後にも先にも、 （ 〆 ）

それは困んだけど…楓クンに仕事させてもらえねぇのなんかすげぇ良くねぇ？あ、けど同僚とかに楓の事見られんのは微妙だな。見せびらかしてやんのはアリだけど…(無論相手の言葉に悩ましげに眉を寄せるが、何やら別の事でぶつぶつと呟き始めると勝手に逡巡し首を傾げ。得意げな様子にクスクス笑うと「流石俺のハニー」と言葉を返し相手の髪に口付けを落として)
…そんなの分かってる、(甘えるような仕草に頬を緩めているも、ふと告げられた言葉に耳を傾けては驚いたように目を見開き。自分の内に存在する不安として認識してはいなかったものの、その言葉に確かに気持ちが満たされ軽くなるような心地がすると目を細めて相手の肩口に顔を埋め。しかし何と答えれば良いのかが分からず、逡巡している内にぽつりと可愛げに欠ける強がりな言葉を零してしまい)
…なんだよ、(相手の様子に堪らない気持ちで眉を寄せていた最中、既に限界が差し迫っているところで名前を呼ばれると潜めた声でぽつりと囁き。起こしてしまいたくない気持ちと抑えきれない欲求に板挟みの中再度唇を重ねると、薄く開いた唇の隙間から控えめに舌先を差し込み)

おはよ、透哉。うあー…昨日もおやすみ、っていう前に寝ちゃってた（ しゅん、と僅かに眉下げ ）でも殆ど一日中一緒にゆっくりできてよかった。ん、返事はいつでも大丈夫だから気長に待ってんね。土産も楽しみにしてて（ 相手の髪をぽんぽんと撫で ）楓くんは今日もゆっくり出来る予定だから、昨日の返事しとくね。でも蹴ってくれちゃっても全然へーきだから（ 手ひらひら ）


ンな可愛いこと言ってくれちゃって。いーの？ほんとに俺くっ付いて離れないかもよ。…つか、見せびらかすのはアリなのに見られんのは微妙なの？（ 呟かれた言葉ににまりと口角を上げては、僅かに首を傾げて単純な疑問を投げ掛け。髪に口付けが落とされると、その感触や相手の言葉に嬉しげに頬を緩ませ「 そうでしょ。でもほんとに透哉となら何処だって楽しいし、…あ、いつか前に言ってた温泉旅行、行きたい 」ぽつりぽつりと願望を口にしてみて ）
…分かってる、ならいいけどさ。たまぁにもやもやしてそうな南雲クン、見かけることあるから（ 強がりのような素っ気ない相手の言葉にさえも愛しさが込み上げ、思わず小さく笑みを零してしまい。ぽんぽんと優しく相手の髪を撫でながら、唐突ではあったものの少しでも自分が感じていたような不安要素を相手も感じることがあるならそれを無くしてやりたい、という気持ちが勝り、時折見掛ける相手の表情を思い返してはぽつりと呟き ）
…ん、…――ふ（ 薄く開いた唇の隙間から相手の舌先が侵入してくると小さな吐息を漏らし、眠りが浅くなりふわふわと浮上してくるような意識の中突然の酸素を奪われるような感覚に耐えるようきゅう、と服の裾を先程より強い力で握り締め。舌先が触れ合うとぴく、と僅かに肩を揺らし ）

おはよ、楓。大丈夫、気にすんな。ん、楽しみにしてる(嬉しげに頬を緩ませ)俺は夕方から仕事あるから、それまでは返事できそうだ。けど昨日の続きもしてぇし…先にそっち返させてもらうな(微笑んで頷き)

いや、それは困るんだけどさ…、…いやなんて言うか、自慢はしてやりてぇんだけど、独り占めしてぇな、って感じ(確実に仕事先に連れて行くと困る事は目に見えており悩ましげに言い淀んでいるも、ふと問い掛けられた言葉に其方を見遣ると何とも複雑な心境を口にして苦笑を浮かべ。告げられた言葉に頬を緩ませると「色々落ち着いたら行くか。貸し切りの露天風呂とかあるとこが良いな」とぼんやりと想像を巡らせて笑みを浮かべ)
……気付かなかった、(先程までとはすっかり立場が逆転し頭を撫でられる感触に脱力しつつ目を伏せているも、ふと直ぐ傍から聞こえた言葉にはあまり心当たりが無く、無意識にそんな様子を見せてしまっていたのだろかと思案し少しの無言の後ぽつりと呟いて)
は…っ、ん、(相手の体が震え反応しているのは伝わって来るものの最早自制心だけではどうにもならず、脱力したままの舌先を絡め取るとゆっくりと擦り合わせるように口付けを深め)

