吉良 楓 2018-06-26 15:57:08 |
通報 |
…ん、( 囁かれるように提案された言葉に小さく頷くも、告げられた言葉からこの先のことに期待が募ればほんのり熱を帯びたような瞳で再度相手を見詰め。寝室か、はたまたソファか。軽く周囲を見渡した後、徐に相手の手を取ると「 行こ、 」と誘うように呟き )
おかえり、透哉。
ん、嬉しい。俺も、会いてェなってずっと思ってる。
大丈夫、教えてくれたし不安になんかなってねェよ( 嬉しげに笑み浮かべ )
…あー…そうだ。すげェ今更なんだけどさァ、…透哉の誕生日、教えてほしい( 我ながら本当に今更だと苦笑を浮かべて )
(僅かな名残惜しさもありながら一旦の中断を述べることができる程度には落ち着いてきていた昂ぶりが、相手からの扇情的な視線を直接に受けるとつい密かに息を詰め。取られた手をやんわりと握れば目を細めて微笑み「ん、」と小さく頷いて答えつつ相手の髪へ口付け。手を握ったまま寝室へと向かえばベッドへ腰を下ろし)
んじゃちょっと充電させてくれ(腕を広げ)なら良かった。…けど、もしなんかあったらすぐ言えよ(額に口付け)
…あ、そういえばそうだよな。俺らお互いの誕生日知らねぇか、(不意な言葉に面食らったように目を見開いたが小さく笑い)俺は11月6日。…楓は?
( 髪への優しく温かな感触を受け取ればつられて微笑を浮かべつつ、引かれるまま同じく寝室へ。本来であれば相手の隣に座るべきではあるが、敢えてベッドには座らず向かい合わせで跨るような形で相手の膝へ腰を下ろし、両腕を緩く相手の首元へ巻き付けると愛でるように触れるだけの口付けを額や頬、鼻先へ何度か落とし )
勿論。はァい、じゅーでん( こくり頷けばやや間延びした口調で相手の言葉を復唱しつつ、同様に両手広げ相手を抱き締め )ん、…ありがと。…強いて言えば、日に日に透哉のこと好きになり過ぎて辛い、…なーんて( 自身を気遣うようなその言葉にじんわり胸が温かくなるようで、幸せそうに目元を綻ばせるとくすくすと笑いつつ冗談めいた口調ながらも本心を呟き )
そうなんだよなァ、まじで今更なんだけどこの間気付いてびっくりした( くすくす )11月6日、ね。楓くんは9月24日( 大切そうに相手の誕生日を小さな声で呟いた後、問い掛けに返答し )
(足に跨る相手を見上げて微かに笑みを浮かべると応じるように相手の腰へと緩く腕を回し、繰り返し触れる唇に目を閉じて。普段している事を思えば随分と可愛らしい触れ合いに感じるものの、それにすら堪らなくなるような愛おしさが込み上げて瞼を開くと身を伸ばすようにしてやんわりと唇を食み)
悪い、また返事遅くなった。仕事が忙しくなってきちまって…(相手の体を強く抱きしめると肩口に顔を埋め)ふは、残念ながらそれは我慢してもらうしかねえな。俺も同じくらいの辛さ感じてるし(予想していなかった言葉に目を見開くと直ぐに笑みを零し)
…一か月後じゃねぇか。なんか欲しいもんねえの?(驚いたように呟くと首を傾げて)
