[ Death of dance ] エピローグ 今は昔。江戸が最も栄えていた頃だ。 暗い夜道に月の光で照される男、一人。 それは、空高く跳び家々を駆けていた。自分が死神と恐れられ、介錯人として人の死を見続けてきた。 その名も三代目久磨方麻衛門。 そして、その弟子六代目池田鷹松。 訳ありで弟子入りしているが、またその話は後で。