着ぐるみパンダさん 2018-06-15 01:02:08 |
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うん、そうなんだね……(芽衣の言葉を真剣に聞くと優しく微笑んで芽衣の話の邪魔にならないようにあいづちの返事をして芽衣の次の言葉をゆっくりと話すのを待って
水平線に沈む夕日を見ながら告白をすれば、そのふたりは永遠に結ばれる…
って、雑誌に載っていたの
だから
柚子と行きたかった
(少し顔を上げて、切ない表情で相手をじっと見つめて)
……ありがとう、芽衣が私の事を大切に思ってくれのは、感じたよ……
だからありがとうね、芽衣……(芽衣を慰めるように芽衣を抱き締めて芽衣の頭を撫でて芽衣の気持ちを落ち着かそうとして
……うん……芽衣の気持ちに感謝の気持ちを伝えたいな……
芽衣、休みの日で空いている日にちってあるの?
もし良かったら遊園地に行かない?(芽衣にここまで言わせて芽衣との責任を取ろうと思い芽衣を遊園地に誘い
待って!
わたし、まだ伝えてない
自分の気持ちをちゃんと言葉にしていない
(抱きしめられた身を離し、柚子の言葉を遮って
まだ自分の話が終わっていないことを伝えて)
それならば芽衣の気持ちを聞かせてくれない?
それとも別の機会が良いかな?
私は、芽衣が言いたくなったらいつでも構わないよ(芽衣の肩を触り慈愛を込めて優しく微笑んで芽衣の気持ちを教えてほしい事をお願いをして最後に無理に聞いたりしない事を伝えて
わたしの気持ち、伝えるわ
もうこれ以上、抑えきれない
(柚子の服の衿元を掴んで引き寄せ、こちらからも顔を近づけて
間近で、熱い視線で相手の目をじっと見つめて)
わたしは
柚子のことが、好き!
(一語一語、区切るようにはっきりと思いを口にして
さらに顔を近づけると強引に自分の唇で相手の唇をふさいで
息がつまるほどの深いキスをして)
んっ……んんっ……(芽衣に告白をされて濃厚なキスをされる芽衣を気遣い優しくでもこちらかちらからも芽衣を求めるように深々と濃厚なキスをしてしばらくするとどちらともなく口を離して
私も芽衣の事を愛しているよ(恥ずかしそうに顔を赤らめて芽衣に愛の言葉を伝えて
……ええ、知ってる
(今までした、どのキスよりも刺激的で扇情的でそして愛に満ちたキスを終えお互いの顔が離れると自分の言動と行動が猛烈に恥ずかしく感じられて
真っ赤な顔で俯き
柚子の言葉に喜びを圧し隠しながら小さくこくん、と頷いて)
えへへ~~芽衣に私の気持ちがまるわかりだったんだね。
うぅ……改めて言うのも照れるよぉ~~(改めて芽衣に愛の言葉を伝えたのが今になって恥ずかしくなり顔を両手で隠して照れまくり
柚子はちゃんと言葉にして伝えていてくれたから
……わたしは
気持ちはとっくに決まっていたのに、お膳立てがないと口にすることができなかった
弱虫よ
(自嘲ぎみに呟くと、顔を隠す相手の手をそっと撫でて)
うんん、芽依は、弱虫でないよ。
芽依が頑張っていることも苦しんでちゃんと答えを出していることも逃げないでちゃんと向き合っていることも知っているだよ。
そんな芽依の頑張りを認めない人がいたら私は、許さないよ(芽依に自分の顔を隠している手を撫でるように触られて自分の事を弱虫と言うのを聞いて顔を隠している手を離して芽依の手をギュって握り締めて真剣な表情で芽依を見つめて芽依の頑張りを知っている事を伝えて
わたしは……
あなたにさえ理解してもらえれば、だれにどう思われたって構わないわ
(握られた手をそっと握り返して
柚子の熱い言葉に微笑みを浮かべて)
えへへ~~ありがとう、芽衣~~
でも芽衣の事を誤解している人がたくさんいるからやっぱり悔しいよ……
でも他の人が芽衣の魅力に気づいたらもてまくるよね。
そしたら私なんか捨てられるかも……
お願い、芽衣、もてまくりになっても私を捨てないでよぉ~~(芽衣がもてまくりになると私がいらなくなり芽衣に捨てられるってのを考えると涙目になり私を捨てないでくださいってお願いをして
……ずいぶん妄想力が逞しいわね
わたしはあなた以外の理解はいらない、と今言ったばかりなのだけれど
もしあなたよりも魅力のある人がいて、わたしがあなたを切り捨ててその人についていくと
本気で考えているのかしら?
(本気で怒ったような表情で睨みつけて)
……ごめん、芽衣のことは、信じているよ……
でも芽衣のことが好きだから私なんかを好きでいてくれるのが夢のように思えてね。
少しだけ不安に思えたの……
でも芽衣のことを誰にも渡したくないって気持ちは、誰にも負けないよ!(芽衣の肩を掴んで真剣な表情で芽衣を見つめて芽衣を誰にも渡さない意気込みを伝えて
わたしが好きになったあなたのことを、自分自身で、なんか、なんて言わないで?!
だれにも渡したくないって思うなら、だれにもとられないあなたでいなさい?!
わたしは他のだれかを好きになることはないけれど、それができないならあなたを好きでいることもできない
(肩を掴まれたまま、身じろぎもせず柚子の顔をじっと見つめて)
芽衣……そうだよね。
芽衣を誰にも渡さないつもりでいるのならば芽衣に釣り合うようにそれだけ努力をして最高の私でいないといけないよね。
だって芽衣を好きな気持ちは、誰にも負けないもん!(芽衣の肩を掴んで真剣な表情で芽衣を見つめて芽衣の事を思う気持ちを伝えて
あなたほど、努力って言葉が似合わないひともなかなかいないと思うけれどね
(相手の言葉を聞いてくすくす笑って)
わたしも
あなたのことを好きな気持ちはだれにも負けないようになりたい
(手を上げて、柚子の頬を撫でながら
愛しげな目でじっと見つめて)
(/遅れてで申し訳ないけれどお誕生日、おめでとうございます)
うっ……それは、酷いよぉ、芽衣~~(芽衣に努力って言葉が似合わないって言われてほっぺたを膨らませて不満を伝えて
ありがとう、芽衣……(芽衣に頬を撫でられるとじっと見つめられると芽衣に撫でられた手を触り気持ち良さそうにうっとりと芽衣を見つめて
(/祝いの言葉をありがとうございます、年齢は、秘密でお願いします。
あら
別に悪く言ってるつもりはないのよ?
(頬を膨らませる相手にくすっと微笑んでみせて)
礼なんていらない
ただ、わたしが好きなあなたでいて?
(ゆっくり、かぶりを振って手を下ろして)
うん、芽衣に好きでいられる私でいるね。
芽衣をもっとドキドキにしてみせるから覚悟をしてよね!(芽衣に向かって手でピストンを作ると片目を瞑りウインクするようにばきゅーんと芽衣の胸の心臓に向かってピストルの玉を発射させるように自分の気持ちを伝えて
あっ、私の気持ちの弾丸を防ぐだなんて酷いぉ~~(芽衣に気持ちの弾丸を防がれると気持ちを防がれたことにたいして冗談ぽくほっぺたを膨らませて不満を伝えて
鉄砲なんかではなく直接なら受け止めてあげなくもないわ
(相手の不満に対して、笑ってしまいそうになるのを表面上は見せず、つーんと横を向いて答えて)
むむ……それならば芽衣、私の鼓動を感じてよ。
芽衣の事を思うとこんなにもドキドキしているんだよ(芽衣の頭を自分の胸に押し付けて芽衣に自分の鼓動を確かめさせようとしておっ◯◯をじかに押し付ける感じになって自分のしている意味は、解っているみたいで顔が真っ赤になっていて
な、なにをするの、柚子?!