( 腰に腕を回されれば満足気に口許を緩めつつ、戯れるような口付けを繰り返し。そこへ互いの唇が重なればきゅん、と胸が甘く高鳴るのを感じ、首元に回した片手を相手の後頭部へ添えてはやわやわと相手の唇を優しく啄み。目の前の恋人を愛おしく想う気持ちは溢れて止まず、幸福感で満たされていくのと同時に更に相手を欲してしまう自身の欲深さに内心呆れつつも、柔らかな感触を堪能するように瞼を伏せ )
謝ることないっしょ、毎日おつかれ。全然平気、…ではねェしダーリン不足だけど( 力強く抱き締められればふにゃりと頬緩め、相手の髪に片手を伸ばすと梳くように撫で )ええ、楓くん我慢すんの苦手なんですけど。…今でさえ好きで堪んねェのに、これ以上好きになったらおかしくなっちゃいそ( 我慢する他ないと分かれば態とらしく不満げな表情を浮かべてみせるも、徐に相手の頬へ手を伸ばすと愛おしげに相手を見詰めながら親指の腹で目元を撫で )
んー……欲しいモンかァ。改めて聞かれるとパッと出てこねェな( 考えるように宙を見つめるが、直ぐには何も思い浮かばず相手へ視線を戻して )…この先も透哉が傍に居てくれりゃそれで充分かも、( くす )
(唇が触れ合う程に物足りなさを感じ欲が膨れ上がる一方で、この時間が少しでも長く続けば良いと思ってしまうような柔くも強い幸福感に駆られて胸が締め付けられ。相反する想いが鬩ぎ合い思考が澱んでいくまま、時折身動ぎして相手の体を抱き寄せ体温を感じようとするように服越しに肌を触れ合わせ。戯れのように続けられる口付けにふと鼻から笑みを漏らすと「今日は甘えたい気分か?」と唇を重ね合わせたままで囁き)
…可愛いなァほんと、(目を伏せて相手の言葉に耳を傾ければ独り言のように呟き)楓がおかしくなっちまったら、俺が責任取るから(目を細めながらくすくすと笑い頬に触れる手を包むように掌を重ね)
欲がねぇな。言われなくてもそれは叶えてやるから、もうちょい頑張って捻り出してくれ(目を見開くもすぐに愛おしそうに頬を緩め)
( 抱き寄せられれば相手の温もりをすぐ傍に感じ、愛しさが益々募ると幸福感に浸るよううっとりと双眸細め。しかし肌が直接触れ合うでもなく服越しというもどかしさに何だか焦らされているような気がし、逸る気持ちを抑えるように僅かに眉を顰め。唇が重なるまま囁かれた言葉を受け取れば何処か名残惜しさを感じつつもゆっくりと唇を離し「 …そんなんいっつも。甘えたいし甘やかしてやりたいよ、 」と素直な気持ちを呟けば、薄ら熱を帯びたような瞳で相手を見詰め )
…こっちは重たくなんねェように、って必死なのに( 呟かれた言葉に嬉しさを感じてしまっているのは事実だが、なんだか余裕そうな相手の様子に自分勝手且つ大人気無い不満を零し )ふぅん、……どうやって責任取ってくれんの?( 掌の感触に目元を緩めつつ、ゆるりと首を傾げては何処か挑発的に問い )
結構欲張ったこと言ってると思うんだけどなァ、…じゃあお言葉に甘えてもうちょいだけ考えさして( 言われなくても、と平然と言ってのけるその言葉に嬉しさを滲ませ )…つーか、透哉は何か欲しいモンねェの?
