見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
自分が意地悪なことなんて最初から知っていたでしょう?
(意地悪な人は嫌いだけれど、自分は意地悪なので仕方ない__ワガママな理屈を並べてほんの少しだけ笑う。誰かにかけてもらうドライヤーは何だか新鮮で、目を細めてその温かさを甘受して…嘘みたいに平和で困ってしまう、どうせ直ぐに切られたり砂埃に晒されるというのに。聞こえた声に「完璧です、アンリマユさん」と首を振ってみて、頬を撫でる髪先が擽ったいけれど、良い匂いがするのは悪くない…満足気に頷き)
御影尋.
オッケー、やることやったし寝ていいよ。
(なんて暴論、でも今更気にしない。こちとら契約者の…というより女の尻には敷かれ慣れてるんだい!髪もお気に召していただけたようで良かった。出した物を元の場所に片付けた後は、速やかにバスタオルとついで飼い主の抜け殻も一緒に回収して。「洗濯物出しに行ってくるわ。…あ、濡れタオルそこに置いといたからちゃんと頭乗せとけよー。」飼い主を介抱するのもすっかり慣れたもので、そこと言ってベッド横のテーブルを顎で指し示し、)
>>アンリマユ
…すぐ戻ってきてくれます?、なんて
(寝ていいよ、と言われればベッドを視界に捉えて、タオルを乗せておけと言われれば、そちらに目を動かして。それから、濡れた抜け殻を拾い上げた貴方に視線を戻すと小さな声で呟いて。隠し事をするようにゆっくりと立ち上がると、テーブルの濡れタオルを手に取ってベッドにのそのそと横になり。ぺしょり、目元に乗せると真っ暗で気持ちがいい…ので、何も言わなかった事にして、目を閉じて)
御影尋.
………、
(追い掛けて来ないようにちゃんと行き先を伝えたのにどうやらそれだけじゃ足りないらしい、この飼い主は。やっぱりアンタには寂しがり呼ばわりされたくない、なんて揶揄いを飲み込んでなるべく足音を立てずにベッドに近寄り。…目隠しはしたまま、無防備な唇に触れるだけの口付けを一つ。聞かれなくても戻ってくるよ、返答の代わりに「ニヒヒッ、帰ってきたらもう一回してもいーい?」なんてニンマリ、毒気のない声で尋ねて、)
>>アンリマユ
…、
(何かが近付いてくる気配、敵意がないようなのでそのままにしていたのだけれど…嗚呼もう、どうしてこのヒトはこうも狡いのだろう。暗闇の中で瞬きをして、それから理解するのに数秒、ぐらりと揺れた視界は逆上せたからだと信じたい。手に触れたシーツを引っ張って、頭の上から被ると「ダメです、ダメ、ダメ絶対」と抗議を。どれだけ人の感情を引っ掻き回せば気が済むのだろうか、悔しいので体調が回復するまでふて寝するとして)
御影尋.
(ドア越しからでもキャンキャンと声が聞こえてきて耐え切れずくつくつと喉が鳴る。──やがてランドリー室に着くと何台かある洗濯機のうちの一つに持っていたソレらを放り込み。あとは赤い弓兵が纏めて洗濯してくれるだろうからスイッチは押さずに、その場から離れて。…飼い主にはああ言われてしまったが、今日はいつもより働いたからもう一度くらいご褒美を強請っても良いはず。静かに部屋の扉を開け、)
>>アンリマユ
(薄いシーツの中で、ひんやりとしたタオルで頭の熱を提げながら、じわじわと這い上がる羞恥心ともつかない感情から逃げるように眠る体勢…いや、無理ですね。じたばたしたら頭に響く、大人しく横になったまま、冷たいタオルを目元から頬に移して赤い顔を冷やすように__猫のように体を丸めて、それから香ったヘアオイルの匂いに今だけお揃いなのだなんてちょっと嬉しくなったりもして、いたたまれなくなって、部屋に誰かが入る気配には気が付かないまま諦めたようにため息をひとつ)
御影尋.
