見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
演技が上手な人だったら、出会った時にもっと上手く知り合いのフリでもなんでもしますって____救急車、嫌なんでしょう?病院も嫌ってことでしょう?
(ほんの少し、何かを思い出すように揺れた目…弱ったように笑う青年の手を引いて、鞄を持ち直したなら路地裏を出る。カーディガンにじわりと赤が滲んでいることからしても、早く何処か安静にできる場所に…選択肢は少ない。救急車は要らない、ということはきっと、そういった何かしら親御さんだとかに連絡が行くような場所には行きたくないということで…それは少し気持ちが分かるから、向かう先は「自分の家に来てください。満足な手当ては出来ないかもしれませんが、少しくらいなら」。夜が迫った街はじわじわと寒さを増してきて、傷に障らないようにとは思うものの、ゆったり歩いていたら青年も辛いだろう。こっちです、と言うように街灯が照らす道を進み…見えたのは3階建ての普通のアパート)
御影尋.
家っておまえ親は……、
( 明らかに訳アリな男に少なからず不信感だってあるだろうに飼い主は言及することなく、救いの手を差し伸べる。彼女のこういった面は、時として迂闊で危ういと思う一方で、この付かず離れずの距離感が今はありがたいと思い。時刻にして丁度帰宅ラッシュ時であるものの、幸いなことに今歩いている通りは人通りが少なく…あまり人目につくことなく、移動することが出来た。彼女に連れられ辿り着いた場所はなんの変哲も無いアパート、まさか彼女の自宅に訪れることになるとは夢にも思っていなかった為、目をパチパチさせながら建物と彼女の間で視線を行き来させ。「…なぁここまで来て言うのもなんだけど、マジで邪魔していいの?親、驚かねえ?」。この世界の彼女は普通の学生のようだから…きっと家族とも、暮らせているのだろう。先ほどはタイミングを見失い聞きそびれたことを再度訊ねて、)
>>アンリマユ
一人暮らし。だから気にしないで。着替えとかも大きいパーカーとか…寝間着にしてるやつで申し訳ないけどあるから
(本当に、何の変哲もないアパート…簡易的なエントランス部分を抜けて、内階段に足をかけながら出来る限り怪我人に負担が出ないように最短ルートを…と聞こえた声に肩越しに振り向いて。怪我をしていてこれだけ話が出来る、普通の人なら失血で目眩すらしているだろうに…そんな些細な違和感を覚えていても、それが目の前の人を放置する理由にはならないから。気にするな、と言いながら先を進んで最上階、1番奥の部屋の前で鍵を取り出したなら…夢は夢、“想像できない”のだ、穏やかな生活が。夢も辻褄合わせが出来ないものは“見せられない”。軽い音と共に開いた鍵、扉を開けたなら先を促すように繋いでいた手を緩め。包帯だとか、ガーゼだとかは確か用意があったはず。「電話とかも貸せるから、もし必要があったら言ってね」と言ったのは、彼のことを心配する誰かがもし居るのなら怪我のことも話をするだろうと思ったから)
御影尋.
