後にも先にも、 （ 〆 ）

ったく、欲張りだな楓クンは。あんまり我儘言ってると叶うもんも叶わなくなっちまうんじゃねぇの(クスクス笑いながら適当な事を口にして頬をつん、とつつき)
良いよ、楓の傍で過ごす一生なんてあっという間だし(微笑んで頷くと鼻先に口付け落とし)…へぇ、それは知らなかった。俺が楓クンの事こんなに可愛くしちまってんのか(笑みを含んだ声色で告げては唇を這う舌先を柔く食み)
ふは、だって気持ち良いのはほんとだろ。…嫌だって言うならやめるけど(言葉と裏腹に中断する様子も無く腰骨の当たりに柔く歯を立て)

だから、プロポーズすんのはまだ先。楓クンなら待ってられるだろ(微笑んで相手の髪に指を通し)…こんなに可愛いんじゃ、さっさと首輪付けてやんねぇと心配になっちまうな(口端上げて囁くと目元に口付けを落とし)ふは、見透かしてなんかねぇよ。それより、楓クンの考え方が俺と似てきたんじゃねぇの(クスクス笑い)


前のやつ返しとくな。返事はいつでも良いから、ゆっくり進めてこうぜ(相手の頭にぽん、と掌のせ)