後にも先にも、 （ 〆 ）

期待してて？俺は甘やかされて、楓くん無しじゃダメなくらいでろでろになっちゃう南雲クンに期待してっから（ さらりと相手の髪に指を通して ）
…ッ、は、ぁ（ 相手の言葉にかあ、と顔が熱くなるのを感じ、何か対抗するべく口を開くも強く吸い付かれれば口から漏れ出てくるのは甘い吐息ばかりで ）

そ、だけど……ん、ッ（ 自分に余裕が無いのと対照的に、相手が平然としているのに不満を感じたのか一瞬悔しげに眉を寄せるも、素肌に指を這わせられると反射的に背を仰け反らせ ）

…そこまででろでろになんならされてみてぇ気もあるけど…(髪に触れられる心地良さに表情を緩ませるも、相手の言葉には躊躇いを含んで言い淀み)
ん…、…エロくて可愛くて、ほんと最高(此方の体まで熱を持つような感覚に陥る中直ぐ近くに再度強く吸い付くと、唇を触れさせたままぽつりと呟き。下方へ唇を這わせて鎖骨の間に口付けを落とすと再度そこに柔く歯を立て)

だけど、何？(下から相手の反応を目に焼き付けるように見据え言葉の先を促しつつ、手は肩甲骨下から背骨を沿うように指先が触れるか触れないか程の距離を保ちながら撫で下ろし)

ふは、されてみたい？……俺に依存しちゃうかもね、なーんつって（ 相手の様子にくす、と楽しげに笑みを零して、相手の毛先を弄ぶように指を通し続け ）
っ、うるさ、――ッん、ぁ（ 頭の中が痺れるような快感に溺れる中、漸く反抗的な言葉を吐き出すも鎖骨辺りへ歯を立てられれば最後まで言い終わる前にびくびくと再び身体を仰け反らせ ）

……っ、今日、特別意地悪じゃない？（ 触れるか触れないかの距離を保たれれば、興奮によりぞくぞくと身体中が痺れるような感覚に陥るのを感じながら、渋々口を開くと余裕無さげな声色で問い掛け ）

んん…けど今で充分気持ち良いからな。これ以上は困るかもしんねぇ(微かな眠気を感じ始め小さく呻くと、微妙に噛み合わない言葉をぽつりと呟き)
…噛まれんの好きだな、楓クン(相手の反応を感じ取り笑みを零して呟くと、そこへ舌を這わせて痕が付かない程度に軽く繰り返し吸い付き)

そうか？楓クンが気持ち良さそうだからやってんだけど(不意な問いかけにクスクス笑いながら首を傾げると括れの輪郭に沿って指先を這わせ)

悪い、寝ちまってた(眉下げ)今日も結構ゆっくりできそうだし、続きから返しとくけど蹴ってくれて良いからな。

……そ、悪趣味な楓くんは南雲クンの困り顔も好きだけど（ くすくすと笑みを零し揶揄うように言葉を掛けるも、ふと身を屈めるとさらりと相手の前髪を除けると額に口付けを落として ）
ッ、透哉がやーらしい噛み方すっから、…んん（ 快感から頭が蕩けそうになるのを感じながら、指摘されれば更にぞくりと胸の奥が疼くのを感じつつ弱々しく反抗的な言葉を返して。微かな擽ったさと気持ち良さに呑まれてしまわないように、何とか必死に抵抗しようと自身の下唇を噛み締め ）

…ッぅ、……それでも、やられっぱなしは気に食わねェんだって、（ 気持ち良さそう、という相手の言葉に否定することはせず、片手で相手の腕を弱々しく掴みながらぽつりと呟き ）


おはよ、透哉（ ちゅ、と頬に口付けを落とし ）んーん、久しぶりにちゃーんと寝顔見れたかも。可愛かった（ くす、と嬉しげに笑みを零して ）返してくれてありがと、俺も今日はゆっくり出来そうだし、昨日のやり取りも楽しいから返させてもーらう。夏祭りンとこは後で返すからちょーっと待っててもらえたら嬉しい（ 手ひらり ）

…楓クンに困らされんのは俺も別に嫌いじゃねぇけど(額に唇が触れると頬を緩ませながら目を伏せ、薄く目を開いて相手を見詰めてはぽつりと答え)
ふは、それは楓クンがそう思ってるだけだろ。…こら、噛むなって(笑いながら揶揄うように告げるも、相手が唇を噛んでいるのが目に入るとそこへ舌を這わせ)

…じゃあもうやんねぇ？(腕を掴まれるとふと動きを止め、じっと相手を見詰めてぽつりと問い掛け)

おはよ、楓(微笑んで額に口付けを返し)ふは、俺の寝顔で満足してもらえたんなら良いけど(笑を零しては小さく頷き)ん、分かった。待ってるな(頷いてひらりと片手揺らし)

