吉良 楓 2018-06-26 15:57:08 |
通報 |
…じゃあリクエストにお応えして、っと(ぼんやりとしているせいかいつも以上に熱を帯びて見える相手の瞳を見詰めて返答を待てば、蠱惑的な笑みとその返答に満足気に口角を上げて。言葉と共に相手を抱き上げキッチンへ向かうと、そこへ相手を下ろし「今日はここな。そっち側向いて、」と向かい合った相手の肩に手を置き此方へ背を向けさせるように促し)
( 抱き上げられたかと思えば下ろされた先はキッチンで、つい先程まで調理をしていた場所だと思うと後ろめたさもあれど尚更興奮してしまうのは事実で。ぞくぞくと下腹部の辺りが熱くなるのを感じては益々欲は募り、肩に手を置かれれば軽く唇を重ねてから促されるまま相手に背を向けシンクに手をつくも、首を捻り顔だけ其方に向けるとちらりと相手を見上げて )……なんかすげぇイケないことしてる気分、
…楓がすげぇエロい、(唇が重なると小さく笑うも、シンクに手を付き此方を振り返る姿に一度は落ち着きかけた劣情が体の奥から湧き上がるような感覚がして口角を上げ。先程の続きとばかりに再び服の中へ手を入れ括れをなぞりつつ、耳殻へ唇を触れさせると潜めた声で囁き)
…ン、ぅ( 服の中に相手の手が侵入したかと思えば再度素肌をなぞられる感覚にびく、と体を震わせ。追い打ちをかけるように弱いところに唇で触れられ艶めいた相手の声が耳に入れば、柔らかな快感に耐えるようにきゅ、と口を結ぶも、耐えかねたように微かな吐息が漏れ出て。相手に背を向けていることで、此方から相手に触れることは容易でないこの状況にまるで支配されているかのような感覚に陥るも、それさえも興奮材料になってしまう自分自身に内心呆れ半分に苦笑を浮かべ。快感に呑まれつつある意識の中、ゆっくりと口を開けば「 …透哉のせいだよ、 」と開き直ったように責任を押し付けるような言葉を吐き出し )
(漏れ聞こえる吐息に煽られるまま腰から胸元へと指を這わせ、素肌の感触を楽しむように掌で撫で。愛らしい責任転嫁に体が重い熱を持ち、そんな反応にさえ愛おしく思う気持ちがじわ、と滲み目を細めつつも同時に仄かな加虐心が煽られると「人のせいにすんなよ」と笑みを浮かべて答えながら耳元を甘噛みし)
んっ、…ふぁ( 掌から伝わる相手の体温が心地好くも体は次第に敏感になり、素肌を撫でられる度に小さな声を漏らし。耳元に先程より仄かに強く甘い刺激を受けると身体中に電流が走ったような感覚を覚え、びくんと身体が跳ね。囁かれた言葉でどうやら揶揄われているらしいと解釈すれば「 …こんなの透哉にしか見せねェし、 」と弱々しくも何処か反抗的な態度を示し / )
(腕の中で相手の体が反応し震えるのを感じると、直接的な刺激を得ずとも快感が微かに背筋を伝い震える吐息を漏らし。その上反抗的な返答にすらゾクッと興奮が走るのを感じて小さく息を呑むと、相手の唇に触れ指先を口内へ押し込みつつ耳元へ「俺だって、他の奴に見せてやる気ねぇよ」と囁き)
──はッ、…んん、む( 背後から聞こえる相手の吐息に益々欲が煽られ、相手に直接触れたい、もっと触れられたい、としか考えられなくなってしまったところに口内に指先が差し込まれれば吃驚したように一瞬目を見開くも、反射的に口を開くと相手の指先を受け入れ。囁かれた言葉に益々身体が熱を持ち奥底が疼き始めるのを感じつつ、相手の指先に舌を這わせ、時折柔く歯を立てて )
(指先へ感じる相手の舌の動きや吐息に欲が煽られ上顎を擽ったり舌を指先で軽く引っ掻いたりと弄ぶように指先を動かす一方、晒される項へ唇を付けるとそこへ強く吸い付き幾つかの痕を残して。体の線を辿る手で相手の服を肌蹴させると鎖骨の形をなぞるように撫で)
~~ッンぁ、…はぁ…っ、( 仕返し半分で相手の指先に刺激を与えてやろうと考えていたものの、まるで口内を犯すような指先の動きに翻弄されるがまま、脳が蕩けてしまうような感覚に陥り。項へ唇の柔らかい感触があったかと思えば強い刺激が走り、びく、と身体を仰け反らせるのと同時に甘ったるい吐息が零れ出て。鎖骨を這う手の動きにすら敏感に反応してしまう自身の体に戸惑いを覚えつつも、次々と与えられる快感に体を支えきれずシンクに肘をつけば項垂れるような体勢になり )…ッは、…透哉、きもちい。
