後にも先にも、 （ 〆 ）

…なら俺が都合良いように受け取っとく(鼻先へ柔らかな感触が触れると笑みを含んだ声色で答え目を伏せてゆっくりと唇を食み)
いや、今のは絶対楓クンのが可愛かった(クスクス笑いながら相手の首元に頬を擦り寄せ)
そうだな、…お互い様(相手の仕草に思わず目元を緩めつつ頬にある手に手を重ねるとそのまま顔を寄せて唇を重ね)

返事、ありがとな。気にしなくて良いって。俺だって前はかなり待たせたけど楓クンはちゃんと待っててくれたじゃねぇか(微笑んで相手の髪に指を通し)
俺も少し遅くなるだろうけど、返すから待っててな。

ん…、そうして？（ 相手の言葉にこく、と小さく頷いて。唇を食まれれば嬉しそうに目を細め、相手の腰に腕を回すと応えるように此方からも唇を食み ）
ええ、…可愛いことなんてしてないから納得出来ませんし（ 未だ楽しそうにくすくすと笑みを浮かべながら、相手の頭をぽんぽんと撫でて ）…透哉の髪、さらさらしてる、（ 相手の髪に指を通しながらぽつり、 ）
…ん、（ 唇の感触を堪能するようにゆっくりと目を閉じて、もう片方の手で相手の服の裾をきゅ、と掴み ）

…ありがと。そりゃあ待つよ、楓くん、南雲クンと話すの好きだし毎回楽しいからさ（ 髪に指を通されれば嬉しげに頬を緩ませて ）ん、待ってる。お互いのペースでゆっくり、ね。
あ、これは蹴ってくれても構わないから（ 相手の髪ぽんぽん ）

…答えたくなかったら良いんだけど、楓クンって俺と付き合う前から相手は男だったのか？(暫く感触を堪能するように繰り返し唇を重ねていたが、ふと顔を離すと鼻先を触れ合わせつつ問い掛け)
ふは、男が髪さらさらでも別に良い事ねぇけど。…楓クンは少しふわってしてんな(笑みを漏らしつつ髪に触れられる心地良さに頬を緩めているも、相手の言葉が耳に入ると笑いながら相手の髪をくしゃっと撫でて言葉を返し)
ん…、(繰り返し唇を食んでは空いている手で服の裾を掴む相手の手に指を這わせ)

……、楓くん、ね。所謂バイ、ってやつだったのかな。男とも女とも付き合ったことはあるけど、今まで付き合ったどの人にも本気になれなかった、（ 至近距離にある相手の瞳をじ、と見つめ何やら数秒考えたあと、目を伏せてはぽつりと呟いて ）…ほんと軽くて最低でしょ（ 目を伏せたまま言葉を続ければ、「 南雲クンは？…俺と付き合う前から相手は男だったの？ 」気になったようで問い掛けてみて ）
そ？楓くんとしては触り心地良くて好きだけど。…ん、俺はパーマかけてっからね、（ 弄ぶように相手の髪に指を通していたが、髪を撫でられればくすくすと笑みを零して ）
…、ふ（ 手に指を這わせられれば相手の服の裾を掴む力は自然と緩み。繰り返される口付けに満足気に頬を緩ませるも、ふと相手の下唇に柔く歯を立ててみて ）

…ふは、最低なんて言ってねぇじゃん。今俺の事ちゃんと好きで居てくれたら充分。それにかっるい楓クンもなかなか色っぽくて良いと思うけど。…って、今の立場だから言えんだけどさ(相手の言葉に耳を傾けた後笑いながら両手で相手の頬を包むと視線を絡めつつ言い聞かせるように告げ苦笑を浮かべて付け足し)俺もどっちでも良かったけど、基本的には女だったな。まぁそんなに何人もと付き合ってたわけじゃねぇけど(緩く首を傾げて答え)
ふは、なら幾らでも撫でてくれてどうぞ？(クスクス笑い)へぇ、なんか可愛いな(目を細めて相手の髪に頬を寄せてぽつりと呟き)
っ、(唇に微かな刺激があると一瞬息を詰まらせるも笑みを漏らして舌先を相手の口内へ滑り込ませ)