(相手の胸に顔を押しあてられると、こちらもびっくりして赤くなって)
こんなところを人に見られたらどうするの?!
ちょ……!
…………
(相手を引き離そうと少し暴れて
やがて、柚子の言うように彼女の胸のドキドキが聞こえると落ち着いてきて)
ねぇ、芽衣、私のドキドキの鼓動が感じるでしょう……(芽衣の顔を自分の胸に押し付けると芽衣が最初は、暴れるけれどもやがて大人しくなるのを見て優しく芽衣に私の鼓動の感想を聞いて
ええ
わたしと同じくらい、ドキドキしているわね……
(目を閉じて、相手の胸に軽く身を預けると彼女の胸の鼓動が自分のそれと同調していることを伝えて)
でしょう……私はね、芽衣の事を考えるとこんなにもドキドキするんだからね……
誰かのことでドキドキするのは、芽衣が初めてなんだよ(芽衣の頭を自分の胸に押し付けて恥ずかしいのを我慢してなのかさらにいっそう胸のドキドキの鼓動が早くなり
わたしも…
こんな感情、生まれて初めてよ
それがあなたでよかった
(早くなる相手の胸のドキドキを聞きながら
今までにないくらい素直に自分の気持ちを口にして)
えへへ~~芽衣にそんなふうに思われて嬉しいなぁ。
これからも芽衣と一緒に初めての経験が増えていくと良いよね(芽衣の顔を自分の胸に押し付けて芽衣も私と同じ気持ちなのが嬉しそうにはにかんだ笑みのような照れ笑いを浮かべて芽衣と一緒にこの先も色んな経験がしたいと考えていて自分の思いを再確認するように芽衣の頭を抱き締めるように触り
そうね
これからの初めてはあなたといっしょがいいわ
(相手の言葉を聞いて
自分も同じ気持ちだと思い
そして一瞬、少しエッチなことを想像してしまって1人顔を赤らめて)
……ねぇ
そろそろ離してもらっていいかしら?
あわわ、ご、ごめん、芽衣、つい芽衣を抱き締めるのが気持ちよくて…(芽衣を慌てて離すと恥ずかしそうに顔を赤らめて言い訳をしようとして
謝らなくてもいいわ
イヤだから離してと言っているのではないから
(乱れた髪を直すふりをしながら心を落ち着けようとして)
ところで……
わたしはもう平気だから
家に帰りたいのだけれど
そのことを看護士さんに伝えてもらえないかしら?
(近くに病院の職員の気配が無さそうなのを見ると、相手に申し訳なさそうにお願いをして)
「本当に?
それならば良かったー 」
(芽衣が嫌でないと解ると安心したように微笑んで改めて芽衣にした事が『過激な事だった』なって思い出して恥ずかしそうに顔が真っ赤になり)
「で、でも病み上がりだから病院でもう少しだけゆっくりとしていても良くないー ?」
(芽衣が大丈夫だから家に帰りたいって言葉を聞いて慌てた様におろおろしその様子が子供を心配する『過保護の親』の様に見え)
(相手の顔が赤いのを見てどうしてなのか分からずにきょとんとしながら)
病み上がりなんて大げさよ
少し気分が悪くなっただけだわ
帰って明日の学校の準備をしないと…
(ベッドから足を下ろして立ち上がろうとして)
「ま、待って、芽衣、病院の先生に聞いて見ないとー」
(帰ろうとする芽衣を慌てて引き留めて芽衣の事が心配で病院の先生に芽衣の体調の調子を確認をした方が良いと思い端から見ると『溺愛している妹』を心配する姉その者で)
だから病院の人に伝えてとあなたにお願いしたのだけれど
自分で動いたほうが早そうだもの
(相手の言葉に耳を貸そうとせず
鏡をのぞいて髪と服装の乱れをさっと直すとバッグを手に取って病室を出ようとして)
「ま、待って、芽衣。
本当に何処も体調が悪くないの?
芽衣に何か合った嫌だよ」
(病室を出ようとする芽衣を追い掛けて芽衣を倒れたのを見たばかりだから芽衣を何時も以上に心配をしてその様子が『行き過ぎた過保護の母親』その者に見えて)
……はぁ
どうすれば大丈夫だと分かってもらえるのかしら?
(相手の過保護ぶりに思わずため息をついて
相手が自分のことを心配してくれているのは分かるけれどこちらも子どもではないと思ってしまい)
「あっ、そのー
ごめんね、芽衣、少しだけ過保護過ぎたよね。
病院の先生に聞いてからにして。
芽衣が無事だと解ると私も安心出来るからお願い、芽衣」
(芽衣がため息を吐いて呆れたのを見て流石に過保護過ぎたと反省をして、でも自分の父親が亡くした事から病気とか怪我とかに敏感になっていて、芽衣の袖を掴んで切なそうに芽衣を見つめ、端から見ると『捨てられた子犬が新しい飼い主を見上げている』様に見えて
……分かったわ
ゴメンなさい
もう少しあなたの気持ちを汲むべきだったわね
反省しているわ
(相手の表情を見ると大切なひとに余計な心配をかけていることに自責の念が湧いてきて
少し頭を下げて謝り)
どちらにしろ、ナースセンターには寄るつもりだったから
行きましょ?
「うんん、自分でも過保護過ぎるって自覚があるから……
ありがとう、芽衣。
では、行こうか、芽衣。
あっ、芽衣の鞄は、私が持つよ」
(芽衣が私の考えを理解してくれたのが解ると軽く首を横に振り心配過ぎな事を解っている事を伝えると自分の鞄を持つと芽衣の鞄も持とうとして
あなたに保護される日がくるとはね
(相手の言葉を聞くとくすくすと笑みをこぼして)
ご心配なく
このくらい自分で持てるわ
(相手がバッグを持とうと言うのを断って肩にかけると一緒に病室を出て)
「うっ……私だってこんなにも芽衣の事が大事になる日が来るだなんて思わなかったよ……」
(芽衣の事を過保護されると思わなかったって指摘をされると言葉を詰まり恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべ芽衣がどんなに大事なのか気持ちを表して)
「で、でも辛くなったらいつでも鞄を持つからね。
あっ、待ってよ、芽衣」
(先に歩く芽衣を追い掛ける様に病室を出ると後を追い掛ける柚子が端から見て『子犬が飼い主を追い掛ける』様に思えてー
ふふ
わたしのことを大切に思ってくれてありがとう
柚子
わたしもあなたのことがとても大切よ?
(照れる相手を見て、可愛いと思い
自分も同じ気持ちであることを伝えて)
気持ちだけもらっておくわ
(後ろからついてくる相手を特に待とうとはせず
人気のない病院の廊下を足早に歩いて)
「うんん、芽衣の事を大切に思うのは、当たり前だよ。
だって多分芽衣が私の初恋の人だと思うんだもん……
本当に!?
