見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
____、
(そっと触れた手に、ぱっと振り返ってから…ほんの少しだけ寂しそうに笑う。でも、貴方がそばにいなくてもちゃんとしていられると…そう言いたいから、肩に乗ったままのもふもふに顔を寄せ。と、ふと頭に乗った大きな手、そっと撫でる手に顔を上げると先程廊下で擦れ違った人達が…時折ふわりと魔法の気配がする。加護なのだと、指先があたたかくなるような気配に目を伏せて…ひらひらと周りを飛ぶ青い蝶は遠くで笑っているおじさまのもの、足元に咲いた花は遠くで手を振ってくれている魔法使いのお兄さん、髪留めに添えられたラピスラズリは金色の…「…んふふ」と照れたように笑ってしまったのは、たくさんの好意がくすぐったいから)
御影尋.
ルール説明するから聞いて~。今回は鬼に見つかっても捕まらなければOKな隠れ鬼形式で~す!サーヴァント同士の応戦はアリ、ただし宝具の使用は禁止デス、マスター相手に戦闘行為も厳禁な。
( 一か八かでプリマドンナをスカウトしてみたところ快諾をもらえた為、皆が集まる広間に戻ってきて。森に場所を移すその前に、簡単にゲームの説明を行い。ハンターも逃走者もルール違反者は即刻脱落、逆に言えばルールの範囲内であればなにをしても大丈夫。隣で説明を聞いていたもう1人の鬼が嗜虐に碧眼を細めたのを知りつつ、見て見ぬふりをし。「…ちなみに増え鬼って形式もあるらしいんだけど、オレら2人で固定か増殖していくパターンどっちがいい?」とシュミレーターの設定を進めながら参加者に多数決を取り、)
>>アンリマユ
…ますたぁ?
(見つかっても逃げればいい、ただそれだけの事とはいえ体力に自信があるわけではないから見つからないのが一番。説明を頷きつつ聴きながら…ぽつり、呟いたその呼称がいつかの自分を示すものだなど露ほど思わず。ただ、隣で楽しそうに笑う友達が“増え鬼楽しそう!わたしたちそれがいい”と…確かに、捕まってしまってからのことを思えばそうなのかもしれない。それなら、ひろもー!と手を挙げて多数決に参加してみて…少なくとも“あんりの気配”はすぐに分かるから、逃げることは出来るだろうけれど…はてさて)
御影尋.
増え鬼に決まりっと…最後にもう一度だけ。宝具を使わないサーヴァント同士の応戦はアリだが、人間に手を出すのは御法度だからなー?ルール違反者は、即失格だからよろしく~。
( 追ってが増えるほど逃走者の立場は苦しくなるというのに揃いも揃ってスリルがお好きなようで…。大多数の参加者が増え鬼の方に票を入れるなか、一緒になって挙手するちびっこの姿を発見して。鬼が増えるということは、それだけ相棒が狙われる確率も上がる、彼女が他の誰かに捕まれば元も子もないわけで殺人鬼以外にも頼もしい仲間が増えることを願いつつ、最後にもう一度だけ…今度は、誰にでも分かるようにルールを繰り返して。それが終われば、いよいよシュミレーターの機械を作動させ、辺りが眩い光に包まれる共に無機質な部屋の風景が徐々に変わり始めて、)
>>アンリマユ
わ、ぁ____うん、いこ
(どうやら鬼が増える形での開催が決定したらしい。楽しみだねぇ、と笑い合いながら…貴方の言葉に答えを見つけた気がした。気配が違うのは当然だったのだ、単純に“ここにいる皆は自分のような人間じゃない”…それに怯えるどころか安堵したのも、自分が魔法を使うことを嫌がる人間は此処には居ないのだと分かったから。貴方の声を最後に部屋中が白く霞む、眩しさに目を閉じて…土の感触や匂い。開いた瞼の向こう側の景色とは裏腹に…これは偽物なのだと…不思議な場所…手を引かれる感覚に従うように走り出せば、肩に乗っていたもふもふを振り落とさないように大切に抱えて。出来るだけ遠くへ、小さな体だから隠れられる影へ…背の高い草木の間を縫うように…)
御影尋.
んー…、オレは左かな。おたくも“ 本命 ”いるっしょ?こっちも邪魔しないで、お互い獲物の横取りはナシにしよう。
( スタートの掛け声と同時に、まるで蜘蛛の子を散らすように逃げていく獲物の群れを眺めていると、背後にサーヴァントの気配。だだっ広い森の中で固まって行動するのは効率が悪いので、二手に分かれることに。右と左…どちらの領域を担当するか聞かれた為、当然飼い主が逃げて行った方を指差し、お互い本命に関しては無干渉を決めた上で時が過ぎるのを待ち。──そうして約束の2分が経過したところで、もういいかいの代わりにあらかじめ決めていたチャイムを鳴り響かせて。何も反応が返ってこなければ二人とも走り出すだろう、)
>>アンリマユ
…ううん、すこしとおい____あっち、まだ見えないとおもう
(多分、こんな自分に隠れんぼをしようと提案した貴方だもの…自分を追ってくるのだろうと何となく、そう思っていた。二人の鬼が一緒に行動することはないだろうし、つまりは…増えた鬼に狙われないように逃げる方が大変そう、なんて。まるで獲物を狙うように視線を巡らせる友達に、覚えのある気配の居場所を共有しながら…大きな幹の木の影に隠れたまま目を閉じる__貴方の気配が誰よりも汲み取りやすい…けど、どうしてだろう、それ以外の人達の気配も少しだけ流れ込んでくるみたいに、ぼんやりと分かる気がするのだ)
御影尋.