(唇が離れていくと間近に相手の瞳を見詰め、甘ったるく告げられる言葉に思わず目を細めて。向けられる視線に誘われるまま相手の服の中へ片手を滑り込ませ腰の辺りを撫でるも、同時にほんの少し意地悪をしてやりたい気持ちも芽生えると「けど今日はいつもより甘々な感じするけどな」と戯れに言葉を返しては再び啄むだけの口付けを繰り返して)
それも可愛い(相手の言い分に愛おしさが募るまま思わず笑みが零れると、機嫌取りのように耳朶へ口付け)んなの俺の身体と時間で(口元に笑みを浮かべ相手を見詰めると囁くような声色で答え)
当日までには言ってくれよ(相手につられるように頬を緩め)俺はまだ先だからなァ。今んとこは何も浮かばねぇ(結局は相手と同様な返答をし)
( 服の下から相手の手が差し込まれ、腰部を撫でる手付きに否が応でもその先を期待してしまいつつも続けられるのは可愛らしく戯れるような口付けのみで、もどかしさを紛らわすかのように重なった相手の下唇を甘噛みしてはそこへちろりと舌を這わせて。長い間我慢をした反動からか直ぐにでも先程までの続きをしたいところではあるが、それと同時に相手を愛でてやりたい、甘えたいと思うのも事実で、相手の言うことにも納得しつつそっと唇を離せば「 甘々なのも悪くないでしょ、 」と艶めいた声色で囁き )
…揶揄ってるでしょ、( 耳朶へ唇が触れれば擽ったさを感じるも、相手の首元へ顔を埋めると小さな声でぽつり呟き )ふは、これ以上ないくらい魅力的。おかしくなんなくったってそれは独り占めさせて欲しいわ、( 期待以上の言葉につい頬を緩ませつつもちゃっかり欲張った返答をし )
ん、分かった。ありがとね( こく )透哉こそ欲ねェのなァ。ゆっくりでいいから考えといて( ぱちぱちと数回瞬きした後僅かに首を傾け )
ん…悪くない(手先はただ相手の背を撫で続けるのみで、戯れのような軽い口付けを幾度か繰り返し。その最中不意に下唇へ微かな刺激を感じると背筋がじわりと痺れるような快感を覚え吐息を漏らし、唇が離れれば甘い声で囁く言葉に目を細めて素直に答え。背をなぞるように触れていた手は腹部へ移動させ臍に付いたピアスに触れながらふと「口開けて」と短く強請り)
本当の事言ってるだけだって(首元に顔を埋める仕草さえ愛おしくて堪らず口元を緩めながら述べ)俺の全部楓が独り占めしてんじゃねぇか(くすくすと笑いながら額にかかる前髪をよけて口付け)
…って言っても正直、俺ら今まで色々プレゼントしあったからさ、誕生日とかの話する前に欲しいもんは全部貰っちまってる気もすんだよな(悩まし気な面持ちで首を傾げて)
…かぁわいい( 背を撫でる手付きにもどかしさやら何やらを感じつつ僅かに身動ぎするも、小さく漏れ聞こえた相手の吐息を拾えばぞくぞくと背筋を興奮が伝い、半ば無意識に口元を緩めながら率直に思ったことを独り言のように囁き。その後の素直な返答にあまりの愛おしさに困ったように眉尻を下げ微笑を浮かべつつ相手をじっと見詰めるも、背に触れていた手がするりと臍の辺りまで移動したかと思えばそこにあるピアスに触れられ、身体の奥で感じていた熱が一気にそこに集中するような錯覚に陥り。強請るような言葉を掛けられれば、敢えて口で返事をすることはせず、ただ応えるように僅かに唇を開き )
…まァ、負担になってないならいーんだけど。透哉に会えたら寂しいのも一瞬で吹っ飛ぶし、( どうやら揶揄っているわけではないらしいことが分かれば照れ隠しか相手の首元へ頭をぐり、と押し付け )確かに、既に身体も時間も独り占めさせてもらってたわ。…俺の全部も透哉のモンだよ( 額への感触に柔く微笑み、頬に口付けをお返しして )