えへへーーありがとう、芽衣ー」
(恥ずかしそうに顔を赤らめて芽衣が初恋だと告白をすると芽衣の私が大切だと言う言葉を聞いてパーと明るい笑顔で芽衣に気持ちのお礼を表して
「うん!」
(芽衣の後を追い掛けて芽衣の隣を歩くと芽衣と手を握り締め様としてでも握る勇気がなくて何回も握ろうとチャレンジしてみて端から見て『付き合え始めた初々しい恋人』の様に思えてー
ホントかしら?
でも、ホントなら嬉しいわ
わたしも同じだもの
(相手の言葉に対して冗談っぽい口調で疑惑を口にして
でもすぐに表情を緩め、敢えてなにが、とは言わないけれど自分も同じだと伝えて)
……
(廊下をお互い無言で並んで歩きながら、どうやら相手の手をつなぎたそうな気配に気づきつつもそのくらいは自分でがんばってよ、と思い知らんぷりをして
でもしだいに焦れったくなり、やや横を向いて照れた表情を浮かべながらさりげなく手のひらを外側に向けてみて)
「うん、本当だよ。
えへへー芽衣も私と同じだなんて嬉しいなぁー」
(芽衣の私と同じ初恋って言葉を聞いてだらしないほどニコニコ笑顔になり私と芽衣が初恋同士で恋人同士なのが嬉しいなって思いー
「っ!?えへへー……」
(なかなか芽衣と手を繋げずにいると芽衣が手のひらを外側に向けたのをみて芽衣と手を握り締めて嬉しそうにニコニコ笑顔になり芽衣を見つめながらナースセンターに向かって歩き端から見て『子供が好きな人に甘える』様に思えてー
(ようやくつながれた手のひらに相手の温もりを感じると嬉しくなり
こちらからも少し力を入れて、相手の手をきゅっと握って
やがてナースセンターにたどり着き、当直の看護師に名前と帰宅したいことを告げて)
看護師
「…藍原芽衣さん
あら、聞いてなかったかしら?
明日、簡単な検査をするから今日は入院するようにって
先生から指示が」
え?
そんなの聞いていません
それに明日は学校があるので入院なんて困ります
看護師
「少し手違いがあったみたいですね、すみません
でも先生の指示なので帰ってもらっては困ります
家族の方に連絡して入院の手続きをとってもらってください」
…どうしよう、柚子
(思わぬ事態に戸惑い、不安の視線を手を握ったままの隣の柚子に向けて)
「その……明日学校が終わって病院に来ますからその時に検査をしてもらえる事をできませんか?」
(芽衣の不安そうな表情を見て芽衣を安心させる様に芽衣の手を握り返してどうにかしてあげようと思いナースに駄目元で明日もう一度病院に来るから今日は、家に返してほしい事をお願いしてみて端から見て『子供の我儘をお願いする、母親』の様に思えてー
看護師
「先生の指示ですから
私どもでは判断できかねます」
(二人の困った様子を見て看護師も気の毒そうな表情を浮かべるものの職務上勝手なことはできなくて)
……はぁ
分かりました
ムリを言ってすみません
(ため息をつくと、これ以上相手を困らせてもしかたないと思い)
ゴメンなさい、柚子
お母さんに連絡してもらえないかしら?
(仕事で疲れているであろう義理の母に迷惑をかけるのは忍びないけれど他に頼れる大人もいないため、やむを得ず柚子に連絡することをお願いして)
解った、ママに連絡しておくね。
ごめんね、芽衣の力になれなくて…
(結局芽衣を家に帰る手助けができなくて申し訳ない感情を感じて芽衣に謝り恐縮をしていておどおどしていて親が大切な自分の子供に謝る感じになってー
ありがとう
柚子のせいじゃないわ
しかたないから病室に戻りましょ
(柚子が悪いわけではないのに謝る彼女に相手に非があるわけではないことを話し
ここにいてもしかたないので相手の手を引くと病室に戻って)
うん、ありがとう、芽衣。
病室に戻ろう、芽衣。
(芽衣の力になれなくて申し訳ない気持ちになりでも芽衣の許してくれる気持ちを感じとり小さく頷いてニッコリ笑い芽衣の手を握りしめて芽衣と一緒に病室に戻り
……それにしても
うまくいかないわね、わたしたち
(病室に戻るとベッドの端に腰かけて
柚子のカゼで延期になったり、地震でエレベーターが故障したり
デートがうまくいかないことに、だれに言うでもなくポツリと愚痴があふれれ出て)
「本当だね……
でも私は、芽衣と一緒なだけで幸せだよ」
(病室に戻ると芽衣がベッドに腰掛けてたのを見て自分は、ベッドの横の椅子に座り芽衣と一緒なだけで幸せだと思いー
それは……そうだけれど
わたしはあなたと、ちゃんとデートがしたいわ
(少し照れくさそうに頬を染め
視線を斜め下に逸らしながら話して)
「デートなんかいつでも出来るよ。
これから先は、いつでも芽衣と一緒にいるんだからね」
(視線を反らした芽衣を愛おしそうに芽衣を見つめ初々しい芽衣が可愛らしくてクスリって笑い
……柚子ったら
少し前まではそれはわたしのセリフだったはずよ?
(苦笑をしながら、今日はなんだか柚子が頼もしくお姉さんらしく見えて
ますます相手への好意を募らせながら、でもその気持ちは態度にも言葉にも出さずに自分の心にしまっておいて)
あっ、そう言えばそうだったよね。
でも私は、芽衣のお姉ちゃんなんだから当たり前だよ。
(腰に両手を当ててお姉ちゃんぶって見せてなんだか子供がお姉ちゃんぶるように見えて微笑ましく感じてー
はいはい
そうね
今日はそういうことにしておいてあげるわ
(そういうことを口にすると姉の威厳は台無しだと思いながら
それも含めて柚子なんだと思うと今日はあえては小言は言うまいと思い
苦笑を浮かべながら相手の言葉に頷いて)
えへへーーなんてね、少しだけ調子にのりすりすぎたかもね。
(芽衣が苦笑いを浮かべたのを見てちょっと調子にのり過ぎたと思い照れ笑いをするようにはにかんだ笑みを浮かべ
冗談は、置いといてね。
無理は、禁物だよ。
芽衣は、直ぐに無理をするからいつも心配なんだよ。
ってごめんね、少しだけ姑みたいになったよね。
でも芽衣に何か合ったら悲しむ人がいる事を忘れないでよね。
(腰に両手を当てて芽衣が無理をするから心配だと自分の思っている気持ちをぶつけて
えへへーーなんてね、少しだけ調子にのりすりすぎたかもね。
(芽衣が苦笑いを浮かべたのを見てちょっと調子にのり過ぎたと思い照れ笑いをするようにはにかんだ笑みを浮かべ
冗談は、置いといてね。
無理は、禁物だよ。
芽衣は、直ぐに無理をするからいつも心配なんだよ。
ってごめんね、少しだけ姑みたいになったよね。
でも芽衣に何か合ったら悲しむ人がいる事を忘れないでよね。
(腰に両手を当てて芽衣が無理をするから心配だと自分の思っている気持ちをぶつけて
あら
それが分かるようになったのは成長ね?
また一歩、姉に近づいたわね
(わざとらしくびっくりしたような表情を見せ、くすっと悪戯っぽい笑顔を浮かべて)
……分かったわ
今日は黙って聞いておくわ
(なにか言いたそうにしながら、さっき思ったことを思い出して口をつぐみ
それに彼女の言葉を自分に当てはめると、その気持ちは理解できると思い
素直に頷いて)
うっ……もう芽衣たら偉そうだよぉー
芽衣に自慢できる姉になる様に頑張るからね。
(芽衣の言動を聞いて芽衣の言葉に不満をする様に頬っぺたを膨らませて両手を腰に当てて芽衣の自慢になれる姉になる事を意気込んでみせて
……うん、お願いね、芽衣。
(芽衣が何か言おうとした内容がなんとなく解ったでも芽衣の心配する気持ちを押さえられなくて芽衣に対する過保護過ぎる事にすまないと思っていて
あら、別にそんなことはないわよ?
