見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
2部屋ご用意いただいていたんですね…気を使わせてしまったでしょうか、自分は別に誰と同じであっても気にしないのに
(サーヴァントであるならば、はぐれであっても敵意さえなければ保護対象…仲間たちの対応は正しい。理解したのだと、聞こえた短い返事にこちらも小さく頷いて先を進み…薄暗い廊下はそれはそれで情緒があるものかもしれないけれど多少なり不気味で、だからこそいつも通りを装いたい自分からしてみれば別部屋が用意されていたこと自体が驚きのこと。自室として宛てがわれていたらしい部屋の扉に手を掛けて「もちろんです。夜までパーティーなので、貴方がいないと始まらないでしょう?」と。いつも通り、ゆるゆると首を傾け)
御影尋.
誰でもて…一応女なんだからちょっとは、気にしなさいよ。両親が泣くぜーなんて、
( 相部屋の許可が降りて嬉しい反面、リリィの時と打って変わり相変わらず仲間に対しては、警戒心が極薄の少女に先が思いやられて。思わず口から苦笑いが溢れつつ、飼い主の後に続き部屋の中に入ると目に飛び込んできたのはカルデアの自室にはない大きな窓、そこから見える透き通った青い水面に感嘆の声を上げ。「思ったより良いじゃん。ひひっ、オレこっちもーらい!」と言って2つあるベッドのうち、片方に勝手にぼふんと飛び乗り。それからマーキングする獣よろしくゴロゴロと転がる始末、)
>>アンリマユ
自分はこちらを…んふふ、ふかふかだ
(だから、貴方以外の英霊様は近付いてきませんと何度言ったら信用してもらえるのやら…少なくとも共に旅に出た妖精王とカッコイイセイバーは進んで別室を望むだろうし。ゆるゆると目を向けた先にあるのは広い湖畔、と、問答無用でベッドに飛び込んだ飼い犬。もはやその行為に慣れてしまった自分に困りつつも、自分もベッドに近寄るとぽすんと倒れてみて…すり、と数度ベットに顔を寄せた後ほんの少しの思案「アンリ、こっちにもゴロゴロしてください」と自分のベッドを叩き)
御影尋.
じゃあこっちもオレの縄張りってことで…、
( カルデアでもほぼ相部屋状況だが外出先、デートとなるとまた特別で。同じくベッドに寝転ぶ飼い主を眺めながら、密かに感慨に浸っていると変わったお願いをされてキョトンとした顔を浮かべ。…まあ好きにして良いと言うのなら遠慮なく乗っ取ってやろうと、飼い主の隣に並び。眠くはないが近くにいるとつい癖で腕を伸ばしてしまう、そのまま胸の中に抱き寄せ。ベッドは2人分あるが、こうして抱きしめているとしみじみと添い寝の良さを実感する。「…夜の山は冷えるんだって。」不意に小さく囁けばじっと苦そうな瞳を見下ろし、)
>>アンリマユ
…湯たんぽ、用意してもらってきましょうか
(意図が読めない、とでも言いたげな表情のまま、それでもぽすっと隣に倒れてくれた貴方に安堵したように目を細め…貴方の気配がすると落ち着いて眠れる気がする、だなんて言いはしないけれど、ベッドに貴方の気配が何も無いのは落ち着かない。伸ばされた手に従うように、じっと黄色い瞳を見上げれば、本当は“一緒に寝たいって言ってはくれないんですか?”と揶揄いたいのを飲み込んで「それか、こうして抱き枕になっていただいても良いですよ」、いつもより肌が触れるから体温の温かさが分かって少し落ち着かないけれど、意地悪く弓形を描いた目元は、貴方と此処に来られて嬉しいと告げているはず)
御影尋.
抱き枕…なる。甘い物が好きで、乳のねえヒロっつー名前の女になら無料で飼われてやります。
( 此方の言わんとしてることはしっかりと伝わったようで愉快そうに歪んだ瞳が若干腹立たしい。対抗して生意気を吐きつつ…とはいえ、一度でも懐に入れてしまったのが運の尽き、この体温はどうにも手放しがたくてもっと、ずっと、貪欲に欲してしまいそうなるのは秘して。ほうっと全身から力を抜き、顔を寄せたのなら無防備な鼻先にそっと唇を押し当てて。「散歩連れてってくれプリーズ。」と腕を解き。ベッドでゴロゴロするのは好きだが来たからには色んなことをして遊びたい、)
>>アンリマユ
安い抱き枕ですねぇ…はいはい、お散歩行きましょうか。折角の外ですし、
(生意気な言葉に拗ねたくもなるけれど、鼻先に落とされた口付けが傍にいると誓ってくれているようで嬉しいので許すことに。こうして毎回絆される自分に呆れつつベッドから身体を起こすと立ち上がり「…何して遊びましょうか、まずは湖に行ってみますか?」、水遊びは犬の醍醐味のはず、と若干失礼な思考回路のまま提案を。窓から見える湖の…その全てが何かドロドロとしたもので汚染されているような気がしないわけでもないが、貴方なら大丈夫だろう)
御影尋.
