吉良 楓 2018-06-26 15:57:08 |
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楓が作ったもんなら何でも美味いよ(唇に触れられるとやんわりと制止されたような気分にもなり、大人しく離れれば頬を緩めつつ答え。しかし手持ち無沙汰になればリビングで1人待っている気にもなれず、棚を漁ると「楓ジャスミンティー飲めたっけ?」と問いかけて)
嬉しいこと言ってくれンなァ。期待に沿えられるよう頑張ろ( その言葉に思わずにやけてしまいながらも腕捲りをして手を洗うと、冷蔵庫を物色して大体必要なものを揃え。慣れた手つきではないものの、テレビ番組で見掛けるような無難なレシピを参考に、記憶を辿りつつ調理に取り掛かり。問い掛けに対しては小さく頷くと、「 ん、飲めるよ。最近好きになった、 」と返答して )
俺も最近同僚に土産物で貰ってから飲み始めたんだよな(相手からの返答に頷いて答えると、電気ケトルに水を入れ沸かし始め。ティーポットに茶葉を入れると沸いたお湯を注ぎ)
貰いもんってすげぇ良いきっかけだよね。…透哉に出会ってから美味い酒とか知れたりもしたし( 茶葉のふんわりとした上品な香りに目を細めて。暫くすると炒飯が完成し、皿にそれぞれ一人分の盛り付けを済ませ、スプーンと共にテーブルへ )
暫く飲んでねぇな。今度何か買ってくるか(相手の言葉を聞いてふと懐かしげに目を細めると、ジャスミンティーを蒸らしながら楽しげな口調で呟いて。鼻腔をくすぐる炒飯の匂いに食欲を刺激されれば、マグカップにジャスミンティーを注ぎ相手に続いてリビングへ向かい)
え、マジで?楽しみ。俺も酒に合うモンでも買ってこようかなァ( 久方振りに相手と晩酌が楽しめると想像しては心做しか弾んだ声色で宣言をして。皿とスプーンをテーブルに置くとソファへ腰を下ろし、ぽんぽんと隣のスペースを叩き )
何飲みてぇ?何か見繕って来る(相手の声が明るく弾んだ物に聞こえればクスクスと笑いながら問いかけつつ、促されるままにソファへ腰を下ろして。そのまま軽く前屈みになるように相手の顔を覗き込むとゆっくりと唇を重ね)
──ん、( 相手が隣に座れば満足気に笑みを浮かべて問い掛けに答えようとするも、唇が重なれば自然と口は閉じて。そっと相手の頬を片手で包むように触れ、相手の唇の感触を楽しむように此方からも何度か唇を啄むとゆっくりと顔を離し、先程の返答をすべく再び口を開き ) …っとね、ワイン飲みてェかな。
…赤と白どっちが良い?ロゼでも良いけどな(唇が触れ合うと心地良さげに目を伏せて幾度か啄む口付けを繰り返し、離れれば問いかけへの返答に僅かに逡巡してから問いを重ね。一度離れた相手を追うように再び唇を食むと漸く離れスプーンを手に取り両手を合わせて「いただきます」と呟き一口頬張り)
…んん、白かな。どれも捨て難いけど( 唇の感触が心地好く、名残惜しさを感じながら唇を離したところにもう一度口付けをされればゆるゆると頬を緩め。顎に手を当て悩むような仕草をした後問い掛けに返答するも、炒飯を頬張った相手の反応が気になるようでじぃ、と其方を見詰め )
俺も白の気分。美味いの買っとくわ(その返答に頬を緩ませて頷き。頬張った炒飯を咀嚼し飲み込んだ後直ぐに表情を和らげると「すっげぇ美味い。天才だな」と賛辞を告げ)
じゃあ俺も合うモン買ってくる、楽しみにしてて( 相手も同じ意見だということに益々胸が弾み、当日は何を用意しようかと考えを巡らせ。手料理に対しての褒め言葉に安堵したように小さく息を吐くと、「 ふは、天才は言い過ぎでしょ。でも良かった、 」と照れ臭そうに笑みを零して。自身も小さく手を合わせ「 いただきます、 」と呟くと、先ずは相手に淹れてもらったジャスミンティーの入ったマグカップを手に取り一口啜り )
