【FGO】嗚呼、日常。【3L】

≫アンリマユ

オオカミさんオオカミさん、少し見ないうちにとっても大きくなったのね。とってもふさふさであったかそう！あ、お口もとっても大きいのね。どうしてそんなに大きいの？
(途方に暮れていたら背後にかかる巨大な影。振り向けば青銀の毛並みのおっきなオオカミさん。見失ったかと思ってけれど。お鼻にシワを寄せてグルルル唸りながら大きなお口でわたしの首を───

──親猫が仔猫を運ぶみたいに首根っこの服を咥えられて運ばれてる。「──オオカミさん。違うわ？わたしが迷子じゃなくてオオカミさんが迷子なのよ？探しているの。…あなたじゃなかったわ。新宿でオオカミのアヴェンジャーさん。探しているのはもう一人のアヴェンジャーでオオカミさんなの。」…のしのし歩く。元来た道なき道を。もう一人のオオカミさんなアヴェンジャーの元へ、)

≫御影尋

ええ。わかったわ。
(大手を振ってはーい！と元気よく返事しては台無しだから、小さく頷いて胸元で小さく手をふりふり。テーブルや椅子、英霊の横をぴょこぴょこ楽しそうに抜けて端のテーブルへ。マスターがほんの少し困った顔をしていたから多少失敗があったかもしれない。テーブルを手が届く範囲だけ拭いて、椅子に腰掛けて、ニコニコしながらマスターはどうしているか目で追って。「マスターと朝から一緒。一緒のパンにコーヒー、うふふふ！楽しい、嬉しいわ」幸せに身体か勝手にゆらゆらしてしまうけど、おとなしくおとなしく、キャスターらしく陣地作成。このテーブルはわたしたちの場所よ。と少しだけ得意げに。)

御影尋.

…そんなにやだ？首とか尻じゃねえじゃん。
(暴れはしないものの今にも泣きそうな声に気圧されて背中から手を離し、驚いたように飼い主を見下ろす。…怖がられるのは慣れっこだ、別にいい。こちらの評価が下がるのも仕方がないと納得出来る。──でも、飼い主が嫌なことは出来ない。しがみつく飼い主の髪を優しく梳きながら「…だから言ったんだよ、馬鹿女。善意であんなこと提案するわけねえだろうバーカ。良い加減学べっての。」と呆れたように悪態を吐き。…うん、だって本当、犬を美化して見過ぎ、ではなかろうか、)


ﾅｰｻﾘｰ・ﾗｲﾑ.

お、いたいた！…って何だ、後輩(ﾛﾎﾞ)もいんじゃん。おーいｷｬｽﾀｰ、お前どこ行ってたんだよ。
(不幸中の幸い。足跡は消えることなく続いていて辿っていった先、とうとう見つけた。…けど、黒ずきんは狼に咥えられていて見た感じ怪我はなく、少女も嫌がって無さそうだけど。根本的にﾋﾄではないとはいえ一匹狼な彼が他者のことを気に掛けるのは珍しいのでは…？目を丸くしつつ1人と1匹に声を掛けて。傍まで寄ると「お前さんと一緒だとは思わなかったわ。デュラハンの旦那は、一緒じゃねえのか。」と狼王に尋ねてみるも、曲がりなりにもニンゲンの臭いがするからかﾌｲｯと顔を逸らされてしまい。その後、少女を置き去りにした事を非難するような眼差しで見られ“早く受け取れ”と言わんばかりにｷｬｽﾀｰを差し出してきた為腕を伸ばして、)
　

>>ナーサリー
（小さな影がふわふわと移動する姿を横目に、コーヒーをふたつ。それから、半分こする約束のクロワッサンをひとつお皿に乗せて、その後…プリンはふたつ。貴女が少しでも喜んでくれるなら、秘蔵の品を持ち出すことだって悪くは無いから。全てを盆に乗せて、視界の端にゆらゆらと揺れる貴女の姿を視認してから貴女の元へ。｢…場所取り、ありがとうございます。流石ですね、アリス｣、テーブルに置いたそれらからは湯気がふわり、小さなお茶会の参加者の為にコーヒーをその前に差し出して）

