見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
____こんな自分を襲う生き物なんて、いないよ
(今日は男の人…無差別、と言うにはあまりにも的確に、テンポよく多くの人が被害にあっていく。でも、よくもまぁ、あんなニュースを見て、あんな怪我を負って、平然と牛丼を食べれること…好きなのかな、牛丼。眠たそうな目を困ったように緩めたなら「床でも寝れるから平気。あ、色々好きに使っていいけど…急ぎで分からないことあったら言ってね」、ぱたり、と部屋の扉を閉めて、流しにお皿を置いたならお風呂場へ…シャワーを浴びながら、明日のことを考えて…それから首を振る。今日のこれは、たまたま色々な偶然が重なっただけのことで、明日になったらきっと…)
御影尋.
──はいはい、髪ちゃんと拭いてから来いよ。
( 親などからは教えられなかったのか…年齢のわりに防犯意識が低い。頑なにベッドを譲ってくる少女に同じように微苦笑し、ここで押し問答をしても埒が明かないため頷いたが…この部屋には、敷き布団はあるのだろうか。クローゼットを見遣り…言振り的に若干怪しいが、あると信じるしかない。─やがて腹が膨れた為、空の容器をキッチンに持っていき。すると流しに置かれたままの食器に気がつき、暇なため洗うことに…鶴ならぬ犬のささやかな恩返し。濡れた手を服で拭きながらリビングで拾い主がお風呂から出てくるのを待ち、)
>>アンリマユ
…お皿、ありがとう
(嫌な妄想は程々に、シャワーからあがり適当なTシャツに短パンなんて気の抜けた格好に着替えたなら…部屋に戻る前に洗い物、と思っていたのに、綺麗になったそこにきょとん、と。部屋に戻りつつ、助かっちゃったーなんて気の抜けたことを言いながら、半乾きの髪をタオルで雑に拭う。「はい。あ、クッションは1個ちょうだいね」と、小さなテーブルを簡単に部屋の隅へと運んだなら、床に敷いてあった毛布とクッションをセット。ベッドの方は布団の角を整えたなら、ぽすぽすと、こちらへどうぞと示すように布団を叩いて)
御影尋.
おぉ…ちゃんと髪拭いてる、エラいエラい。
( のんびりしていればラフな格好をした拾い主が戻ってきて。どういたしまして、なんて返しつつ…自分の知る彼女は、いつも雫を落としながらやって来ることが多い為、些細なことだろうがちゃんと髪を拭いてる姿に感心してしまう。それから案の定、この部屋には敷き布団が無いらしい…毛布を敷いたといえ、あんな薄くては寝心地は悪いだろう。ギシッとスプリングを軋ませ座れば、「そんなとこで寝たら、体痛くなるデショー?変なことしねえから、一緒にベッド使おう。」自分が床で寝るのは恐らく許して貰えなさそうだから……ならばと、布団をぽふぽふ叩き彼女を呼んで、)
>>アンリマユ
いや、普通拭くでしょうに…うわ、信憑性ないなぁ
(こちらを見て関心したように言葉を紡いだ貴方に、呆れたように笑ってから床に腰を下ろし…がしがしと雑に髪を拭きながら、少しだけ視線が高くなった貴方を見上げて悪戯っぽく目を三日月形に歪め。「何、変なことってどんなこと?」と。タオルに影になって見えないかもしれないけれど、口元だって多分意地悪く上がっているに違いない。揶揄っていることは一目瞭然、ただ、明らかに本来の誰かと違うのは分かっていて聞いているように見えること…多分。だから、ここで平気と示すように小さく首を振って)
御影駅.
そうは思わねえが、アンタを襲う奴はいないって話じゃん。…なら信憑性を、気にする必要なくね?
( わりかし本気で心配していたからこそ、そのようにふざけた態度を取られると、どうしてくれようかと…謎のスイッチがつき。スッと静かに瞳を眇め少しの間思考する。いつものように煽りに乗る気はない、彼女が今されて1番困ることといえば…「じゃあオレも床でねーよっと!」多分これ、ヨタつきながらフローリングの上に枕を置くと、ゴロンと寝転がって。今の時期、寒くないとはいえやはり硬くて寝心地は良くない…しかし、此方にもそちらの要求を、蹴る権利はあるはずだ。転がったまま彼女の手の甲をぺそ、と撫でて、)
(/んああああ申し訳ございません!!!!また予測変換が暴走しやがりまして尋ちゃんのお名前がおかしなことに…本当に、何度もすみません…。)
>>アンリマユ
…貴方、さてはいい性格してるね?
