見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ/シャルルマーニュ
…貴方の隣に立つのに相応しいでしょうか?
(覚えがなくとも、貴方のことを輝く瞳で見つめる周りの人間たちの反応が何よりの証拠。貴方は、素晴らしい人…だから、そっと髪に贈られた宝石はきっと魔力はなくともこれから先の標になると信じて。戴冠式にも似た光景に、お店の人や来店した客人が、時間が止まったかのようにこちらに視線を向けていることに気が付いて「…目立ってしまいました」と、そそくさと隠れるように再び椅子に腰を下ろし直し)
御影尋.
シャルルマーニュ/
むしろ一緒に戦ってくれると心強いんだが…何せ色々と新人だからな、俺。ご指導のほどよろしくお願いします!
(初召喚時よりは勝手が分かってきたとはいえ広いサーヴァント界の中じゃ自分なんてまだまだ生まれたてのひよっこ、カルデアにも最近召喚されたばかり。分からない事が多いからこそ隣に誰か居てくれるのならありがたいことで。背筋を伸ばし半分おどけつつも、きっちり頭を下げて、)
アンリマユ/
(サイズが大きい訳でもないのにスーツに着られている感が否めないのはもうこの際諦めよう…殻の宿命だ。通常より少し緩くタイを結べば試着室を出て。店内に戻ってみると飼い主…と、謎に頭を垂れているセイバーが。のろのろ、気怠げな歩調で2人と合流を果たせば「…着替え終わったけど、どういう状況よ。」とハテナマークを浮かべながらやや怪訝そうに両者を見、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
…こちらこそ。頼りにしていますよ、シャルルさん
(頭を下げる姿は本当に王子様か、あるいは傍から見れば立派な護衛に見えるに違いない。ぱちりと苦そうな目を瞬いた後、困ったように僅かに眉尻を下げて…真っ直ぐな人だ、火傷してしまいそう。と、助け舟のつもりは無いのだろうけれど、聞こえた声に顔を向ければ怪訝そうな顔をした飼い犬が…うん、似合うじゃないですか。「素敵ですよ、アンリさん」と、冗談ではなくいつも通りの無表情だとしても、そっと言葉を並べては立ち上がり…ここから先は、こんなに穏やかな心持ちで着飾った二人を見ていられないだろうから…折角なので、と離れた位置からまじまじと満足気に二人を眺めることにして)
御影尋.
アンリマユ/
(褒め言葉も綺麗な物を見るような眼差しもむず痒くて静かにフェードアウト…する途中で頭の少し高い位置で煌めいた物に気付くと静かに瞠目し。──支払いを済ませ店を出ようとなった時、セイバーだけ先に行かせて前を歩く飼い主の手首を掴み。髪飾りを一瞥し、綺麗とか似合ってるとか…そういう言葉はやっぱり難しいから。「なあ、フラフラしねえからやっぱオレもパーティー行きたい。」と。人の多い所は相変わらず苦手だが、気が変わるくらいには似合ってるということで…、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
(白い東洋風のドレスに青い宝石のついた耳飾り、赤い髪飾りが揺れてこの時ばかりは自分の気怠げな目も雰囲気が合うのだろう。親切な、もう二度と会うことがないであろう店主にお礼を言って店を出る寸前…引かれた手に、驚いた様に見上げればそれはもう何とも言えない表情を浮かべた飼い犬が。嗚呼、本当に可愛い人だこと!「…ええ、一緒に」、最初から置いていくつもりなんてなかったとは言ってあげないけれど、空いている方の手で飼い犬の手を取ったなら、今度こそ…前を歩く騎士を追うために一歩)
御影尋.
アンリマユ/
(明るい所に引っ張ってくれるような手、前を歩く小さな背中を見つめながら本当に、敵わないなぁと思う。店先で待っていたセイバーと合流すると…フラフラしないと約束もしたことだしもう大丈夫、繋いでいた手をそっと解き。「とりあえず会場行ってみねえ…?」どのような手段で聖杯を手に入れるにせよ、まずは現場に行ってみなければ。会場に入ってからの動きは受け身になってしまうが、飼い主の指示に従うとして…セイバーも異論は無いようで指示を待つように飼い主を見遣り、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
そうですね、カルデアからの情報だと…
(解かれた手を一瞥してから、思考回路はこれからの任務のことへと向けて。考えた計画は在り来りでも“魔術を使わない方法”ならば魔術師は出し抜きやすいから。「紹介状は斡旋してくれるそうですし、会場に行って…自分は中で様子を見てきます。アンリさんかシャルルさん、自分と一緒に来ていただけますか?もう一方は、全てが終わったあとの逃走経路確保のために周辺を…見て、」、真剣に考えていた意識が浮上して、この時代を生きている周りからの物珍しそうな目に気が付いて、おろおろと二人の陰に隠れ)
御影尋.
