∴ 2018-07-02 23:08:19 |
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わ、ほんと!見えた! おっきーい……( 相手の言葉にふいと顔上げ、漸くその立派な笹を視界に捉えることが叶えば、ぱああと瞳に、表情に、感動の輝き浮かばせて )にい様、わたし達も、短冊!( 笹のすぐそば、お願い事を記入出来る場所確認すれば、その台ぴっと指差し、早く行こう、と相手の手を引っ張って )
( / お声がけくださって、有難うございます!当方も、できることなら七夕をちゃんと満喫してから終わりたい!と思っておりました。なので私も、延長に大大大賛成でございます* では短冊を吊るして、少し屋台を見て回って、そこでキリよしとして終わりにしましょうか* )
オーケー、少し急ごうか( くいくいと引っ張られる片手に反応し目線下げたところ、相手の指し示す場所に気が付いて。その気持ちに応えるよう歩幅大きく調整し )__よし、ここだな。ペンはこれで、短冊はこれ…っと、( 無事に到着することができ、一先ず安堵を。二本取ったペンの片方を相手に渡しながら、色とりどりの短冊から白色のものチョイスして )
( / ご承諾いただきありがとうございます…!考えが一致して嬉しい気持ちで一杯です、是非是非そのような進行にいたしましょう!それでは、また何かあればご連絡させていただきますね。失礼致しました! / 蹴り可 )
わ、ありがとう。……わたしはこの短冊にする( 手渡されたペン、にこりと頬緩め、柔らかく受け取れば、色の種類豊富な短冊を、どれにしようかと眺めること数秒。淡いオレンジ色が優しくあたたかい一枚のそれに目が留まれば、迷うことなくその短冊に手を伸ばし )にい様、見ちゃだめよ( 相手見上げ上記言葉と共に冗談ぽく笑いかけた後、視線短冊へと戻せば、直ぐにきりりと真剣な表情に。ペンぐりぐりと、一文字一文字丁寧に、お願い事を書き進めて )
わかったわかった。どっちも内緒、な( 細い指が一枚の短冊選んだこと確認したのち、目尻緩りとさせ口許に人差し指寄せつつ言葉返し。さて、と此方も気持ち切り替えては、願い事繰り返し思い浮かべしっかりとした字体で書き進め )……よし、できた。ロコンはどうだ?( 最後の一文字書き終えては、数度見返し満足気にこくり。相手の手元見てしまわぬよう細心の注意を払いながら上記問い掛けて )
ん、あとちょっと………、できた…!( 作業が遅れていても焦ることなく集中できるのは、元々の性格もあるけれど、待ってくれている相手への信頼が大きいことが一番で。漸く完成させれば、相手にそれが見える見えないには考えが及ばないらしく、両手で短冊目の前に掲げ、満足そうににっこりと )おまたせ。あとは笹に吊るせばバッチリだね。んー、どこがいいかな( その表情のまま相手見上げ、ほっこりと上記。どこか吊るすのに良い場所はないかと、ふいと視線辺りに彷徨わせ )
お。随分と丁寧に書いたんだな( 内容こそ見えないものの、一文字一文字に対し真剣に向き合っている様子はひしひしと伝わってきて。掲げられた短冊からふいと視線外しつつ、改めてその本気度に感心を )そうだな……あそこなんてどうだ?どうせなら高く吊るした方が空から見えやすいだろ( 向けられた笑みにふふと笑顔返したのち、此方も周囲をきょろり。不意に目に止まった一角には頑丈そうな踏み台が設置されており、あれなら相手にも使いやすいだろうと )
うん、大事なお願い事だもの( 再び視線を短冊へと落とせば、一人納得するようにこくりと頷きつつ、ぽつりと )わ、すごくいい場所。そうだよね、織姫様たちに、よく見てもらわないと( 提案された場所に顔向け、さらさらと風に揺れる葉が美しいその笹を一目見れば、ここしかない!と両耳ぴっこん。踏み台まであるその素敵な場所を見つけてくれた相手に感謝を込めた眼差しでにっこりと笑いかければ、大切な短冊を胸に、跳ねるような足取りで笹を目指して )
だろう?…っと、今日は一段と元気だな( 少々得意気な様子でにっと笑み浮かべては、機嫌良く歩き出した相手の後を追い。るんるんと軽やかな後ろ姿が何だかとても愛おしくて、織姫と彦星に沁々とした感謝の意を )__じゃあ、俺はこの辺りで( 目的地を一瞥すれば、短冊の少ない笹の端をチョイス。手を伸ばし紐をしっかり括り付けると、数歩後退したのち小さく合掌して )
じゃあわたしもこのへんにしよう( 相手の近くにて踏み台に上り、独り言のように上記ぽつり。きゅ、と力強く短冊の紐を結び付け終えれば、想い込めた瞳でそれを見つめ )どうかこれからもずっと__( ちらりと相手を振り返り、手を合わせるその姿を見れば、こちらも同じように台の上にて目を瞑り、合わせた両手口元に。そのまま小さな小さな声で自身のお願い事を呟いて )
( 頭の中で唱えた願い事は一度だけ、とびきり丁寧に。熱の籠もった両手をそろりと離しふと空を見上げれば、きらり、と星が流れ去った気がして。きっと叶うはず、と確信に似た期待を胸に、揺れる二つの短冊静かに眺め )…よし、そろそろ行こうか。何か食べたい物は?( 相手の様子確認しつつゆったりと上記口にしては、屋台へ続く道ちらと見やり )