…へぇ、それじゃあオレみたいな得体の知れねえの余計に連れ込んじゃだめジャン。
( 今まで坂1つない平坦な道を歩いてきたからか、情けないことに余計に階段が堪える。引っ張ってもらう形でゆっくり段差を、のぼりながら聞こえた返答に俯いていた顔を上げ前方の小さな背中を見遣り。亡くなっているのか、それとも家を空けているだけなのか…何にせよ女子高生のガキがアパートで一人暮らし、ねぇ───嗚呼、なんだ、結局この世界でも飼い主は『家族』に恵まれなかったのか。促されるままに扉を潜り、部屋に上がろうとして…ピタリと立ち止まって。水分を吸いぐっしょりと濡れたパーカー、そして指から伝い玄関に落ちた赤い雫を見て、このまま上がったら部屋が事件現場になりかねないと思い。「あー…電話もありがたいんだが、先に手当てしたいから風呂場貸してくんない?」と頬をかきながら、色々用意してくれる飼い主にお願いして、)
>>アンリマユ
…うん、ちょっと待ってて
(まあ、それはそうなのだけれど…知り合った人間がゴミに埋もれて冷たくなっていました、なんて話は寝覚めが悪いし。聞こえた声に、青年の怪我の状態を思い出して…頷く。簡易的な小さな電気ストーブをつけ、ふわふわのバスタオル…は、白だと気にするだろうから焦げ茶のものを取り出して、着替えも大きなものなら着れるだろうから…諸々を準備したのなら「はい、お湯は必要に応じて温度調節してね…もしあれなら、シャンプーとか、必要に応じて好きに使っていいから」と。あと、お風呂場で倒れないように…なんて、言えるほど親しい仲じゃない。温かいお茶と、包帯やらを用意して待っていよう…自分がいては気も休まらないだろうから、ほんの少しだけ心配そうに眉尻を下げたあと、一足先に居住スペースである一間に足を向け)
御影尋.
ん、分かった。
( タオルと着替えセット一式受け取れば扉を閉め浴室へ。入って早々、己の横っ腹を鏡越しから見ることになり、中々どうしてグロテスクな有様に覚悟していたとはいえ思わず「うげっ…、」なんて顔を歪めて。経験則上、これは絶対スゲー痛いヤツ!水掛けたくねえなー…なんて若干、臆病風に吹かれるが、まずは汚れを流して止血しないと手当てもへったくれもない。片手で浴槽のフチを掴み、呼吸を止めるとそのまま一気にシャワーを傷口付近にかけ。「~~~いっってッッッ!!!無理ッ、スゲーしみる!いてぇ…。」と誰にも聞かれていない為、泣き言を。その後もヒンヒン鳴きながらも、何とか…止血を済ませ、お風呂から出て。服は…まあ、手当てが終わってから着ればいいかと、安定のものぐさ思考が発動し、カルデアを彷徨く感覚でフラフラとリビングにやって来れば馴れ馴れしく、)
風呂上がった、姉ちゃん手当てして~。
>>アンリマユ
姉ちゃん?____っ、うわぁ、結構な
(部屋は大して広くは無い。ベッドとパソコンと、小さなテーブルと棚と…そんなシンプルな、女の子らしいアイテムとは程遠い部屋。まぁ、遊び心なんて鞄で揺れる変なキーホルダー…しかも貰い物の…それ程度で。鞄から、食べかけの肉まんを取り出してテーブルへ。その後、棚から包帯とガーゼと…傷の大きさ的に脱脂綿も多めに取り出して、あとは軟膏とか…ベッドの上に並べて置いていたところで聞こえた声に顔を上げ…服は手当の前だから着なかったのだと理解出来る。問題は、その傷の程度の方。「とりあえず、ベッドにでも座って…理由は聞かないけど、本当に病院行かなくて大丈夫?」と、自分は床に膝を折って。大きな傷は消毒液も水すらも染みるだろう。痛いのは嫌だろうから…消毒液は小さな傷だけにしておこう。早く服も着てもらわないと、風邪をひかれたら困ってしまうから)
御影尋.
