∴ 2018-07-02 23:08:19 |
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えへ、よかった、ありがとう。続き、よろしくお願いします( 優しく穏やかにその出来褒められれば、嬉しそうに目尻ゆるゆる。形崩さないよう気を付けつつ、気持ち小さく礼をして、後を委ね )…にい様、ほんとに何でもできちゃうのね。もう終わっちゃうもの( その距離に、どきどきと痛いくらいに強く打つ胸の音が聞こえてしまいそうで、でもずっとこのまま近くに置いていて欲しくて。なんだかほわほわと蕩けてしまいそうな心地でいつつも、相手の手際の良さに褒言葉を )
なあに、手順さえ覚えれば案外簡単にできるもんさ( 掠める度にひやりとした心地良さを与えてくれる柔い肌や、時折鼻を擽る大人びた香水の香り。意識してしまわないよう急いでいたせいか、心なしか早口での返答に。ようやく完成すれば、ほっと安堵の息をついて )よし、__鏡、見てきな( 綺麗に整えた浴衣に、華やかな蝶々結びの帯。想像以上に似合っているその姿に満足気な顔浮かべつつ、部屋に用意しておいた鏡指差して )
そうなんだ。じゃあ今度、にい様に着付け教えてもらお( なんとなく、普段より早い相手の口調。きっと集中してるからだ、それなら私の心臓の音はその耳に届いていないに違いない。そんな解釈にすとんと落ち着けば、ほ、と一安心。 )ん、ありがとう。___ わああ、すごーいッ……( 感謝の気持ちと、早く仕上がりを見たいそれと、表情ほくほくとお礼の言葉述べれば、着付けが崩れないよう細心の注意払いつつ鏡の前へ。いざその完璧な仕上がりを目の当たりにすれば、唯々何度も角度を変えて見惚れることしかできなくて )
喜んでもらえたようで何より。ロコンは浴衣も似合うんだな( はしゃぐ相手の様子は何とも微笑ましく、嬉々とした気持ちは此方にまで伝染してくるようで。その全身もう一度眺めては、新発見とばかりに双眸緩め )__ああ、そうだ。他に手伝うことはあるか?( ふと できていない準備があるかもしれない と思いたてば、疑問符浮かべてみて )
えへへ、そうかな?、にい様が上手に着せてくれたからだね( 見慣れない姿の自分への照れもあるけれど、似合うと褒められるのは、やっぱりどうしようもなく嬉しくて )ううん、大丈夫。次はにい様の番。はい、ここに座って( 相手の視線が擽ったくて、質問投げ掛けられれば、すい、と近くの椅子まで移動、その背凭れ上部をぽんぽん叩き促して )
はいよ、( ひらりと揺れる蝶のような姿を目で追っていれば、向かう場所から己の番が来たことを察知して。飛んでくる指示に短く返事すると、その椅子へ素直に腰下ろし )それじゃあよろしくな。…そういえば、どんな髪型にしてくれるんだ?( 聞き漏らしていたことは、思い出せば俄然気になってくるもの。目線前に向けたまま質問ひとつ投げかけて )
えっとね、前髪は軽く流して、サイドの毛だけピンでとめようと思うの。元々はねてる所と、きちっとしてる所とで、かっこいいと思うのだけど、どうかな?( 手元に丁度良い位置にある相手の頭部、そっと髪の毛に触れてみれば、ふわりと心地良く己の指に馴染んでいくようで。投げ掛けられた質問に、気に入ってくれるだろうかと、背後から少し自信なさげに答え )
ああ、それはいいな。ハネまで活かす方法は思い付かなかったよ( 提案されたそれはヘアアレンジに疎い己にも容易に想像できるもので。派手過ぎず、しっかりと決まり、そして相手が自分の為に考えてくれた髪型とあれば、当然断る理由も見当たらず。明るく上記述べては委ねるように深く凭れ )
ん、じゃあそんな感じでやってみるね( きり )櫛とか、ピンとか痛かったら言ってね( そう言い終えれば、相手の耳や頭皮に痛み起こさないよう慎重に櫛を入れて。ピンを付けるところまで来れば、必然的にその端正な横顔の間近にて、じ、と集中し手を動かして )……よし、できた! __ にい様、いかがてしょう?( 異性の髪の毛のセットは始めてだけれど、なんとか形には出来たし、なんならとても良い出来だと思う。満足したように完成の声上げれば、相手の手を引き、先程の鏡の前へと足運び、その出来栄えを問うてみて )
( ひやりとした冷気とともに近付く気配にちらと横目向ければ、何とも真剣な顔をしている相手が確認でき。一生懸命なその様子に口許は自然と弧を描いており )__ん、どれどれ……おお!( 完成を告げる明るい声は、きっといい知らせだろう。手を繋いだままひょいと鏡を覗き込めば、素晴らしい出来栄えに思わず歓声を。「 綺麗にできてるじゃないか、凄く気に入ったよ 」ぱっと顔向けては、撫で回したい気持ちぐっと堪え称賛の言葉口にして )