あー……言えてる。正直これ以上なんも要らねェって思えるくらいには満たされてるしなァ。…じゃあさ、楓くん特製の手料理でも作ってみよっか?味は保証出来ねェけど( 同意を示すように頷いた後、ふと何か思い付いたように冗談交じりに一つ提案し )
(甘ったるい声が鼓膜を震わせ脳を溶かすような感覚に目を細め、内側に溜まる一方の熱を僅かでも吐き出そうとするように小さく息を漏らし。自然と鼓動が速まり呼吸が弾み始める中指先に触れる硬質な感触があると、そこへ指を引っ掛け軽く引っ掻くように指を動かし。目の前に差し出された舌に異物感を放つピアスを目の当たりにすると何処か恍惚とした表情を見せて目を細め、そろ、とそこに舌先を這わせ)
負担になんかなんねぇよ。…それより寂しい思いさせちまってるよな。楓に甘えて完全に俺のペースで返事させてもらってるし…ごめん(相手の耳殻へ口付けて)分かってる。…けど、たまに言って。すげぇグッと来た(擽ったい感触に笑いながら思ったままを率直に伝え)
…最高。これ以上ねぇよ。作って(目を見開くと嬉しそうに頬を緩め)
!──ふ、…ぁ( ただでさえも密着する体勢や、臍のピアスに触れる手の動きに気持ちは昂り、身体は徐々に敏感な反応を示すようになっていき。更に相手の呼吸や体温を間近に感じるとぞくぞくと背筋が震え、まるで蕩けたような瞳で相手をぼんやりと見詰めるも、ピアスを引っ掻くような思わぬ刺激に頭の芯が痺れるような感覚を覚え、反射的に僅かに身動ぎして。予想以上の快感に意識がぼんやりとしていくような中でも相手のうっとりとした表情を目の前にすると益々身体の奥が疼くのを感じて。次いでピアスに相手の舌先が触れれば甘い声と共に小さな吐息を漏らすも、受け入れるようにゆっくりと瞼を伏せ。先程までも沸々と湧き上がっては抑えつけていた相手を求める気持ちをこれ以上抑えることは出来ないと、片手を相手の太腿辺りに遣るとすす、と撫でるように触れ )
ん…なら良かった。おかえり、って言うよ、いつだって。( 耳殻に唇の感触を受けると擽ったそうに笑みを零し )透哉のペースで大丈夫だし、謝んなくて大丈夫。つーか忙しい中返事してくれてありがと、嬉しい。…けど、ちょっと寂しかったから充電させて( ぎゅう、と相手を抱き締め ) ふは、いーよ。…気ィ向いたらね( 相手の反応に満足気に頷き )
ほんと?じゃあ料理の練習しとく。何食いたい?( 嬉しげな様子につられるように此方まで笑みを浮かべつつ問い掛け )
悪いんだけど、一旦先に言わせてほしい。楓、誕生日おめでとう。…付き合って三年以上も経つのに、ちゃんと祝うのは今回が初めてで不甲斐ねぇわ。…で、まぁ…言った通りプレゼントに中々苦戦しちまって、香水にした。楓に似合いそうなやつ。最近あんま頻繁に会えてねぇから、代わり…って言ったらあれなんだけど(苦笑しつつ小さな箱の入った袋差し出し)
此処でまた再会してから、半年は経つか。今まで一人で待たせちまった時間を少しは埋められてんのかな。何だかんだ一年くらいは待たせたし…その前も考えたら一年以上だな。こんな俺に飽きもせずに待っててくれて、頭上がんねぇわ。ほんとに感謝してる。傍に居てくれてありがとうな。会えねぇ時間も楓に会いてぇなって思ってるし、顔見てぇとか声聞きてぇとか、そういうのだって日に日に気持ちが大きくなってく一方で、再会できてからずっと幸せだな、って思えんだよ。待たせてる方が言う台詞でもねぇんだけどさ。