>>アンリマユ
（触れられるのは好き、知らないことは、怖い。ぱっと手を離した貴方は、驚いたようにこちらを丸い蜂蜜色の目で見る。いい加減貴方のことをもっと警戒しろと言うくせに、髪に触れる手は優しいじゃないか…いい加減学んで欲しい、自分は貴方が手を伸ばしてくれることが嬉しいのだと。貴方の額に張り付いた前髪を剥がすように指先を這わせて、｢自分は無知で、学ばない人間ですが、貴方が全部教えてくれるでしょう？…ふふ、ワルイコになったら貴方のせいですよ｣、理不尽な責任を押し付けて、目の前の肩口にぐりぐりと顔を埋め）

≫アンリマユ

どこに行ったかなんてひどいわ。わたしは迷子のオオカミさんをさがしに行ったのよ？もう。
(口から離されてオオカミさんの腕の中へ。どこに行ってたなんて心外な言葉にほっぺを膨らませながら文句を言ったけれど、それより運んで貰ったオオカミさんの方にお礼をまず言わなきゃ。「新宿のオオカミさん、ありがとう。お礼に後でキャラメルキャンディーをプレゼントするわ！上の人にもよろしくね！」そう言ったのに新宿のオオカミさんはなんだか興味なさそうな顔してるし、オオカミさんの問いかけにも答えない。フンッて鼻息だけ残して歩いて行っちゃった。
「お散歩中だったのかしら？オオカミさん、ちゃんと戻って来たのならただいまって言わなきゃダメよ？オオカ…オオカミさんもオオカミさんだしどっちもアヴェンジャーだし紛らわしいのだわ。──アンちゃんとかわかりやすくしましょうか。どうかしら。」のしのし去っていったオオカミさんから視線を戻して、わたしを抱っこするオオカミさんを見上げて。紛らわしいからわかりやすく名前を呟きながら提案するの。アンちゃんがダメならリッちゃんかユーちゃんがいいかしら！そんな風に考えながらにこにこ。)

≫御影尋

うふふ、これくらい何でもないわ！だって大好きなマスターと朝から一緒でヒミツなのよ！わくわくはするけど、ちゃんと大人しく待っていられるわ。少しお行儀は良くないけれど、半分こもするし！お膝の上で、とまでは言わないから安心して？
(褒められた！こんなに嬉しいのだし、得意になってしまうし笑顔も深まるのも仕方ないと思うの。出されたコーヒーに目をやって、揺れる湯気に大人だわ、なんて優雅な気持ちに。「ありがとうマスター。うふふ、マスターに持ってきてもらっちゃった！クロワッサンも美味しそ──あら？あらあらあら？そ、そのお皿の上のは、もしかして、もしかするともしかするのかしら！？」クロワッサンにコーヒーなんて大人な気分に少し得意気になったものの、その側の魅惑のぷるぷるに目をまんまるく。落ち着きなんかどこかに飛んで身を乗り出してマスターをものすごく期待にキラキラした目で見つめ。)

御影尋.

…教えてもｺﾛｯと忘れんだろーが、落第生がよぉ。
(甘えるような仕草にもっと撫でてやろうと後頭部をぽふぽふ。…触れ合う肌と体温の甘さが心地良い、頭がぼうっとする、欠伸が出るほど穏やかな時間に瞼がだんだん重くなってきて視界が滲む。…風呂に限らず、彼女と一緒に居ると眠くなってくる。訪れた睡魔に身を委ねるように目を閉じて「ん”ー…、」と眠たげに唸りながら抱っこした飼い主の鎖骨辺りに鼻を擦り寄せ。柑橘類の香りと一緒に彼女の気配…落ち着く匂いがする。スリスリ、ちうちう、音立てながらしっとりとした肌に吸い付き、)


ﾅｰｻﾘｰ・ﾗｲﾑ.

