【FGO】嗚呼、日常。【3L】

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

…自分が今回のマスター、尋です。こちらが、アンリマユ＿＿相棒です、どうぞよろしく
（タブレットを覗き込む飼い犬と共に入った先、青く光るその下に居たのは…これまた青い瞳が印象的な青年で。嗚呼、そういえば最近仲間が増えたとか何とか…と、その瞳をキラキラと輝かせて、後ろに隠れた飼い犬に興味を示すその姿…なんだろう、こう、面白いことを前にした反応が飼い犬と似ていない気がしないでもなくて親近感が湧いてくる。そっと握手を求めるように、片手を差し出して）

ほら、アンリマユさんもご挨拶を…心強い仲間ですよ。飼い主を盾にしないでください、ちょっと、

（タブレットを近くに来てくれたスタッフに預け、少なくとも敵意ではない感情を向けられているというのに後ろに隠れたまっくろくろすけの頭を、もう一方の手でぺそぺそと叩く…まあ、うん、キラキラが眩しい気持ちは分からないでもない。苦そうなチョコレート色には少々輝きが強すぎる、ので目を伏せて…黒と赤の飼い犬に、白と青の騎士様、正反対の二人だこと、と）

（/背後様！？！？想定外のメンバーに尋背後はｱｯﾋｮｪｱ!?!?と素っ頓狂な声を上げましたよ！？！？先日弊カルデアには来てくれなかったのに…ｴｴﾝ…絡み方など、ドッペルにはならないように書き進めていきますので、お好みのロル回しの方法などございましたらお手隙の際にご教示くださいませー！/蹴推奨）

御影尋.

ｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ/

ｱﾝﾀらのことは話に聞いてるよ。我が真名はｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ、ｸﾗｽはｾｲﾊﾞｰ！ｼｬﾙﾙでもｼｬﾙでも好きなように呼んでくれ、重要なのは“ ｼｬﾙﾙ ”って呼んで欲しいってことだからな！
(沈黙されてなお謎のサーヴァントにキラキラとした眼差しを向けていたが、マスターから手を差し伸べられると名乗ってないことを思い出し。自分より小さな手をしっかりと握り返し己が真名を告げた後、復讐者の言葉には「おう、勿論！伝説…いいや、噂通りの英雄の姿、存分に見せてやるぜ！」と初陣で分かりやすく張り切っており2人に向けて親指を立てて、)

ｱﾝﾘﾏﾕ/

…はあ。ｱﾝﾘﾏﾕ、ｸﾗｽはｱｳﾞｪﾝｼﾞｬｰ。悪神の名前を貰っちゃいるが、ｵﾚはめちゃくちゃ弱い。戦闘では主にｱﾝﾀ頼りになると思うから気張れよ、新人。
(答えを待ち侘びるようにじっと此方を見据える蒼穹の瞳、そして飼い主から頭をぺそぺそ叩かれるとため息混じりに肩を竦めて。クラスさえ知っていれば問題ないだろうに…と思いつつも観念して自己紹介して、)

(/まさか実装してくれると思わなかったのでﾄﾗｵﾑで登場してくれたのが嬉しくて嬉しくて…ﾛｰﾗﾝと悩んだのですが、ｱﾝﾘとお声が被る( メタ )ので今回はシャルに来てもらいました！
ドッペルなしで2キャラを動かすのは不慣れ故、拙いところがありますがどうか2人のわんこをよろしくお願いします！/返事不要です)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

では、シャルルさん…自分は見ての通りへっぽこですので、どうか無事に帰ってきてくださいね。
（そっと大きくて力強い手が触れて、嗚呼、真っ直ぐな人だと思う。それでいて、その眩しすぎるくらいの在り方は…憧れないと言えば嘘になるけれど。精一杯頑張ることは保証しよう、と、しっかりと挨拶が出来た…まあ、生意気な口はそのままとはいえ、そんな真っ黒な飼い犬を褒めるようによしよしと撫でてから、二人に触れていた手を離し）

…では、参りましょうか。頼りにしていますよ、シャルルさん、アンリマユさん

（戦いは好まない、ただ、背を向けて逃げるのは曰く格好悪いので…無理にでも前を向く。一度、カルデアスを見上げてからコフィンへと足を向けるよう一歩…初陣なのだろう騎士と、自他共に認める最弱英霊、見習いのへっぽこマスターだなんて、何の因果かと思うほど、凸凹だけれどそれでも戦えるのだと、この人類史に対する悪に銃口を向けるために…いつもなら貴方に手を引かれて歩くはずの道に自力で立って進み）

御影尋.

ｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ/

ああ、俺も頑張るからさ、“ 3人 “無事に帰ってこれたら派手に祝賀会でもやろうぜ。
(世界のピンチを救って、仲間達も守ることが出来たのならそれはもう騎士として最高にカッコいいと思う！まるで他人事のような言い方をするマスターに、3人で帰るんだと伝えると案内されたコフィンに颯爽と乗り込み。何せ初めてのレイシフト…このまま待ってればいいのか。辺りをキョロついたり、ぺたぺたと窓ガラスに触れながらスタッフから事前に言われた通り待機しており、)

ｱﾝﾘﾏﾕ/

(人前で頭を撫でるのは止めろ、とかセイバーだけ渾名呼びとはどういう了見だ、とか言いたいことは色々あれど出発前ということでそれらを飲み込み狭いカプセルへ。飼い主はいつも通り至ってクールだ、新人は…何というかケースの中に閉じ込められた犬みてぇだな、と自分のことを棚に上げて思い。窓ガラスから見える景色をぼーっと眺めながらその時が来るのを待っていて、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

…ええ、そうですね
（3人で、と、そう言い切り、自分を追い抜かすように嬉々としてコフィンへと潜った新人は…とても眩しくて、少しだけ鈍く心臓が痛む。飼い犬とは違う、ただ純粋にそれが正しいことだと言わんばかりのソレは、触れたら火傷してしまいそうな正義だ。でも自分は残念ながら、彼と、飼い犬と、自分を天秤にかけた時…カルデアが呼んだ二人を優先するに決まっている。そっと、自身もコフィンへと乗り込む…その前に、ちらりと飼い犬の乗り込んだコフィンを一瞥し）

…、
（何かを言いたげだった表情を思い返して、それから何も言わずに中へ。多分きっと、頭を撫でるなとか、そういう話なのだろうから…撫でた手が震えていなければ良いのだけれど。深く呼吸をして、目を閉じて…目が覚めた時に、二人が傍にいてくれることを願って…アンサモンプログラムスタート…3.2.1…）

御影尋.

ｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ/

おっ…？おおおお…！？
(ふわり、体が浮いたと思ったら次はくらりと脳味噌を揺すられるような感覚がして、もう一度体が宙に浮いたような気がした。初めて味わうレイシフトの感覚に翻弄されつつ、そっと目を開けてみると目の前には白と青、真下には緑と茶色が広がっており……そう、自分は今落下しているのだ！何で！？レイシフトってこんなもんなのか！？と混乱しつつ、右を向いてみるとマスターを抱えた復讐者が見え。「おい、大丈夫か？ﾏｽﾀｰは俺が抱えるから、ｱﾝﾀは…そうだな、背中に乗ってくれ。」と叫び、)


ｱﾝﾘﾏﾕ/

(ふっ…と両足が地から離れレイシフトが始まったことを知る。このまま待っていたらじきにスタート地点に降ろしてくれるだろうと呑気に構えていたが、いつまで経っても浮遊感が収まらないどころか風圧は増すばかり。嫌な予感がして目を開けてみると予感は的中、刻一刻と迫り来る地面に「し、死ぬ…！」と呟き。新人は多分余裕で耐えられるとして飼い主は…辺りを見渡し隣で意識の戻らない飼い主を腕の中に招き。このままじゃ二人共落下死すると思った時、伸ばされた手。飼い主を預けるが、後半の台詞には「ﾏｼﾞで…？」と引き攣った笑みを浮かべ、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

（いつも通りの浮遊感、いつも通り覚醒に時間のかかる自分…と、何やら声がしてパチリと目を開ける。いつもなら、近くにあるのは黄色い瞳だけれど…今日は、青の…そこでようやく理解した、嗚呼、どうしてまた！自分を抱き抱える騎士と、おそらくはそれが良いと判断したのであろう飼い犬を交互に見たあと、足元に迫る街並みに人が確かに居る証を見つけては）

アヴェンジャー、セイバー、助けていただいてありがとうございます。このまま街の中心に落ちると騒ぎになりますから、少し外れた位置に！

（どんな会話が繰り広げられていたのかは知らないが、まあ、こんなにも重たい荷物がなければ英霊たちも着地は容易かったはず。申し訳ないと思いつつ、それでも騎士にしがみつくように腕を回して…それから、再び街を見下ろして…特にワイバーンだとかがいる訳でもない、本当に…これは、いつもの特異点とは少し違うのだと…衝撃に備えるように、目を閉じて）

御影尋.

ｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ/

ですよねー！つーわけで、すまんﾏｽﾀｰ。ｱﾝﾀ達のことは責任持って受け止めるから俺と共に落ちて欲しい…！
(マスターが目覚め安堵したのも束の間、すぐに険しい顔を浮かべ。己に空を飛んだ逸話はないし、復讐者にも尋ねてみたが即『出来るならしがみついてねえよ？！』と尤もな言葉が返ってきて。…いや、自分の場合宝具を展開すれば飛べなくもないが人どころか街ごと巻き込んでしまう、それじゃあ本末転倒だ。幸い眼下に人影はなし、自分に出来ることといえばせいぜい落下の衝撃を抑える事で…右腕にはマスター、背には復讐者、左手で剣を取ると地に向け「ｼﾞｭﾜﾕｰｽﾞ──！」と、主の命を受け剣から放たれた突風がクッションの役割を果たし。凄まじいスピードで落下していた体がふわっと宙に持ちあがって、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

（盛大な愛の告白にも似たセリフに、余裕があったら笑っていたに違いないのに、しっかりと自分を抱え込んだまま、不慣れな…否、初めてに違いない形で剣を振るう姿はまさに騎士。ふわり、と落下速度が緩む感覚に目を薄く開けて、状況を確認しては…）

…素晴らしい。ありがとうございます、シャルルさん。重たい荷物で恐縮です、

（と一言。つい癖で、感謝の意を込めて、飼い犬と騎士の頭を撫でようと手を伸ばしたところでハッと気づき、そのままスススッと手は元の位置へ…カッコイイが好きな騎士様には不要な代物に違いない。市街地から外れた位置に落ちたものの、人の気配はしてもエネミーの気配は…しないわけで、これまたどうしてそれもそれで不気味。カルデアとの連絡を待つように、腕を気にしつつ辺りを見回して）

御影尋.

ｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ/

いいや、もう全ｯ然ﾀﾞﾒだ！次はもっとｶｯｺよく着地出来るように帰ったら練習するぞー！
(なんとか無事に着地に成功し、風が止めば細い体をそっと降ろして。空なんて如何にも格好良く登場出来そうなシチュエーションだったのに活かすことが出来ず。酷く悔しそうにしながら今のところ剣呑な気配は無いと知って、剣を腰に収める。それから復讐者の提案には「…そうだな。」と同調し、)

ｱﾝﾘﾏﾕ/

…し、死ぬかと思ったー。
(少しでもセイバーの負担を減らすべく、落ちても死なない高さまでやってくると一足先に地上へ。間もなく遅れて降りてきた2人…特に飼い主の無事を知れば密かに安心したのは秘密だ。「どこでも良いから、取りあえず移動しねえ？」カッコいいかどうかはさておき、派手な現れ方だったことには違いない。異変を聞きつけた警備と遭遇したら面倒だと思えば2人に提案を、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

十分かっこよかったと思いますが…そうですね、一先ずは移動しましょうか

（そっと足が地面につけば、ほっとしたように僅かに息を吐いて…いやはや、どうしてこう自分のレイシフトは安定しないのか。と、飼い犬の提案に緩く頷けば…特異点と言えど、今回は聖杯によって大きく歪められた世界ではなく、聖杯が歪めるであろう世界。穏やかに、干渉しすぎずに…争わずに、聖杯だけ奪取して戻ることが出来たならそれが一番望ましいはず。二人の風貌を漠然と眺めては、一先ず行き先を）

今回は潜入捜査…というか、人と意図的に接触する必要があるので…まずは仕立て屋で、どうでしょう

（お二人の様相が目立つんですよね…とは言えない、が、目立つ。ある程度は何とかなったとして、対魔術師相手だから英霊だと見破られたとしても差支えはないが…連れているのが、かのセイバーと主たる悪魔だとすれば、必然的に自分への目は厳しくなるだろう。いっそのこと騒がれる前に街に溶け込んでしまえば良い、いかがでしょうか、というように二人を見上げ）

御影尋.

