて覆いかぶさる。「マスターのうなじ初めて見たぁ。傷1つねえからガブッて跡付けたくなるわ。」と言葉とは裏腹に、呑気な声を発して服のなかに手を滑り込ませようと動かし、)
>>アンリマユ
…ガブッと噛んでも楽しくもないかと
(影のくせに熱い温度が視界を過ぎって、ぼんやりとその影越しの空を横目に見ていたけれど_ふいに触れた体温にブワッと顔から首にかけて熱が集まり、身体を起こそうと身を捩り。いくらパラソルの陰に隠れているからと言っても、これが自分たちの普段通りの姿だとしても、傍目から見ればあまり健全には見えないだろう。夏には魔物がいるとよく言ったもので、熱に浮かされてこのまま流されても夏のせいに出来るのではないかと暑い頭が呟くけれど、首筋を伝った汗に現実を思い出す。「アンリマユさん、目に毒ですよ」といつかの繰り返しのように呟いて)
御影尋.
こんな所で手ぇ出すわけねえだろーがバーカァ。
(他人を揶揄うのは悪魔の性、生きがいといっても過言ではない。故に己の下で羞恥に塗れる飼い主に愉快げに、口角をつり上げて罵倒し。指先に沈み込む肉の感触も不許可の声も劣情を煽られないと言ったら嘘になる。噛み跡だけと言わず口付けの跡も、その身に残してやりたくなる。まだ誰の痕跡もついてないそこにハジメテの…どちらも白い肌にはよく映えるだろう。けれど今は触るだけ…痛みに喘ぐ主人なんてそれこそ目に毒だから。「おら寝てろって。塗れねえでしょーが。」と起き上がろうとする背を強引に押さえつけ、)
>>アンリマユ
ばっ…、かき氷で頭がキーンってなる呪いかけましたからね、今、全力でかけましたから!
(意地悪な顔だ。「恥ずかしい奴!」と言われたようで、表情こそ変わらないものの耳まで真っ赤に染めるとぺしょりとシーツに潰れて…というか、自分はこんな所でなければ、一応は腹の足しになるくらいの人間なのか…それは何だか嬉しい。だって、貴方はいくら自分が犬扱いしたところで、あの“アンリマユ”なのだから…きっと暇潰しの一環なのだとはいえ、こんな、ただの見習いで、たまたま傍に居ることを許された人間が満たせる相手ではないはずだから。嬉しいやら、恥ずかしいやら、納得いかないやらで、膝を曲げ、踵で貴方の腰をぽこぽこ蹴って)
御影尋.
いでっ…いでで…ひ、ひひひひ!目に毒ですよ、だってえ!
(足で腰を蹴られ体ごと視界がぐらぐら揺れるがそんなことよりも照れ隠しするように、キャンキャン吠える貴女がとにかく面白くてそれから可 可愛くって…腹を抱えながらヒーヒー大笑いしているうちに暑さでボケてた思考も次第にクリアになっていく。笑いは治らないものの少しマシになってきたタイミングで「恥ずかしい奴!」と追撃。貴女を揶揄いつつ仕事も忘れず日焼け止めを背中に垂らすとぺたぺたと両手で伸ばしていき、)
>>アンリマユ
…目に毒なのは、事実ですよ
(恥ずかしい奴、だとか、言われなくても分かっているのに!う…と小さく呻いて顔を横に、シートに頬を押し付けて肩越しに行き来する手を見遣り…普段と違う服装で、違う場所で、納得はいかないけれど何処か楽しそうな顔をした貴方は…何だか無邪気で、可愛らしいものだから。脚をぱたりと元の位置に戻して、肩越しに貴方を見上げてから上記を呟いて瞬きを一つ。「恥ずかしいついでに言いますと、アンリマユさんと海に来られて嬉しいんです。大目に見てください」と諦めたように、気が抜けた笑みをふにゃりと浮かべてから自分のかき氷へ手を伸ばし、)
御影尋.
そりゃあ良かった。勇気を出してデートに誘った甲斐がある。
(白状するとこちらも嬉しいので可愛い思い違いは大目に見るとして、いたいけな飼い主を困らせたい欲はまだまだ尽きない。こちとら使い魔らしくご奉仕してやってんのに他の物にうつつを抜かすなんて…良いご身分だ。尚更ちょっかいを掛けたくなるわけで両肘を最大限曲げては体をぴったりくっつけ、貴女にこちらの体温を分け与える。顔を近づけて「いいな~1口ちょーだい。」と甘く強請り。それから鼻先を赤くなった耳、頬に擦りやり笑って、)
>>アンリマユ
近い、熱い、あげますから離れてください、そこで喋らない…というか、あるでしょうアンリマユさんの分
(丁寧に繰り広げられた日焼け止め。指先に触れた冷たいかき氷を引き寄せて、口に放り込めばいちご味がじんわりと口に広がる。貴方に表情が見えないのをいい事に頬を緩ませていたのだけれど…ぴったりとくっついた背中が、いつもなら無防備なのは貴方の方なのに、肌に知らない服の感触と熱がすることが鮮明で。頭突きをしてしまいそうな感情を治めて「はい、」とスプーンに乗せて差し出したのは、殆どシロップのかかっていない部分。これくらいの嫌がらせは、許されてもいいはず)
御影尋.
シロップねーじゃん!ケチ!
(かき氷を映していた瞳がこちらを向き矢継ぎ早に繰り出される文句に肩を震わせていたがスプーンの上に乗ったかき氷…いや、いちごの要素少なすぎだろう。最早ただの氷と言っても過言ではないそれにワッと叫んで。とはいえ、貰える物は貰っておこう。パクッとスプーンを口に含みガリガリと氷を噛み砕く…ほのかにいちごの味がするそれを舌で溶かし嚥下すれば「あははぁ…マスターと間接キッシュしちゃったぁ!」と、貴女からのお仕置きにもめけず間接キッシュなどと、殊更に嫌な響きを言の葉に乗せついでに語尾にハートマークもプレゼントしてやる。先手必勝…ということで頭突きをかまされないようにいそいそと貴女から離れ、)
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