✜ 2018-08-16 22:40:04 |
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とあるひとりのシスターが教会から吸血鬼の住まいへ派遣された。その内容は── “吸血鬼の世話役兼監視役”。
選ばれたシスターは必要最低限の事しか教えられない。吸血鬼の要望は絶対。毎日就寝前に一日の報告をすること。それがシスターに課せられた使命であり教会側からの命令。
「以上があなたの任務となります。もし、吸血鬼に監視やその他諸々のことを気づかれてしまったら、その時は───」
彼女は最後の一文を忘れようと頭を軽く振って払拭を試みた。
シスターの中には吸血鬼を嫌う者がいた。しかし、彼女はどちらでもない。嫌うわけでもなければ信頼しているわけでもない。そんな曖昧な感情を吸血鬼へ抱いている。
──どうして私が吸血鬼の世話役に?
彼女は選ばれた事に対して未だに信じられないでいた。
──と。触りはこんな感じになります。
シスター( 提供 )が吸血鬼( 募集 )の住まいへとやってくるところから物語を開始しようかと、此方は考えております。
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