ええ、期待しているわ
(彼女のしぐさに小さくくすっと笑いながら答えて
そのとき、廊下をパタパタと早歩きに歩いてくる音が聞こえて、病室のドアが開いて)
柚子ママ
「柚子、芽衣ちゃん
大丈夫なの?!」
(部屋に入ってくるなり息を切らせながら二人にたずねて)
えへへーー、期待に答えれる様に頑張るね。
うん、芽衣は、大丈夫だよ、ママ。
(芽衣にクスって笑われると照れ笑いを浮かべ慌てて病室に入ってきたママを見かけるとパーと明るい笑顔を浮かべママに近づけて小さく頷いて芽衣が大丈夫な事を知らせてー
はい
柚子のおかげで
わたしはなんともないんですが…
お仕事で疲れているのに、迷惑をかけてすみません
(柚子ママがどうやら仕事帰りに病院に寄ってくれた様子なのを見て申し訳なさそうに謝って)
柚子ママ
「へぇ、柚子がんばったのね
いいとこあるじゃん
娘の心配をするのは親として当然のことだから
気にしなくてもいいのよ、芽衣ちゃん
それじゃ、私は入院の手続きと先生に話を聞いてくるから
二人は売店に行って今日入院するのに必要なものを買ってきて」
(言いながら芽衣にお金を渡して)
そんなの芽衣のお姉ちゃんだから当たり前だよ。
うん、解った、売店に行こう、芽衣。
(ママに芽衣の事を誉められると照れ笑いを浮かべて芽衣のお姉ちゃんだから当たり前だと思い芽衣の手を握り締めてニッコリ笑い売店に向かいー
えっ、ど、どうかしたの?
(病室を出ると直ぐに手を離してなんとなく不機嫌そうにしたのを見て芽衣に嫌われる様な事をしたのかって思い慌てておろおろしながら芽衣を見つめー
……
ねぇ
柚子にとって、わたしは妹?
それとも恋人?
わたしは…
妹より、恋人として見てほしい
(黙って柚子の前を一人で歩くと、廊下の途中で振り返り
相手を睨みつけるように見ながら話して
少し寂しそうに下を向いて)
そんなの芽衣は、妹でその……恋人だよ……
初めてできた姉妹で初めて好きになった女の子で恋人だから……
でも芽衣が嫌だと言うのならば姉ぶるのは、止めるよ。
芽衣を悲しい思いをさせるのは、嫌だからね。
(芽衣に妹か恋人か質問をさせれる恥ずかしそうに顔を赤らめ恋人の言葉だけ恥ずかしそうに少しだけ小声で伝え妹と思っている相手を恋人だとも見ている自分が変だと思いでも芽衣を1人の好きな女の子として見ている気持ちも本当で両方の気持ちを思うが変でないかと不安そうに芽衣を見つめー
……ゴメンなさい
あんまりあなたが妹、妹と言うもののだから
どうやら妹の自分に嫉妬してしまったみたい
バカみたいね
一人で勝手に機嫌を悪くして
(柚子の言葉を聞くと気持ちが少し落ち着き
感情的になってしまったことを謝って)
イヤというわけではないのよ?
わたしはあなたの恋人ということを忘れないでいてくれたら、それでいいわ
(照れくさそうに相手をチラッと見ながら話して)
ありがとう、芽衣。
芽衣は、やっぱり優しいよね。
(芽衣が恥ずかしそうにちらって見た行動と言葉が嬉しくて芽衣を優しく抱きしめようとしてー
さ、早く行かないと
売店が閉まってしまうわよ
(柚子が抱きしめようとする手をすっとかわして、何事もなかったように廊下を歩きだして)
うぅ……芽衣のいけず……
わっ、待ってよ、芽衣。
(芽衣に抱き着こうとして避けられると恨めしそうに芽衣を見つめさっさと売店に行こうとする芽衣を見て慌てて芽衣の後を追い掛けようとしてー
うふふ…
(そんな柚子の様子を見ておかしそうに笑顔を浮かべ
彼女が追いついてくるとこちらからキュッと手を握って売店へと向かい)
(──パジャマや下着、歯みがきセットに洗顔クリーム、タオルなどを購入して病室に戻る途中、柚子ママが廊下を歩いている後ろ姿を見つけて)
あっ、えへへーー
(芽衣に追いつくと芽衣が手を握り締めてくれたのを見て嬉しそうにニコニコ笑顔になっていて)
あっ、ママーー買い物を終わったよ。
(買い物が終わると病室に戻る途中に廊下でママを見掛けて右手を振ってママに近づこうとしていてでもまだ芽衣と手を握り締めたままでー
柚子ママ
「…えっ?!
あ、あぁ?、柚子、芽衣ちゃん
買い物は済んだの?」
(柚子に声をかけられるとずいぶん驚いた様子で振り返って
なんだか少し顔色が優れないような…)
はい、ありがとうございます
……お母さん
やっぱり疲れているんじゃ?
(お礼を言ってお釣りを差し出しながら柚子ママの体調を気遣って)
柚子ママ
「……そ、そうね
少し疲れているかも
芽衣ちゃんの入院の準備が済んだら今日は帰らせてもらうわね
柚子も一緒に帰るでしょ?」
うん、買い物は、終わったよ
その……もう少し面会時間ギリギリまで芽衣と一緒にいたら駄目かな?
(芽衣ともう少し一緒にいたくてママにもう少しだけ芽衣と一緒にいたい事をお願いをしてみてー
柚子
わたしのことなら心配いらないから
お母さん、疲れているみたいだしいっしょに帰ってあげて
それに、あなたは明日学校あるでしょ?
(柚子と少しでもいっしょに居たい気持ちは強かったけれど、自分一人がガマンすればいいと思い柚子ママといっしょに帰るように説得して)
そうだけれども初めての入院生活でしょう。
ママも心配だけれども芽衣も心配なんだよ。
だって芽衣、辛くても我慢して無理をするでしょう。
家族を心配するのは、当たり前だよ。
(ママの事は、心配だったけれどもそれよりも初めて入院をする芽衣が無理をしているように思えて芽衣の手を握り締めて芽衣を安心させる様に優しくニッコリと笑いー
入院といっても1日だけだし
わたしはもう寝るだけなんだし、気持ちは嬉しいけれど心配はいらないわ
そう、家族を心配するのは当たり前よ
だから、今日はお母さんをちゃんとお家まで送ってあげて?
でないと、わたしもお母さんのことが心配になってしまうわ
お願い、柚子
(握られた手をこちらからも握り返して
柚子ママのことを見るよう、彼女にお願いして)
芽衣……解った、今日は、大人しくママと一緒に帰るよ。
でも何か合ったら電話してね。
病院に飛んで来るからね。
(芽衣の気持ちを感じ取り芽衣の手を握り返してじっと見つめ芽衣を心配する様子が親が自分の子供を心配する過保護過ぎる親に思えー
なにもあるわけないわよ
(相手の大げさな言葉にくすくすと笑みをこぼして)
でも…
ありがとう、気持ちは嬉しいわ
ねぇ、柚子…?