ん、…好きだよ。本気で透哉が好き、（ 言い聞かせるように告げられた言葉に安堵したように小さく溜め息を吐けば、視線を絡めぽつりと呟き。「 ふは、あんたは楓くんの過去まで褒めてくれるわけ？敵わないなァほんと 」僅かに眉を下げてくすくすと笑みを零し ）安心してよ、今はもうちゃーんと大事な人が居るし、かっるい楓くんじゃないからさ（ ちゅ、と相手の頬に軽く口付けを落として ）ふぅん、……確かに南雲クンはちゃんと一人の人を大事にしそうなタイプだし取っかえ引っ変えするようには見えない。まさにスパダリって感じだしモテたんだろうなァ（ 相手の答えを聞いては何処か納得したように小さく頷き、思うままのイメージをすらすらと述べて ）
ん、…遠慮なく（ 梳くように相手の髪を撫でては軽く髪に口付けを落とし ）、そう？元々はストレートなんだけどね。なんか物足りなくてパーマかけた、ってわけですよ（ くす、と笑みを零し ）
…ん、…（ 反応を示す相手に対してもっと触れたい、と欲は増すばかりで口内に滑り込まされた舌に自身のを絡ませて ）

…知ってる。俺だって好きだよ。今の楓も、楓が持ってる過去も全部(両手の親指ですりすりと相手の頬を撫でつつ微笑んで告げ)ん、そこは心配してねぇから平気。…まぁ、たまに勝手に不安になるような腑甲斐無い男ですけど(愛しげに目を細めながら冗談めかした口調で付け足し)ふは、俺の事買い被りすぎだって。そこまで良い男じゃねぇよ(淀みなく告げられる褒め言葉に困ったように笑い)
…俺も楓クンに撫でられんの好きだし(頬を緩ませ)へぇ、ストレートのも見てみてぇな(想像巡らせつつ呟き)
ん…っ(熱の篭った息を漏らすと舌先を絡めて気紛れに舌の付け根をなぞり)

…ほんと、透哉を好きになって良かった、（ 頬を撫でられれば心地良さそうに目元を緩ませて素直な気持ちをぽつりと漏らし ）
へぇ？不安になっちゃう南雲クンだって可愛いのに……、なんて言ったら怒られちゃうか（ ゆるりと首を傾げつつも愛しさが溢れるままにくすくすと笑みを零して ）えー？楓くんにとっちゃ良い男なの、（ に、と口角上げては「 それに、南雲クンだって楓くんのこと買い被ってるとこあるしお互い様 」付け足すようにそう述べて ）
…かぁわいいの。いつでも甘やかしてあげっからね（ つられるように頬を緩ませては相手の髪を撫で続け ）ふは、気が向いたら見せてあーげる。その代わり「 誰？ 」とか言わないでね（ くすくすと笑いながら冗談交じりに ）
…ふ、ぅ（ 熱の篭った吐息を耳にしては愛しさが込み上げるのを感じ、舌の付け根をなぞられると恍惚の表情を浮かべ熱を帯びた吐息を漏らすと頬に添えていた手を相手の首筋に滑らせてはつつ、と指を這わせ ）

…楓クンにそんな風に言ってもらえんだから、今の俺も大概幸せ者だな(愛しげに目を細めて相手の目元に口付けを落とすと、呟きつつ頬を撫でていた手で耳元を擽り)
別に言われる分には怒らねぇし、可愛いからって態とそういう事されても怒りはしねぇよ。俺が滅茶苦茶へこむだけ(芝居がかった仕草で肩を竦めて見せ)まぁ俺は買い被ってるとは思わねぇけど、お互い様なのはそうかもな。…けど、て事は楓クンの方が男と付き合った経験は豊富なわけだろ。 それはそれで色々複雑だな(ふと僅かに眉を寄せると首を傾げつつ呟き)
ん、よろしく(心地良さに目を伏せながら小さく頷き)ふは、言わねぇよ。楽しみにしとこ(頬を緩め)
んっ…(唇を重ね舌を絡める事にばかり意識を傾けていた中、ふと首筋に擽ったい感触があると僅かに肩を震わせ。その刺激に煽られるまま角度を変えてより深く舌を絡めては上顎を擽るようになぞり)

