見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…はい、後で行きましょう
(元気そうで何より、ドッグランに連れていったが最後帰りたくないと騒ぐ犬のようで甘やかしたくなるのも本音だけれど…とりあえず何か飲み物くらいは必要だろう、一応生きている身なのだから。岸まで大人しく運ばれて、そっとシャチから降りれば「片付けして、コテージ行って、お散歩して、花火ですよ」と贅沢なプランの提案を。ドーナツ型の浮き輪を抱きしめて、借りてきた場所へと歩き出し)
御影尋.
一緒にゲームして夜中にアイスも食うんだろ。
( 返事を聞けばイマジナリー尻尾を振りつつしっかり忘れ物を付け足し、掘っ立て小屋へ。店番をしていたサーヴァントに浮き輪を返却し、引き換えにタオルを貰ってきて。猫っぽくうちの飼い主は冷え性だ…だから「ほい。」と、びしょ濡れの頭の上にソレを被せ一足先に歩き出して。頭を振っても完全には水気を取りきれず、毛先から垂れる雫が目に入り鬱陶しい、もう一枚タオルを借りてくれば良かった、と思いつつ前髪を後ろに持っていき、)
>>アンリマユ
…そうでした、
(浮き輪を返して、さあ飲み物を取りに…と思ったところで頭から被せられた布にぱちぱちと瞬き。ぱさ、と肩に落ちたそれに触れたところで自分の指先が思ったより冷えていることに気がついて、ねえどう思います?自分の英霊があんなにも可愛いんですけれど、どう思います?と浮き輪を受け取ってくれたサーヴァントを無言で見遣り。全く素直じゃないと肩をすくめる相手に、まったくだと頷いたあと、飼い犬の後を追う。びしょ濡れのパーカーも干さないといけないし、散歩するなら一旦着替えたい気もする…貴方の隣にに並べたなら「ありがとうございます、シャワー浴びて着替えましょうね」と、いつかの貴方のように肩から軽くぶつかるようにじゃれついて)
御影尋.
…?なんでちょっとテンション高いの。
( 誰かの足音が徐々に近付いてきて振り返ってみると飼い主が走ってきて、早速甘えん坊の猫のようにじゃれつかれる。この短時間の間に何か嬉しいことでもあったのか…妙に上機嫌な様子に、頭上に何個か疑問符を浮かべ。点々と垂れる雫が地面に跡を残し、このまま室内に入ったら誰かから注意されること間違いなし。お互い出来る限り水を絞ってから家の中に入り2階へ、自分達…正確には飼い主の部屋に戻ってくると「シャワーお先ドーゾ。」と…というか自分の場合そこまで冷えていないからドライヤーで済ましても大丈夫な気が、)
>>アンリマユ
(なぜ、と言われれば、貴方の優しさが嬉しかったからという簡単な理由で、部屋まで戻ってくれば多少なり…水遊びをして疲れたからか眠気がやって来る、ものの、今からの予定は約束がある。のそ、とシャワールームに向かおうとして…思い出したように飼い犬を見上げれば「一緒に浴びます?自分は風邪ひかないから乾けばいいとか、思ってません?」と。どうせ下は水着で、それでも水の中に潜った事実は変わらない。夜まではまだもう少し時間があるはず…と首を傾け)
御影尋.
まあ、どっちかといえば思ってる。面倒くせえなって…、
( お風呂場に行くかと思いきやすぐに戻ってきて、それこそ本当にペットをシャンプーするような気軽さで入浴に誘われれば目をぱちぱち。…何だろう、悪魔に唆され世俗堕ちしたシスターを見ているような心持ち…だが背徳感は無く、慣れとは恐ろしいものだと思い。「そっちが一緒で良いなら別に…頭洗ってクダサイ。」と結局下心に従い手のひらを返して。恥じらいのはの字もなく、パーカーだけ脱ぐと我が物顔で浴室へ、)
>>アンリマユ
はぁい
(貴方が少しだけ驚いたような表情をして、呆れたような雰囲気のまま浴室へと向かう後ろ姿に気の抜けた返事を…頭を洗ってとは、随分と可愛らしいお願いだなぁと思ったりもして。どうせならパーカーごとシャワーを浴びてしまえば濯げて一石二鳥、シャンプーもいい匂いだといいけれど…そんなことを思いながら、近くの棚から適当なタオルと服を取りつつ後を追う。「バスタオルと着替え、適当に置いておきますよ」と、浴室の棚に置き直し)
御影尋.
