見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…いく
(自然を自然として…魔法はソレを捻じ曲げてしまう。初めて、自分の力のことと、そのあり方を知った。ぱち、とまばたきをして見せれば、小さな身体でこちらを振り向いた顔に、小さく返事をして立ち上がり…走って追いかけるために、ぱっと顔を上げたなら、連れてってと言うように僅かに笑って「ひろに、ほんとうのありかたをおしえて」と。いつか守りたいものができた時に、今度こそ間違えないために)
御影尋.
えぇっと…本当の在り方って具体的には?
( 返答を聞けば緩く頷き早速、花畑に向かうべくゆったりと出発して。妖精達と共にふわふわと、彼女の頭上を飛びながらお願いには思わず微苦笑が溢れて。気分が乗らないのが半分、もう半分はザックリとしたお願いに何を求められているのか分からず、困惑したため。「魔術について知りたいのかい?だったら僕は、期待に応えられそうにないなぁ…残念だが、他を当たった方がいいよ。」性質上、嘘しか紡げない口ではあるが、己を頼るくらいだったら本物の魔術師に教えを乞うた方が有意義な時間を過ごせることは明白だ、)
>>アンリマユ
…あんりにね、おはなをいっぱいげんきにしちゃだめって、いわれたの
(進む先にあるのは花畑、なのかもしれない。嬉しそうに進む小さな影と、傍を飛んでくれる白いふわふわ…聞こえた声に茶色い目を向けて…青い目、奥に揺れたのは多分本心。だから、小さな声で、思っていることを、包み隠さず…「げんきなのは、だめなの?生かしちゃ、だめ?けがとか、なおして、ずぅっと生きてられるの…だめ?」、魔法を使うのは悪いことではないらしい、じゃあ正しい使い方は…自分の在り方は?すっと視線を前に戻して)
御影尋.
うーん…、
( 当たり前過ぎて大人が考えるのを止めた疑問に、切り込んでくる少女に弱ったように腕を組み唸って。科学や医療が発展し、日夜衰退に向かう魔術の世界においても死者の蘇生や不老不死なんてものは夢のまた夢…と伝えてもこの少女が、納得するかどうか。子供にも理解してもらえる説明を考えた末に、「それじゃあ聞くけど、なんでさっき途中で魔術の手を止めたんだい?やろうと思えば花畑を元通りにする事だって出来ただろう?」と聞いた裏で何となく彼女が躊躇した理由の予想はついている。魔術の基本は等価交換、花畑が美しさを取り戻す分だけ彼女の体には負担が掛かる、)
>>アンリマユ
…ひろがあったかくないと、おっきくなったときに、おべをぎゅってできないからね
(考えるように揺れる白い髪、じっと見上げていれば…聞こえた言葉に、頭のどこかで理解した。終わらせるのが悪いのではなくて、終わったものを始めるのは人間のエゴだった…上手く言葉には出来ないけれど。だから、分かったよなんて言わずに…告げた言葉からは生意気な人間の片鱗が分かるに違いない。んふふ、と目を細めて笑えば「たのしみにしててねぇ」と。あの時、未来の相棒が言おうとしたことは何となく分かっている…魔法をいっぱい使ったら、自分が冷たくなってしまう。大きくなってそれを切望するようになるには、まだまだ自分は幼いまま…ぱっと視線を前に戻したなら、枯れた花たちは本来どんなに美しく咲いていたのだろうかと楽しみにするように小さくスキップを)
御影尋.
…多くの人や動物にとって死は恐ろしいものなんだよ。本来一度きりの死の苦しみを蘇生する度に味わうなんて…そんなの酷じゃないか。
( 死にたくなかったから、と言ってくれた方がまだ共感出来たものを…よりにもよって自分を命綱にしていたことを知れば、腹の底からため息を吐き出したい気持ちに襲われて。頼んだ覚えはない約束を、自慢げに掲げてくる少女にもごもご、猫口を動かすことで“ 気持ち悪い ”なんて本音を喉の奥に戻し、心優しい王様然とした言葉を吐く。自分の少し先をスキップで進む彼女に「だいたい寒そうって言うなら僕より、自分のパートナーを温めてあげたらどうだい。彼、薄着なんてレベルじゃないぞ!」指立て理に適った提案をしたつもりで実際は、復讐者を身代わりにしようと、)
(/すみません、背後です。諸事情により今後の参加、返信等が難しくなってしまいまして…話していただいた主さん、アンリさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです…短い間でしたがありがとうございました。また、誠に勝手ながらリアルが落ち着いたら、また復帰させて貰えると嬉しいですが…流石にダメでしょうか?)
>>アンリマユ
…ぱーとなー?