そう言ってもらえんなら光栄です、南雲おにーさん、…ッん、（ くす、と笑みを零しておどけた調子でそう言うも耳元への擽ったいような感覚にぴく、と僅かに身を捩らせ ）
ふは、へこんじゃう南雲クンは見たくないし態とそういうことはしませーん。安心して（ べ、と控えめに舌先を出しては悪戯っぽく笑って ）ん？楓くんの場合、元々一人の人に絞るのは気が乗らなかったから、付き合ったって言ってもちゃーんと付き合ってるわけじゃないし、…別に付き合ってきた経験が豊富なわけじゃないよ？そこまで恋愛上手じゃないでーす、（ 眉を寄せる相手を見てはくすくすと笑みを零し、思い出すようにそう呟いて ）
……南雲クンに会ったばっかの時は、こんな風にしたら怒られたよなァ、誰にでもすんな、って。もう既に懐かしい（ 心地良さそうにする相手を愛しげに見つめては、ちゅ、と頬に口付けを落としてゆるりと首を傾げ ）うわ、あんまハードルあげないでね（ 相手の額をちょん、と人差し指で柔く突いて ）
ッ、…ん、ぅ（ 自身の手によって肩を震わせる相手が愛しくて堪らず、なぞるように首筋に指を這わせ続けながらも、意識は深く絡み合う舌と上顎に感じる擽ったいような感覚に向いていて。熱を帯びた吐息を漏らしながらも時折僅かに身体を跳ねさせ ）



うあー……昨日は楓くんが寝落ちしちゃってた。返しとくけど蹴ってくれてもへーきだから、（ 手ひらり ）
今日もいい子で待ってんね、（ に、と口角上げて ）

ふは、擽ったい？(笑みを零して相手の耳殻を指先でなぞり)
ん、分かってる。心配してねぇよ(クスクス笑い頬へ口付け落とし)へぇ、なるほどね。一人に絞んなかったのは何で？(小さく頷くと鼻先を触れ合わせつつ問いを重ね)
あー…、そうだな。考え方が古い自覚はあんだけど、そういうのは大事にするべきだって思ってるからさ(苦笑浮かべて頷き)分かってるって。けどどんだけハードル上げたって楓クンはすげぇ可愛いんだから問題ねぇよ(笑いながら揶揄うような声色で告げ)
は、…こら、擽ってぇから(僅かに眉を寄せつつ舌先を絡めているも、程無くして顔を離すと首筋を這う相手の手を掴みながら笑い)

ただいま。せっかく楓が早く来てたのに俺が遅くなっちまったな(眉下げ)寝落ちの事は気にしなくて良いから。寝顔見れたし、俺からしてみたら大満足でしたよ、(クスクス笑い)俺も返事しといたけど、大変だったら蹴ってくれて良いからな。

んッ、く、すぐったい（ 耳殻をなぞられればぴく、と僅かに肩を震わせ弱々しくも抵抗するように顔を背けようとして ）
ん、それなら良いけど（ 満足気に笑みを浮かべて ）んー……ほら、基本的には縛られんの嫌だったからさ。単純に色んな人と良い感じの関係までいって楽しんでたかった、って感じ？自慢出来ることじゃないし、相手は好きな人でもないのに今思うとすげぇ最低だけどね、（ ふ、と目を伏せて考えるようにしては鼻先を触れ合わせたままぽつりと呟いて ）
そ？別に古い考え、…とは思わないけど。楓くんもそういうのはやっぱ大切な人とするべきだ、…って南雲クンに出会ってから思うようになったよ、（ ゆるりと首を傾けて ）っ、ふは、そんなに楓くんのこと可愛い可愛い言ってくれんの透哉だけだよ？（ 何度か目を瞬かせた後、小さく吹き出しては小首を傾げながらも嬉しげにそう述べて ）
…、だって南雲クンが可愛い反応するから、（ 手を掴まれれば一瞬きょと、と掴まれた手と相手の顔を交互に見つめるも、意地悪く口角を上げて愉しげにそう述べて ）

ん、おかえり、透哉（ 相手を見ては嬉しげに頬を緩ませ ）全然へーき。お疲れ様（ 歩み寄ってはぎゅう、と抱き締め ）ありがと、そう言ってもらえると助かる、…って楓くんも南雲クンの寝顔見たいんだけど（ むむ、と不満げに ）返事ありがと。せっかくだし返すね、（ に、と口角上げ ）

ふ、…可愛い(笑いながら顔を逸らそうとする相手の耳元へ口付け落とし)
あぁ、縛られんの嫌なんだもんな。…だから、最低なんて思ってねぇって。なぁんで直ぐそうやって言うわけ？(僅かに眉を寄せると咎めるように相手の下唇へ柔く歯を立て)
ふは、それはそれでなんかすげぇ嬉しいな。そう思っててくれなきゃ困るんだけどさ(クスクス笑い)そりゃ俺が誰よりも楓クンの事可愛いって思ってますから(何やら得意げに頷き)
楓クンだって散々可愛い反応してくれたくせに、(口端上げて再度柔く唇食み)