おうサンキュー、──って、そこは水着だろう!?水着!ツボが分かってねえ女だこと。
( シャワーを少しだけ出しお湯が出てくるのを待っていると聞こえた声にお礼を…と、未だにパーカー姿のままの飼い主にギニッと、今日一顔を顰めてしまう。やっと水着が拝めると期待していたのに…いくら何でも鉄壁の防御過ぎる!そもそも、服を人の体用の石鹸で洗うのは如何なものかと思い。手に触れているシャワーの水が徐々にぬるま湯に代わっていくのを感じながら、洗面台のすぐ横に備え付けてある洗濯機を目線で指し示し、)
洗うならちゃんと洗濯機回せよなぁ。
>>アンリマユ
…目に好いものでも無いかと思うのですが
(ツボ?と首を傾けそうになったものの、つまりは勿体ぶるなと…それは確かに、目の保養にはならないものだもの。僅かな曲解を胸に秘めたままきゅっと一度唇を引き結んで、パーカーのファスナーに手をかければ、水を吸って重たくなったそれを洗濯機の中へ。風邪をひくよりマシなのは確かで、それでもいつもより肌を出す格好は…傷の絶えない身としては新鮮で、良いデザインのものを作ってもらえて嬉しい、お風呂上がりに脱いでしまうのが勿体ないくらいに。その場で一度くるりと回って、カルデアの仲間からの厚意にほんの少しだけ嬉しそうに目元を緩め)
御影尋.
そりゃあ健全な男ですから?変な気は起こしたくなるが…恥ずかしがり屋な飼い主が一肌脱いだんだ、見ねえ選択肢はないっしょ。
( 会話の齟齬には気付かないまま、それでも大多数の人間がそうであるように、焦がれた相手のデート着が気になるのは、悪魔とて変わらない。出発する前に水着のデザインはチラッと拝見したが、実際に身に纏っているとでは段違いの破壊力があり。お揃いの格好をした飼い主を、自分だけが見ることが出来る…目で感じる特別についニヤけてくる。丁度シャワーも良い温度になった為、その場で嬉しそうに一回転した飼い主に「こっちならもっとよく見えるよ。」と、早く来いという意味も込めて鏡を顎で差し、)
>>アンリマユ
(変な気…ヘンナキ?と、少しだけ思考回路が停止したものの、どうやらパーカーを脱いだことは褒められるべき行為だったらしいと前向きに捉えることにして。聞こえた声に視線を向ければ大きな鏡、ぱあと少しだけ表情を明るくしてからそちらへ向かい…うん、素敵な衣装だと思う。飼い犬とお揃いで、浮かれているように見えたって構わない、黒は貴方の色だもの、赤い髪飾りをつけてくればよかった…嗚呼、そうだ「似合います?」と、黄色い瞳を見上げれば貴方にとってはきっと意地悪な質問をぶつけて)
御影尋.
えぇ、欲しがるねぇ。
( 捻くれているなりに褒めたつもりだったのだが、伝え方が悪かったのかあまりピンときていない様子。…だからなのか更に感想を求められると、ほんの少し困ったように眉が下がり苦笑いが浮かぶ。此方をじっと見つめてくる期待に満ちた瞳と鏡越しで目が合うもすぐに視線を伏せ。「ハイハイ、可愛い可愛い。」と流すように褒め…とはいえ口にした感想は、紛れもない本心。証拠にじわじわと込み上げてくる感情を隠すように、首の後ろを飾るリボンの結び目をカリカリ引っ掻くことで居た堪れなさをやり過ごそうと、)
>>アンリマユ
…どうして貴方が照れるのですか
(困ったような、呆れたような、何とも言えない表情といつも通りに軽く告げられた言葉にほんの少しだけ困ったようにこちらも目を細め。無理強いするつもりはなかったのだけれど、それでも貴方は嘘をあまりつかないから多少なり気に入ってはくれているのだろう…うん、きっとそう。首後ろを引かれる感覚に振り向けば、よしよしと貴方の頭を撫でようと手を伸ばし。「シャワー、温めておいてくださってありがとうございます。ささっと浴びてお散歩行かないとですね」、お揃いはここまでになってしまうけれど良い思い出にはなったと思う)
御影尋.