(静かに開いた扉の隙間からこんもりと盛り上がった布団の山が見えた。…もしかして寝た?まだ起きてる…?ここからじゃ判別がつかない為、気配を殺して近付き。ゆったりと、音を立てずに、無遠慮にベッドに乗り上げる様は躾のされていない野良…否、お婆さんを食らう直前の狼か、火照った顔を見下ろし。薄く開いたこげ茶の瞳と目が合えば「…寄り道、しないで帰ってきたんだけど。」と一言。ふわり、鼻腔を掠めた花の香りに誘われて少しだけ肘を折り曲げてみると、鼻先同士が触れそうになり、)
>>アンリマユ
__お、かえりなさい…近いです
(なんとか、体温を下げようとしていたのに!物音も立てずにかかった影と、軋むベッドのスプリング、赤ずきんはきっとこうして食べられたのだ。黄色い目がこちらを見下ろしていて、このままパクッといかれてもきっとカルデアは不平和ながらも平和に回っていく。ふいっと顔を逸らして、それでも寄り道せずに戻ってきてくれたことは嬉しいので…貴方の手に擦り寄って目を閉じて)
御影尋.
(顔を逸らされた挙句、目を閉じるのでムッと微かに眉を顰める。ご褒美をくれない奴にはこうしてやる…!スリスリされている方の手で細い腕を掴めば口に持っていき──かぷり、手に噛みついてやった。それからじと、と飼い主を見つめ「…ん…、よりみひ、ひなはったんだけど。」と口に含んだまま寄り道しなかったと繰り返して。噛むだけじゃ飽き足らず指の間をなぞるように舌を這わせたり、令呪に口付けてみたり…じゃれていると何だろう、胸がいっぱいになってきて頬を擦り寄せ、)
>>アンリマユ
(ふっと擦り寄っていた温度が消えて、不思議そうに視線をあげた先…犬歯が覗いて、かぷっ…かぷっ!?黄色い目がこちらを見ていて、されるがままの手は擽ったくて熱くて頭の中が混乱する。顔に熱が移ったみたい、引いたはずの熱さがじわりじわりと戻ってきて咄嗟に手元にあったタオルで顔を隠して「…ゴホウビ、アゲマス」とカタコトで…そんなに幸せそうな顔をしないで欲しい)
御影尋.
(いつもより温かくて柔らかい手は触れていて気持ちいい。特にお咎めもないし暫くこのままでいようとじゃれていた最中、消え入りそうな声と共に今にも蒸発しそうな飼い主が見え。隠されている物は覗きたくなるのが人の性…指を絡ませるように手を握り。「…ご褒美、何くれんの?」そう囁くと静かに顔を近づけ。微かに鼻を擦り合わせた後、タオル越しに口付けようとし、)
>>アンリマユ
(想像よりも近くで響いた声にぱちり、瞬きをひとつ。タオル越しに触れたそれが、清く正しい英霊とマスターの距離だと胸を張って言えるほど綺麗なものに見えなくて、ただの魔力供給だと笑えない。だけれど、突き飛ばすには惜しい。「…アンリマユさんに、自分をあげてしまったので、これ以上渡せるものが無くてですね」…だって、欲しいと言ったのは貴方でしょう。絡んだ指に少し力を入れて、手の甲に爪を立てるように…けれど、顔を逸らしたことが気に食わなかったようだから、仕方なく少し睨むように目の前の2つの瞳を見上げて)
御影尋.