(ムスッと…というよりは、こう、難しい表情を浮かべる迷い犬をじっと見上げていれば、のそのそと隣に寝転ぶ貴方にきょとんと…どうしてか、この人は自分の動き方がよく分かっている。「わかったわかった、ほら、ベッドで寝よう…自分も誰かが隣にいてくれた方が眠れる気がするから」。ほら、と手を引いて起こそうかと先んじて立ち上がったなら両手をゆるゆると伸ばして…ほんの一瞬、血だらけの貴方が脳裏をよぎる。でも、目の前にいる貴方の見た目じゃなくて…もっと、何かが違う…同時に自分の手の甲に赤い何かが見えた気がして、ぱちっと瞬きを____多分、気の所為)
(/大丈夫です!大丈夫ですから!!どうも駅です!!!!!!!!!!!!!!)
御影尋.
ニヒヒ…じゃあ今夜はアンタの隣で、大人しくしてよーっと。
( いい性格をしているのはお互い様、それから…置いていかれた者って点でもきっと同類。誰かがそばに居てくれた方が良い、そう言った少女の言葉とは正反対に、部屋は彼女の気配しかせず。知らずキュッ、と握り返した手に力がこもりながらベッドに上がって。寝る前に髪を乾かして…と思ったところで、とある一点を凝視する苦そうな目。やや目尻を下げては「まーた固まってらぁ…お前さん先からちょくちょくフリーズするけど、どったの?」奇しくもそちらは、令呪が刻まれていた方の手で、今は消えてしまっている。とはいえ契約が破棄されたわけでは無い為、彼女との繋がりはちゃんと感じるが、)
(/ヒンヒン…ありがとう御座います……以後、気をつけて参ります!/蹴り可)
>>アンリマユ
…ううん、何でもない。時々変な夢を見ているみたいで、
(“今夜は”…ね。緩く、ほんの少しだけ、困ったように笑った貴方を見下ろして…困らせてしまっただろうか、と。それはここ数日、よくあることだった。学校に行っているはずなのに、目が覚めたら教室で寝ていて行き来する道はいつも夕暮れ、学校の授業も進んでいるはずなのに、授業を受けた記憶が無い。その代わり、身に覚えのない土地での戦闘記録だけが頭の中に鮮明に残っている__でも、自分はただの学生。「この手の甲に変なマークがあって、色んな人と戦ってるみたいな…怖い夢、変な映画でも観たかなぁ」、すとん、とベッドに腰を下ろしたなら気の抜けたように笑って後ろ向きに倒れ。慣れた自分の気配しかしない布団に頬擦りして、繋いだ手をほんの少しだけ強く握って)
御影尋.
お前そのまま寝たら明日、濡れた犬の匂いに──夢?
( 湿っている髪もそのままに豪快に後ろに倒れ込んだ拾い主を見下ろし、髪乾かせよ、と爪先で足首を突っついていると、気になるワードが鼓膜をくすぐり。ぱち、と瞬きした後、まん丸な琥珀玉を持ち上げて…手の甲の変なマークは間違いなく令呪のこと、で、特異点や異聞帯の記憶を“ 怖い夢 ”と評した彼女に一瞬唇をへの字に結んで。繋いだ手を離し、ぽすっとタオルを被せた頭を撫でながら「…模様はまあ、ともかく…他は?やな夢見たりすんの?」と何てことない声音で訊ねた裏で思う。カルデアでの生活も夢に見たのだろうか、言わないだけであの日々も本当は、悪夢だと思っていたのだろうか──と、)
>>アンリマユ
…他は、素敵な夢だよ___外国のお姉さんとか、お兄さんとか、小さい子とか、機械とか、妖精さんとか、
(不満げにつつかれる爪先に、ふふっと擽ったそうに笑いながら…不満気な貴方を見上げていれば、そっと乗せられたタオルと頭を拭いてくれる大きな手。何故か、抵抗する気が起きなくて、大人しくされるがままになりながら…聞かれたことを思う。白い不思議な建物で、宙に浮いている人や、鎧を着た人や、帯刀した人達と…「そういう人たちと、お話したり…して、楽しい夢」それが、楽しくて幸せで、そんな夢がずっと続けばいいと思う。でもいつも、素敵な夢は最後の最後で真っ暗に落ちるようにして終わる。変でしょう?と問うように、ぐりぐりと頭を撫でる手に擦り寄って)
御影尋.
そっか…嫌じゃないなら良い。─髪乾かすからちょい頭上げろ。
( 列挙された仲間達は飼い主がよくつるんでいるサーヴァント。彼女からしてみればただの不思議な夢でしかないが、それでも…その口から直接“ 楽しい ”と聞けてよかったと、相棒の端くれながら思い。微かに柔らかい声で上記述べた後、若干濡れた枕を見、放っておけばこのまま寝そうな彼女の頭を軽く叩き。一度ベッドから離れ、ドライヤーを取って戻ってくれば、ブオーと満遍なく温風をかけていき。髪が乾くと…「ほら乾いたよ、これじゃあどっちが拾われたんだか分かんねえ。」なんて笑いつつ、コードをひと纏めにし、)
>>アンリマユ
んー…ふふ、アンリは変な人だね
(嫌じゃないなら、という言葉に…そういえば、夢の中で一人、ずっと隣にいてくれる人がいたような…と…直ぐにモヤがかかるようで顔は見えない。髪を乾かしてくれる手に大人しく身を委ねて、温風が止まったとみれば…ぱっと腕を開いて…きょとんとして止まる。何故、自分は、この人を抱き締めるのが当然だと、思ったのか。腕を開いたまま、ゆっくりと首を傾けたなら「…ええと、どうしてか貴方を抱き締めて褒めないといけないという意識が、」と。まあ、腕を広げてしまったのでこのまま下ろすのも何か…折角ならどうですが、というように笑って)
御影尋.