そりゃあ悪かった…けど、迷子じゃねえよ。まあ、ちょっと寄り道したけど、色々拾ってきたんでそれでﾁｬﾗにしてくれませんかねぇオヒメサマ。
(なるほど、なんか後輩( ﾛﾎﾞ )が呆れた目をしてるなぁと思っていたが原因は自分らしい。ﾌﾟﾝﾌﾟﾝした声に主人に叱られた犬のような表情を浮かべる一方で、その手を取ればお喋りな口を動かし交渉をば。反応を伺い──と、どう考えても自分には似合わない、可愛い呼称に一瞬言葉に詰まり。先達や先輩、アンリマユさん…ここに召喚されてからというもの色んな呼び方で呼ばれるが、ちゃん付けは生まれて初めて。反応に困った挙句口角が引き攣り。「大の男をちゃん付けとか、おたくのｾﾝｽどーなってんのさ。普通に名前でいいよ、言いづらいならアンリでもいい。」と自分の希望を伝えると黒ずきんを抱きかかえたまま来た道を戻り始め、)
　

>>ナーサリー
自分も大好きですよ、ナーサリー。あ、砂糖はご自由にね。それから、クロワッサンは確かその辺にナイフが…
（にこにこ、嬉しそうに目元も口元も緩める自分の英霊に、こちらもほんの少し目元を緩めて。素直に感情を口にしてくれる貴女が可愛らしい。コーヒーに砂糖を入れるのは流石に本人に任せるとして、一先ずクロワッサンを半分にしようか。カトラリーケースは無かったかと辺りを見回していれば、視界で揺れた影。こちらを見上げる瞳がきらきら光っていて、その視線がなぞった先にこちらも視線を落とせば…プリン。｢お好きかなと、思いまして…朝ご飯でもデザートは必要でしょう？｣、御覧ください、こちらが悪い大人の例です。見つけたナイフでクロワッサンを半分に切り分けながら、小首を傾けて）

>>アンリマユ
落第生なのは否定しませんが＿…くすぐったい、痕は残さないでくださいね
（頭を撫でる大き手が温かい。体はお湯の中で温かいし、貴方は何だかいい匂いがする気がするし、居心地が良いのは確かなのだけれど…ここで眠ると溺れてしまう。顔を埋めた貴方が唇を寄せる姿は、何と言うか可愛いというか、鼓膜を揺らす音が少し恥ずかしいというか…暫く我慢をしてみたけれど、うん、やっぱり恥ずかしい方が勝る。逃げ出したいような感情を飲み込んで｢…寝ないでください、寝るなら自分の髪の毛を乾かしてからにしてください｣、わしわしと貴方の頭を指先で撫でて）

御影尋.

異議あり。痕付けたところで夏でも長袖なんだから、バレるもｸｿも無いんじゃないデショーカ。
(何もお咎めがないことを良い事にじゃれていたが身の危険を察知したのか痕は残しちゃダメと釘を刺されれば、むくりと肩に埋めていた顔を上げて。…忘れやしない、自分が言わなかったら制服のまま真夏の海に遊びに行こうとしていたことを。故にいまいち納得出来ない…が、頭わしわしは気持ちいい。寝るなと言われても余計に眠くなってくる。瞼が落ちないように頻繁に瞬きしつつ「ん、ちょっとだけでいいから…、」と何処か強請るような小声で述べ、再び鎖骨に唇を押し当てようとして、)
　

>>アンリマユ
いや、自分が貴方のモノだと言われているようで落ち着かないだけで…くすぐったい、
（こちらをじとりと見上げる目、誰かに見られることは…いや、そもそも自分の服の下なんぞ興味のある人もいなければ、腕の見える服も着ないのは確かなのだけれど。そうではなくて、あの鏡を見た時に薄らとついていた痕に、頭を抱える思いはもうしたくない。本当に眠たいのであろう貴方が再び顔を埋めるので、仕方ない、シャワーの礼くらいは返すべきだろう…手持ち無沙汰に頭を撫でていた指先で貴方の項をなぞっては｢本当に好きですね、自分のこと｣と、からかいを含んだような声色で）

御影尋.