(柚子ママがこちらに背を向けて書類を書いているのを見ると
握り合った手を引いて柚子の顔をこちらに近づけると、そのほっぺに軽くキスをして)
で、でも、何かあるかも知れないでしょう。
うん、どういたしまして!
えっ、何?
わっ、えへへー……
(芽衣に自分の態度を笑われると恥ずかしそうに顔を赤らめ言い訳をしようとしてでも芽衣に感謝の気持ちを言われるとパーと明るい笑顔になり芽衣がママの方を向いたのを見てつられる様にママの方を向いて芽衣に呼ばれるると芽衣の方を向いた瞬間に頬っぺたにキスをされると少しだけ驚きの声を出すと直ぐに芽衣に頬っぺたにキスをされたのが嬉しくてだらしなくニヤニヤ笑顔になり)
……好きよ、柚子
(恥ずかしそうに頬を赤く染めると、柚子にだけ聞こえるように小さな声で囁いて
下を向いて)
柚子ママ
「じゃあ芽衣ちゃん
私は入院手続きの書類を出したらそのまま帰るわね
後で担当の看護師さんが来てくださるから、なにか困ったことがあれば看護師さんに相談してね
明日の朝も、お仕事の前に顔を出すからね
じゃあ、柚子
帰るわよ」
私も好きだよ、芽衣…
(芽衣に私に聞こえるくらい小声で呟かれると嬉しそうにニコニコ笑顔になり芽衣の耳元で好きだと囁いて)
はーい。
芽衣、明日、また来るからね。
それまで良い子にしているんだよ。
(ママの帰るって言葉に右手をあげて返事をすると病室を出ていく前に扉の前で過保護過ぎて子供にせっしる様な態度をとってしまい)
柚子こそ
わたしがいなくても寝坊してはダメよ
おやすみなさい…
(生意気にもこちらを子ども扱いする言葉に、こちらもちゃんと朝一人で起きるように言い返して
穏やかな笑顔を浮かべながら小さく手を振って)
柚子ママ
(二人の様子を微笑ましく見ながら柚子と一緒に病室を出て
エレベーターに乗ると、表情を曇らせて娘に話しかけて)
「……柚子に話があるの」
うん、お休み、芽衣!
(右手を軽く振って病室を出て
えっ、そんなに深刻な表情わしてどうしたの?
(エレベーターに乗るとママが深刻な表情を見て不安な気持ちが出てきていて)
柚子ママ
「まだはっきりしたことは分からないのよ?
だから明日検査するんだから
その……芽衣ちゃん、重い病気の可能性があるみたいなの」
(柚子の不安な様子を見て、少しでも心配を和らげようとあくまで可能性の問題であることを強調して医師から聞いた話を伝えて)
えっ……ママ、それは、本当なの……?
(ママから芽衣が大きな病気かも知れないと解ると顔が真っ青になり戸惑いながらママに言われた事を聞き返してー
柚子ママ
「だから、可能性だって言ってるでしょ?
違ってれば問題ないし、もし仮にそうだったとしても早く見つかれば必ず治る病気だってお医者さんが仰っていたわ」
(娘の予想通りの反応になるべく冷静に返事をして)
「…黙っておこうかとも思ったけれど、ママが一人で抱えるには重かったし、何より柚子は知っておくべきだと思ったから」
(真剣な表情で娘を見つめながら話して)
ママ……ごめんね、自分の事ばかり考えていた…ママも辛かったんだよね……
(ママの気持ちを感じて自分の事しか考えていない事を恥ずかしくなりママにすまないって気持ちがありママに謝り)
芽衣、病気でないよね…?
柚子ママ
「んーん
ママこそ、弱いママでゴメンね?
うん、きっと大丈夫よ
2人で…いえ、パパと芽衣ちゃんと4人で乗り越えよ、ね!」
(エレベーターを下りるとわざと明るい声で、娘と自分を励ますように笑顔をみせて)
うんん、私の方こそママの苦しみに気がつかなくてごめんね。
うん、家族、4人て乗り越え様ね。
大変なのは、1番芽衣なんだから…
(芽衣がこの事を聞いたらどう思うか考えると自分の様につらそうに俯いて)
柚子ママ
「あっ
分かってるとは思うけど、芽衣ちゃんには言っちゃダメよ?
違ってたらそのときに伝えればいいんだからね?」
(車に乗って、家路につきながら助手席の柚子に釘を刺して)
そんなの解っているよ。
芽衣は、その事に対して敏感で悩むのを知っているもん。
芽衣は、すぐに無理をしてやせ我慢をするからいつも心配なんだよね。
(車の助手席に座りシートベルトをつけるとママの方を向いて芽衣に弱いところがあるのを理解してなのか苦笑いを浮かべて芽衣を心配させる事を言わない事を約束をして)
柚子ママ
「へぇ?
柚子ったら、ずいぶん芽衣ちゃんのことに詳しいのね?
まるで恋人のことみたい」
(ニンマリ笑いながら娘をチラッと見て)
「…まぁ、どんな結果が出ても芽衣ちゃんのこと、頼んだわよ、柚子」
も、もう何を言うの、からかわないでよ、ママ。
うん、芽衣の事はまかせて!
(顔を真っ赤にして慌てた様に照れて大きく頷いて芽衣の事を任せてほしいことをお願いをして)
柚子ママ
「あと5分じゃないわよ、聞いて
ママ、急なお仕事が入って今から行かなきゃいけないから
ホントならお仕事より芽衣ちゃんのことを優先しなきゃいけないんだけど、柚子になら芽衣ちゃんのこと任せられると思うから
できるわよね?」
(まだ寝ぼけている様子の娘に起きるように言うと、芽衣のことを柚子に託すと真剣な口調で話して)
ふぁーー解ったよ、芽衣の事は、任せて、ママは、安心して仕事に行ってらっしゃい……
(ママに芽衣の事を言われるとあくびをしながら起き上がり芽衣の事は任せてほしい事を伝え洋服に着替え初めて)
柚子ママ
「朝食の準備はしてあるから
それじゃ芽衣ちゃんのこと、頼んだわよ?」
(少し心配そうにしながらバッグを持つと車に乗って仕事に出かけて)
うん、解ったよ、芽衣の事は、任せて安心をして仕事に行ってらっしゃい。
(着替え終わるとママの方を向いてママに芽衣の事を任せてほしい事を伝えママを安心をさせる様にニッコリと笑い)
(――二人が帰ったあと一人の病室で眠れない夜を過ごして
いつもなら同じ部屋に柚子が寝ているのでもし怖い夢を見てもなんとなく安心できるけれど今夜は一人なのでもし怖い夢を見たらどうしよう、とか柚子はちゃんと歯を磨いて寝ているだろうか、朝ちゃんと起きれるだろうか、などと考えてしまって)
…わたし、柚子のことばかり考えてる
(見慣れない白い天井を見上げながらポツリと独り言を呟いて
たった2、3時間しか経っていないのに無性に柚子の顔が見たくなり
涙をこぼしながらいつの間にか眠りに落ちて…)
芽衣、お見舞いに来たよ。
良い子にしていた?
(学校には、芽衣が入院の為に芽衣の面倒を見る為に学校をしばらく休む許可を貰うと病院の面会の時間になると芽衣の病室に見舞いに行くと親が子供かまたは、姉が妹を心配する過保護の様に接してー
それはこっちのセリフよ
朝はちゃんと起きれたみたいだけれど、昨日の夜はちゃんと歯みがきした?