(普段と違う環境のせいなのか普段よりも敏感に反応を示す相手に煽られるまま歯止めが効かなくなりつつあり、細めた瞳に熱を湛えながら呼吸を弾ませつつ首筋へ唇を這わせ。しかし相手が体勢を崩すようにシンクに肘をつけば唇から指先を抜き、片手を支えるように相手の腰に回しながらその背に覆い被さり。空いている手は鎖骨から胸元へと焦らすような手付きでゆっくりと撫で下ろし、そのまま下腹部へと指先を滑らせながらも聞こえる相手の言葉に体の中心が疼くような感覚を確かに感じ。思わず熱のこもった吐息を漏らすと相手の耳の裏へ口付けながら「…いつもより良さそうだもんな、」と掠れた声で囁き)
( 相手が自身に覆い被さるような体勢になれば、間近に聞こえる熱を孕んだような相手の息遣いや体温に自然と鼓動が早まるのを感じて。それに加えて焦らすように段々と際どい箇所をなぞる手の動きに何とも言えぬもどかしい気持ちになり、次第に呼吸は荒くなり。愛おしくて堪らない恋人に素肌に触れられているだけでも蕩けてしまいそうだというのに、不意に耳の裏に唇の感触を感じるとぞく、と再び下腹部の辺りが疼きだし。今の状態を見透かすような相手の言葉に羞恥心を抱くも特に否定することはせず、今にでも溢れてしまいそうなほどの欲を吐き出したいと言わんばかりに何処か苦しげな声で「 …いつも気持ちい、けど今日はなんか駄目。…やばい、変になりそ、 」と訴えかけ )
(切羽詰まったような声で告げられる言葉に僅かに残っていた余裕は跡形も無くなり、それでも耐え忍ぶように眉間にきつく皺を寄せながら相手の体へ触れ。「俺も、もう無理だ、」と吐息混じりに言葉を紡ぐと抑え込んでいた欲を吐き出すかのように相手を求め、普段と違った環境が想像以上に劣情を煽れば不慣れな体勢を強いている相手を気遣う事も殆どできないまま体を重ね。暫くして相手を解放する頃には普段に増して息を切らし、顎先を伝う汗を手の甲で拭えば相手の体をそっと抱き起こして「悪い、好き勝手やりすぎた、…大丈夫か?」と切れ切れに問い掛け)
( 普段と違う環境だということにより一層気持ちは昂り、理性を完全に失い無我夢中で互いに求め合った後、心を満たすような幸福感や心地の良い脱力感を感じながらシンクに項垂れ、乱れた呼吸や火照った体を落ち着かせるよう暫く大人しくしていたが、ゆっくりと体を抱き起こされ自身を気遣うような言葉を聞き入れればゆるゆると頬を緩めて小さく頷き。体を反転させ相手と向き合うような形になるとシンクに体重をかけ凭れるような体勢になり、徐に手を伸ばせば相手の前髪を掻き上げるようにして額を撫で。愛おしげに相手の顔を見詰めると「 …ん、大丈夫。……すげぇ良かった、 」と素直な感想を述べ )
(此方を向いた相手と向き合う形になると、此方へ伸びてくる手を甘んじて受け入れるように目を閉じ。その手が離れれば目を開いて相手を見詰め、伝えられる言葉に思わずまた微かに燻っている熱がぶり返しそうになるのを息を詰めてやり過ごすと、シンクに両手をついて相手の唇を優しく啄み。そのまま鼻先を触れ合わせれば「…風呂入るか」と笑みを浮かべて告げ)
( 優しい口付けを受けると幸せそうに頬を緩め、鼻先が触れ合えばすり、と控えめに擦り寄せ。行為が終わってからも相手を愛しく想う気持ちは落ち着くどころか溢れるばかりで、愛でるように相手の唇を柔く食むとゆっくりと顔を離し、相手の提案に小さく頷き )…俺準備してくるから、透哉は休んでて。疲れたでしょ( 浴槽に浸かる前にお湯を溜めるなり準備が必要だと考えれば相手の髪をぽんぽんと撫で、浴室へ足を向け )
…疲れてんのは楓だろ(鼻先を擦り寄せてくる相手の仕草が愛おしくて堪らず、唇が再び触れ合えば相手の髪をそっと撫でながら柔く吸い付き。しかし離れるなり告げられる言葉に眉を寄せると、相手の手首を引いて引き止め)
…それ以上に嬉しかったからいーの。別に負担かかってなんかねェよ、好きでシたことだもん。…つーか俺が誘ったんだし、( 手首を掴まれると浴室へと向かおうとした足を止めその場に留まるも、不服そうな表情を浮かべる相手とは対照的に気恥しそうにしつつも緩んだ表情を向け )
…そうかよ(その言葉と表情にいとも簡単に不服は霧散し、最早何と答えれば良いのかすらわからなくなり一言ぼそっと口にして。手首から手を離すもそのまま互いの指先を絡めると、ゆったりとした足取りで浴室へ向かい)
( どうやら納得してくれた様子の相手を見ては安堵したように微笑み、絡んだ指先をぎゅう、と握り締めて相手と共に浴室へ。向かう途中でふと何か思い出したように、嬉しげに相手を見詰め )…透哉と一緒に風呂入んの、すげぇ久々だね。
トピック検索 |