──や、ｱﾝﾀ、ｵﾚの好みじゃねえし。隙のない凛としたオトナの女かグラマラスな美人になってから出直してきやがれ。
(言われているみたいも何も契約した日から自分は貴方のモノ、と最初に言い出したのは其方じゃないか。直接“嫌だ”と言われない限りは逃す気も、ましてや離れる気もなくて行為に没頭していたものの不意の反撃にｷﾞｸｯと体が揺れる。顔を伏せたまま聞かれてもいない事をペラペラ喋った末に肩の辺りに噛み付き。それから目だけを動かしビターチョコみたいな双眸と視線を合わせれば「気ぃ変わった、外出歩けなくしてやらぁ。」と肌に牙を立てながら嘘か本当か宣戦布告、)
　

>>アンリマユ
中々難しいことを…い゛っ、ぇ？
（自分は貴方のもの…だけれど、貴方に口で伝えようと他者に見える形になったことはなかった、はず。第一、貴方はこの言葉を嬉しそうに受け取ったことがあまり無かったような…いつでも手放せる、互いの存在を縛るものなんて無い方が、なぁんて想像を、肯定するように貴方の声がする。好みでないのなら、余計にこうして触れられるのは何だかおかしな…と思っていたのに、痛みに驚いたように目を見張って、目の前の双眸を見据え。ぶわっ、顔に熱が集まる感覚。｢お風呂、上がりましょう！ね、早く｣、くるりと背を向けてフチを掴み）

御影尋.

(抵抗されると意地でも逃したくなくなるのが人の性。ばしゃばしゃと音を立ててお湯が大きく揺れ、腕のなかでは飼い主が命乞いにも似た台詞を上げながらもがいている。…そんな光景を見て、ﾜﾆの捕食って確かこんな感じだったなぁと頭の片隅で思う。活きがいいのは結構だが、水の跳ねる音がうるさいし、静かにして欲しいものだ。逃げようとする体をやや強引に、此方に引きずり寄せ。背骨をなぞりながら「痕つけちゃﾀﾞﾒ…？まだ風呂入ってたいんだけど…。」と捨てられた仔犬みたいな声を出し、狡くて汚い悪魔は飼い主の良心に入り込もうとして、)
　

>>アンリマユ
（跳ねた水と、背中に感じる体温にピタリと動きが止まる。嫌だと言ったのに、背中に無遠慮に触れる手に頭の中がぐるぐるする。なぜだか身体が震えるような、知らない感覚に自分を掴む貴方の腕を抱き締めるように縋り付いて…数度頷いて｢…わか、った、｣と、きっと貴方は狡い表情をしているのだろう。わかったから、痛くしないで欲しい、それからこれ以上壊れそうな感覚を教えないで。ただでさえ、捕食跡の深い傷口は残ったままなのに…暫くは、自室でも、戦場でも、貴方が傍に居なくても嫌でも貴方のことを意識してしまいそうだ）

≫アンリマユ

あら？てっきりわたしはお使いの途中で色々気になるものがあって寄り道に夢中になった結果迷子になったものとばかり思っていたのだけれど。たくさん拾ってくれたならいいわ！うふふ、許してあげる。
(──子供の怒りは持続しない。再会できたしお使いも十分ならそれでいい。プリンセス扱いも嬉しい単純な子供なわたし。なんだか申し訳なさそうな顔の貴方にくすっと笑って許したのだけど、愛称は不満らしいそのお顔に此方も首を傾けて。「そう？アナタはわたしと同じマスター大好き同盟の一員だから呼び名も特別にしたかったのだけど。名前を略すのは親愛のキホンだってキラキラのアーチャーが言ってたのに。じゃあアンリちゃ…アンリ、わたしのこともキャスターじゃなくて名前で呼んで？アリス、もしくはナーサリー、あたしじゃないけどわたしの名前よ。」大人しく抱きかかえられながら名前呼びの交換。これで仲良しねと喜んで。──バッドエンドはまだ先になったみたいで、良かったわ。)