だいじょぶだいじょぶ。“ アンタさえ居てくれれば ”そのうち治るよ。
( この世界の飼い主もなかなか表情のバリエーションが少ない為に、怪我を見て初めて人間味のあるリアクションを見せた彼女に対して、密かに“ あ、表情変わった ”なんて相当場違いな感想を抱いて。大怪我を負ったわりには、のんきに手をヒラつかせながら、意味深に上記を述べ…いや実際、傍に居れば魔力は回復するし、魔力が回復すれば傷が癒えるし…サーヴァントにとってのマスターは、医者みたいなもの。傍に歩み寄り…ベッドは、万が一汚してしまったら忍びないので、自分も床にあぐらをかいて座り。彼女相手だから全面的に身を委ねるつもりで「…お手柔らかにお願いします。」なんて笑いつつ、知らず床にやんわりと爪を立てたのはビビリな犬の本能、)
>>アンリマユ
自分さえ?自分なんかができることはないけれど…まぁ、叫ばないように頑張れ
(大丈夫だなんて、明らか大丈夫じゃない怪我だと思うのだけれど…ただ、明らかに目の前の傷は会ったその瞬間よりも出血が穏やかになっている気が。目の前に座った青年が、僅かに緊張しているのが分かるから…じっと目の前の目を見据えた後やんわり笑って、けれど、出来る限りしみないようにはするつもり。消毒液は傷口に直接触れるのは良くないと聞いた、から、そっと周りの血を吸う程度に脱脂綿を当てて、それから小さな傷には絆創膏と、あとガーゼとテープ…大きめに切ったガーゼに軟膏を薄く塗って、そおっと大きな傷を覆うように当てて…包帯を巻いて…傷が見えなくなっても、やっぱり痛々しいものは痛々しい。「…痛いの痛いの、悪い人に飛んでけ」、“悪い人”は、この青年を傷付けた人。他に傷は…と探すように、じっと身体を見つめて…ぱちり、と瞬きをした一瞬、黒い模様のようなものが見えた気がしたのは何故なのか)
御影尋.
その理論でいったら最終的に痛いのコッチに返ってくるジャン。さきに喧嘩吹っかけたのオレだし…ネ、
( 脱脂綿で肌を撫でられればヒンヤリとした感触に微かに身体をビクつかせつつ、黙々と怪我を治療していく細い指先の動向を、暇つぶしがてら眺める。こう…やりづらいかと思いなるべくリアクションしないように、気をつけてはいるのだが、如何せん他人の指がお腹を這う感覚がくすぐたくって。我慢できず笑うと腹筋が引き攣り、横っ腹が痛む、という悪循環にだいぶ翻弄されながらも手当てを受け。腹にきっちり巻かれた包帯を、満足げに軽く叩きながらそちらに目を遣ると、暗い瞳がじっと此方を観察しており。グッと距離を詰め「なになに~?そんなまじまじ見て…キヒヒ、ヒロのえっちー!」万能の天才お手製の魔術、まさか効果が切れるとは夢にも思わずにまにま笑いながら揶揄して、)
>>アンリマユ
ああ、それは貴方が悪い____手当してあげた人間に対して失礼な、大体貴方の名前すら自分は知らないんだけどな
(目の前の青年はころころと楽しそうに表情を変える。じっと、数度のまばたきと共に見ていた身体から…目を上げれば、ぱちっと合わさった視線の向こう、皮肉たっぷりに歪んだその意地悪な顔の腹立たしいこと!むっ、と眉を寄せたなら「どうしてか、貴方の体に模様が見えた気がして…気の所為?」。いや、やっぱり何度か瞬きをすると、チカチカと見える気が…こちらだって、記憶は無いとはいえ…魔力もないとはいえ、殻は完全にマスターの端くれ。不思議そうに首を傾けたものの、えっちと言われたことは解せない…ので、ぺしっと包帯の上から傷を軽く叩いたなら、ふいっと拗ねたようにそっぽをむいて備品やら何やらを片付け始め…夢にも思わない、いや夢の中だけれど…まさかこの青年が人間では無いだなんて)
御影尋.
えっ゛!?…気のせい気のせい!刺青なんてしてねえし、多分疲れ目ってヤツだろ。
( 半裸の男に迫られて照れるどころかむくれてくるのが、負けず嫌いな彼女らしい。不満顔に満足そうに喉を鳴らし、ルンルン気分で身を引いたところで予想だにしていなかった不意打ちを受け、ピシッと固まる身。濁点混じりの声は、誰がどう聞いても動揺の色が滲んでおり…咄嗟に目だけを動かし己の手を確認してみるも、少し肌が浅黒いというだけでそれ以外は、人間と大差ない。魔術は以前として掛かったまま…ならば、このままやり過ごせるだろうと判断し、腕を見せつけ。「名前は、んー…アンリでいい。あ、フルネームを端折っただけで偽名じゃないぜ。」と話題変えにも丁度いい為、軽く自己紹介した後、綺麗に整理整頓された…だけど、甘い香りがしないシンプルな部屋を一瞥し、)
…なあ、今日はここに居て良いの?