ふふ、よかったあ( 頬ゆる )にい様、信じられないくらいに、とーってもかっこいい……( さらりと浴衣を着こなし、それに良く合うヘアスタイルで佇む相手を改めて鏡の中に見れば、両耳ぺったん、うっとりと見惚れつつ上記。繋いだ手に無意識の内に、ぎゅ、と力が入れば、空いているもう片方の手は、きゅんと苦しい胸を抑えて )
はは、そりゃあよかった。これでロコンの隣も堂々と歩けるな( お世辞などではない、心からの言葉を受け取ると、嬉しい気持ちが胸いっぱいに広がって。相手と己の並び立つ姿鏡の中にて確認すれば、頷き一つ。笑顔のまま返した言葉は遠回しながらも彼女の魅力を褒め称えるもので )
にい様は元々、堂々と歩けるの( それが自分に対する褒め言葉であることを理解すれば、照れ隠しのように冗談めいた口調で上記述べるも、それは心からの本音でもあって )じゃ、準備もばっちりだし、そろそろ行く?( ちらり、窓の外に視線やれば、なんとなく空気はお祭りの雰囲気に満たされているような気がして。相手へと顔向け、楽しみに上気した頬と共に問い掛けて )
それはどうだか。__ああ、そうだな、出発しようか。丁度いい時間なんじゃないか?( 横目にて相手眺めれば、冗談には冗談をと軽い口調で上記。無邪気な顔に微笑み返し、置いていた荷物ひょいと手渡すと、優しく手を引きながら玄関先までエスコートを。その途中壁の時計にちらりと目線やれば、そろそろ祭囃子が聞こえてくる頃だろうと推測し )
ありがとう、えっと、下駄と巾着と…、( 荷物手渡してくれた優しさだけでも心いっぱいに満たされるのに、これから一緒にお祭りに行ける!そう思うと、小物取り出す際の独り言の声音も楽しげに弾んで )あ、ほんとだ、お祭りの音、聞こえる気がする!( 手を引かれ、その温もりに浸っていたところに聞こえた軽快な祭囃子。ぴくりと片耳震わせれば、わくわくと尻尾揺らして )
おっ、今年も賑やかだな( 此方もすかさず耳起こしてみれば、遠くから笛の音を捉えることに成功し。自然と気分の高揚するそのメロディーは何だかとても夏らしく、沁々とした口調で上記呟いて )さあて、まずはどこに向かおうか。やっぱり笹の所か?( ゆったりと歩き出しては、隣へ目線やりつつ質問を。確か願い事を書くコーナーは入り口付近のはず、と脳内には既に地図浮かべており )
あ、うん、そうだね。大切なお願い、後回しにしちゃだめよね( からからと下駄の音鳴らしながらも、ちらほらと辺りに増え始める浴衣姿の皆々様に眼奪われ、微かに漂う甘ったるいお菓子の、あるいは香ばしい屋台物の香りに気を取られ。そんな中、このお祭りの一番の目的思い出させて貰えば、打って変わって表情きりり。こくりと頷きつつ返答し )えっと、場所はどこなんだろう…( その頭にきちんと目的地浮かぶ筈もなく、心配そうに相手見上げ問い掛けて )
よし、それじゃあ決定だな( どうやら目的は変わっていなかった様子。目指す場所が定まったことで、足取りは緩やかながらもしっかりとしたものに変わっていき )ああ、それなら向こうに見える…って、ロコンにはまだ見えないか。このまま真っ直ぐ歩いていればすぐに着くよ( 安心させるよう笑いかけては、人波の奥僅かに覗く笹の葉を指し示して。しかしそれは大柄な己の眼に映るもの、小柄な相手のことを思えばゆるゆると腕下ろし、笑顔は微苦笑へ。ともかく方向はわかっていると前方へ確り目線合わせ )
にい様には見えているのね。背が高いってすごい( 己に見えるのは、前を行く人々の背中や頭、様々な形の尻尾のみ。相手の瞳に映る景色を想像しようにも中々難しく、素直に相手との体長の差に感心したように言葉漏らし )うん、にい様に付いていれば、心配することなんて、ないよね( その視線が確信に満ちていること、一瞬のうちに感じ取れば、つい先程までの不安気な表情は、ゆるりと安心しきったものへと変わり )
はは、こういう時には便利だよなあ……っと、( 己のものより数段低く位置する青の瞳には、どんな景色が映っているのだろうか。想像しようにも難しいその光景に思いを馳せつつ歩いていれば、揺れる笹の葉はすぐ近くに迫っていて )ほら、もう見えるだろ。見事なもんだ( 祭りのシンボルに相応しく、堂々と設置された笹には既に誰かの短冊がちらほらと。弾む心は明るい声にしっかりと現れており )
( / 失礼致します、背後の者でございます。いよいよイベント期間最終日となりましたが、今後の展開はいかがいたしましょう?個人的には七夕祭りも始まったばかりということで、キリのいいところまで期間を延長できたらな、と思っております…!もちろん他のアイディアがあれば喜んでお聞きしますので、ご意見をお聞かせ願えれば幸いです! )
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