シャルルマーニュ/
(好奇の目もさることながら肌に刺さる敵意にも近い嫌悪の眼差し。諸悪の根源とされているが故に狂わせるのか、本能から不気味なナニカを見るような不快そうな眼差しを復讐者に向ける人々…とじっと外の世界をその目に映す復讐者の図は、どこか噛み合ってなくてチグハグだ。隠れてしまったマスターと彼女の頭を撫でる彼を、何とも言えない心持ちで見ていると問い掛けに率先してスパイ役を買って出た復讐者。自分もツーテンポほど遅れて、)
…ま隠密行動は向いてねえし、妥当だわな。警備とか凄そうだし俺達は俺達で色々と調べてみようぜ。
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
そうですね…では、参りましょうか。よろしくお願いします、シャルルさん。頼りにしてますよ?
(頭を撫でる手はいつも通りだというのに、その黄色い目は無機質に周りの世界を映していて。嗚呼、思えば貴方はいつもどこか遠くから世界を見ているみたい…顔を上げ、セイバーの声に反応を示したあと、両手を飼い犬の頬へと伸ばし。「…自分は貴方が大好きですよ」と。飼い犬が気にしていなくとも、向けられる目が少しでも優しいものになれば良いと願うマスターからのおまじないの、つもり。直ぐに手を離して、前を向けばセイバーの隣へ…とにかく様子見、聖杯が出品された瞬間からミッションはスタートということで、会場へ向かおうと一歩)
御影尋.
アンリマユ/
あんだよ急に…恥ずかしい女だこと。
(各々の役割も決まりさあ出発!となった時。端から外野の目なんてどうでも良かったのに…人目も憚らず告げられた告白まがいの言葉がむず痒くて視線を逸らし。あまり人のことは言えないもののシャイな飼い主の気が少しでも紛れるように、復讐者と騎士で彼女をサンドしながら進み。…そうして古くも綺麗な建物が建ち並ぶなか、一際立派なホール会場が見えてきて。自分が実体化出来るのはここまでだと判断すれば、「…逃げ道は探すけど、何があったら呼べよ。」と令呪を一瞥しながら告げては霊体化し、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
はい、そちらもお気を付けて__行きましょうか、シャルルさん。
(視線を逸らしたものの、ぴたりと隣に並んだ飼い犬は多分自分が伝えたかったことを正しく理解してくれたのだろう。辿り着いた先で霊体化したその人に、小さな声で返事をしてから隣の青い瞳を見上げて。入場自体は苦ではない、カルデアが既に根回しをしてくれているだろうから…問題は入った後。「一度二人で一通り中を見て…それから、オークション開始、あるいは今日は出品がないと分かるまで別行動で情報収集して…と、そんな流れで大丈夫ですか?」念の為の確認をしつつ、首を傾け。一緒に動いた方が良いことは分かっているけれど、仮にも魔術とマスター適正のある自分と英霊が連れ立っている姿はさぞ目立つことだろう)
御影尋.
シャルルマーニュ/
(相棒の返答を聞き満足したのだろう、アヴェンジャーの気配が場から離れたのを感じ取ると視線を再びマスターの方へ戻し。聞かされた采配は…建物内の構造は把握しておきたいし見て回るのは賛成、情報収集も必要不可欠。ただ、途中で聞こえた「別行動」というワードにはやはり不安を覚え、眉を顰めて表情を曇らせる。分かれた方が効率が良いのは分かっているが…「危なくねえか…?俺がネックになるっつうなら霊体化してるし…、」流石にどんなに一流の魔術師であろうと霊体化しているサーヴァントには敵うまい、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
__違います、そういうつもりはなくて、
(少しずつ、目の前の整ったその顔に不満が滲んで、その不満の理由が“心配”であると理解出来るようになっただけ自分は成長しているはず。だから、嗚呼また言葉が足りないと怒られそう…と無表情ながらもオドオドした様子で自分を守るように両手をぎゅっと握りしめて。「自分は魔力の質が良いとは言えません、しかも西洋の地で協会の人間がいる場では…自分が目立つのは必然でしょう。貴方の邪魔になりたくないのです、目的を無事に回収するために」…獣耳があったならば、ぺたりと伏せられていたことだろう)
御影尋.
シャルルマーニュ/
…?目立つなら尚更俺が必要だろ。なあ、アンタらはどう思う?