忘れ物はない?
お見舞いなんていいのに
大げさなんだから
(相手の子ども扱いにムッとしながら言い返して
でも、内心は不愉快ではなくむしろ柚子とこうしていつものように言い合いをするのを楽しんでいて)
うん、大丈夫だよ、もう芽衣は、心配しょうだね。
大袈裟でないよ。
芽衣が入院したんだからつきっきりで看病したいほどだよ。
(芽衣の態度を見てしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて芽衣とずっと一緒にいたいと考えていて)
わたしのほうこそ、妹にそんな心配をさせないでって言いたいわ?
入院といっても検査が済めばすぐに退院するし
現にわたし、元気だし
(柚子の言葉を聞くとつい素直になれず憎まれ口をたたいてしまい
1日だけとはいえ体調に不備もないのに入院させられた不満を彼女にぶつけて)
うっ、言い返せないかも…
情けない姉でも見捨てないでね。
(芽衣の言葉を聞いてしゅんと落ち込んで涙を目で芽衣を見つめ)
う、うん、そうだね、検査したら退院だもんね。
もう少しの我慢だよ、芽衣。
(ママの芽衣が病気かもしれないって言葉を思い出して軽く首を横に振り自分の不安を誤魔化す様にニッコリ笑いもう少しだけ我慢だと芽衣を励まして)
やっぱり柚子はわたしがいないとダメね?
しかたないから見捨てないでいてあげる
(相手が落ち込んだのを見ると笑いをこらえながらそんなことはしないと伝えて)
分かってるわよ
もうすぐ看護師さんがいらっしゃるから
来てくれてありがとう、柚子
…その…嬉しいわ
(時計をチラッと見て検査の時間がもうすぐなことを確認して
わざわざ学校に行く前に来てくれたことに、照れて俯き視線を外しながらもお礼を言って)
ありがとう、芽衣ーー!
(芽衣の見捨てないって言葉を聞いて情けなく嬉し泣きをしながら芽衣に抱き着こうとしていて)
うんん、芽衣の為にならば来るのは、当然だよ。
大切な妹なんだからね。
それに私の大切なその…恋人でもあるんだからね……
(ほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべて控え目に芽衣が私の大切な恋人な事を伝え)
もぉ…
ホント、しかたないわね
(抱きついてきた柚子を優しくその胸に抱きとめて背中をそっと撫でてやり)
……そうね
ねぇ、柚子…
(柚子の、大切な妹であり恋人である、という言葉を聞くと心がほっこり暖かくなり、穏やかな笑顔を浮かべ
彼女の頬に手を添えてこちらを向かせて)
エヘヘー芽衣は、暖かいよね、それに良い匂いがするよね。
(芽衣に抱き着くと芽衣に甘える様に芽衣に体をゆだねて)
えっ、どうしたの、芽衣?
(芽衣に頬を触られて芽衣の方を向けられると芽衣の顔が間近に見られてドキドキしながら芽衣を見つめ顔が赤らめていて)
好きよ、柚子…
(相手の照れた表情を見つめて、可愛いと思いながらこちらも胸を高鳴らせて
そっと顔を近づけるとお互いの唇を重ね合わせて)
んっ……エヘヘーー…私も芽衣の事が好きだよ。
(芽衣に唇にキスをされると恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて上目遣いで芽衣を見つめ芽衣が好きだと伝え)
…ありがとう、柚子
少し不安だったけれどもうなにも怖くないわ
あとはわたし一人で大丈夫だから
柚子は学校に行って
(顔を離し、背中に回していた手を下ろすと相手を解放して
まだ照れくさそうな表情で柚子に学校へ行くよう促して)
芽衣が気にする必要は、ないよ。
学校の方には、芽衣の検査入院が終わるまで休むって伝えてるしね。
それに何よりもママに芽衣の事を頼まれているんだから。
(芽衣の事は、何がなんでも面倒を見るって気持ちを表す様に自分の胸に右手を押さえてお姉ちゃんぶってみせて)
なにを言ってるの?
柚子はなんともないんだから、学校に行かないとダメでしょ?
(相手の言葉にきょとんとした表情を浮かべて)
…さては
わたしをダシに学校をサボろうと思ってるんでしょ?
ダメよ
わたしがそういうことキライなの分かってるでしょ?
ちゃんと学校に行って
(じっと見ながら諭すように話して)
芽衣がそう言うが嫌いなのは、解っているよ
でも……
うんん、やっぱり何でもないよ。
それに検査の結果もママの変わりとして聞かないといけないんだよ。
検査の結果が解ったらちゃんと学校に行くからそれだけは、譲れないよ。
(ママの芽衣が病気でないかもって言葉を思い出して芽衣に言おうとしてでも芽衣を不安にさせたくなくて軽く首を横に振り自分の言葉を誤魔化すと検査の結果が解るまで病院を離れるわけにいかないと思い)
…はぁ
呑気ね、わたしは学校に行きたくても行けないのに
そんなに学校に行きたくないなら柚子が検査を受ければよかったのに
(思うようにならないイライラをぶつけるようにわざとらしくため息をつき八つ当たり的な言葉を口にして)
私なんかがお見舞いに来ても迷惑なだけだよね。
気がつかなくてごめんね、芽衣。
外で検査の結果を待っているね
(傷ついた様な無理に笑った様な苦笑いを浮かべて芽衣に迷惑をかけた事を謝り立ち上がろとして)
ちょ、ちょっと
迷惑なんて言ってないでしょ?!
わたしはただ…
(相手の言葉に戸惑いを感じて、部屋を出ようとする柚子を呼び止めようとするとちょうど看護師さんが入ってきて)
看護師
「藍原さん、そろそろ時間ですので行きましょうか
藍原さんのご家族の方ですね?
検査の結果は夕方に出ますので藍原さんと一緒に先生のところに来てくださいね」
(こちらに検査室に行くことを促しながら、柚子に検査結果が分かる時間を伝えて)
良いんだよ、無理に気を使わなくて…
それならば芽衣をお願いします。
(無理に笑って無理をしなくても良いことを伝え芽衣の検査に向かいに来た看護婦に芽衣の事を頭をふかふかと下げて芽衣の事を頼んでー
芽衣……
(芽衣が看護婦に連れて行かれるのを不安そうに見送り検査室の前の廊下の長椅子で座り芽衣が検査を終わるのを待っていて)
(しばらくすると病室に看護師がやってきて)
看護師
「藍原芽衣さんのご親族の方ですか?
先生がお話があるので来てもらえますか?」
医者
「あら、あなたは…
芽衣さんのお姉さん?それとも妹さんかしら?
今日はお母さんは?」
(カルテから顔をあげて柚子の姿を見ると少しびっくりして
母親はどうしたのかとたずねて)
私は、芽衣の姉です。
ママは、はずせない仕事がありますので……
それで芽衣の容態は、どうなのでしょうか?
(不安そうに先生を見つめ芽衣の容態を質問をしてー
医者
「…正直、未成年者に話せる内容ではないのだけれど
1日でも時間が惜しいし
あなたに話すにあたって2つ条件があるの
ひとつはお母さんと相談するまでは芽衣さんに話さないこと
もうひとつは必ず今日中にお母さんに話して相談すること
守れるかしら?」
(柚子が話をするに足るのか、見定めるようにじっと視線を注いで)
(/ずいぶん遅くなってすみません
これからの展開に迷っていたのと最近の忙しさでなかなかレスできませんでした
もしよかったらこちらも引き続きお相手をお願いします)
解りました。
約束を護ります。
ですから話してください。
(先生の真剣な表情を見て普通の出来事でないと解り真剣な表情で先生を見つめ話をしてほしい事をお願いをしていてー
(/大丈夫ですよ。一緒になりきりを楽しみましょう!引き続きよろしくお願いしますね。
医師
「…芽衣さんのことが大切なのね?