のこのこ戻って来やがって、って愛想尽かされたって仕方ねぇのに、それでも今だって好きって言ってくれて、精一杯愛情くれて、世界で一番幸せ者だなって平気で思っちまうくらい満たされてる。それに比べて俺はどんだけ楓に返せてんのかなっていつも思うよ。不安な思いだってさせてるだろうし、寂しい思いもさせちまってるし、楓は俺の前ではいつでも気さくにしてくれてるけど、言いてぇことの一つや二つくらいあんじゃねぇのかなって。だから我慢しねぇで、不甲斐ない男だけど我儘言って欲しいし、頼って欲しい。俺が楓に頼りっぱなしだからさ。
まぁそんなわけで、改めて誕生日おめでとう、楓。生まれて来てくれて、俺の傍に居る事を選んでくれてありがとな。この先もずっと好きだよ。愛してる。
……も~~~、好きだよ、ほんと大好き。
…ありがとう、( 紡がれる言葉に耳を傾けていれば愛おしさやら嬉しさやらで思わず頬が緩み / 差し出された小さな箱に目を見開くも、心底幸せそうに微笑みながら受け取り )──香水、すげェ嬉しい。どんな香りなんだろ( ふにゃふにゃと緩みきってしまった表情のまま箱をじ、と見詰めては独り言のように呟いた後、顔を上げて相手の顔を見詰めるとゆっくりと口を開き )
…埋められてる、どころか。再会出来たことも、今こうして透哉が傍に居てくれてることも、今でも幸せ過ぎて夢なんじゃないかって思うくらいには満たされてる。つーか、透哉と話す度に、ああこれ現実なんだー…って浮かれちゃうくらいね。ほんとに言葉じゃ言い表せないくらい、戻ってきてくれたこと、透哉に感謝してんの。
お察しの通り俺だって会えない間も透哉のこと考えちゃってるし、顔見たい~声聞きたい~って思ってんのは俺も同じ。まじでこんなに愛おしいって思った人初めてだし、ずーっと大切にしたい、って思うのも透哉だけだよ。
不甲斐ない、とかそんなん思ったこと無いし。…話す度好きになるし、てか会ってなくても好きだけど。3年前からもずっと俺は透哉に甘えっぱなしだなって思ってるよ。
あー、強がってるつもりは…あんまないけど、正直3年目にして未だに嫌われたくねェ、ってビビってるとこあんのかも。でも透哉がそう言ってくれんなら、たまには「会いたい」って言っちゃおっかな、( くす )
さっきも言ったかもだけどね、どんだけ時間かかったとしても、いつでもダーリンのことお出迎えするよ。だから寂しい思いさせたーとか思わないで。寧ろ忙しい中でも透哉が俺のこと思い出して考えてくれんの、すげェ嬉しいから。
プレゼントも、お祝いも本当にありがとう。香水、早速つけんね。
あ~~もう、ほんと好きになってくれて、傍にいてくれて感謝してもしきれない。透哉と出会ってからずーっと幸せだし、俺もこれからもずっと好き。愛してるよ。
ふは、俺も好きだよ。愛してる。
どう致しまして。…セクシーなジャスミンとスパイシーなバニラの香りです。…って、言われて即決した(少し首を傾げショップ店員が口にしていた説明をなぞり)
楓に絶対似合うだろうなと思ってさ。セクシーでスパイシーで甘ったるいって(相手の表情につられて薄く笑みを浮かべながら述べ)
それ言うなら、俺はこんなに時間経ったって俺の事待っててくれてた楓に感謝してる。怒りもしねぇで俺を受け入れてくれて、また俺の傍に居てくれて、これ以上ねぇくらい幸せだよ。こんな愛情深い奴が俺を選んでくれたのが奇跡だと思っちまうくらい。大切にしてぇって気持ちはあんのに、行動が伴わなくて申し訳ねぇ。気が済まねぇから、謝んのだけは許して。けど申し訳ない気持ち以上に、楓が好きで堪んねぇって気持ちがでかいから。だからこれからも、こんな俺だけどずっと傍に居て欲しい。