(叱られるのを恐れる子供のような姿を見ると気持ち肩を竦め、其方の言い分を聞いたうえで彼女を足手まといだとは思わず小首を傾ける。…ただ、己は騎士であって魔術師ではない。魔術師のことは魔術師に聞いた方が良いとカルデア側に意見を振るも、モニター越しから返ってきた答えは自身と大差なく。満場一致で単独行動は危険だと…それからエルメロイ二世が場に相応しい立ち振る舞いが出来ていれば人種なんてさしたる問題ではないこと。それよりもっと気をつけなければならない事があるとマスターに告げ、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
…はい、先生
(服装も、見た目も、育ちも家柄も帰られない世界で英霊の活動の妨げにはなりたくないと思っていたのだけれど。当人が気にしないというのならば反論するだけ悪手だと、カルデアから聞こえた声に視線を向け話を促すように頷いて。それは嫌味ひとつなく敬意を示すための呼び名。「すみません、つい、どうしても…ダメですね、自分はこういう時に自己犠牲以外の解決方法が思い浮かばない」、困ったように眉を下げて、この場に飼い犬がいたら怒鳴られていただろうと__そっと人差し指を口元へ運ぶと、彼には内緒ですよ、とセイバーを見上げ)
御影尋.
シャルルマーニュ/
気持ちは分かるよ。でもそういうのは俺達が全滅してもう駄目だってなった時まで取っておいてくれ。
(守られるだけ、というのは歯痒いのだろう。彼女の気持ちを汲む一方で、気質上単独行動はやはり賛成出来ず。申し訳なさげな少女に朗らかに笑ってみせるが、モニターに視線を戻す頃には笑顔は消え、戦士の顔に戻り。そこからは黙って魔術師の話に耳を傾ける…まずは、呪いの媒体にされる為、聞かれても名前は名乗らないこと。もしもの際はエルメロイの遣いとでも言っておけと、次に手には情報が多い。握手を求められてもこれまた応じるな。不必要に目を合わせることも良くない…爪の先から髪の一本に至るまで君を構成するもの全て君の身を守ってくれる物であり、同時に脅かすものでもあると伝え、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
____はい、先生。
(こちらの気持ちを汲み取った上で、生きることを選ばせるカルデアは多くの別れの上に立っている。それでも、今いる仲間たちは自分がその礎になることを許してはくれないから…苦しくても、辛くても、一時の光を抱きしめて前を向くしかない。手を伸ばし、そっとセイバーの袖を掴んだのは震える指先を隠すため。不安だとか怖いだとか、そんな感情を抱えたまま無表情を貫く自分でも許して欲しい…から、先生の告げた言葉をしっかりと心中で反芻して「有難く先生のお名前、お借りします。セイバー、行けますか?」と、あと少しで口を開けた豪奢な玄関に辿り着く、ちらりと横を見上げて…通信を切る前に、聞いておくべきことはあるか、と)
御影尋.
シャルルマーニュ/
ルール、シビア過ぎねえ…?オレこんなんだからさ、やばいと思ったら止めてくれると助かる!
(最初こそ真面目に聞いていたものの複雑なルールに果たして覚えていられるだろうかと。マスターより此方の方がボロを出しそうな予感がして、神妙な面持ちで画面を見ていると不意に服の袖を引っ張られる感覚。潜入直前にも関わらずへらりと緊張感のない笑みを浮かべ、お喋りが過ぎたら止めてくれと両手を合わせ。─いよいよエントランスに足を踏み入れる直前、「…お手をどーぞ。」と少しでも従者らしく見えるように、其方に向かって静かに手を差し伸べ、)
>>アンリマユ/シャルルマーニュ
まあまあ、そう気張りすぎも良くないというものです…ありがとうございます、シャルルさん
(気の抜けた笑みはきっと自分のため…鈍感な自分でも、敵意ある感情と無い感情の区別くらいはつく。だからこそ、差し伸べられた手にそっと自身の手を重ね一度瞼を閉じれば…次に目を開けた時には、唇にうっすらと笑みを描き、穏やかに微笑む淑女然とした表情で前を向き。入口に立つ所謂受付係らしい人間の元へ、招待状を胸元から抜き出して手渡せば、誰が曲者だと疑おうか…最も、隣に立つ英霊が浮世離れした美しさを放つものだから、異質ではあるのだけれど)
御影尋.
シャルルマーニュ/
(こういった社交の場は初めてではないのか。先ほど多数の視線に困っていたとは思えないくらい淀みのない立ち振る舞いは、感心する以外他になく。招待状とマスターのおかげで受付に疑われることなく、無事に入場することが出来た。内心ホッとしつつ、さりげなく周囲に目を向け…ただの金持ちの集まりのように見えてここにいる者達は全員力のある魔術師、中には自分と同様人間のように見えて人とは異なる気配もちらほら感じる。目の前の光景にある程度目が慣れてくれば隣にいる主人に、)
オークションまでまだ時間があるみたいだな。もう会場入っちまうか色々見て回るか…どうする?
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