ああ、そうする。湖以外にもなんか建物見えたし、ついで行ってみようぜ。
( 飼い主が立ち上がったのを見ると自分も体を起こし、此処に着いてからずっと気になっていた湖に行ってみることに。自分は水鉄砲を装備しお互い支度を済ませると一階に降り…リビングを通り過ぎた丁度その時、背後から誰かに引き止められた為、振り返り。見るとそこには殺生院と名乗った少女が佇んでおり、どうしたと声を掛けるより先に少女が口を開く。『お二人ともお出掛けですか?でしたら夜になるまでに帰ってきた方がよろしいかとー。』忠告といえばそう…だけど含みのある言い方に、不可解そうに眉を顰め小首を傾け、)
>>アンリマユ
…わかりました、どうもありがとうございます
(明らかに浮かれている飼い犬を横目に、湖の他に見えた景色のことを思い出そうと記憶を探るもののいまいち…モヤがかかったように思い出せないものがある。階段を降り、外へと向かう扉に手をかけた時に聞こえた少女の声に振り返れば、目線を合わせるように膝を折って___「…夜までには戻ります、暗いところは苦手なので」と、ほんの少しだけ瞳を柔らかく溶かして。立ち上がれば何事も無かったように、行きますよ、と飼い犬の肩を軽く。少なくとも…この忠告は守った方がいいだろう、そう判断して)
御影尋.
夜になるとケダモノと魔性が大騒ぎするんだとー。アンタみたいなチビ、きっと一飲みだぜ。
( 忠告は守るにしても謎を謎にしたままでは心置きなく遊べない。自分達の身を守るべく外に出ようとする飼い主に少し待ったを掛け、手短にリリィから理由を聞き出すと腑に落ちると同時に、窓から見える青空を一瞥し。それからいってらっしゃいませ、と手を振り見送ってくれる少女と別れれば外へ。いつも通りじゃれるように肩を寄せ歩きながら「ほーそく?っつうのも何なんだろうな。」とボヤき。この特異点の“ 法則 ”に関してはその場で少女に聞いてもふふふ、と笑うだけで答えて貰えなかったのだ、)
>>アンリマユ
ケダモノも魔性も今隣にいるのですが…何はともあれ、そうですね。“何かが起きる”には“決められたトリガー”があって、それが“夜”なのでしょうね
(楽観的な自分とは裏腹に、しっかりと事情聴取した後で隣に並んだ飼い犬の頭を“いい子”、と言いたげに撫でようと手を伸ばし。言い方はアレだが、明らかにあの少女は怪しくて、それでも疑うことをしたくないのは彼女から滲み出る気配が“騙すつもりはない”と言っているようだからで…もちろん“騙すつもりはない”は“偽るつもりはない”と似て非なるものだけれど。考えることはあまり得意ではなくて、首を振って意識を分散させれば…見えた湖に「…先に辿り着いた方の勝ちです」と一言、ぱっとその場を離れるように駆け出して)
御影尋.
なんか起きる───…へ!?あっ、おいズリィぞ!
( 慣れ親しんだ飼い主の手の感触に心地よさを感じながら茫然と言葉を繰り返す。…仮に彼女の推理が正解だったとしたら夜の時間を敵に潰されるかもしれない、それは最悪だなぁ。そんなことを考えていると聞こえた声に上の空だった意識が引き戻され、鉄砲玉のように駆け出す背中にギャン!と上記を叫び。勝敗なんて二の次、ケダモノの性に従いただ目の前の獲物を捕まえようと足を動かし…ふと、右手に握られた武器の存在を思い出す。走りながら静かに銃の照準を少女へとセット、食らいやがれー!と心中で叫びながらサーヴァントげなく水鉄砲を乱射して、)
>>アンリマユ
うぉっ、ちょ…アンリマユさん、飛び道具は卑怯でしょう
(あとちょっと、と顔を上げた瞬間、びゃっと背中に冷たい液体がかかる感覚。ぴゃっとその場で小さく跳ねたあと、足を止めて振り返れば水鉄砲を構えている飼い犬が…ええ、ズルくないですか!?そんなのってないじゃないですか、と吠えて。折角のお揃いが水でびしょびしょ、水着だからと言われてしまえばそれまでだけれど…パーカーの裾をぎゅうと絞れば水が落ちる。後で絶対に湖に落としてやる、そう心に決めながらパーカーの裾からぱたぱたと内側に空気を、目線はじとりと飼い犬へ送って)
御影尋.
