見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…?__それは、
(振り向いたら凄く意地悪で納得のいっていない顔をしているに違いない…貴方が怖くなかったと言えば嘘になるけれど、この英霊ならカルデアのために在ってくれるはず、そう感じる相手には自分=魔力タンクを好きに使う権利がある。伸ばされた手を邪険に払うことはしない、勿論身構えることはあるけれど。ただ…壁をじっと見据えたまま『俺の方“が”』と引っかかる言葉の意味を考えて。そういえば、貴方は自分から他の英霊の気配がすると…マーキングだと言われればそれはそう。でも、「ヤキモチ?それか、独占欲…?」、辿りついた結論を小さく問うように口にして)
御影尋.
違いますぅー。ただ、その…他の連中の方が強いのに、オレだけ身構えられんのは解せねえなって思っただけ。
(人の飼い主を勝手に密室に連れ込んだ挙句、モフるとかちょっと躾がなってないと思っただけで、断じて!嫉妬でも独占欲でも無い!たとえ口が裂けても本心は勿論のこと、あの時本当は自分もその場に居たとも言えず布団で顔を隠すと適当に誤魔化し。…けれども目は口ほどに物を言う、とはよく言ったもの。背中にじとり、と刺すような視線を向け、「菓子と珈琲を持ってくる役目はこの際、諦めるけどマスターの腹を守るのは飼い犬専用の役目デス。」と服の上からぽふぽふと柔らかなそこを撫でて、)
>>アンリマユ
…ふ、あはは、そう、そうですか。お腹だけで満足とは、随分と謙虚になりましたねぇ
(図星だとは言わないけれど、近からず遠からずな回答はできたようで。もぞもぞと背後の体温が動いてから、納得のいっていない視線を背中に受けている気配。腹部を撫でる手と、自分を拘束したままの腕の中で身を捻っては…揶揄う様な口調は反撃の合図。首筋から肩にかけて、それから腹部、太腿や脹脛だって、「身構えもしますよ。だって、貴方くらいですから。こんな自分の身体中に触れようとするのは」、物好きですね、なんて言外に嫌味を込めて)
御影尋.
…まあ、確かに?体つきは好みから外れてるけど抱き心地は悪くねえし…。それに、
(穏やかながらもコロコロと楽しそうに笑う横顔を上目づかいで眺める。そりゃあ男として主従の一線を踏み越えてしまいたい…と思うことも決して少なくないが、こうしてただくっついて、駄弁る時間も存外嫌いではないのだ。それに、という言葉を皮切りに赤が散った首筋に顔を寄せ。控えめに鼻を揺らせば感じ慣れた落ち着く気配が鼻腔をくすぐる。思わず「なはは、ヒロの匂いがする~。」と表情を柔らかく溶かし。見えない尻尾もヴォンヴォンと大きく揺れて、)
>>アンリマユ
それはそれで色々と失礼な…、
(さらりと相変わらずなことをいう貴方に、慣れたように目を細めて…とはいえ苦言を呈するのは当然のこと。文句を言うなら先ずはその手を離して…いや、やっぱりそれは寒いので離さなくて良いです。切れた言葉にぱちりと瞬きをして、匂いと言われると何だかそれはそれで落ち着かないのだけれど、大型犬を相手にするように貴方の頭を抱え込むように抱き締められたなら、「はいはい」といつもの如くあしらうような返事を。まったく、どちらが懐柔されているのやら、)
御影尋.
この体勢、マスターがボンキュッボンのナイスバディだったら天国だけど窒息しそう…。
(視界を遮ることで犬などを始めとした動物が大人しくなるように、何も見えなくなると悪魔も身じろぐのを止めて飼い主の胸に顔を埋め。健全な男なら誰もが心が揺れる構図に相変わらず残念且つ失礼な発言は止まないものの、安心する気配と体温。それから丁度いい暗さに引いていた眠りの波が再び押し寄せてくるのにそう時間は要さず。「…また眠くなってきた。」と呟き。けれども流石に三度寝は少しばかり気が引けて瞬きを繰り返しており、)
>>アンリマユ
重ね重ね失礼な人ですね、嫌ならさっさと離れてください
(言葉とは裏腹に、寧ろ落ち着いてすら見える貴方の姿に髪を梳くように頭を撫でながら小さく溜息を。そりゃあ、自分だってもう少し肉付きが良ければ水着とか、サンタさんとか、着物とか…と思うものの、願ったところで叶わないものもある。腕の中で眠ろうとする復讐者も人類史からしてみれば随分と滑稽なことだろうけれど「アンリマユさんが自分より先に眠ったら、自分は家出しますからね」なんて。家出、とは言ってもコーヒーを取りに行く程度なのだが…慣れたように貴方に布団を掛け直して)
御影尋.