ん…ありがと（ 安堵したように笑みを零し ）そっか、じゃあそれまで透哉の無理ない程度にゆっくり出来たらいーな（ ふにゃ、と頬を緩ませ ）俺も続きしたかったから嬉しい、ありがと（ こくこくと頷いて ）

っくく、欲張りだなァ。自慢したいって思ってくれんのも、独り占めしたいって思ってくれてんのもすげぇ嬉しいけど（ 複雑そうに苦笑を浮かべながら返された言葉に耳を傾けているも、その言葉に心底嬉しそうに頬を緩めながら揶揄うような言葉を掛けて。自身の要望に対して相手の前向きな返答を聞くと嬉しげに頬を緩ませ、同意するように小さく頷くと「 ん、落ち着いたら行こ。急がないから年明けだっていいし、…あー、露天風呂貸し切りなんか出来たらすげぇ最高、 」同様に想像を巡らせながらぽつりと呟き ）
んー？……んん、前に透哉が他の人と話してる時、とか、ちらっと見ちゃったんだけど、そん時に不安そう、っつーか。…なんていうか、モヤモヤしてそうなあんたを見たような気がしたから、…あ、全然、楓くんの勘違いかもしんねェんだけど（ 呟かれた言葉を聞いてはゆるりと首を傾け、相手の後頭部に手を添え引き寄せるように肩口に頭を埋めさせると空いた片方の手で相手の背をぽんぽんと優しく撫でながら、何となく感じていたことをぽつりと呟き ）
…ん、ぁ…っ（ 舌先を絡め取られ更に口付けが深まるとぼんやりと意識が戻ってきたようで、僅かに開いた唇の隙間から熱を孕んだ小さな吐息を漏らしつつも薄らと瞳を開き ）

なるべく早く帰って来るから、いい子で待っててな(微笑んで相手の額に口付け落とし)どう致しまして。余裕あったら前のやつも返してくから(頬緩ませて頷き)

…やっぱり職場に連れてくのは無しだな。楓の事変な目で見られたら困るし(揶揄われているのを感じつつ暫く表情を険しくしながら相手を見詰めているも、何方かと言えば女性の方が多い職場に相手を連れて行ってはうっかり相手に興味を持たれ兼ねないと一人思案しぽつりと呟いて。相手の様子に何処か満足げに微笑むと「あー…年末は忙しいだろうしな。ちょっと奮発したら貸し切りの露天風呂入れるとこ結構あるぜ。今度一緒に見ような」と相手の額に口付けを落として告げ)
…ふは、よく見てんなぁ(されるがまま相手の肩口に顔を埋めつつ何処と無く自信無さげに紡がれる言葉に耳を傾けているも、相手の目にそう見えたのならそうだったのだろうと妙に納得してしまい、思わず笑みを零すと目を細めて呟き)
ふ、……あ、(普段に増して気持ちが昂るのを感じながら舌先を絡めているも、ふと相手の意識が戻ったらしい事に気付くとそれと同時に此方も冷静になり、やってしまった、と後ろめたさに顔を離しながら視線を彷徨わせ)

ん、任せて。いい子で待ってる（ 額に柔らかな感触を受けては嬉しげな声色でぽつりと言葉を返し ）分かった。気長に待ってんね（ ふにゃりと頬を緩ませ ）

んえ、残念……じゃあずーっと透哉が独り占めしてて？俺のこと（ 緩く首を傾けながら相手を見つめ、悩ましげな相手の言葉に身を耳を傾けると態とらしく残念そうに肩を落とし。しかし直ぐに相手に視線を戻すと、何処か強請るように言葉を掛けて。額に落とされる口付けに嬉しげにはにかみながら、「 へぇ、探してみたら割とあるもんなんだ。ん、一緒に見る 」まだ少し先のことを想像しつつ、期待するように言葉を返し ）
…そりゃ、透哉の彼氏だから（ 先程の自分の発言に否定する様子もない相手の言葉に苦笑を浮かべつつも、不安にさせたくない、という思いが募り背中を撫でていた手で相手をぎゅう、と抱き締めながら穏やかな声色でぽつりと呟いて ）
……ふ、…えっち（ 未だぼんやりとした意識の中、相手の舌先の動きに合わせるように普段よりぎこちない動きながら深く絡み合わせていたものの、ふと顔が離れてしまうと暫く惚けたような顔で其方を見つめ。覚醒していない状態ながらも直前まで何をしていたかまでは把握することが出来たらしく、逸らされてしまった視線を追うように相手を見つめると艶っぽい笑みを浮かべては揶揄うような言葉を掛け ）