>>アンリマユ
そう…じゃあ、アンリ。もし、お家に帰りたくないなら、ベッド使って、とりあえず休んで。他に必要なものがあれば用意するから
(ぴたっとほんの一瞬、動きが止まったその顔を不思議そうに横目に見てから再びまばたきを…意識しなければ、ただの肌だ。だけど…ぐっと、よく分からない力を込めるようにして見つめると、ほんの少しだけ…揺れて見えた何か。貴方が言うのなら、気の所為なのだろう。ここに居ていいのか、と問う質問に、まぁこの時間から家に帰すとして…いや、あの場所にいた時点で家に帰れない事情があるのかもしれないから。「傍にいるから、何かあったら言って」と、床にしがみつくように指を這わせていた手をそっと撫でて、痛みに耐えたことを褒めるように。ね、と念を押すように笑ったなら荷物を棚にしまうべく立ち上がり)
御影尋.
いや、家出じゃねえし、帰る場所だってあるぜ。オレは相棒を探しにきただけ…なんだが、まだ帰りたくないっぽい。
( 化け物だとバレたらここには居られない、目を眇め自分の奥の奥まで見透かそうとするような視線に耐えかね、いそいそとパーカーに袖を通して。少しキツいものの着れないことはない、…とそっと犬でも撫でるような手つきに伏せていた顔を上げ、なにやら勘違いしている少女にハッキリと上記を伝え。…数日間も滞在していたら何となくでも察しがつく、戦い《カルデア》の記憶を手放し、魔術を忘れ、「普通」を謳歌する少女……恐らくここは、彼女の願いを反映した世界なのだ。故にこそ本当に帰りたくないと思っているのは──音も無く背後に立つと、そっと戸棚に手を掛け、「主人公《アンタ》が根を上げるのが先か、舞台が崩れるのが先か…どちらにせよ、時間は有限だぜ。」マスター、なんて心の中で呟き笑う。…願わくば、彼女にはこの虚ろな日常を廻って、廻って、廻り尽くして…自分の意思でこの夢から抜け出して欲しいものだ、)
>>アンリマユ
…アンリは、女の人の家に転がり込むのは慣れてるみたいだね
(家出じゃない、戻るべき場所がある、連れ帰りたい人がいる…なら、その人を探すべきではなかろうか。片付けながら…包帯も、消毒液も、ガーゼすらも…一人暮らしの家にある量じゃない、まるで怪我をすることが当然なのだと思うような…でも、勿論自分はそんな怪我をしない。どうして買ったんだろう…と過去の自分を不思議がるように首を傾けていれば、伸ばされた腕。服が入ってよかったと思うと同時に、この人は、何を知っているのだろうと思う…日常に突然現れた小さな異物のような。揶揄うように言ったのは、普通なら知らない人の家にこんな風についてくることもないだろうと思ったから。「…まあ、そうだね。家に何も食べるものないから、コンビニでも行ってくるけど___アンリは何か食べる?」、振り向いて、見上げた顔にやっぱり不思議なところなんてない)
御影尋.
身も蓋もねえ…そう思っててホイホイ連れ込むのも、どーかと思いますケド~?
( 幼児化した時と同様、揺さぶりを掛ければもしかしたら記憶がフラッシュバックするかも…と期待してみたものの、残念ながら手ごたえは無かった。それどころか現実から目を逸らすような…突拍子もない感想にギュッと一瞬、顔を顰めて。尻が軽いことは自覚済みゆえ否定しないとはいえ、迎えに上がった犬に対してなかなかどうして…やれやれと、呆れとも落胆ともつかない苦々しい表情を浮かべながら背中を丸めて。戸から手を退け、彼女からも離れた後、“ コンビニ ”と興味を惹かれるワードに多少瞳が揺れて。サーヴァントに食事は不要だが…「コンビニ…!オレも行きたいなぁ。」24時間どこにでもあり…そんなに珍しいとも言えないモノに何故か興味を示し、腹の傷を忘れ連れて行って欲しそうに飼い主を見つめ、)
>>アンリマユ
あんな怪我をしている人、放っておけるわけないでしょう?