≫御影尋

うふふ、好きって言葉は何回でも言いたいし何回でも聞きたいものね。ああ、更にプリンまであるなんて！──なんてことなの！？しあわせのマスター、どんな物語よりも素敵なのね！…と、いけないわ。つい声が大きく…クロワッサンもありがとう。そうねそうね、デザートはとっても重要よ、必要よ！必須だったわ！
(思ってもみなかったサプライズに気分も天井突破、はしゃいではいけないのに椅子に座りながら両足をぱたぱた。切り分けられたクロワッサンとプリン。そしてコーヒー…お砂糖を一杯、二杯、三杯。これで苦くないかしら？マスターには遠く及ばないけど、真似して砂糖入れる行動が重要なのだ。一緒が幸せ。「ねぇマスター、マスターはどうしてコーヒーが好きなの？」食べる準備ができて、マスターの食べる準備ができたら一緒にいただきますをしよう。用意をしながらふと浮かんだ疑問を口にして。)

>>ナーサリー
どうして…？さあ、どうしてでしょう。いつか教えて差し上げます、それまでは秘密です
（どんな物語も最期を大団円で締めくくろうとするように、貴女にとってこの日常がその一端になるのなら。かたかたと揺れる椅子の下で、振り子のように動く小さな足を怒ることも無く、砂糖をコーヒーへ入れた英霊の前髪を整えるように指先で撫でて。さあ、自分も席に座るとして…聞こえた声に、自分も砂糖をコーヒーの中へドバドバと放り込みながら、はぐらかすように笑みをひとつ。｢さあ、手を合わせてください｣、いただきますは貴女に任せよう。周りの英霊たちが、朝食の席に着く自分を驚いたように見ているが、それはそれ）

≫御影尋

ナイショなの？ええ、わかったわ。いつか話したくなったら聞かせてね。
(マスターのはぐらかすような笑顔を見てわたしも合わせてくすくす笑って流す。──そこに大事な意味があるのだとしたら、それを聞く役目はわたしではないのだわ。大人の問題には大人でしか、対等に向き合える存在でなければ踏み込めない。…それに！今は大事な幸せ朝食の最中で、幸せプリンが待っているのだから！周りの視線もちょっと気になるけれど、手を合わせて、まっすぐマスターに微笑みかけて。そっと撫でてもらったからすぐに気分も切り替え、「それじゃあ、いただきます！うふふ、マスターも今日の日が幸せでありますように。」半分のクロワッサンを手に取って、もぐもぐもぐもぐ…小さな口ではたとえ半分のパンでもすぐに食べ終えることはない。時折りコーヒーを挟み、食べるのに一生懸命。おいしい…けどどうしてもプリンに目が行ってしまう。プリンは魔性の兵器だわ。子供特攻ね！)

御影尋.

ははぁ、健気だねぇ。…でもそうだな、お外連れてってくれんならもう触らない。ﾆﾝｹﾞﾝ共が多いところがいいな～。
(また泣きそうな声…承知の上でつけ込まれてくれるらしい。…苦手でいっぱいいっぱいなのは分かるが、ちょっかいを出したくなる原因は少なからず其方にある。自分の腕に食い込んだ指を見て、そんな事を思いながらぐにゃり、と双眸を皮肉げに溶かし上記を。…自分にとっては食欲も肉欲も愛情も殺意もどれも紙一重、足りないのなら別の欲で補えばいい。「このままもどかしい感覚とやらに溺れるか、保身に走って戦闘に出るか。ｵﾚはどっちでも構わないぜ、好きな地獄を選んでくれ。」どちらを選んでも利益はある為、身勝手にも選択権は飼い主に握らせて自分は高みの見物。返事を待つ間上機嫌に浴槽のﾌﾁを叩いていて、)


ﾅｰｻﾘｰ・ﾗｲﾑ.