ｱﾝﾘﾏﾕ/

まあ、その格好じゃあ即追い出されそうだもんな～、街の中心に行ってみようぜ。服屋くらい幾らでも見つかるだろ。
(アクシデントに見舞われて若干忘れかけていたが、飼い主の一言によってこれから向かう場所を思い出す。某クソダサTシャツとは比べるに値しないにせよ、貴族の遊び場に相応しいかと言われれば残念ながら否で。着飾ることが好きらしいセイバーも飼い主の発言には大賛成、『ｶｯｺいい…じゃなくて、綺麗になって会場の奴ら驚かせてやろうぜ！」と楽しそうだ。目立たぬようにサーヴァントは霊体化し、カルデア側から送られてくる道案内に従って歩くこと数分…街のメインストリートに辿り着き、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

（賛同を得れば、見えない分気配だけを連れて街の中へ。一人になれば、余計に目立つというもので…向けられる視線から逃げるように早足に進みながら、得た情報を元に店を探し。オークションに出るだなんて、公言することは避けたいし、何より足元を見られることは好まない…はてさて、どう名乗ったものかと考えながら潜ったのは、案内されるがままに通された老舗の仕立て屋…中には穏やかそうな店主が1人）

お呼ばれしてしまいまして…シーズンにぴったりなものを3着お願いしたいのですが…私のものと、兄たちのものを

（流石に2人のサイズは分からない、ので、適当な嘘を交えて声をかける。東洋人らしい見た目が珍しいのか、それともそういう物が好みなのか、嬉々として奥へと消えた店主を見送り…その後、姿は見えない2人へ｢義理の兄とでもしましょう。ほら、着せ替え人形の時間ですよ｣と。養子を取ることはステータスとされた時代だ、容姿が似ていないことも問題視はされないだろう…何よりこの空間に1人にしないでくれと少しだけ拗ねたように）

御影尋.

ｱﾝﾘﾏﾕ/

……は？いや、どう考えてもｵﾚ要らないでしょう。
(連れて来られた仕立て屋にて。姿が見えないことを良いことに自由に店内を彷徨いていたが聞こえた声に茫然として。会場に潜入するにあたり魔術の大家の令嬢として参加するのなら、付き人の1人くらい居た方が自然だろう。そんでもってその役を担うに相応しいのは復讐者なんかではなくセイバーだ。端正な風貌、生前は王であり騎士であった彼の方が上手く立ち回れるだろうし…何より、飼い主の身に何かあった時に守ってくれる実力がある。霊体化したまま其方に歩み寄り「霊体化してりゃあ問題ねえよ、それよりﾄﾞﾚｽ一緒に見ていい？」と。行き先を聞いた時から密かに楽しみにしていた事、いつかの夏休みの時のように一緒にドレスを選びたい、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

…アンリマユさんとも、一緒に街を歩きたい、ので
（本当は、自分が付き人役になって、飼い犬と共に騎士に付き従うのが…綺麗に見える構図に違いないのだけれど、英霊がいるとなれば、マスターが居るのが通りなのだからそれは難しい。仕方なく、先陣を切ることを決めたものの、近くから聞こえた声に瞳を向けて。そりゃあ、騎士然とした彼は似合うことだろう…でも、折角なら相棒とも一緒に街を歩きたいと思うのは間違いではない、はず。｢ドレスは、是非一緒に選んでください｣と、戻ってきた店主の手には綺麗なドレスがあれこれと…意見を求めるように、2人の気配に向けて目配せして）

御影尋.

ｱﾝﾘﾏﾕ/

…、…まあ、散歩くらいなら。ﾊﾟｰﾃｨは勘弁して下さい。
(正装に身を包んだ人間達、シャンデリアの輝き、堅苦しい礼儀作法…日陰者には眩し過ぎる空間故に散歩出来るだけで満足ですと。しょんぼりした声にそう答えた後、店主が持ってきたドレスを見遣り。極論飼い主が着たいものを着ればいい、というのがサーヴァント側の総意ではあるのだが…「戦闘になるかもしれねえし、あんま丈長いやつとかﾎﾞﾘｭｰﾑあるやつは避けた方が良いかもな。」と、条件に当てはまるドレスを眺めながら自分なりに助言を贈り、)