分かったわ
聞かない方が良かったと思うかもしれないけれど
話すわ」
(柚子の様子をじっと観察して話しても大丈夫と判断すると小さく頷いて
カルテを手に正面を向き話しはじめて──)
(医師の話を要約すると…
芽衣の病気は変異性の血液のガンである
早ければ余命は半年
治療をするには骨髄移植しか方法はない
ただし移植をするには血液のタイプが完全一致しないといけない
移植手術にはクライアント、ドナーともにリスクがある)
…もうドナー捜しは始めているの
でも血液のタイプが完全に一致するのは50万人に1人とも言われているわ
そこで
あなたとお母さんにも血液検査をさせて欲しいのだけれど
もちろん検査をするかしないかは自由だし、合致しない可能性の方が高いわ
今の話をお母さんに伝えて相談してもらえるかしら
(一通り話し終えると、話は終わりと机の方に向き直ってカルテに何事か書き込みはじめて)
(/いろいろ考えてこんな話にしましたけど大丈夫でしょうか?
ちなみに病気は架空のものです
もし難しければ考え直すので言ってくださいね
すみません…)
解りました、芽衣の為ならば何でもします。
ママにも伝えておきます。
どうか、芽衣の事をよろしくお願いします。
(頭を深々と下げて芽衣の事をお願いをしてママに何って話せば良いのかって悩んでいて
(/はい、大丈夫ですよ。ドナーが柚子が適用してでも移植には、柚子の命が危険がある内容とかどうですか?
医師
「あ、芽衣さんには退院してもらうから
一緒に帰ってもらえるかしら
今は病院にいてもできる治療はないからね」
(部屋を出ようとする柚子に思い出したように一声かけて)
(/承認ありがとうございます
はい、医師の説明にもあった通り両者ともにリスクがあるということでお願いします
ありがとうございます)
ありがとうございます。
今日は、芽衣と一緒に帰ります。
でもこの事は、芽衣に内緒にしてください……
(医者に帰る事を提案をして芽衣にこの事を内緒にする事をお願いをして芽衣の病室に向かいー
(/採用ありがとうございます、では、その様にお願いします。
医師
「もちろん
お母さんの承諾がない限りこちらから話すことはないわ
お大事に」
(病室に戻るとすでに着替えて帰宅する準備を済ませていて)
結局、学校行かなかったのね?
(柚子の姿を見ると拗ねたような口調でじとーっと視線を注いで)
えっ、う、うん、あの時間から行ってもあんまり授業を受けられなかったからね。
それよりも今日は、帰っても良いって。
良かったね、退院できるよ、芽衣。
(芽衣に先生から聞いた話を知られない様に誤魔化そうとしていて退院できる事を知らせてー
また成績が落ちても勉強教えてあげないわよ?
(相手の言葉を聞くと突き放すような口調でぷいと横を向いて)
……でも
わたしのことを心配してくれたのよね
ありがとう
ホントはわたし、すごく不安だったの…
重い病気だったらどうしよう、って
でも柚子がいてくれるって思ったら勇気が湧いてきたの
……しゃべりすぎたわね
ええ、聞いているわ
もう帰宅の準備は済ましてあるから
帰りましょ
(少し恥ずかしそうに傍についていてくれたことのお礼を言い、本心を打ち明けて
素直に本音を話すことは清々しかったけれど途中で気恥ずかしさに耐えきれなくなって無理やり話を打ちきり、帰宅の準備が整っていることを伝えて)
えっ、それだけは、ご勘弁をーー!?
(芽衣が勉強を教えてくれないって言葉を聞いて涙目で芽衣を見つめ
そ、そうだね、重い病気だったら不安だよね。
うん、帰ろう、芽衣
(芽衣の重い病気って言葉に少しだけ動揺するとそれを誤魔化す様に表向きは、平常心で答えて芽衣の鞄を持ち芽衣の手を握り締めようとして
ぷっ…
バカね、それがイヤならちゃんと学校に行きなさい
言っておくけれど、万が一留年でもしたら別れさせてもらうわよ?
(柚子のホントに困ったという様子が可笑しくて思わず吹き出してしまい
悪戯心からもっと困らせてやろうと思い、追い討ちをかけるような言葉を話して)
まだ検査結果を聞けていないけれど、こんなに早く退院できるならきっとたいしたことはないわよね
心配して損したわ
ほら
カバンくらい自分で持てるから
(相手の動揺に気づいた様子はなく、自分のカバンを取り返すとこちらからもさりげなく相手の手を握って)
そ、それだけは、ご勘弁をーー!
留年しないように頑張るから私を見捨てないでよーー!
(情けなく涙を流して見捨てないってお願いをして)
そ、そうだね、心配をして損したよね。
そう?
えへへーー芽衣、帰ろう。
(動揺を誤魔化す様にニッコリと笑い芽衣の手を握り締めて照れ笑いを浮かべて歩き始め様として)
……柚子
(部屋を出ようとしたとき、相手の両手を取って体ごと壁に押しつけて
一瞬、泣き出しそうな目で視線を合わせ
それからためらうことなく、相手の唇を奪うように深く唇を合わせていき)
えっ、芽衣……?
んっ、うっ、んんっんんんっ……
(芽衣に体事壁に押し付けられるとビックリした様にきょとんとしてそのまま芽衣にキスをされるとビックリしてでも芽衣の気持ちに答える様に自分からも芽衣を求める様に激しくキスをして
…ん、ん…………っ
(相手が拒むことなく求めてくればさらに深くお互いの唇を密着させて。
相手の口内に舌先を挿しこむと舌どうしを触れさせて、息が苦しくなるまでキスを続けて)
うっ……んっ、んんっ……んんんっ……
(芽衣とキスをすると気持ちが良くて発情した様にほんのり顔を赤らめてうっとりと芽衣を求める様に激しく芽衣とキスをして
……ねぇ、柚子。
ホントのことを教えてちょうだい。
ホントはわたしの体、どうなの?
知ってるんでしょ?
(静かに口を離すと柚子のことをじっと見つめて、感情のない声でたずねて)
えっ……?
それは、私にも良く解らないの……
詳しい検査をしないとなんとも言えないって。
別に悪い結果だったって訳でないと思うよ。
無責任な事は、言えないけれども何かあったら私がなんとかするから。
私を信用して、芽衣。
(芽衣に自分の不安を知られたら芽衣が不安になると思い優しく微笑んで私が芽衣を護る事を芽衣の両手を握り締めて約束をして
…………
そう
分かったわ……
(柚子の言葉を聞くとじっと見つめていた視線を逸らして、緊張が弛緩したようにため息をついて)
……ねぇ
続き、する?
(再び顔を上げるとただれたような表情で相手を見つめ、鼻先が触れる距離まで顔を近づけると誘惑の言葉をかけて)
ありがとう、芽衣……
本当に良いの、芽衣……?