サンキュー!ついでにうちのマスターの居場所知ってたら教えてくんない?教えてくれたら聖杯、やるからさぁ…キシシ、だいじょーぶ!アンタの名前は出さねえから。
( いつも以上に気配を探りづらい広大な森の中で己は四苦八苦しているというのに…あちらは、的確に気配を察知出来ると思うとフコーヘーだ!そこで考えた作戦は、己の気配を隠してしまえば良いという至って単純明快な戦略で。彼女を探す道すがらでなんとか捕まえる事が出来たキャスターに、勝者の報酬として一時的に存在を隠蔽する魔術を掛けてもらい。尋問に対しては、初めこそ拒絶していた魔術師だったが、稀少な聖遺物の誘惑には勝てなかったらしい…ポロッと口を滑らせてくれた。「…あっちか、」情報提供者と別れた後、かの者が指し示した方角に向かってゆっくり歩き始めて、)
>>アンリマユ
…じゃっくちゃん、
(じっと目を伏せて、知っている気配を追い続けて…アレじゃない、コレじゃない…そう手繰っていた気配の中で、膝に乗った温度と同じ…だったはずなのに「けはいがきえた、しらないにおいがする」。だから、身動きが取れない。自分より貴方の方が目がいいだろうし、それならこの友達の方が身軽だろうし…少しだけ逡巡したあと、その場を去ろうと動いた友達の後に続くように森の先へ…それなら…少し離れた位置に小さな手を鉄砲の形にして向ける。ぱっ、と小さい音と共に飛び出した光の粒は自分たちの進行方向とは反対方向へ…木にぶつかって、弾けて消える。自分が追えるなら、多分、“鬼も自分の気配を追えるはず”だと、)
御影尋.
あー居ねえ…逃げたか。
( 証言を頼りに飼い主の目撃情報があった場所までやって来たものの、確認してまわらなくても本能的に分かる…ここに、殺せるイキモノは居ない。次なる行き先を考え、周囲を観察していると幹が抉れた一本の大木が目につき…魔力の感じからして飼い主がつけたものだろう。仮にルール違反を犯してマスターに手を上げた者がいたとする…もし、そうならあのアサシンが黙っているだろうか?血はおろかどこにもナイフを振るった痕跡が見つからないことから「…カモフラージュっぽいな。」と樹木から視線を外し、独りごちて。心惹かれる気配ではあるものの、今回は敢えて信用せず反対の道を選ぶことに、)
>>アンリマユ
___、わっ
(隠れんぼって、こんなに怖いものだったっけ?静かな森の中に友達と三人…正しくは二人と一匹、何処で誰が捕まっているかが分からない。多分あっち、と可能な限り多くの気配を感じ取って、その気配が少ない方へ一緒に向かう…と、歩き慣れない場所を走ったからか、足先にかかった木の根に躓いて。音そのものは小さかったものの、膝に作った擦り傷に血が滲む…自分で治してしまえばいいけれど、今はそれより先に逃げないと。「んー、へいき、いこ」と、こちらを心配そうに見た友達に首を振って、再び足音を消して走り出し…要は走れれば捕まらないのだから、怪我なんて些事なのだ)
御影尋.
( 奥に進むごとに人の息遣いが減っていってるような気がして…やはり素直にあの道を選んだ方が良かっただろうか。胸に差し込んだ一抹の後悔から歩速が徐々に落ちてゆき──そんな時だ、鼻腔を一瞬掠めただけでも口内にブワリと味が蘇るくらいには、芳しい鉄の香りに思わずピタッ、と急停止して。…知っている、この匂いは知っている…何度も味わった、飼い主の気配。木の根に付着したソレを見て、怪我をしたのだろうかと、心配よりも先に喉が鳴る事実が己の本質を突き付けてくる。所詮は人に擬態しただけの怪物なのだ、「…ッ、」周囲に誰も…特にこの血の持ち主が居ないことを確認すると、指先を血で汚しそのまま舌に運ぼうと、)
>>アンリマユ
(走って、走って…膝が痛いと思えたのは、ある程度奥へとやって来た頃。少しスピードを落として短く肩で息をしながら、手を膝に翳して…ぐらりと揺れた視界に頭に疑問符を浮かべたままその場に膝を折る。友達には「すぐいくから、」と。隠れる場所探してくるね!なんて、その場から飛んだ友達を目で追ってから木の影に背中を預け…そっか、普段魔法使わないから、いっぱい使ったから…唯一感じ取った気配は少しだけ離れた位置で、自分と同じ気配を分かち合うように揺れた何か…多分、転んだところ…鬼だ。ぎゅっと目を閉じて、ふぉーくんを抱きしめて…息をひそめて、)
御影尋.
