主 2018-08-09 18:49:12 |
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>綾瀬
じゃあよそ見すんな。
( 対象は誰であれどれであれ、よそ見から躓いてこけかけたのは事実だ。注意をし直してじとりとした暗に『次はない』と訴えかけるような視線を向けてみるけど、顔を背けている相手には見えていないだろう。次はないと脅してみても次があればどうせ助けてしまうのだ。そう考えると意味もなかった。もう少しだけ待ってと言う相手の頼みを裏切る気もない。暫しそのまま顔を上げるのを待ち、手持ち無沙汰な片手でそっとその頭を撫でる。そう言えば1番大事なことを聞くのを忘れていた。「…怪我は?」きちんと助けたつもりだけどもしものことを考えて尋ね。 )
>茜クン
いっ、ッもー、こっちは心配してんのに!
( いいパンチが決まった。ただもう別に彼は大丈夫なようで安心する。笑いながら良かった良かったと軽口を叩き、何か奢ると言われればテンションも上がる。久々に遊ぶし奢られるのはやっぱり気分がいいっていうか、最近は感じていなかった楽しさってのを思い出したようで不思議だ。女の子と遊ぶ時ももちろん楽しいし可愛い子だと気分だっていいけど、それとは違うような、それより貴重なものって感じ。どこかで感じたことのあるような感覚なのに上手く形容できない。小学生の頃、今では考えられないくらいにちゃんと好きだった女の子と遊んだ時と同じ感じだ。でも目の前の彼はもちろんその時の女の子じゃないし、似たようなものがあるのかもと笑みを浮かべて。 )
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