(多くの人や、生き物にとって…自分のことを含まないようなその言葉に、ぱちりと瞬きをすれば、ほんの少しだけ困ったように笑う。バレてるんだなぁ、と思った、最初からきっと全部見えてるんだなぁとも思っていた…だから、生きるフリをした理由を貴方のせいにしたのは、小さな嫌がらせのつもり。とはいえ、王様らしくにんまりとした口元から突然出された存在にきょとん、と…難しい単語が飛び出したものだから。パートナー…パートナーってなんだろう…彼は、大切な人なのだけれど。「あんりは、ひろのこと、ぎゅってするのすきなんだよ」、へらっと笑ったなら、おべもどうぞ!というようにやっぱり両手を広げてみて)
>>霜月光哉
(/背後様ー!背後様!お疲れ様です、背後様!参加の件、承知いたしました!リアルの事情は尋背後も中々浮上できないことがございますので、お気になさらないでください。ゆっくり、落ち着いたら、是非またお越しくださいませ…!)
御影尋.
うわぁー…、
( 子供というのは時に残酷だと思う。お喋りな口から提供された情報は恐らく…というか絶対に、復讐者が隠しておきたかったヒミツに違いない。それをこうも無邪気に…本人の預かり知らぬところで暴露された同情心と、サラッと惚けられたことで何とも言えない気持ちになり上記を。先ほど潰されたのをもう忘れてしまったのか、懲りずに両腕を広げてくる彼女に「僕にはブランカがいるから平気なんだけど…まあ、そこまで言うのなら、試しに温めてもらおうかな!」ニコリ、爽やかな笑みを浮かべて。よいしょと、立ち上がると真下にいる少女を見下ろして、)
霜月光哉.
(/本体様お久しぶりで御座います~、返事に関してはどうかお気になさらず…お顔が見れただけで嬉しいです。寒い日が続きますが、お身体のほうご自愛くださいませ!またお話し出来る日がくるのを楽しみにしていますねっ!)
>>アンリマユ
うん___うん?まって、ぴょんってしたら、
(何とも言えない、それはもう同情するかのような表情を浮かべた王様に首を少し傾けた…ものの、聞こえた声にぱっと顔を明るくして、どうぞ!と言いたげに笑う。が、ふと…先程どの辺の高さから飛んできたかは分からないけれど、夢にしては随分と重た…いや、ええと、岩みたいだったというか、なんというか。はっとしたようにワタワタと手を動かしては「ゆ、ゆっくり…」と。王様を地面に落とす訳にはいかない)
御影尋.
あはは、そーれスカイダイビングだー!
( 青ざめた様子で慌てている少女を見なかったことにして、一切躊躇することなく両腕を広げながらパートナーの背から飛び落ちて。フワッッ…出だしだけは軽やかで好調、真下から吹く風を受け、マントを広げながら落下するモコモコは、ともすれば空飛ぶモモンガを思わせる光景かもしれない。──そう、体重6kgという点を除けば!地面に激突する心配はしていない、だって君がしっかり受け止めて、温めてくれるんだろう?そんな表情で彼女を見据えて、)
>>アンリマユ
うわぁ!?おべ、っ、
(よいしょっと、と声が聞こえそうな動作、ふわっと宙を舞う小さな身体、うわぁ流石は妖精さん…なんて、重量は小さなお米袋3つ分。自分の頭より少し高い位置から飛び出したその身体に慌てて広げていた両腕を伸ばして、ほんの一瞬ぱちりと身体から魔法が光かけたのを押しとどめ…焦って誰かを傷つけることはもうやめると決めた。指先がそっと触れたなら、引き寄せるように抱き留めて、自分はそのまま地面に尻餅を…お腹と太ももの上、辛うじて現状の自分で一番クッション性のある場所で受け止められたはずだが、「おべ、だいじょうぶ?」と、小さい指でそっと綺麗な白い服を整えて)
御影尋.
──わぷっ、
( あの時と違い身を投げた先には終着があって…避ければいいものを、馬鹿真面目に底で待ち構えていた人の子に優しく保護してもらったおかげで、なんとか激突は免れた。…いやまあ、彼女のことだから怪我してでも受け止めることは、何となく予想がついていたが。呑気に服を整えてくる指に内心苦々しく思うも、離れようも無いため大人しく抱きしめられたまま「…ああ、おかげさまでね。ところで抱き心地はどうだった?」と。小さくてもそれなりに温かな体温を伝えるように、少しだけ体重を預けてみせて、)
>>アンリマユ
…んふふ、あったかい
(呆れたような、それとも“もういいよ、諦めた”とでも言いたげな瞳がこちらを見遣る。ほんの少しだけ寄り添って、さらさらと風に揺れる綺麗な髪を見下ろして…カルデアには綺麗な人が沢山いて、この人も美しいけれど、多分、全員が全員望んでそうなったのではないということは予想出来ているから…言葉を飲み込む。小さくて重たくて温かい、潰さないように、猫でも抱き締めるように腕を回したなら、嬉しそうに笑って____「ゆめがさめたら、おべとばいばいだけど、またあえたら、そのときはいっしょにまたあそんでね」。あんりとは、何かしら繋がりがあることを本質的に理解していたけれど、このヒトとは、本質的な繋がりも何も無く…むしろ、それを絶とうとすらするヒトだろうから。ね、とお願いするように呟くのが精一杯のワガママだと分かっていて)
御影尋.