照れてねえ…けど、いっつもあんまそういう事、聞いてこねえじゃん。
( 逆に何で照れないと思ってるんですかねぇ、この女は…そんな文句も随分と穏やかな眼差しを向けられている事に気付けば言うに言えなくなったが。リボンから手を離し、髪を撫でる優しい手付きに気持ちいいと思い掛けて、そういえばと思い出した。のそのそと顔を上げ「ちゃんとショージキに答えたんだから、髪洗ってよ。」と。今度は此方がして欲しいことを飼い主に叶えてもらう番、)
>>アンリマユ
たまには素直になっていただこうかと…もちろん、椅子に座ってください
(どう考えても照れていると思うのだけれど…そう言った時には拗ねてしまうだろうから口を噤んで、ただこちらをゆっくりと見据えた黄色い瞳にふわりと瞳を溶かせば撫でていた手を離し。シャワーを手に取れば、椅子へと片手の先を向け「シャンプーが目に入ったら痛いので、ちゃんとぎゅっと瞑っていてくださいね」と、念の為)
御影尋.
いやほらぁこういうのは、見目麗しい英雄サマに言われた方が嬉しいかなって…はぁい、
( 秘密主義を棚に上げる一方で求められたということは、自分なんかの言葉でも需要と価値はあるらしい。まるで聞き分けのいい優等生のように返事をし、促されるままに椅子に腰掛けたのならこれまた大人しく目を閉じ。何も見えない中、「ハジメテだから優しくしてね。」とふざけて…とはいえ、こうして誰かに頭を洗ってもらうなんて、記憶にある中では初めてのことで。頭を少し下げシャワーを待っており、)
>>アンリマユ
…それじゃあ、大切なハジメテを有難くいただくとします
(見目麗しいのは、貴方もそうでしょう。と、思う。そっと髪に手を伸ばしたなら、シャワーでそっと…髪を濡らしながら思う、貴方の生きてきた時代のことは詳細な資料がないから分からないことも多いけれど、こうして愛されることはなかったのかもしれなくて、貴方にとって数多くの初めてのことに共に触れられるのは、とても嬉しい。身体が冷えないようにシャワーを互いの体にあてたまま、「シャンプーしますよ、」と、手のひらで泡立てたそれを頭へ乗せて)
御影尋.
……、馬鹿だねぇ。
( 水が流れ跳ねる音と共に鼓膜を揺らした声に薄く瞼を開き。見なくても分かる、きっと振り返ったら優しい顔がそこにあって、自分は火傷させられることを。…君が大切に思っている相手は、君の大切な物を奪ってばかりいる男で…それでも尚、隣を陣取る物好きに何度目かも分からない感想が口をついて出て。頭の上に泡と思しきフワフワした物を乗っけられたのを感じながら後ろに腕を回し、手探りでシャワーを掴んで。飼い主には犬のシャンプーに専念して貰う代わりに、お腹にお湯を掛けながら片方の手をワキワキさせ、)
…夜は役交代な、ヒロの髪洗ってやります。
>>アンリマユ
…それはありがたい、ハジメテなので、優しくしてくださいね
(そっと乗せた泡を馴染ませるように、わしわしと指の腹で頭を洗っていく。貴方が気持ちよければ嬉しい、心地よいと思ってくれたら…触れながら、そう思った。わしわしと頭を洗いながら、そのまま貴方を抱きしめそうになったのをぐっと堪えたのは、貴方のことを大切に思いすぎているからで…何よりも、それはマスターに対して不要な感情だからで。「痒いところはございませんか?」と聞いたのは、そんな自分の感情を全部押し殺していつも通りの無表情をつらぬくため)
御影尋.
お前さん、人前ではそういう言い方すんの止めときなさいね。
( ではヘアオイルも追加するとして…自分の場合だとただのおふさげにしかならない台詞でも、彼女が言うと語弊が生じそう。と注意したところで肝心の発言者に、真の意味は伝わらなさそうだが。眉を滑り落ちていく泡の気配に再び目を閉じ、お加減を訊ねられると「…ん、ねえよー。お陰様でスゲーきもちい。」と夢見心地な声。弱過ぎず強過ぎず…程よい力で頭皮を優しくマッサージされると人は、酷く眠気に襲われるらしい。また今度洗ってもらいたいと思いながら溢れた欠伸を手で抑え、)
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