( 汚れた指を口に運びかけて、何処かからパキッ…と枝を踏みしめる音が聞こえたため、我に返る。こんなところで立ち止まっている場合ではない…頭を軽く振り、脳髄がふやけそうになる気配を強引に振り解いたのなら、微かにする鉄の匂いを辿って追跡を再開して。一見なにも居なさそうに見える森のなか…しかし、人間より優れた聴覚は、微かに聞こえてくる生き物の息遣いを逃さず鼓膜に捉えて。逃げも隠れもせず、真っ直ぐに、自信さえ感じさせる足取りで気配がする方へ歩み寄ったのは、人間相手に遅れは取らない と、多少なりみくびりの気持ちがあるからで、)
>>アンリマユ
(少しずつ、ナニカの気配が近付いてくる。貴方の気配と知らない気配と、少しだけ自分の気配がするナニカ。小さな手が頬をぺち、と叩いたから…多分、逃げないのかと言いたいのだと思う。
小さく頷くとゆっくりと立ち上がって…気配を感じる方向と反対へ身を隠して…息を殺す。長距離走はできないし、短距離だと逃げきれないかもしれない、とすると…可能な限り隠れながら行くしかない。そっと、木の影から顔を覗かせたなら気配のする方を観察するように、チョコレート色の瞳を光らせて___少しでも動きが見えたなら、次の影に走っていこうと、)
御影尋.
( ここがカルデアの外だったのなら己も見失っていたかもしれないが、一面緑の世界でコソコソと動く2つの白はどう足掻いてもとてもよく目につく。…ともすればヒラヒラと揺れるワンピースに関しては誘っているのかと、勝手に勘違いしそうになる。気配が移動したのなら己も動き、立ち止まったのなら止まる、標的が隠れていると思われる木を見張りながらどうやって誘き出してやろうか考えた結果、こちらから会いに行ってやることにした。決めるが早い …水をかけられた泥人形のように突如として、姿形がドロッドロッに溶けはじめて、)
>>アンリマユ
(少し進むと気配はついてくる、し、止まれば止まる…泳がされているのか、それとも方向が分かっているだけなのか…多分、前者なのだろう。じゃっくちゃんのところまで走っていきたいけれど、一緒に捕まっちゃうのは嫌だ…そっとふぉーくんを地面に下ろして、「…じゃっくちゃんのところ、いってね」と…走り去った小さな影に深呼吸をひとつ____どろり、ふっと周りからナニカの気配ごと消えたのはその直後。きょとん、とした後…木の影から出てみても誰の気配もない。こて、と首を傾けたなら、来た道を戻るように数歩進んでみて、)
御影尋.
….…、
( 友達と別れ、一人森を彷徨う少女の足元から伸びる彼女の分身が一瞬、ジジッと、不規則に揺れたことに気が付いてくれる者は、居ない。それからひとりでに動いた影に今度はポチリと、まんまるい目玉が生まれ。己の分身がおかしな事になっている事に気付いていないのか…不思議そうに辺りの様子をうかがう少女のことを凝視しながら、黒い沼から音もなくぬっと腕を伸ばして。少女があさっての方角を見ている隙を突き、スカートの裾を軽く引っ張ることが出来たのなら、こちらに振り返る前に身を隠すつもりで、)
>>アンリマユ
…、
(誰もいない森の中、奥まで来てしまったから戻る道も分からない…迷子のアリス、不思議の国もお茶会もないこの場には鬼しかいないのに。ふっと、どこからか知った気配が一瞬、そのあと引かれたスカートの裾に振り向いても…目の前にあるのは知らない森の奥へと続く道と自分の影だけ…影、だけ?じっ、と足元を凝視したあと、痛む傷にほんの少しだけ眉を顰めながら膝をおり…自分の影へと手を伸ばし。この辺り、あと、自分の周り、貴方の気配がする。逃げないといけないことを分かっていて、つい手を伸ばしてしまったのは…自分が貴方を見つけられるように、貴方も自分なんかを見つけに来てくれるのだろうかというほんの少しの期待があるから)
御影尋.
( クン、と裾を引っ張った後はすぐに腕を引っ込め影の中から少女の様子をうかがう。ある種、怪奇現象に遭遇したというのに、驚くどころか落ち着いてジーッと…効果音が聞こえてきそうなほど凝視されながらタッチされてしまい。影越しとはいえ己に触れたのだからこれはもう捕まえたと言っても同然ではないだろうか…?しかし此方をガン見してくる彼女が面白くて、もう少しだけ隠れていたいと思い。腰布からあめ玉を1つ取り出すと、取ってこいとばかりに放り投げてみて。すると影から飛び出したソレは、少し離れたところにコロコロ転がっていき、)
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