名無しさん 2018-07-26 02:54:24 |
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ほら 串焼きあるよ
豚肉や牛肉、牛タンだってさ
…迷子になるよ、早坂〜
(なんだか面白くない顔をして歩く相手に よほど悔しかったのだろうなと思いながら 遠くに見える彼の好きそうなモノの屋台を指差す。このまま不機嫌になられては せっかくの花火も台無しかと思いなんとか機嫌を繕おうとする。)
ん… 買う…
牛タンと牛串一つづつ…
(子ども扱いされていよいよ機嫌が悪くなる。こんな八つ当たりしてって 意味ないし、また相手を困らせるだけだとわかっていても気が晴れない。)
…、早坂…
言いたい事があるならいいなさい
(それからたこ焼きやお好み焼きやフランクフルトなどを購入しに屋台を廻ったが 未だに相手はムッとしたまま。途中 はぐれないように手を繋いだが それでも不満そうにしている。)
別に…なんでもねーし
…さっきから こっちチラチラ見てるやつらがうざったいだけ
(先程から すれ違う人の視線を感じる。自分に向けてなのか、相手に向けているのか分からないが 自分のものをジロジロ見られるも気に入らない。)
…じゃあ、こうする?
この人 僕のですよ〜、…なーんて
(それだけではなさそうな気はするが 不貞腐れた相手に本音を聞くことはできないだろう。ふと思いついて 手を指と腕を絡めるように恋人繋ぎにする。繋いだ手を持ち上げて イタズラっぽくキスして見せる。やった後恥ずかしくなり 照れ笑ってしまう。)
……はぁー…
なんか 今日の智也 すげーかっこいいし、かわいい…はぁ…超好き。イチャイチャしたい…
(突然の行動に呆気にとられるが それがどうしようもなく愛しく思えて仕方ない。 意外と大胆な行動をしておきながら 照れて恥ずかしがってる相手を今すぐ抱きしめてキスしたい。この際 花火など見なくても良いので ひたすら触れ合いたい。)
そ そうかな…?
またそういう事言う…
(褒められて単純に嬉しいし、好きだと言われればまた恥ずかしくなる。相変わらず スケベな事を考え相手だが 正直 自分も触れたいし触れられたい気分。しかし 人が沢山いる中でそんな事をするのは嫌。)
…あとで めっちゃキスするから
早く行きたい…
(大胆な行動をする割に推しに弱い相手を今すぐぐちゃぐちゃにしてやりたい衝動に駆られるがここはぐっと堪える。ぴったりとくっついて 急かすように少し前を歩く。)
(人の居ない穴場といったような公園の高台に席を確保していた。周りに人は居なそうだが 誰か他の人が来ないとは限らない。)
…ッ 人…来るかもしれないよ…?
(場所に案内して 石ベンチに座った途端に相手の鼻先を首筋に押し付けられる。そのまま浴衣の合わせに手を差し込まれ 動揺しながら注意する。)
…むり、もう俺限界…
もう トモに触りたくて 堪んないんだわ…
(誰も周囲にいないことが分かると 自然と手を伸ばしていた。少し汗ばんだ肌から 愛しい匂いがして止められない。自分でもよく我慢出来たと褒めてやりたいくらいだ。)
でも もう三十分くらいで 花火が始まるよ
…それに 初めてはいい雰囲気の場所がいいんでしょ?僕も同じ気持ちだよ…
(浴衣をはだけさせてくる相手に少し焦るが それを表情に出さないように優しく初めてが外は嫌だなぁと笑って見せる。差し込まれた手をゆっくり降ろさせ こちらからキスをしてやり 気持ちを抑えさせようとする。)
…、ずるい…
じゃあさ…トモから沢山キスして
たまには トモから好きって言われたい
(手を降ろさせられて不服だが 優しくたしなめるように言われれば諦めざるを得ない。触れて重ねるだけのキスでは誤魔化されないと思いながらも もっと欲しくて子どもみたいに強請ってしまう。)
…うん、
八尋…僕も、好きだよ
子ども扱いなんてしてないよ。ヒロが大好きだから 一つ一つ大事にしたいんだ、ごめんね?
旅行楽しみにしてるから、今は花火みようね
(言われた様に チュッチュと頬や額や瞼にキスを落としていく。気付けば少しだけ 相手の方が身長が高くなってきた気がするが、座った状態では差はないので 存分に反応を楽しみながらしていく。)
…そっちじゃねーんだけど
分かっててやってるだろ
(額や瞼ばかりにチュッチュとされて不満げな顔をする。確信犯的に口にしてこない相手をジトと見つめ、やり直しを要求する。)
…ん、…
……僕もやられてばっかじゃいられないからね
(不満そうな相手の頬を掴み 今度は要求通り唇に重ねてやる。驚いたように半開きな唇の間に舌をねじ込んでやる相手の身体が強張るのが分かる。逃げようとするのを追う様押し倒して グチュグチュと卑猥な音を立てるように口内をかき回してやる。
相手の手が引き剥がそうと自分の体を押して来るのも御構い無しに、片手を枕代わりにするように頭に当てて ベンチに押し付けてやった。相手がそろそろ苦しそうにし始めると 唇を離してニッコリしながら 相手の勃ち始めた自身を自分のと押し付ける様にしてやる。)
…っ、くそー…
こんな時ばっか 卑怯だ…
(先程とは大違いな熱い口付けに 自分の中も熱がこもるのを感じる。少し息が上がってはいるが 余裕そうな綺麗な顔に 悔しいが完敗だ。まるでキスについていけなくて、本当に 食われるかと思って 心臓がバクバクしている。)
まだまだ 経験値が足りませんな。僕を振り回すくらいになってくれなきゃ困るよ?
……でも まだかわいい八尋でちょっと安心してる
(クスクス笑いながら身体を退くと 相手のジーンズの膨らみをチョイと押してやる。最近 どんどん知識や経験を経てかっこよく 大人になってく相手に 追い越されるなではないかと不安になっていた。まだ いじけたり、ディープキスでこんなになってるのを見ると まだ可愛いと思えてホッとする。)
っ、ちょ 突くな…!
…今に見てろよ…
っつーか 旅行の時 覚えてろよな…
(熱くなったそこをツンツンとされるとどうしても 敏感に反応してしまう。少し寂しそうに 安心した様に笑う相手に 数日後に控えた旅行の時の決意を抱く。)
…そんな意気込むほどのことじゃ…
……単純に 旅行 って考えててもいいと思う
(何かを決心したような相手の言い草に少し苦笑いしてしまう。早坂は実際に男相手に そういう事するのは初めてだろうから 上手くいかないならこちらがリードしてやるつもりだが、言うほど経験豊富でもないし まともに行為をしたのも数年前になる。どうしても上手くいかなくて 嫌な記憶になってしまうのではないかと不安になってくる。)
……初めてなんだから上手くいかなくても仕方ない、って言ったのはトモの方じゃん
俺 あれからちょっと勉強したし、トモ相手だったら絶対後悔しない
(起き上がりまた一人で何か考えてる相手を抱き寄せる。最近はようやく自分が愛されてる自覚が芽生えてきていたと思えば まだ不安になることもあるようだ。しっかりと抱き寄せて 髪にキスをしてやる。)
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