……すやぁ。
(此方の失礼な物言いに不機嫌そうな雰囲気を押し出しながらも優しく寝かしつけてくれる飼い主。ぼうっとする頭の中で家族が居たらこんな感じなのかな…と嘗ての戻らない日々に想いを馳せていると、微睡の淵から自分を引っ張り上げるような声が聞こえ。少し寂しそうな、拗ねたような言い方をするので悪戯心をくすぐられ一瞬だけ視線を合わせた後、目を閉じ。「…24日、トナカイの格好して一緒にご馳走食べてくれるなら起きます。ついでにチューもクダサイ。」特別な日でも変わらず傍に居てくれるから今年も一緒にパーティーが出来ると信じて疑わず流暢な寝言を、)
>>アンリマユ
トナカイも、その…ちゅー、も、遠慮しますが
(温かな表情、ふいに合った目が優しくて意地悪で少しだけ驚いた。まあ、我儘な寝言だこと!「でも、貴方からクリスマスのお誘いをもらう日が来るなんて」。知らず、嬉しいような擽ったい感情にゆるゆると頬が緩む。とはいえ、コーヒーは取りに行きたいので…前払いということで。そっと腕から力を抜いて、髪の毛をゆるく梳いた後、覗いた額に口付けを。気分が良いのでプリンも食べよう。のそのそとベッドから足を下ろすと伸びをひとつ、そのままドアへ)
御影尋.
…!な、何その少女漫画の男みたいな……オレが女だったら惚れてたかも。
(一体誰に仕込まれたのか。一度叩き落とされてから持ち上げられると、不満と動揺、そして照れを内混ぜにした曖昧な笑みを浮かべておどけたように上記を。既に先約がいると思って一瞬ドキッとしたことは秘密にするとして何事も無かったかのように、颯爽と部屋から出て行こうとする背に「…えーっと、今年も一緒に居てくれるってことでOK?」嬉しそうな反応は見て取れたものの、それをイエスと捉えるのは性急な気がして。珍しくややしおらしい声で確認を取り、)
>>アンリマユ
…ええ、はい。自分で良ければ、
(聞こえた少し緊張しているような声に振り向けば、まだ貴方は寝惚けているのかもしれない…そう思うくらいにいつもより優しい笑みを浮かべている。そろそろ塞がり始めた頸の傷も、全部夢なのかもしれないと思うほどに穏やかで。だから、こちらもいつもとは似ても似つかない程に柔らかく笑って応えることに。「ふふ、今年も一緒で柄にもなく嬉しいんですよ」と、それこそ部屋着で外に出ても良いかと思ってしまうくらいには。ルンルン気分のまま、今度こそドアを開けて廊下へ)
御影尋.
!!…にひひっ、言質はとったぜ。
(本人の口から明確な返答を貰えれば分かり易く表情が華やぎ、思わずぺしょりと姿勢がだらしなく崩れる。例年通りご馳走とケーキを食べるだけのささやかなパーティーだとしてもやっぱり嬉しいもので。扉が完全に閉まり足音が遠ざかったタイミングで布団の中でジタバタ、もぞもぞ…喜びを噛み締め。そうと決まれば今年も1年頑張った飼い主にケーキを用意してやらないと。何のケーキが良いか考えながら閉まったばかりの扉を見つめ。どこに行ったのかな、と主人の帰りを待っており、)
>>アンリマユ
…うおっ、わ、びっくりした。
(知らず緩んだままの表情で食堂へ向かえばコーヒーを。貴方も何か飲むだろうか…聞いてくれば良かった、そんなことを考えていれば後ろから伸びてきた手。振り向けば、青い髪を持つ、槍の、ある種の猛犬が。手が、むにむにと頬に触れて緩んでいることを指摘する、嬉しいことがあったんですなんて説明よりも先に、まだ少し残る傷痕や痕を辿るように触れる冷たい手に…そう言えば制服じゃなかった。「では、これで。」、気まずさを背負ったまま逃げるように廊下に向かえば、少し冷めたコーヒーを手に自室へと、)
御影尋.
おっ、帰ってきた。どこ行ってたのー?