ん、ありがと(微笑んで小さく頷き)

あぁ、そうさせてもらう。その方が俺も安心できるし(言葉通り残念そうな様子に笑みを零しながらも、何とも愛らしく強請られては表情を緩ませて頷き。未だ行き先も未定の温泉旅行に思いを馳せて「楽しみだな」と微笑んで呟き)
頼もしい彼氏で助かる(抱き締められる温もりが心地よく自然と頬を緩ませている最中、聞こえた声に嬉しげに微笑むと何処か茶化すような声で囁き)
…いや、これは楓クンのせいだからな(誤魔化す術も無く揶揄の言葉を受けて何も言えずにいたが、事の発端は相手の寝言だったと思い返せば些か不服そうに眉を寄せて言い返し)

んーん、こっちこそ（ 緩く首を左右に振り ）

ん、そうしてて（ 快い相手の返答に満足げに笑みを浮かべると、安心出来るという相手の言葉に此方も安堵したように微笑んで。楽しみだ、という相手の言葉にこくこくと頷いては、「 すげぇ楽しみ、 」と同意を示して ）
っ、それは俺の台詞でもありますし。…さっきだって透哉が励ましてくれたし（ 茶化すような声色ながらも嬉しい言葉を掛けられると自然に頬は緩んでしまいつつ、つい先程までは相手が自分の不安を取り除いてくれた思い返してはぽつりと呟き ）
ん、…え、俺なんかしたっけ、（ 不服そうな表情を見せる相手にきょとん、と目を瞬かせ、自分自信全く心当たりのない相手の言葉にぽつりと言葉を返し ）

初めてだな、二人で旅行すんの(相手の髪に指を通しながら微笑んで呟き)
…まぁ、俺にしかできねぇ事だしな。俺の事そこまで考えてくれんのは嬉しいし(ふと顔を上げて相手の肩に顎をのせると微笑んで告げ)
…してた(分かっていなくて当然ではあるものの此方ばかり分が悪いような状況に納得が行かず、眉を寄せたままぼそっと答えると開き直ったとばかりに「俺の名前呼んだり好きだとか愛してるだとか色々言ってた」と捏造を織り交ぜつつ口にして)

ん、確かに。…考えてみりゃまだまだ、…初めてすることばっかだよね（ 髪に指を通されると心地良さげに目を細めながらぽつりと呟き ）
…俺だって、自分で言うのも何だけど、こんなに何か考えたり、…不安になったりすんのって南雲クン相手、くらいだし（ 肩に感じる柔らかな重みに心地良さげに目を細めつつぽつりぽつりと呟いて ）
…え、……あ（ 何やら不満げな様子の相手に対し不思議そうにしながら耳を傾けていたが、聞いてみると見ていた夢の内容と一致するようなものもあって、みるみるうちに頬を赤く染めると返す言葉もなく。羞恥心に駆られ、顔を見せたくないとでも言うようにふい、と相手から顔を逸らし ）

色んなとこ行って、色んな事しような(微笑んで相手の髪を撫で)
ふは、可愛い(告げられる言葉に嬉しさと愛しさが込み上げるまま小さく吹き出すと指の背で頬を擽るように撫でながらぽつりと呟き)
…あれ、覚えてんの？(相手の様子が何やら雲行き怪しくなった事に気が付くと其方へ視線を向け、顔を逸らされてしまってはその表情は窺えないものの何となくどんな反応をしているのかと察すれば途端ににやりと口端を上げて問い掛け)

それじゃ、そろそろ仕事行ってくる。なるべく早く帰ってくるから(相手の額に口付け落とし)行ってきます(片手ひらりと揺らし)

…ん、そうしよ。いっぱい思い出作りたい（ 小さく頷くと愛しげに相手を見つめ、頬に口付けを落とし ）
んん、…そう思ってくれんならいーけど（ 最初こそ複雑な気持ちになってしまっていたその褒め言葉も今ではすっかり嬉しいもので、ふにゃりと頬を緩ませてはぼそ、と呟き ）
覚えてる、っつーか…そんな夢は見てた気ィするから。……寝言言ってたんならめちゃくちゃ恥ずい、（ 耳まで赤く染めてしまっては言葉通り恥ずかしそうに俯いてしまい、ぼそぼそと問い掛けに答え。しかしその寝言と自分のせいだという相手の言葉がどうも頭の中で上手く結び付かなく、軽く混乱状態になっていて ）

