暁月 2018-09-01 20:15:07 |
通報 |
A.
……向こうの世界は
何時も賑やか
だけど 何処か
つまらなそうだ
「一緒に笑える」
それだけの事
とても 大切なこと
B.
教えてくれた 君への感謝は
尽きないけど 「有難う」とは
照れくさくて 言えそうにない
今夜も黙って 乾杯
A &B.
「憂世鬱世」 云々嘆き節
肴に呷る酒の苦味よ
けれども染み入り酔いぬのは
君が居るからこそ
C.
月夜に思い耽ける
一方的な送り船舟
何時、何時苦しみ酒が染み
またあの日を慈しみ
癖になるような嫌な辛味
酒は進めど蟠り
盃に君を投影
する度波紋や花見月
瞳が嵩を増さす
揺れる心は過度な摩擦
笑い話 にも出来ずに
想いは盥回し
A&B.
それでも回る世界
C.
そう変わらず二人は存在してる
A&B.
今でも垢抜けない
C.
読み:ま ま
想いが交差し後悔し寝る
A&B.
向こうの世界は 平穏無事
だけど何処か 息苦しそうだ
肩の力を抜き過ごせる
場所ではないのだろう
「渡世は厭世」云々恨み節
肴に浸る酒の苦味よ
けれども染み入り酔いぬのは
君が居るからこそ
B.
僕は名前も知られてない
君の周りには人集り
だから僕は少し離れた
場所で君を見ていた
A.
薄ざわめき雲隠れの月
妙に肌寒い夜の小道
足元を照らす程度でいい
今夜は灯りが欲しい
C.
Yo 当面の予定は未定
そう透明で依然差し出す両手
二人が見ず知らず
何て想いだす意気地無し
未来予想 すら幾ら重ねても
肥大妄想
喉を詰まる 言いたい事
弱音を吐き崩れる
膝小僧
たまにの晩酌然の晩酌
全能まではいかず
「また、いつか」だけは誓う
それで明日が始まりだす
実も無い話も根掘り葉堀り
二人の時間に華を咲かす
実感出来れば有終の美
貴方の立場も重々承知
A&B.
向こうの世界は幕を閉じて
彼等は大きく息をついた
僕らもいずれ別れるだろう
それぞれの行く先
君との別れはちょっと悲しいけど
涙の別れもっと辛い
だから僕はきっとその時
笑いながらに言うよ
A&B&C.
二人騒ぎ二人酔い耽ける
今夜が最後でも無いのに
僕の視界がぼやけていく
袖でこっそり拭う
薄雲越えて注ぐ月明かり
君と寄り添って夜の小道
今夜は月が明るいけど
もう少しこのまま
「浮世鬱世」云々嘆き節
肴に呷る酒の苦味よ
けれども染み入り酔いぬのは
君と居たからこそ
「渡世は厭世」云々恨み節
肴に浸る酒の苦味よ
けれども染み入り酔いぬのは
君と居るからこそ
愛き夜道
雨音が日響くの
昔より五月蝿く
私だけの部屋を
跳ね回っているの
振り返った 見回した
嘘みたいな世界
追いついて 見回し
現が前に現れ
日が落ちて 雨はやんで
心はまだ影って
嫌いな私の顔を見つめてる
満月の元 貴方が
握ってくれた掌を
蝉時雨に晒して
ただ待つだけの
夏が過ぎる
懐かしい筈なのに
つれている街並み
薄っぺらな笑顔
剥がれてくれないの
叫びたいな 言えないな
言葉奪う世界に
話して 諦めて
常世の連れだとして
それでいい 何処からか
静かに声がして
ゆらりと信じよう視界が燃えてる
夜の帳が 降りると
胸のエラーに 火を灯し
あの日の影を映す
私よりも
私の日々を
一粒雫 ポタリと
誰より先に 気づいてた
自分に近づくため
欠片を拾って目を開ける
満月の元 貴方が握ってくれた
掌を 蝉時雨に晒して
ただ待つだけじゃないよ
次の私に
夢菓子
作詞/ダイソン
作曲/加藤
トピック検索 |