(来る聖夜に向けてちょっとした計画を練っていたところに扉が開き。上半身だけ起こして帰ってきた飼い主に行き先を訊ねるが、両手に持たれたマグカップとプリンの存在に気がつくとまあるい瞳を物珍しそうに瞬かせる。…ここ最近忙しかったからだろうか。飼い主とプリンの組み合わせを久しぶりに見たような気がする。「…マスター、最近あんまプリンって言わないね。前まで鳴き声かってほど言ってたのに。」と小さな変化に少し感動しており、)
>>アンリマユ
…プリンを食べる時間があるのなら相手をしろ、と吠える犬を飼いまして
(扉を開ければ部屋を出る前と同じ姿の貴方がいて、そう言えば置いていくなと散々を言ったのは昔のこととはいえ自分か…と思うと何だか少し嬉しい。久しい組み合わせをそっと近くのテーブルへ、それから生意気な言葉を並べた貴方に向けて同じくらい生意気な応酬を。ぽすん、と気の抜けた音を立てながらベッドに座っては「貴方の食べたいものが分からなくて、ごめんなさい。持ってくるのを諦めてしまいました」と、苦いチョコレートのような瞳を向け、一応気にはしたのだと少しだけ眉尻を下げて)
御影尋.
ふ~ん、躾がなってねえワンコロなんだね。
(自分のこと大好きですねぇ、と幻聴が聞こえても不思議じゃない鋭い反撃に自然、口元が弧を描く。此方も此方で犬に噛み付かれたかどうか聞いてやろうかと思ったが、台詞を紡ぐより早く目の前で何処か困ったように飼い主が肩を落として。寝そべったまま細い腰に腕を巻き付け甘えると「今そういう気分じゃねえし全然良いんだけどさぁ、それよかそのワンちゃんには噛み付かれたか…?」と、中断した話題を蒸し返し。申し訳無さそうに伏せられた瞳をワクワクしながら見つめ、)
>>アンリマユ
…彼は、自分に食指が向いていないみたいですよ。単純に気になったんでしょう、
(慣れたように腰に回った腕にひとつ瞬きをして、それから聞こえた声と心底楽しそうな表情には悪趣味だと言う気も失せる。貴方の痕を追うように触れた指先は、少なくとも傷を抉ることはしなかった。彼はきっと気になっただけなのだろう、マスターなんて立場の人間から濃く香るべくもない復讐者の気配がなんなのか。「しばらくは飼い犬が独り占め予定です」良かったですね、なんて言いながら貴方の鼻先をつつこうと指先を伸ばして)
御影尋.
……それじゃあ“コレ”は?
(今は見えなくとも衣服に隠れたその身には飼い犬との戯れの痕が今も残っていることだろう。…対岸の火事を見るような、あくまで白々しい態度を貫く様子に加虐心を刺激され、余計に吊り上がる口端。拍車を掛けるように飼い主から独り占めしていいと…要するに好きにしていいと言われればどうしようもなく心が揺れる。漸く布団の中から出てきて。突っつかれた鼻で頸に薄っすらとついた治りかけの傷痕を撫でながら上記を。噛み跡以外の何物でもないがそれでもこの飼い主は好奇心だとのたまうのだろうか。薄い皮膚を唇で優しく食んで、)
>>アンリマユ
…アンリマユさんは、本当に自分のこと大好きですねぇ
(蜂蜜色の目と視線がかち合うと、何だか落ち着かない。この英霊に自分の魔力が渦巻いているのと同様に、自分も他者から見れば復讐者の気配を撒き散らしているのだろう…でなければ食堂でわざわざ後ろから近付いて、気配を上書きするように触れる必要などない。貴方に他意は無いだろうに、先程冷たい手が触れた場所に迷わず触れるものだから困る。とはいえ、「ステイ、ステイ。興味本位で噛み付くのは禁止ですよ、自分に今魔力があまり無いのは分かっているでしょう?」貴方の肩を押すように両腕を突っ張っては、ふるふると首を振って)
御影尋.
あ?はは、別にいま腹一杯だし…、
(独り占めしていいと言ったからそうしたのに、伸びてきた腕によって否応なしに引き剥がされてしまえば当然心中に不満が芽生え。…とはいえ、飼い犬に振り回されている主人を見るのはいつ見ても愉快。少し力を入れれば簡単にポキリと手折れそうな細い手首に指先を埋めれば、手の甲に頬を擦り寄せ。次いで唇を寄せ…「…なあ、本当に犬に噛み付かれた事はなかったか?」と再度同じ質問を繰り返し、二つの琥珀を三日月形に歪めてみせ。はく、と開いた唇からは人外特有の鋭い牙が覗き、)
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