わたし、かき氷食べたいな( 瞑っていた瞳、ゆっくりと開ければ、目の前でふわりと風に揺れたその短冊に小さく微笑んで。とん、と台から降りて相手の元へと駆け寄り、問いかけられた質問の答えを考えること数秒。少し火照った体が単純に欲するものを思い浮かべれば、自然と頬緩みつつ )にい様は、行きたいお店はある?( 少し遠く見やれば、その賑やかさから、出ている屋台はかなりの数と予想され。相手の思う所にも行きたいと、首傾げながら問うて見て )
かき氷、か( 相手の口が紡いだのは、ひんやりとした夏の風物詩。暫くの間食べていなかったそれは、己の脳内へ何処か懐かしい気持ちを運んできて。尻尾ゆらりとさせつつ独り言のように繰り返せば、数拍ののち相手の方へ目線戻し )いいや、俺も同じ物にするよ。久々に食べたくなってきた( 言いつつ穏やかに笑み。色々な屋台を回るのも楽しそうだけれど、今は相手とともに素朴で優しいあの甘味を楽しみたい気分で )
ん、じゃあ一緒にかき氷食べよ( 頭上から降る優しい微笑みに、どうしようもなく甘えてしまいたくなる気持ちを堪え、同じようにゆるりと表情緩めつつ )あのね、あそこのお店、美味しそうだと思うの( 先程ちらりと目に入った、屋台の構えから、並ぶ商品の色合いまでもが可愛らしいお店。少し女の子女の子し過ぎているだろうかと、口に出すのを躊躇っていたものの、意を決してそれを指差し、もう片方の手で相手の浴衣の袖くいくいと引きながら、ぽつりと上記 )
あそこ?( ぴんとした指が指し示す先を見てみれば、ぱっと目を引く屋台が一つ。並んでいるのは皆華やかな浴衣を纏う女性ばかりで、文字通り頭一つ抜けている己が混じれば少々人目を引いてしまうかもしれないと。しかし己の袖引く小さな手を振り払うなどという選択肢は端から存在する訳もなく、首はしっかりと縦に振られており )ああ、良い店見つけたなあ。あれにしようか( 実際、売られている商品が美味しそうなのは事実。口角緩めては、己の側からゆっくりと歩き出し )
わあい、ありがとう…!( 嫌な顔ひとつせず、そこへ行くことを承諾してくれた相手に、両耳最大限まで後ろに倒し、尻尾ぱたぱたと、嬉しさを全身にて表しながらお礼の言葉を )色々な味があるみたい。わたしは甘いのがいいなあ( 相手が緩い速度で歩き出せば、それに続いて人波の中、目的の屋台を目指して。逸れてしまわないよう、相手の着付けが崩れない程度にその袖元を掴みつつ、のんびりとした声音で上記 )
( 相手は着いてきているだろうか、もみくちゃにされていないだろうか、何度も隣確認しつつ歩を進め。横目に映る彼女の姿から分かりやすい喜びを感じれば、自然と笑みが深まっており )甘い味ならきっと選びたい放題さ。俺はどれにするかな( 頭の中にかき氷の定番のラインナップ並べつつ上記返していると、いつの間にやら列の末尾は目前で。人々の背中越しに色とりどりのシロップ眺めては、ふむと思案顔を )
んー、結構並んでるね( 決してそれが嫌という訳じゃなくて、寧ろ少しでも長くこの非日常的な雰囲気の中、こうやって隣にいられるのであれば、それはとてもとても幸せなことで )あ、じゃあ、あのミルクがかかってるのにしよう。甘いきのみも乗っているし( 相手に倣い、此方も頼むものを今のうちに決めておこうと、人々の背の隙間から偵察を始め。これだというものをその中に見つければ、嬉しそうに相手見上げ報告し、早くも巾着袋から取り出した小銭入れを両手できゅうと握りしめ )
だな、…お、あの綺麗なやつか( こくり、頷きとともに相槌一つ。可愛らしい報告受けどれどれとメニュー探してみれば、女の子らしい見た目のそれはすぐに目に飛び込んできて。どうやらトッピングは他にもある様子、ますます増えた選択肢に心はゆらゆらと )そうだ、ロコンのおすすめを教えてくれよ( ふと思い立ったように両耳ぴん。何かとセンスの良い彼女の選択であればきっと外れはないだろう、期待寄せつつ明るい声色でお願いを )
おすすめ?( 予想外の問い掛けに、小銭入れから顔を上げ、きょとんとした表情で相手を見つめ )……… この抹茶にあずきの、美味しそうだし、今日のにい様の雰囲気にとても合ってる、と思うのだけど…( 列が進み先程よりも見やすくなった様々なシロップやらトッピング、自分のものを決める時よりも真剣な眼差しで見ていれば、その上品で落ち着いた色味が特徴のものを指差して。少し自信なさげに眉下げつつも、相手見上げ自分なりのおすすめを )
ああ、いいな。それにしよう!( 指されたのは、この屋台では数少ない和の要素が取り入れられた一品。華やかさこそ控えめではあるが、寧ろその落ち着きは今の気分とぴったり一致したようで、緩やかな笑みとともに即決を。少し顔近付けては「 ありがとう 」喧騒の中でも聴こえるようはっきりと伝え )__っと、はい。これと、これを一つずつ( 店主からの声掛けに視線戻せば、ついに列の先頭に来ており。メニュー票指し示しながら相手と己のかき氷を注文し )
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