甘えてんのは完全に俺の方。楓が許してくれるとこに甘え切っちまって、俺の方がいつか愛想尽かされちまうんじゃねぇかって危機感持たねぇといけねぇとこだわ。…まぁ、楓が俺の事滅茶苦茶好きなのは伝わってくるからその危機感もあんま持ててねぇのが実際のとこなんだけどさ。俺も楓に変に心配かけねぇように気持ち伝えてくから。楓の我儘だって何でも聞いてやるよ。できる限り応えるようにする。何かあったら言ってな。
彼氏の誕生日祝えてこんな喜んでくれて、最高の気分すぎて俺の方が礼言いてぇよ。ありがとな。
俺もずっと幸せ。忙しい時も、此処見て何とか乗り切ってんだよ、実は。いつも俺の支えになってくれてる。ありがとな。俺も愛してる。
こっちは大変だろうし蹴ってくれて構わねぇから。近々今までの続きの方も返すからもうちょい待ってて。
ジャスミンとバニラ…、すげェお洒落な組み合わせじゃん。絶対良い香りする( 告げられた言葉に耳を傾けた後、再び香水が入った箱へ視線を移しては一層嬉しげに顔綻ばせて呟き )
…なんか照れんね、そーやって言われんの( 自身へのイメージを表すかのような言葉に何処か気恥しそうに笑いつつも、「 ありがとう 」と改めて感謝の言葉述べ )
なぁに言ってんの。透哉が大切に想ってくれてんのだってめちゃくちゃ伝わってるし、充分行動に移してくれてんじゃん( 僅かに眉尻下げ笑み )ん、ずっと傍に居るよ。約束する。つーか俺だって好きで堪んねぇもん、…ってちゃんと透哉に伝わってるみたいで安心したわ。
ふは、別に危機感なんて感じなくていーのに。俺は透哉に愛想尽かしたことなんてねェし、嫌いになんてなりませーん。…それに、お互い好き同士なのにヒヤヒヤしながら過ごすのなんて辛いじゃん?だから、これからも俺らのペースで続けてこ、( 小さく頷き )んで、俺ももっと気持ち伝えてこうと思う。バカップルかって言われそうだけどそれでもいいや( ふにゃりと柔らかな笑みを浮かべ )透哉も何かあったら遠慮なく言ってね。
支えになってもらってんのは俺も一緒。いつも透哉に元気貰ってる。それに、透哉が幸せって思ってくれて楓くんも幸せ…ってエンドレスになっちゃうね( くすくす )でも、本当に嬉しかった。透哉の誕生日、楽しみにしてて。
俺の方こそ返事遅くなっちゃってごめん。
蹴っても大丈夫、ってことだったけど、嬉しかったし改めてお礼言わせてほしくて。
続きの方も気長に待ってるし、そんな焦んなくて大丈夫。大変そうなら蹴っても端折ってもどっちでもいいし、やりやすいようにやってこ。
感謝してもしきれねェくらい、幸せ者だなァって思ってる。ほんとありがと。
(熱に浮かされ意識が混濁していくような感覚に心地良く身を委ねる中、此方の一挙一動へ反応を示す相手の躰へ愛おしむように唇を寄せると肩口に繰り返し啄むような口付けを落とし。頭が重くなる一方で体の奥を突くような衝動に抑えが利かなくなりつつある中鼓膜を震わす官能的な声や耳元に感じる吐息に思わず吐き出す息が震えると、一度僅かに互いの間に距離を開けて相手の身に纏う衣服を脱がせ。上半身を露出させれば見惚れるように目を細め、腹部から胸元へかけてゆっくりと片手で撫で上げながら滑らかな肌へ視線を這わせ)
待たせて悪い。誕生日のはここらで一旦切り上げるな。でも香水は今付けてみて欲しんだけど(強請るように述べながら口角を上げ)あと俺も充電(相手の体抱き締め鼻先を髪の中へ埋め)
今すげぇグラタン食いたい。南瓜入ってるやつ(頬を緩めながらリクエストし)