ｼｬﾙﾙﾏｰﾆｭ/

(邪魔にならない所で2人の話がひと段落するのを待ち、目配せされれば其方へ。上質なドレスの数々に店主の張りきり具合を感じつつ、復讐者の助言を聞くと思い出したように「そうそう、技術顧問殿から預かり物だ。衣装選びの参考にしてくれ。」とブルートパーズの耳飾りをポケットに忍ばせて。因みにワンポイントとなっている宝石にはAランク以上の魔力を1度だけ無効化する機能があり、実用性とお洒落を兼ね備えた礼装なのさ、とはダヴィンチの言だ、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

…確かに、出来る限り動きやすいものを＿＿この辺りでしょうか？

（渋々ではあるが、共に少しの間は歩いてくれると言うのだから及第点というもの。嬉しそうに僅かに目元を緩めては、目の前のドレスに向き直り…ふわふわしたものよりは、タイトな物の方が良いだろう。貧相に見えるのはまあ、胸元に多少なりビジューのついたものにして…嗚呼、足元にスリットが入ったものは動きやすそうだし、東洋人らしい自分に合うだろう…と、騎士からそっと預けられたそれは、）

…綺麗な青ですね、ありがとうございます

（触れればわかる、魔力の気配。華奢でいて華やかなそれは、繊細な作りの芸術品、鎮座する石は…騎士の瞳の色のようで。必然的に、自ずと手は目の前の英霊に似た色に伸びる。暗い灰色も良い、赤も素敵、けれど…黒と白とを手に取っては胸元に寄せて…どちらが良いでしょう、と問うように2人を見て）

御影尋.

ｱﾝﾘﾏﾕ/

乳ねえからって足をｱﾋﾟｰﾙする寸法すか？浅はか～。
(いつもなら露出を控えたがるくせに今日の飼い主は大胆だ…大きくスリットが入ったドレスを見ては訝しげに瞳を眇めて上記を。揶揄うような表情は変わらず、しかし続けざまにハニートラップとか全然向いてねえよ、と刺々しい言葉が口をついて出て。…それに耳飾りに合わせたのか、白と黒と青の色合いがどことなぁく隣にいるセイバーを彷彿とさせるのは絶対に気のせいじゃないはず！べちべちと見えない尻尾を床に叩きつけながら「別にどっちでも良いじゃねーのー？」とおざなりな返答を、興味なさげに他のドレスに目移りし、)
　

>>アンリマユ/シャルルマーニュ

“いつもは噛み跡で出せない脚”ですから、今日くらい良いでしょう？…向いてなくても、何人かは多分釣れますよ。自分、こちらじゃあ珍しい容姿でしょうから

（黒は飼い犬と騎士の色、青い耳飾りがあるのなら、髪飾りを赤にしてもいいかもしれない…なんて、思っていれば、心底不服そうな、というか気に食わないと全面に押し出して吠える黒い犬に、ムッとしたのは内緒。黒を置き、白いドレスを手に取ると｢着替えてきます。お2人も選んでおいてくださいね｣と、促されるままに店の奥へ…靴は後で選べばいい、と、胸元にドレスを抱き寄せて。素直じゃないのはお互いさま、だとして、普段は擦り傷や切り傷や…打撲痕だらけの身体に今日は傷一つないのだから、自分だって綺麗なものを好きに着てみたいと思うのは…戦いの場では愚かで、過ぎた願いなのだろう。飼い犬の言葉は正論で、少し痛い…ぐぅ、と奥歯を噛んで、言葉を飲み込む代わりに耳飾りを耳元へ）

御影尋.


ｱﾝﾘﾏﾕ/

……うるせえ、
(噛み跡が嫌なら歯でも舌でも抜いてくれ…聞こえた声に僅かに眉間を寄せつつ、視線はドレスに縫い付けたまま。足音が試着室の方へ消えたのを確認すると『今のはｶｯｺ悪い。」と図星を突いてくるセイバーにバツが悪そうに上記を。置き去りにされた黒いドレスを一瞥し…メンズコーナーへ足を運んで。あくまで自分達は飼い主の引き立て役…目立ちたくもないし、なるべく地味なデザインをと店内を物色しているとワインレッドのYシャツを見つけ。黒のタイ、と同色のスラックス、ジャケットは、夜会には出ないから良いか。「…ﾗﾌ過ぎるかね。」一頻り服選びを終え、持ってきた物を眺めながらぽつり、)