ふぅん、…前はあんなに困らせんな、ってよく言われたのに。嬉しいなァ、そう思ってくれる程になったなんて（ 視線を絡めて、相手の髪を撫でながら何処か意地の悪い笑みを浮かべて ）
ん、…っふ、ぁ（ 下唇に相手の舌先の感触を感じると目を伏せて薄らと唇を開け ）

…、やだ（ 問い掛けに対して一瞬僅かにしゅん、と眉を下げるとぽつり、返答して。「 …もっと、 」熱の篭った瞳を相手に向けて付け足すように、聞こえるか聞こえないかくらいの声量で呟き ）

ん、めちゃくちゃに癒された（ 思い返しては柔らかな笑みを浮かべ ）はーい。助かる（ こくこくと頷いて ）

せいかーい。可愛いとこ、…エロくて格好良いとこだって俺だけが知ってる魅力だと思ってるけどね（ 問い掛けにこくこくと素直に頷くと、複雑そうな表情を見ては何やら意地の悪い笑みを浮かべて楽しげにぽつりと呟き ）
ふ、礼を言うのはこっちの方なんだけど。…好きになってくれてありがとう、（ 重なった手から相手の体温を感じ取ると愛しげに相手を見つめて ）…良かった。だからさ、もっと自信持ってよ、…自慢の彼氏なんだから（ 嬉しそうに頬を緩める相手を見てはきゅん、と胸が高鳴るのを感じつつ、すりすりと額を擦り寄せ ）
、ん……ふぅん、楓くんの顔で幸せになってくれんの（ 頬や鼻先に柔らかい感触を感じて、再び無意識ながらふにゃりと何処か無防備な笑顔を浮かべると嬉しそうに呟き、ちらりと相手を見上げ ）
可愛い、…ってそんなことないけど（ 茶化すような言葉にふい、と視線を逸らすと綿飴を差し出されればぱちぱちと数度瞬きをしてはむ、と頬張り ）…ん、美味い。ありがと、（ もぐもぐと咀嚼しては頬緩め ）


遅くなってごめん。夏祭りのとこ返しとく、…から、余裕出来た時にでも、透哉の好きなタイミングで良いから。今までの蹴ってくれたっていいし、無理ない程度にね（ 苦笑浮かべ ）

…性格悪ぃ、(返す言葉が見付からず眉を寄せて口を閉ざすと、顔を背けつつぽつりと呟き)
ふ、…キスしてぇの？(唇が開かれると笑みを零して舌先を差し込もうとするも、ふと顎を引いて顔を離すと口端上げて問い掛け)

…やば、すげぇ興奮した、(向けられる視線や微かに聞こえた言葉に体が熱を持つのを感じつつ、余裕無さげな笑みを浮かべて呟くと相手の耳元へ顔を寄せ耳朶に歯を立て甘噛みし)

夏祭りのやつ、返してくれてありがとな。後で返すから待っててくれ(額に口付け落とし)

ッくく、知ってる〜（ くつくつと喉奥で笑み、意地悪く口端を上げて楽しげに言葉を掛けるも、相手が顔を背けてしまったことを確認すると「 あれ、こっち見てくんねぇの？ 」ふにふにと相手の頬に触れながら付け足すように問い掛け ）
……っ、べつに（ 少しの期待を抱いていたものの、顔を離されてしまえば恥ずかしさから一気に顔に熱が集まるのを感じて、ふい、と顔を逸らそうとして ）

ッ、ひ、ぅ（ 相手の余裕無さげな笑みを目にするとぞくぞくと背筋が震えるのを感じて。耳朶を甘噛みされるとびく、と身体を跳ねさせ ）


ん、待ってんね。急がなくて大丈夫だから（ 額に口付けを落とされれば嬉しげに目を細め、頬に口付けを返して ）

…見ねぇ、(相手の笑う声が微かに聞こえるとより一層不満が募り問い掛けに顔を逸らしたままぼそっと答え)
ふは、ごめんって。こっち向いてくれよ(顔を逸らされてしまいクスクス笑うと相手の頬に触れながら声を掛け)

…気持ちい？楓、(一度唇を離し笑みを零して問い掛けると再度耳朶を食み繰り返し歯を立て)

ん、ありがと(頬に柔らかな感触があると目を細めて頷き)

ふぅん……ざーんねん。俺はこーんなに透哉のこと好きなのに透哉はこっち向いてくんないんだ（ 態とらしく寂しげな声色でそう告げると、相手が顔を背けているのを良いことに少し身を屈めて相手の頬や耳元にちゅ、ちゅ、と何度も口付けを落として。「 ごめんね？あんまり可愛かったからついつい、 」特に悪びれる様子もなく謝罪の言葉をつらつらと並べ ）
……、（ 未だつん、とした態度でそっぽを向いていたものの、頬に触れられればちらりと其方を見遣り、数秒無言で何か考えた後にやや強引に相手の唇を奪って ）