だろう?…だから君が温めてくれなくても、やっていけるよ。
( 潰されたことなんてもう頭から抜け落ちたかのように言葉、行動、表情…全身を使って「嬉しい」をぶつけてくる少女。やはりこの森に住まう妖精達と面影が重なる部分があり、朝のヒバリが鳴くのを待たずして辟易してしまい。友好的な笑みとは裏腹に、互いの間に境界線を引く──そうでもしないと、今の彼女はどんどん此方側に踏み込んできそうな気がしたため。予感はすぐに的中し、明るい感情で満たされていた視界に寂しい色が広がってゆき。お願いに少し項垂れると「…まあ、絵本の読み聞かせくらいだったら良いけど。」と“この姿”にしては少々ぶっきらぼうに告げ、腕から降りようと、)
>>アンリマユ
それじゃあ…ひろがさむいから、あたためにきてね。いつか、いっしょに、おひるねしてね
(だから、自分がいなくても、平気…それは、多分誰だってそう、魔法使いとしても未熟で幼い自分は誰かに必要とされるほど、何かができるわけではない。そっと降りようとする王様の行く手を促すように腕の力を緩めて…小さな後ろ姿を眺めながら思う。絵本の読み聞かせだって、きっと譲歩してくれた内容に違いない。それが、分かっているから、これからも一緒にいて欲しいなんて言わない。そっと、立ち上がる前に自分の服についていた草を払ったなら「おべは、どこかにおちちゃいそうだからね。おべが、いやっていっても、ひろが、てをつないでるよ」。余計な世話だとして、これは自分がやりたくてやること。それは、小さな魔法使いの拙い約束。弱ったような笑顔で笑って)
御影尋.
君も学ばないなぁ…ああ、それとも断られるって分かってて言ってる?そういうことは、僕じゃなくて飼い犬クンに頼みなよ。
( 抱擁を突破したと思ったら今度は一緒にお昼寝に誘われて、思わず表情が引き攣る。何だろう、この徐々に徐々に壁際に追い詰められていくような感覚は…明らかにおねだりの難易度が上がっていってるような気がするのは、こちらの思い違いではないだろう。ピョンと軽やかに草原に着地すると、みるみるうちに背が伸びあっという間に人の姿に。肩に止まった王女を一瞥した後、片手は胸に、もう片方は手を繋ぐという少女の方へ差し出し。「─おや、エスコートは要らないんじゃなかったのかい?」と…少なくとも未来の彼女はそう言っていたと記憶している、)
>>アンリマユ
ひろは、わんちゃんかってないよ…おべも、みらいがわかるのね。あんりが、ひろはおっきくなったら、わんちゃんかうんだって。
(断られるなんて、思ってない。だって、王様は残念ながら本質的に“優しい”もの。口にするだけタダで、いつか、そんな変な奴がいたなぁと王様が思い出してくれたならそれだけで報われる…すっとヒトの形を保ちながら、こちらを見下ろす瞳は最初から最後まで冷たいまま…ああでもそう言えば、いつか未来で犬を飼うって占いで言っていたっけ。ゆっくりと立ち上がり、そっとワンピースの裾を直したなら「ひろが、おべが“まいご”にならないように、つないであげるのよ」と。自分よりも大きい手を取って、ほんの少しだけ膝を曲げて頭を垂れて見せる…お遊戯会のような拙さも、いつか大人になったなら似合うようになると信じて)
御影尋.
迷子になってるのは君の方じゃないか…なんてね。お言葉に甘えてエスコートをお願いしようか。
( 自ら正体を明かす事はしないもののマーキングはしておくと…なるほど、ちゃっかりしてるなぁ、と用意周到な復讐者に対して心の中で苦笑いを浮かべて。本音と嘘を織り交ぜた言葉を紡いでは、おしゃまな少女の手をそっと、少し冷たい手で取り一緒に秋の森を散歩する。───しばらく歩くと花の香りが風に乗ってやってきて、森を抜けるとそこには薄ピンク色の絨毯が一面に広がっており。「枯れていたらどうしようかと思ったけど、残ってて良かった。」と声に安堵を滲ませ、花を踏まないように気を付けながら妖精達の後を追いかけ、)
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