──んッ…( 肩に触れる唇の感触に心地の良い擽ったさを覚え、溢れんばかりに自身に溜まる熱を吐き出すかのように時折小さく声を漏らし。脳内に響く互いの服が擦れる音や、熱を孕んだような相手の息遣いにより情欲を煽られ、何処か苦しそうに余裕無く眉を顰め。されるがままに衣服を脱がされれば抵抗もせずに相手を見詰めているも、素肌を愛撫するような指先の動きにぞくぞくと全身を呑まれるような快感を感じ。ギリギリで繋ぎ止めていた理性もあっさりと崩れていけば、最早触れられるだけでは我慢が出来ず。もっと、と相手を欲するように熱の篭った視線を向ければ、「 …透哉、 」と愛おしくて堪らない恋人の名前を小さく呟き )
んーん、大丈夫( ゆるゆると首を左右に振り )
ン、早速付けてみる。…つーかボトルまでお洒落じゃん。ほんと流石だなァ、ぜーんぶ楓くんの好みドンピシャ( 小さく頷けば漸く箱から香水のボトルを取り出し、嬉しげに見詰め / 上機嫌に呟きながら蓋を開けると、中からふんわりと漂う香りに恍惚と目を細めた後、手首に数滴香水を垂らしてみて )ん~~…、まじですっげェ良い香り。……どう?( 仄かに香る上品な香りに柔く破顔しつつゆるり首傾げて問い掛け )お疲れ様。…やっぱ落ち着くわ、暫くこうしてたい( 此方からもぎゅう、と抱き締めては相手の温もりに安堵したように小さく溜め息零し )
あー……良いねェ南瓜入りグラタン、リクエストさんきゅ。よっしゃ、ダーリンのために頑張る( リクエストに頷けば気合いを入れるかのように小さくガッツポーズを作り )
透哉、誕生日おめでとう。
リクエストしてくれた南瓜のグラタンで~す。うまく出来てるかはあんま自信ねェけど、愛情はめちゃくちゃ込めたよ。
今日、リアタイで会えないかもとも思ってたから、時間ある時あっためて食べてね。…口に合うといーんだけど( シーザーサラダ、オニオンスープ、カットされたバゲット、取り皿やカトラリーをそれぞれテーブルに置けば、最後に卓上に置かれた鍋敷きの上に、焼きあがったグラタンが入ったグラタン皿を乗せ )
んで、もう一つプレゼント。楓くん透哉みてェなセンスは無くて迷っちゃったけど、この間も美味いワイン選んでくれたし、どうしても透哉の生まれ年のワインを贈りたくて選ばせてもらった。…1995年の、ルイ・ロレデール クリスタル。良かったら飲んでみて( 木箱が入ったワインバッグを取り出せばゆっくりとテーブルへ置き )
まずは、こうして誕生日祝わせてくれてありがとう。三年付き合っててこうやって祝えんのが初めてって、自分が情けねェな、って気持ちもあんだけど、それ以上に何よりこの日を一緒に迎えられてすげェ嬉しいよ。
戻って来てくれたこともだけど、今でも変わらず俺の傍に居てくれてること、ほんとに感謝してる。待ってて良かったな、って日々思ってる。頻繁に会えなかったとしても、透哉は言葉にも行動にも示してくれるから、不安になんないよ、信頼してる。たまにでも顔見れたり声聞くだけでめちゃくちゃ安心すんの。
透哉が俺に愛情や安心をいっぱいくれるように、俺も何かで返していけたらな、とも思うんだよね。だから、何かあれば些細なことでも良いから何でも言って欲しい。
で、…こっからは俺の願望だけど、落ち着いたら旅行もしたいし、またちょっとしたデートでも出来たらなァって思ってる。たくさん思い出残していきたいなー、って( 指折り自身の願望語ればふにゃりと笑み )
喋り出したらキリねェからこの辺にするけど、…改めて、誕生日おめでとう。
生まれてきてくれたこと、俺に出逢ってくれて好きになってくれたこと、傍に居てくれること。本当に感謝してもしきれないくらい幸せだよ。これから先も隣で祝わせて。透哉にとって幸せな一年になりますように。ずっと愛してるよ。
トピック検索 |