っ、ん、…気持ちい、…透哉（ すっかり敏感になってしまった箇所を食まれれば最早抵抗しようという考えも無くなってしまい、快感に身を任せ身を捩らせ。ふと微かに潤んだ瞳を相手に向けると問い掛けに対して素直に頷き ）

んーん、（ ふるふると首を緩く左右に振って ／ にへ ）

…謝る気なんかねぇくせに、(暫く顔を逸らしていたものの頬や耳元に擽ったさを覚えると思わず表情を緩めてしまいながら其方を見遣り。視線を合わせると僅かに笑みを浮かべながらぽつりと呟き)
！…んっ、(一向に機嫌が直りそうな様子が無くいよいよ困りかけていたところ突然唇が重なると目を見開き驚きのあまり声を漏らし)

…お前、ほんとそういうとこ、(潤んだ熱っぽい瞳と視線を絡めれば一気に気持ちは昂り、そこへ弱々しく名前を呼ばれては思わず熱の篭った息を漏らし。繰り返し耳朶を食み時折舌先を這わせながらぼそぼそと呟き)

…まぁ、あんまり悪いとは思ってなかったけど。ちょっと調子乗りすぎた。ごめんね？（ 此方を向いて笑みを浮かべる相手を目の当たりにすると少し安堵したように笑みを浮かべるも、しゅん、と眉を下げて謝罪の言葉を告げ ）
――ん、ふ（ 相手の反応に小さく笑みを漏らすも、強引に相手の口内に自身の舌先を捩じ込み ）

…ふ、…ッん、いや？、（ 相手の熱の篭った吐息を聞いては思考が情欲に支配されるのを感じるも、相手の呟きに対して余裕が無いながら口許を緩ませ短く問い掛けて。続けて与えられる耳朶への快感に身体の力が抜けそうになるのを感じて、必死に耐えるよう相手の腕をきゅう、と掴み ）

…そんな顔で謝られたら許すしかねぇな、(相手の表情に思わず頬を緩めると目元に口付けを落とし)
は、…ん、(突然の相手の行動に調子を狂わされたまま口を開いて熱の篭った吐息を漏らすも、僅かに眉を寄せると相手の舌先に強めに歯を立て)

…すげぇ好き、(問い掛けにふ、と笑みを零すとぽつりと答え。縋るように腕を掴まれると鼓動が速まるのを感じつつ耳殻に沿って舌先を這わせ)

……ふ、良かった（ 小さく安堵の息を吐いて笑みを浮かべて。目元に口付けを落とされれば嬉しげに頬を緩め、「 …でも、可愛いなぁって思ったのは本音、 」ぽつりと悪戯っ子のような笑みを浮かべて ）
…んッ、（ 熱の篭った吐息にぞくぞくと背筋が震える感覚に襲われ、このまま自分のペースに乗せてやろう、と考えていたものの舌先に強く歯を立てられると思わず驚いたように目を見開き舌を引っ込めようとして ）

…ふ、俺も。すき、透哉（ 相手の回答に嬉しそうに頬を緩めるときゅんきゅんと胸が甘く締め付けられるのを感じて、腕を掴む力を緩めて幸せそうな笑顔を相手に向けるも、耳殻に舌を這わせられると再び余裕無さげに表情を歪ませ小さく吐息を漏らし ）

悪い、遅くなっちまった…ていうか、今日は返事遅れてばっかりでごめんな(眉下げ)結局夏祭りのも返せなかったし…悪かった。…楓はもう寝ちまってるかな、

わ、…俺の方こそごめん。寝ちゃってたっぽい（ はっ ）もー……なんて顔してんの、速度なんて全然気にしてないし、透哉のペースで良いからさ。謝る必要なんて無いし（ やわやわと相手の手を握り ）楓くんは今日もいーっぱい話せたし嬉しかったよ。…だからそんな顔しないの、（ くす、と笑みを浮かべて相手の髪わしゃわしゃ ）

ただいま。…また遅くなっちまった。ごめんな。最後の追い上げてるとこでさ。これが終わったらやっとゆっくりできる(苦笑を浮かべ)楓はもう帰ってきてんのかな。暫く待ってる(ソファに腰を下ろし)

おかーえり、透哉（ ソファに座る相手に背後から歩み寄ると少し屈んで相手の耳元でぽつり、 ）ん、全然へーき。謝んなくて良いのに。楓くん、あんたのこと待ってんのも好きだから（ くす、と笑みを零し ）そんじゃあ前言った通り、最後の追い上げ終わったら楓くんがご褒美あげるから楽しみにしてて。応援してる（ ちゅ、と頬に口付けを落として ）今日もお疲れ様。頑張ったね（ 背後から相手の首元に腕を回すと緩く相手を抱き締め ）