ん、ありがと(微笑んで相手の背に腕を回して抱き締め)ふは、いつも見てんじゃねぇか。ほら、今日はもう布団入っとこうぜ(笑いながら先にベッドに横になると隣をぽんぽんと叩き)ん、分かった。けどもう遅いし、次辺りに省略させてもらうかな。悪い(眉下げて微笑み)

っ、んん、…意地悪、（ 耳元へ口付けを落とされると反射的に一瞬目を瞑るも、直後相手をちらりと見てはぽつりと呟いて ）
…まぁね。けど、前にも言ったけど南雲クンになら縛られてもいいって思えんだよ、（ ふふ、と柔らかい笑みを浮かべながら首を傾けて ）ッん、…だって、南雲クンはそう思ってなくたって今のこの立場の俺ならそう思っちゃうんだもん、（ 下唇に微かな刺激を感じるとぴくりと肩を震わせるも、唇を離すとちらりと視線を逸らしながら呟いて ）
ん、…こういう関係になってから、そういう価値観もあんたに似てきてる気ィする、（ 嬉しい、という相手の言葉を聞いては此方も嬉しげに頬を緩ませ ）へぇ？嬉しいなァ。けど俺だって誰よりも南雲クンのこと可愛いと思ってるけど（ 得意気な様子の相手を見ては胸の奥が擽ったいような感覚に目を細めるも、僅かに首を傾けながら此方も自信満々に言い放ち ）
ん、っ、…うるさい（ かぁ、と顔を赤く染めつつも唇を食む合間に可愛げのない言葉をぽつりと呟いて ）

んーん、……体調、崩してたりしてない？忙しいだろうけどちゃんと休んでね（ すりすりと甘えるように頭を擦り寄せるとふと顔を上げて心配そうにそう述べて ）えー？何回見たって飽きないの、かぁわいいし（ くすくす ）ん、そうする、（ こく、と小さく頷けば促されるまま相手の隣に横になり ）りょーかい。全然省略してくれちゃって構わないから、（ 頭ぽんぽん ）

ん、大丈夫。ていうか、俺より楓クンの方が暑さに弱いだろ。体調大丈夫か？(頬を緩ませて相手の髪に指を通しながら問い掛け)ふは、何だよそれ。…まぁ、楓クンの寝顔見たら俺もそう思うけどさ(愛しげに目を細めて相手の額に口付け落とし)…ん、…こうやってるだけで眠くなるんだよな、(相手の体をぎゅう、と抱き寄せつつぽつりと呟き)お言葉に甘えて省略させてもらうな。寝るまでできるだけたくさん話してたいし(頬を緩ませて目を伏せ)

大丈夫、ならよかった。楓くんとこは最近涼しいからだいじょーぶ。心配してくれてありがとね（ 心地良さそうに目を細めながら小さく頷いて ）…ふ、楓くん、寝顔なんてきっと一番だらしない顔してっけどそれでも可愛いって思ってくれんだ、（ 額に柔らかな感触を感じると嬉しげに目を細め ）…俺も。南雲クンいい匂いだし落ち着く、（ 此方からも相手の腰周りに腕を回し抱き締めると相手の片口に顔を埋め ）ん、全然へーき。楓くんも同じこと思ってたし、（ 嬉しげに頬を緩ませては相手の額にちゅ、と軽く口付けを落として ）

まぁ楓クンの彼氏だからな。心配すんのは当たり前(クスクス笑いながら何処か得意げに呟き)そんな事ねぇよ、かぁわいい顔してる。それに楓の寝顔見てたら俺こんなに誰かの事愛してやれるんだな、って実感するし(頬緩ませて頷き)こうやってずっと傍に居たら楓クンが俺と同じ匂いになったりしねぇかな、(笑いながら呟くと相手の髪に頬を寄せ)ふは、なら良かった(微笑んで頬に口付けを返し)

…ほんと自慢の彼氏、（ つられるようにくすくすと笑みを零して、負けじと得意気に呟いて ／ ← ）…っ、南雲クンってばそういうことさらりと言ってのけるとこ、ほんとかっこいいよね、（ 相手の言葉に照れくさそうにしながら、照れ隠しか相手の頬をむに、と柔く摘んで ）透哉にそこまで愛してもらえてほんとに幸せだよ、…だいすき（ ふにゃりと幸せそうに頬を緩ませては半ば無意識に呟くように素直に好意を伝え ）ふは、…ずーっと傍に居たらそうもなるかも、なーんて（ 冗談交じりに笑いながらも幸せそうに呟き、相手の香りを堪能するように体を密着させ ）…ん、（ 頬に口付けを落とされれば嬉しげに目を細め、軽く唇を重ね ）