(呆れたような表情をして、2人の距離が空く。ぎゅぅと、今更近かった距離に心臓の辺りが軋む感覚がしてほんの少しだけ首を傾けてから…聞こえた声に少しだけきょとんと目を見張って。そんな、物珍しい場所でもないだろうに…そもそも、夜のコンビニなんて喧嘩?のような怪我を負った貴方のことだから慣れているだろうにと。まあ、多分、怪我のことも聞いて欲しくないのだろうから…深入りはしない。流石にこの時間に制服のみでは目立ってしまう、塾帰りの高校生とでもしておこうと、セーラー服の上から大きめのパーカーを羽織ったならトートバッグを手に「行こ、無理はしないでね」。貴方と出掛けることに抵抗がないのは、なぜなのだろう?部屋の電気を消しつつ、玄関に向かい)
御影尋.
( 聞こえた声に“ 了解 ”と言うように軽く手を振り、玄関でシューズに履き替えたのなら夜の街に繰り出して。一緒に苦楽を過ごしてきた相棒のことを、綺麗サッパリ忘れているのはどうかと思う!が、こんな風に2人で夜道を散歩するのは悪くない…それも世界救済のためでなく、ただ夕飯を買いに行くという理由で…なんて平凡な目的、カルデアに居たらまず得られない体験だろう。そういう意味ではこの揺籠は悪いものでもない…夜空を見上げながらそんなことを考えているとお馴染み、青いミルク缶マークの看板が見えてきて。軽快な音楽を鳴らしながら開いた自動ドアを潜ると、噂に聞いていた通り色んな物が売っていて。早速ご飯コーナー…ではなく、「…お、漫画もある、」と入ってすぐの所にある雑誌コーナーに吸い寄せられていき、某週刊少年漫画誌を手に取って、)
>>アンリマユ
(暗い夜道を二人で歩く…いつも一人の道に、誰かがいるというこの状況は、少し落ち着かないはずなのに…どうしてか、慣れている感覚がする。ぼんやりと空を見ている不思議な青年を案内するように歩いていれば…見慣れたコンビニの中へ。自分は肉まん…はさっき買ったから、ピザまんにしよう。すすっと漫画コーナーへと足を向けた背中を少し眺めて…ほんの一瞬、真っ白な空間で立ち竦む貴方に似た誰かの姿が…見えた気がして。ぱちり、まばたきをひとつ。首をゆるく振ったなら、お菓子もいくつか買おうかと…普段飲まないくせに、どうしてかコーラに手が伸びてしまう。カゴを持ったなら、2本放り込み「何食べる?」、と、人がいないのをいいことに棚越しに貴方に声をかけ)
御影尋.
んー?…え、少なっ!?それしか食わねえの?
( どれも知らない作品ばかりだがページをピラピラ捲り、流し読みしていると少し離れた距離から声を掛けられ。雑誌を元の場所に戻し、買い物かごを覗いてみれば中にはコーラとお菓子と…ピザまんがたった1つだけという赤い弓兵が真っ青になりそうなラインナップが。…あそこまで世話焼きじゃあないが、夕食と呼ぶにはあまりにも簡素なメニューと量に思わずギャン、とツッコミを入れてしまうのもやむなし。自分の夕食を選ぶ為にもお弁当コーナーにやって来て、商品棚を眺めていると少食な彼女にも良さげな物を見つけたので、「せめてサラダかスープでもつけたら…?夜中ぜっったい腹減るぜ。」と言ってミニサイズのカップサラダを指差し小首を傾けて、)
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