いや、なにその同盟…初耳。でもｵﾚ、珍獣(ﾏｽﾀｰ)を冷やかし隊のメンバーなんで、そっちには入れねえな～。ナーサリーもどうよ？今なら隊員特典としてﾋﾛがプリンくれるって…言ってたような気ぃする。
(もし迷子だったら今頃こんな風に会えていないだろう。膨れっ面がﾊﾟｯと明るく晴れて、にこにこ笑顔が戻れば自分も釣られて笑い。──と、なんか今サラッと小っ恥ずかしいことを言われたような…？素直な少女の言葉と加入した覚えのない同盟に悩ましげに眉を寄せ、思わず話題はそちらへ。…そんなこんなで他愛もない会話をしているといつの間にか元の場所に戻ってきていて先程と同様、雪だるまと兎の大家族が自分達を出迎えてくれる。少女を地面に下ろし、材料を指差せば「ほら見ろ！いっぱい取ってきたぜ。」まるで褒めてと言わんばかりの声を出し、)
　

≫アンリマユ

あら、あれだけマスターと一緒に居るんだもの、アンリはマスターが大好きに決まっているじゃない。わたし知ってるわ。好きな人にイジワルしちゃうのは恥ずかしいからなのよ！つまり冷やかし愛隊ね、うふふ。残念だけどわたしは好きって言うのは恥ずかしくないからそちらには入れないわ。でもプリンは欲しいから、正直にアンリの勧誘を断ったけどプリンちょうだいってマスターにお願いしてみるつもりよ！
(プンプンしてた過去なんて一瞬で忘れ去って実に子供らしい理屈を笑顔で説明。おまけに言われたことをそっくりそのままマスターに報告する(告げ口とも言う)つもりだと宣言し。そうこうしながら戦利品を見ればその数に目を大きくして喜んで。
「まあ！すごいわ！こんなにたくさん！これだけあればみんなに葉っぱのウサミミだけでなく立派なツノだとか色々できそうね！ありがとうアンリ！頼りになるのね！さあ、一緒に飾り付けしましょう？」──いっぱい取ってきた、そう告げる貴方はまるで少年のようで、此方も無邪気に喜んで褒めれば、片手に素材、片手に貴方の手を取りさあ楽しみましょう、と。)

(/サーヴァントで参加希望なのですがまだ募集して居ますでしょうか？)

>>ナーサリー
はい、いただきます…貴女の一日に幸多からんことを
（小さな隠し事はとても些細なこと。それでも、これはいつかの終わりの日までナイショの話。手を合わせて、貴女の声に合わせて挨拶を。貴女の手に収まるクロワッサンは自分のよりもかなり大きく見えるのだから不思議で、自分もちまちまと口へ。普段食事を取らない自分は、とりあえずできる範囲で、コーヒーも甘く甘く、それから…｢プリン、好きですか？｣と貴女の前へ早速ひとつ。スプーンは子ども用の小さなものを添えて、だって貴女のピンクの瞳がじっと甘味を見つめていたものだから）

>>アンリマユ
…外、行きましょう
（温かいお湯の中に居るはずなのに、身体の中が冷えていくような感覚。貴方といると時々そうだ、多分…怖いのだろうと思う。湿った空気を揺らす物音に、貴方の手を離して細く息を吐き出す。助かった、首周りの傷だけで十分医務室で問い詰められるような身体にこれ以上噛み跡なんてあろうものなら…また貴方が目の前から取り上げられてしまうかもしれない。ぺたりと身体の力を抜いて、貴方に背中を預けると｢…どこに行きましょう、｣と。目を閉じて、気の所為とはいえ冷えた身体を温めようと）

>>2278様
（/参加希望ありがとうございます！是非ご参加ください、ちなみにご希望のサーヴァントなどいらっしゃいますでしょうか？>>2と>>5に詳細がございますので、ご一読いただけますと幸いです）

>主様
(/ありがとうございます！刑部姫、又は妖精騎士トリスタンでの参加を考えているのですが空いていますでしょうか？)