期待してる(自信ありげな言葉に口角を上げて答え。黙々と炒飯を口に運びつつ「大袈裟じゃねぇよ」と相手の言葉へ反論を述べ、ふと相手がマグカップを手に取るのを見れば「美味いか?それ」と一度手を止めつつ問いかけ)
楓くん調子乗っちゃうって( 素直な感想だと受け取ることにしつつも照れ臭さを誤魔化すようにおどけたような口調で返し、続けて「 でも透哉が作ってくれたパスタには敵いませんけどね。すっげぇ美味かったもん 」と数日前のことを思い返しては幸せそうに頬を緩め。問い掛けにこく、と頷けば「 めちゃくちゃ美味いよ。すげぇ良い香りする、 」と笑みを零しつつ返答し、今度はマグカップを置くとスプーンに手をつけ炒飯を口に含み )
流石にそこまで褒められた事ねぇよ。フィルターかかってんだろ(緩んだ相手の表情を眺めながらも思わず笑いながらひらひらと片手を左右に振り。ジャスミンティーへの好感触に満足気に微笑むと「なら良かった。今台湾に居る友達が送ってくれたんだよ」と頷いて答えつつマグカップを口へ運び)
え~?ホントのことだって( 笑みを浮かべていたものの、相手の言葉を聞いては態とらしくも不満げに口を尖らせて。再びマグカップに手を伸ばしたところに茶葉の送り主の情報が耳に入ってくると、ぱちぱちと数度瞬きをして「 へぇ、ってことは台湾の茶葉?…つーかすげェな、台湾に居るんだ、友達 」と感心したように僅かに目を輝かせつつも、素直に思ったことを述べて )
はいはい、わかってるって。拗ねんなよ(クスクス笑いながら尖った唇へ軽く口付けを落とし。再びスプーンを手にし黙々と炒飯を口に運ぶが、問い掛けに一度その手を止めると「多分な。台湾のも結構有名らしい。俺の友達なぁ、仕事の赴任先が台湾だったんだよ。もう1年くらいは向こう住んでる」と答え、程なくして炒飯を完食すると両手を合わせ「ご馳走様。すげぇ美味かった」と頬を緩め)
…ン、( 態とらしい拗ね方であったかと自覚はしていたものの、口付けを落とされてしまえば先程までの反抗心はあっさり無くなってしまったのか、自分でも単純だと思いながらつられるようにくすくすと笑みを零し。ジャスミンティーを啜りながら相手の話に耳を傾けていたが、ふとカップから口を離せば「 そうなんだ、…台湾って行ったことねェけど美味いもんばっかなイメージある。だからこれも美味いのかな。 赴任先が台湾なんてそりゃまた遠くに…、でも良いね。俺も住む…までは無理だろうけど海外旅行には行きてェな、 」と返答を。炒飯を完食した相手の様子を見ては嬉しげに顔を綻ばせ )
機嫌直ったみてぇだな(顔を僅かに離し笑っている相手の表情を見ると、茶化すような口振りで延べ。満腹になりゆったりとソファへ身を沈めつつ相手が紡ぐ言葉へ耳を傾けていると、ふと逡巡するような無言の間があった後「じゃあどっか旅行行くか、色々落ち着いたら」と頬を弛めて提案し)
結構単純なのかも、( あっさりと機嫌が直ったのは事実であり、否定することも無く頷くと楽しげに笑って。少しの沈黙に緩く首を傾げていたものの、願っても無い相手の提案に心は弾み、思わず嬉しげに破顔するとこくこくと頷いて。「 すっげェ楽しみ。どこ行く? 」と、具体的なことは何も決まっていないにも関わらず年相応に嬉々とした声色で問い掛け / 少しして炒飯を完食し )
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