えぇ、ンだそりゃ…ちっちぇ時に犬でも飼ってたとか?
( ドライヤーをテーブルに置き振り返ると両腕を広げ待っている飼い主が、一瞬意図が分からず同じように小首を傾げたが、次の言葉にクスッと肩を揺らし。カルデアの記憶は無いはずなのに、無意識に主人風を吹かせてくる所といい、辿々しく弁明してくる所といい…可愛い奴。見えない尻尾をせわしなく振りたくりながら…ぽすっと、背中に腕を回したのなら、そのままベッドに身を沈め「5…、1分でいいからこのままで、」と呟き。知らないシャンプーの香りがする、でもこの少し低くて抱きしめていると心が満たされる体温は、なにも変わらない。ゆるゆると体が弛緩してゆき、艶々の髪にそっと鼻を擦り寄せ、)
>>アンリマユ
飼ってないけど、何でだろ…う?
(躊躇いもなく伸ばされた腕、が、当然のように背中に回って、ベッドに倒れながら瞬きを。髪に鼻先を埋めた貴方を、ぽかん…と見据えたものの…どこか安心したようにそっと目を閉じて。「…いいよ、望むだけね」あたたかくて、嫌いじゃない気配がする。このまま眠って、起きたら、何か…そう、例えば巷の血生臭い事件とか、そんな怖いことが消えているのではないかと思うような…そんな、平和主義者なことを願いながら眠っても、今なら許されるだろうか)
御影尋.
───ん、また明日…、
( 出来ればこのまま此処に留まりたいと思う反面、一般人の彼女にも理解を得られて、なおかつ納得してもらえるような…正当な理由が、無い。だから朝日が昇ったらここを出る、今の彼女をこうして抱きしめる事も、おやすみを言うのも恐らく今夜が最初で最後。…目を開け、1度だけその寝顔を瞳の中に閉じ込めた後、再びまぶたを落とし。低い体温を感じながら魔力を温存すべく、意識の電源をシャットダウンさせた──、)
>>アンリマユ
____、
(ふと、目が覚めた。外はまだ薄ぼんやりと暗くて、それでも時計はおよそ4時くらいを指している…目の前の男の子は、どうやらまだ眠りの中にいる様子。朝ごはん、何も無いや…コンビニに買いに行こうかな____のそ、っと身体を起こしたところで自分を守るように巻きついていた腕に気がついて…自分はどうして、この人を受け入れたのだろうと。知りもしない、怪我をしていた、放っておけない男の子…ぺそ、と眠っている様子の貴方の髪を撫でたなら、そっと着替えるために腕の中から抜け出すことに)
御影尋.
───んぁ…?…ん…、
( 腕の中で何かがモゾモゾと動く感じがし、薄目を開ける。薄暗い視界の中でチラッと見えた現在の時刻は4時、まだ早朝にも関わらず起きている飼い主に気付けばあれ?と小首を揺らし。確か…今日は任務の予定はないはず、じゃあ何でコイツはこんな早起きを?考えている間にも眠気に呑まれ、瞼が閉じてゆき。せっかく惰眠を貪り放題だっていうのに、わざわざ早起きする理由が分からない…「…おきんの早ぇ…、今日…れいしふと…ねえじゃん……。」眠気がふんだんに込もった、しかし不満そうな声音でボヤけば、飼い主を布団の中に戻そうと弱々しくパジャマを掴んで、)
>>アンリマユ
…れい、しふと
(聞こえた声に振り向くより先に、慣れたようにパジャマを掴んだ男の子…に、本当に誰かの部屋に転がり込むのに慣れているんだなぁと苦笑しかけた瞬間のこと。それは、夢の中で誰かが自分に告げていた単語。動きを止めて、苦そうな茶色い目で貴方を見下ろして…レイシフトをしよう、君が今回のマスターかい?、聖杯を、令呪を…そっと伸ばした手で、少しだけパーカーの裾から指先を入れて、包帯を摘む…引いてしまったら戻れない、分かっていて、気になる。心臓が嫌な音を立てて軋む、呼吸が少しだけ浅くなる、貴方は…「貴方は、誰、」。辛うじて絞り出した言葉は震えていたけれど、それは、ほら、知らない方がいい事もあるというから)
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