───、
(タオルが取り払われた顔は赤くそんな顔で睨まれたところで怖くはない、むしろ食指をそそられるだけだった。…嗚呼、この状況が恨めしい!弱っていなければ食っていただろうに。顔を見ていられず目線を少し下げたところで、フッと天啓が舞い降りた。真っ白な太腿に指を食い込ませ、「…正直言うと、私はあなたの物~とかそういった発言は反吐が出るんだが、今だけアンタのこと好きにしていい?」と静かに問うて。腿だけじゃない、手も、首も、肩も…そこかしこ真っ白だから歯を立てたくなる、)
>>アンリマユ
アンリマユさんだって、自分のものなんですからお互い様ですよ___、
(顔を逸らしかけて、思い留まる。お風呂場では何も思わなかった指先が、少しだけ怖い。じくじくと深く噛まれた首周りが痛いのは気のせいじゃないはず、頭がぐらつくのも気のせいじゃない、それでも…静かな声が、冗談だろうと笑い飛ばす事を許さないものだから。「…今だけなら」と、条件を提示して…今更傷が増えたところで些事で済むだろう、それに愛しい英霊が望むなら切り刻まれたって構わない。それでも、少し緊張するものだから、空いた片手はぎゅっとタオルに指先で縋って)
御影尋.
にっひっひっ言質は取ったぜ。さぁて早速、下克上っと。
(あれだけ人を縛ることを嫌がっていたのに珍しいこともあるもんだ。真面目な顔が一変くつくつと喉を鳴らして笑い、少しだけ飼い主の片足を持ち上げる。…うん、体勢的にこれからイケナイコトをするみたい、なんて言った日にゃあシバかれそうなので「眼福眼福…!」とだけ述べて思わずふくらはぎに頬擦りをかまして。そのまま流れるように太腿へ唇を持っていき、ちゅ、ちゅと口付けを重ね始め、)
>>アンリマユ
え__ちょっとステイステイ、アンリマユさんステイ
(足先がシーツから離れてぽかんとして。なんだろう、ええと、ここで誰かが入ってきたら確実にアウト。普段絶対に人が触れない…いや、小さい子が抱きつくことはあるけれど…直接熱が触れることは少なくとも無い。触れる唇が直視出来なくて、両手で顔を隠してステイの希望を。「あの、ええと、ちょっと待ってください、何して、ああもう」語彙が消えてしまうのも仕方がない。恥ずかしいというよりは、刺激が強すぎて理解が追いつかない)
御影尋.
…好きにしていいんだろ?それにオレさま、よしとおかわりは知ってるけど待ては教えられてないの。
(こんな美味しい場面でやめる奴普通いるだろうか?正解は勿論NO、上記述べ、舌をべえっと覗かせることで負けず嫌いを煽ってみせ。…と、いつかのように蹴りが飛んでくる可能性を考慮しちゃっかり両足を押さえつけたのなら肌に口を寄せたまま、「…この体勢、何かやらしーことしてるみたいで燃える。」と秘密にしておこうと思っていた感想を恍惚と呟き。…どこもかしこも細いくせに触り心地が良くて、こうして触れているだけでも満足感が凄い、)
>>アンリマユ
___っ、この、
(駄犬、は、飲み込んだ。指の隙間からちらりと見た表情が、憎らしいくらいに生意気で、足を掴んだ指が余裕ぶって食い込むのが余計に腹立たしい!暫くは絶対タイツと長ズボンとで生活してやる…なんて思いを胸に、視線を下げたのがまずかった。なんてことを言うんだこの英霊は、本当に勘弁してほしい「…熱い、擽ったい、溶ける」、嫌ではない、離れて欲しくない、でもこれ以上引っ掻き回すのはやめてほしい。手近な枕を掴んで顔を埋めて、目の裏に焼き付いた貴方の目に毒な表情ごと消し去ろうと)
御影尋.
…!ああ、顔隠すなよぉ!
(熱い、溶けそう…それはまあ同意するとして顔を隠すのは許せない。どうしたら邪魔な枕を取れるか…頭で考えるより先に手が動いており、板についた様子で勝手に服をめくって。現れた白く綺麗なお腹に「へへへ、顔見せてくんないならイタズラしちゃおーっと。」と目を弓形に歪め。己から目を離したのが運の尽き、防衛に徹していられなくなるくらい擽ってやろうと。それも手なんかじゃなくて舌で。お腹に手を添えると真っ赤なソレを伸ばして、)
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