ヒヒヒ、獣相手に背を向けて逃げる方が悪い。自称調教師サマもざまぁねえな。
( 飛び道具禁止とは一切言われていないのでセーフなはず。腕前もへったくれもなく、適当に撃ったうちの何発かがヒットしたらしい、ピャッと飛び上がった姿が驚いた猫を彷彿とさせて甘露。武器を下ろし意気揚々とした足取りで仕留めたターゲットの元に歩み寄ると恨めしそうな眼差しも何のそので、べーっと憎たらしく舌を覗かせてみせて。…それにしてももう湖は目前だというのに、服を乾かしている飼い主を見ると「おー…今回も見てるだけな感じ?」、素朴な疑問を投げ掛け、)
>>アンリマユ
…泳げないので
(満足気に、というよりはどこか楽しそうに歩み寄ってきた飼い犬の生意気に覗いた舌を見据え、心の底から生意気な人だと思う…と同時に、それでも飽きもせず自分と一緒にいるあたり好き者は似た者同士なのだろうと唇を僅かに尖らせて。聞こえた声には、すんっと一言。ほら、今回は浮き輪もないし…とはいえ、何もしないつもりもなく、足先だけでも楽しむ気は満々で。そこから数歩、飼い犬を越えて先に進んで見せれば足は水の中へ…「はい、自分の勝ちです」と。ただでは折れないのが自分だもの、どや、と無表情のままとはいえ得意げに目元を緩めては、ちゃぷちゃぷと水の中に数歩進み)
御影尋.
カナヅチまだ卒業してないんかい。おーい、どこまで行く気?溺れるぜー、
( ムッとしていたかと思えば無表情ながらも得意げな雰囲気を漂わせ、どんどん先に歩いていく飼い主。泳げないと言うわりに淀みのない足取りを見ていると、そんな大胆なことしないと分かっていても、このまま沖の方に行くんじゃないかと考えが過ぎり、つられて自分も2、3歩踏み出して。周りに目を遣ってみると近くに海の家っぽい小屋を見つけ、ポピュラーな輪っか型をはじめ白鳥やらシャチの形を模した浮き輪が立てかけられており。「何だあれ…!」見たことない面白そうなオモチャを見つけ、犬はそわそわした様子で建物を指差して、)
>>アンリマユ
…よーし、アンリマユさん“取ってこい”です
(ぱしゃりと音がして、振り向けばほんの少しだけ不安そうな表情の貴方がいて…少なくとも貴方の前でいなくなる時は、敵に敗れたときで、貴方がいる限りそんな最期は来ませんよと思ったりもしたのだけれど。と、ふいに瞳がきらきらと光る様に視線を動かせば…何ともファンシーなものが。流石は夏の魔物が見せる特異点、便利なものがあるようで。「丁度、自分が欲していたものです」と、暗に浮き輪であることを告げればここで勝者の特権を発動。ぴっと指先をその浮き輪たちに向け)
御影尋.
へいへい、知ってる顔に声掛けられてもついてくなよー。
( 不当な扱いに少し不満げに顔を顰めたものの飼い主に頼まれようが頼まれまいが、浮き輪を取りに行こうと思っていた為何だかんだとお願いを甘受し、小屋に走り。特に指定もなかった為、お馴染みのドーナツ型と…シャチを借りることにしてお店を後にする。それぞれを両腕の間に挟むように持ち歩き…重くはないがポヨンポヨンしていて些か持ちにくいソレを、落とさないよう気をつけながら来た道を戻り。「おーい!」どちらか受け取ってもらおうと湖を眺めている飼い主を呼んで、)
>>アンリマユ
はぁい…自分はこちらをお預かりします
(余計な一言を…と思ったものの、取りに行ってくれた飼い犬の背に向かってひらひらと手を振ってから…ぴしゃりと音を立ててその場に座り込み。暫くぱしゃぱしゃと水遊びを楽しみつつ、遠くに僅かに揺らいだ建物の影に目を細めていれば…聞こえた声に立ち上がり、貴方の元へ。ドーナツ型の浮き輪を手に取り、すっぽりと早速身につけるように装着して…「よし、遊びますよ」と。ワガママな犬に気ままな猫、果たしてこの水遊びは貴方が望むデートと呼んでいいのだろうか)
御影尋.
ヒヒヒ、良いじゃん。浮き輪似合ってる!
( 腰にドーナツを装備した飼い主は、ちびっこ軍団と一緒にいても違和感がない…とか言った日にはタックルされそうだ。水に入る前に濡れないようにパーカーとビーチサンダルを脱ぎ、水面にシャチを浮かばせる。その後、どのくらいの深さがあるのか確かめるべく先行してゆっくりと水の中に浸かってみせ。ギリギリ爪先がつく深さで時々ピョンと地面を蹴りつつ「…ん、ちょい深いけど大丈夫。」、浮き輪があるとはいえ補助があった方が入りやすいかもしれない。さざ波に揺蕩いながら岸にいる飼い主に向かって片手を差し伸べて、)
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