分かった。ダーリンの帰り、いい子で待ってる（ 額に口付けを受けると嬉しげに頬を緩ませ ）行ってらっしゃい、気ィ付けてね（ 手ひらひら ）

ただいま、楓(扉開き)悪い、一旦蹴らせてもらいてぇ、んだけど…最後のだけ返しても良いか？すげぇ楓クン可愛かったし、…いや他のも可愛んだけど、良いとこだし、(上手く言葉にできず眉を下げて微笑みながらぼそぼそと呟き)

おかーえり、透哉（ 扉が開く音がするとぱ、と其方を見遣り、嬉しげに頬を緩ませ軽い足取りで相手の元へ向かい ／ ぎゅう ）ん、蹴ってくれちゃって全然へーき。…ふ、返してくれんの？そこまで言ってくれっと照れちゃうけど、…続き、しよ（ 相手の言葉にきゅう、と胸が締め付けられるのを感じつつ、手を柔く握ると強請るように言葉を掛け ）

んー…ただいま、(相手をぎゅう、と抱き締めると頬を緩ませて小さく唸り)…えぇ、なんかエロいんだけどそれ(耐えるように僅かに眉を寄せてぽつりと呟き)じゃあ返させてもらうな。

…すげぇ赤い(髪の隙間から覗く耳が赤く染まっているのに気付くと、愛しげに目を細めてそこへそっと触れつつぽつりと呟き)

ん、…お疲れ様、ダーリン（ 抱き締められれば嬉しそうに頬を緩ませ、すりすりと肩口に頭を擦り寄せ ）ふは、好きでしょ？こういうの、（ ちゅ、と相手の頬に口付けを落として ）ん、ありがとね。

…う、るさい（ 気持ちを落ち着けようにもなかなか顔の火照りは収まらず、可愛げのない言葉をぽつりと返して ）

ありがと(目を細めて微笑むと相手の髪に指を通し)ん、…すげぇ好き(頬に柔らかな感触があると頬を緩めて小さく頷き、相手の額に口付けを返しては短く答え)

そんな恥ずかしいわけ？(反抗的な言葉を返されようとも意に介さず、にやけてしまうのを感じながら揶揄うように問い掛け)

いーえ。…寒かったでしょ（ 髪に指を通されると嬉しげに口元を緩ませながら ）ふ、…素直でかぁわいいの、（ 額に口付けを返されるとふにゃりと頬を緩ませ、満足げに言葉を返すと「 …ンなこと言われたら誘いたくなっちゃうじゃん、 」とぼそ、と呟き ）

…だって、そんなに口に出してると思わなかったし（ 揶揄うような言葉に、未だつん、と顔を背けたまま返答して ）…嬉しかったけど（ 寝ている間に交わした口付けについて、意識が無いながらも嬉しかったのは確かで、ぽつりと付け足すように呟き ）

寒かった。…悪い、手ぇ冷たかったな(問い掛けに小さく頷くも、ふと自分の手の冷たさを思い出すと髪に触れていた手を離し)誘ってくれる楓クンは可愛いからいつまででも見ててぇけど、我慢すんのしんどいから駄目(相手の呟きが耳に入ると口端を上げて相手の頬に片手を添え、優しく撫でながら告げると軽く唇を重ね)

…もう一回するか？(顔を逸らされたままながらも愛しげに目を細めて相手の様子を眺めているが、付け足された言葉を聞けば胸が甘く疼くような心地がし。相手を見詰めてそっと髪に指を通すとぽつりと問い掛け)

あ、それは全然大丈夫。…風呂、沸いてるよ。入ってくる？（ ふるふると首を左右に振ってはぽつりと告げ、手を離されてしまったことに若干寂しさを感じつつも緩く首を傾げると問い掛け ）ん、…我慢しなきゃいいじゃん（ 頬を撫でられると心地良さげに目を伏せながら相手の言葉に耳を傾けて。唇が重なると嬉しげに頬を緩ませるも、制止をかけるような相手の言葉に僅かに不満げな表情を浮かべるとぽつりと勝手なことを呟き ）

……、（ 髪に指を通される感覚に心地良さげに目を細め。問い掛けに答えるべく漸く相手に顔を向け、ゆっくりと視線を合わせると、もう一度したい、と言わんばかりに相手の服の裾をくい、と引っ張りつつ小さく頷いて ）