黒門の中で会いましょう【 ✿指名制✿学園✿初心者歓迎✿ 】

＞綾瀬

心配してんだって。そーゆーのがいるから気を付けろっつってんの。
（　ぴしりと指をさして告げる。別に何をしたいわけでもなく、ただ気を付けておいてほしいだけだ。マイボトルを差し出す彼女にこういうところだって思いつつそれを受け取らない理由もない。俺にならしていいと言ったのは紛れもなく俺だし、嫌でもない。「別に。大丈夫」と声をかければマイボトルを受け取り、ハーブティを勢いよくぐいと飲む。結構落ち着いた味だった。「どーも」とボトルを返すと袖口で濡れた口元を拭い。　）



＞茜クン

茜クンが足りない〜〜。
（　うだうだ泣き喚くマネをしながらずるずると体重をかけ続け、はああとため息をついた。自分は女がほぼほぼ途切れないにも関わらず彼女作らないでほしいなあなんて思うのはなんだろう。気持ちのモヤつきで変でその理由も分からなくて、相手の首に回す腕に力を込めた。ちょうど今はフリーの時期だから人肌が恋しいのかもしれない。彼女相手にもほとんど一緒にいたいとかいう気持ちを忘れかけていたから余計そうだ。「俺より先に彼女作ったら怒るからね」なんてぶすくれた顔で言って見せるのも、自分がフリーの間に彼がいなくなってしまうのがなんだか嫌だからで。　）