∴ 2018-07-02 23:08:19 |
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( 分かりやすく変化した言動に察しがつかないほど鈍くはない。思わず抱き締めてやりたくなる気持ちをぐっと堪えては、考えた後ちょいと顔寄せて )ああ、そうなのか、…それなら俺と一緒に行くってのはどうだ?話を聞いてたら無性に行きたくなってさ、( 言葉の終わりに微笑を一つ、相手の返事をゆったりと待ち )
!、 ( 両耳ぴこン )… うんうんッ、一緒に行こう? 色々な屋台があって、きっと、絶対、楽しいよ!( 此方から問わずとも、望んでいた言葉が耳に聞こえれば、思わず顔上げきょとん。そのまま相手見つめること数秒ののち、ぱああと表情明くなれば、両手でぎゅううと彼の手握り、ぶんぶんして )
っはは!そうだなあ、楽しみだよ( 相手の全身から溢れる喜びひしひしと感じれば、思わず笑声がこぼれ。そのまま大きく頷き同意示し )じゃあほら、約束。願い事も決めておかないとな( されるがままの片手は放りもう片方の小指立ててみて。昨年は何を願ったか、思い出すべく脳味噌ぐるぐると )
ン、約束ね( にっこりと幸せそうに、片方はそのまま手を握り、もう片方は差し出された小指に、自分のそれをきゅ、と絡め )わたしはもう決めてあるよ。にい様には内緒だけれど( 何やら考え事をしているらしい相手を見つめつつ、ふふふんと得意げに )
指切った、っと……ん?なんだなんだ、意地悪か?( 決まり文句口にした直後告げられた言葉に一瞬ぽかん。のち、首傾げくつくつと )そんな風に言われると気になるだろ、ヒントをくれよ( 両耳ぴんとさせれば口の端緩く上げつつ両の目線送り )
ヒントもだーめ( きリ )お願い事は、織姫様と、わたしだけの秘密にするの。そのほうが、きちんと叶う気がしない?( 約束を交わしたその手の、今度は人差し指をぴこん。本人至って真剣な表情で理由述べつつ、最後の問いかけ時には、首こてん )
おっと、そりゃ残念( 張っていた耳倒し苦笑浮かべ )なるほど…一理あるかもしれないな。そんなに大事な願い事なのか( 人差し指と相手の表情へ順に視線巡らせれば、納得したような面持ちでこくり。内容推測するようぽつ、と呟いて )
一理、あるよね( 共感してもらえたことを嬉しく思いつつ、相手の言葉を真似、こっくりと頷いて )うん、とっても大事なの …( 相手の問い掛けに、どこかぼんやりと返答してしまったのは、改めて心の内にその願い事を思い描いてみていたから。ふと、我に返り、言葉続けて )にい様のお願い事も、叶うといいね( にっこり )
( 相手の雰囲気の変化察知し言葉掛けようとするも、瞬時に切り替わった様子確認すれば一度閉口し。続けて向けられた笑みに心穏やかになるのを感じつつ )そうだな、ありがとう。__ああ、どうせなら俺の願い事も彦星との秘密にしておこうかね( 顎に片手添えれば、思いついたように彼女の真似事を提案して )
ふふ、そうしよ( 人差し指唇に当て、しー )__ んー、考えれば考えるほど、お祭り楽しみ( 待ち遠しさに、きゅううと両肩窄め、尻尾ぱたぱた )ね、にい様、わたし一緒に浴衣を着て行きたい!( ぐ、と身を乗り出し、相手の返答待って )
浴衣?( 揺れる尻尾眺めていれば、突然の提案に疑問符浮かべ )そうか、祭りといえば…だもんな。わかった、久々に引っ張り出しておくよ。( 小さな頭に掌ぽんぽんと乗せれば、にこやかに了承を。「 どうせならとことん楽しまないとな、 」付け足して )
わーい、ありがとう。にい様の浴衣姿、絶対かっこ良いと思う( 承諾の言葉と、頭部に柔らかく落ちる掌の心地良さに、嬉しげに目尻緩めつつ、ぽわぽわとその姿を想像してみて )うんうん、年に一度のお祭りだものね( こくこく )
はは、あんまり期待しすぎるなよ?( 予想の言葉は嬉しさ半分気恥ずかしさ半分、柔らかな髪からそっと掌抜け出して )それより俺はロコンの浴衣姿の方が気になるな。ほら、和服を着る機会なんて珍しいだろ?( 相手の服ちらと眺めれば、楽しげに上記続け )
にい様がそう言うなら、気をつける…( 言いつつその口調や表情はどこか上の空、ほわんと既に、月夜に美しいその姿を思い浮かべており )… へ、わたし? うん、滅多に着ないね( こくり )…… そういえば浴衣、ひとりでちゃんと上手に着られるかな…?( 自身に話題振られれば、空想から戻り瞳ぱちり。返答と共に頷いたところで、きょとんと重大な事柄に思い至って )
ああ、着ないと忘れるよなあ。俺もだいぶあやふやだし( 同意添え一瞬考え込むも、一度着れば思い出すかと楽観的に捉えることにしたようで )もし難しいようならうちで着せてやろうか?人の着付けなんて初めてだから、下手くそかもしれないけどさ( 苦笑気味に頬掻いては、ぽや、とした相手の顔見つめ提案を )
わ、いいの? ( きゅ / 胸の前で両手組み合わせ )じゃ、お言葉に甘えて、お願いしたいです( じ、と見つめ返し、こくん )ううん、にい様に着せてもらえるなら、ちょっとくらい変でもいいの( 両耳へたリ、えへへと少し照れたようにはにかんで )
了解、任せとけ( 釣られて頷き一つ、己の胸とんと叩き )そうか?まあ、出来る限りしっかりと練習しておくよ。可愛く仕上げてやるからな( 確か結び方を記した雑誌があったはず、と本棚ちらり。やるからにはしっかりと、相手の可愛らしさ引き出してやりたいようで )
にい様、ありがとう…( なんだかもう嬉しさを抑えきれず、自身の尻尾ぱたた。それと連動するように、相手の太腿無意識に、両手でぽふぽふと叩いて )練習までしてくれるの? どうしてそんなに優しいのッ( ちら、と視線外れたこと見とめるも、此方は相手見つめたまま、眉下げうるると問うて )
( 太腿の刺激に気付き視線戻すも、微笑ましいその行動止めることはせず。うるうるとした問い掛けには少々面食らったように目を丸くして )どうしてって…ロコンのことだからおめかしして来てくれるんだろう?下手な格好させちゃ勿体無いじゃねえか( 本人としては至って当然のことだった様子。再度頭ぽんぽんすると同時にさらりと言葉紡ぎ )
たしかに髪の毛とか、お化粧とか、ちょっと頑張るけど…( もじ / 当たり前のようにそう言われてしまえば、勿論嬉しく思う気持ちの方が大きいけれど、どこか申し訳ない気もして )じゃ、にい様も、わたしにして欲しいことがあったら、いつでも、何でも言ってね( ぽふぽふ止め、未だ相手の太腿の上、ぎゅうと両拳握りしめつつ )
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