(芽衣が私の気持ちを汲み取ってくれた事をお礼を伝え芽衣がキスをしていいって言葉を聞いてほんのり顔を赤らめてキスをしても良いのか質問をして
……わたしは柚子がどうしたいか聞いているの。
(柚子の首に両腕を絡めるように回して体を密着させていき。
膝を軽く曲げて、スカートの上から相手の脚の付け根に押しあてようとして)
その……芽衣と愛し合いたいです……
(芽衣にスカート越しに脚を絡まされるとほんのり顔を赤らめて芽衣と愛し合いたい事をお願いをして
……ん、ちゅ
(柚子の意思を確認すると無表情でさらに顔を近づけてふたたび唇を重ねていき。
今度は始めから相手の口中に舌を挿し入れるキスをして、短めのスカートの裾の中に膝頭を入れようとして)
……ねぇ、柚子
気持ちよかった?
わたし、ちゃんとできたかしら?
(柚子の隣でうつ伏せに寝ころがって。
彼女の横顔をじっと見つめながらたずねて)
う、うん、気持ちが良かったよ……
その……初めて経験だったからちゃんと上手にできたか解らないけれども…
私の方こそちゃんと出来ていたかな……?
(ベッドの上から立ち上がり恥ずかしそうにはにかんだ笑みを浮かべて気持ちが良かった事を教えると恥ずかしそうに顔を赤らめて上目遣いで芽衣を見つめちゃんと芽衣を愛する事が出来たのか質問をして)
……そう
それなら良かったわ。
わたしだって初めてなのだから、分からないわ。
(こちらもベッドから下りて、乱れた衣服を整えながら柚子の言葉に答えて)
……でも
もうこれで思い残すことはないわね。
(独り言のようにポツリと呟いて)
えへへー……芽衣も初めてだったんだね…
な、何を言っているの!?
お願い、これで終わりみたいな言い方をしないで!
私には、芽衣が必要なのよ!
(涙を流しながら芽衣の肩を触り真剣な表情で芽衣を見つめ芽衣が必要な事を伝え)
あ、当たり前でしょ?!
わたしをなんだと思っているの?
(一瞬だけ慌てて、自分も初めてであることを強調して)
……そうね。
ヘンなことを言ってごめんなさい。
(すぐに表情を消すと手を伸ばして涙を流す柚子の目元を指先で拭って)
帰りましょ、家へ。
ご、ごめん、芽衣、そうだよね。
でもそう言うのってなんだか嬉しいな。
(芽衣に指摘をされると慌てて顔を赤らめて謝りでも芽衣と初めてが嬉しくてほんのり顔を赤らめて
うん、解ってくれたらそれで良いの……
うん、帰ろう、芽衣。
(芽衣に涙を拭かれて自分の気持ちを解ってくれると解ると安心した様に微笑んで芽衣の手を控え目に握り締めようとして自分の泣き顔が見られのが恥ずかしくて照れ笑いを浮かべ帰る事に賛同をして)
──お風呂、入ってくるわ。
(帰宅するとすぐに入浴することを告げお風呂場に向かって。
ちょうど入れ替わりで柚子ママが帰宅して)
柚子ママ
「ただいまー
あら、芽衣ちゃんお風呂なのね?
柚子、ゴメンね。
大変な役目を任せてしまって」
(お風呂場のほうを気にしながら少し声を潜めて柚子に謝罪して)
行ってらっしゃい、芽衣。
お帰りなさい、ママ。
うんん、芽衣の事だから全然大変でないよ。
それでね、ママ、芽衣の事だけれどもだいぶと悪いみたいで良く検査をしないと解らないって……
芽衣に何か合ったらどうしよう、ママ……
(帰宅すると芽衣がお風呂に行くのを見送りママが帰って来るのが解ると病院の検査の報告をすると芽衣に何かあるとどうしようって泣きそうな表情でママを見つめ
柚子ママ
「……大丈夫よ、柚子。
きっと芽衣ちゃんは元気になるわ」
(娘の普段見せない弱気な表情に感情が揺さぶられて。
柚子をぎゅっと抱きしめて)
「それで先生は他には?」
(他になにか言われたことがないかたずねて)
ドナーが必要何だってそれも50万人に1人が血液一致するか解らない確率だって……
(泣きそうな表情でおろおろしながらママを見つめて先生に言われたことをそのまま伝え
柚子ママ
「…そうなのね。
分かったわ、私は明日検査を受けてくるわ。
柚子はどうする?
……って聞くまでもないか」
(柚子を胸元に抱きしめて、安心させるように彼女の頭を撫でてやり)
「柚子は芽衣ちゃんのことが好きなの?」
うん、もちろん検査を受けるよ。
私は、芽衣に何かしてあげたいもん……
(ママに抱き締められると泣きそうな表情で目をうるわせてママを見つめ
柚子ママ
「……そうね。
私も同じ気持ちよ。
柚子も芽衣ちゃんも私の大切な娘…
宝物ですもの」
(柚子の子どもの頃を思い出しながら背中を撫で)
「さ、あなたたち夕食まだでしょ?
ささっと作っちゃうから、芽衣ちゃんが出たら柚子もお風呂済ましちゃいなさい。
……そんな泣き顔を芽衣ちゃんに見せたらダメよ?」
(イタズラっぽい笑みを浮かべながら柚子の涙を指先で拭ってやり)
うん、芽衣は、私にとっても大切な妹で特別な宝物だもん。
なんとしても助けて見せるつもりだよ。
そうだよね。
芽衣が不安を感じているのにこれ以上、心配をさせるわけにいかないもんね。
芽衣がお風呂から上がって来たら私もお風呂に入ってきて体を綺麗にするね。
(ハンカチで顔を拭くと情けない格好を見せない為に芽衣がお風呂から上がって来たらお風呂に入って体を綺麗にする事を伝えて
柚子ママ
「……さて、私は先に着替えてくるわね。
あら、ドア開いてたかしら?
それに、タオル……?
柚子、タオル、あとでお風呂場に戻しておいて」
(柚子に廊下に落ちていたタオルを投げて渡し、自分の部屋に着替えに向かって)
うん、解ったよ、ママ。
タオル……?
もしかして芽衣、今の話を聞いていたの!?
(タオルが芽衣の物だと考えると芽衣に話を聞かれたって思うと慌てて芽衣を探して芽衣と私の部屋に向かい
……ええ、聞いたわ。
(濡れた髪を頭の上でまとめてタオルで巻き、パジャマの胸元を大きくはだけた姿で机に向かっていて。
柚子が部屋に入ってくると回転椅子ごと彼女のほうを向いて感情に乏しい表情で相手をじっと見つめて)
ウソをついていたのね。
ウソつき……
(責めるような口調ではなくやはり感情の欠けた抑揚のない声で話して)
ご、ごめんなさい、芽衣……
芽衣を不安にさせたくなかったの。
芽衣を騙すつもりは、なかったの。
うんん、結局芽衣を騙した事になるんだよね……
ごめんね、ごめんなさい、芽衣……
(芽衣を心配かけたくないだけだと言い訳をしようとして結局芽衣を騙していただけだと気がついて涙をポロポロ流しながら謝り)
…ゴメンなさい。
キツい言い方をしてしまったわね…
わたしが柚子の立場でもきっと同じことを言っていたわ。
それでも…
ホントのことを言ってほしかった…
(彼女が涙を流すのを見ると椅子から立ち上がり彼女のもとに歩み寄って。
指先で目元の涙を拭いながら相手を泣かせるような発言をしたことを謝罪し。
それから、本音をポツリと漏らすとこちらも口許を手でおさえ声を殺して涙をこぼし)
うんん、芽衣は、何も悪くないよ……
そうだよね……ごめんね、芽衣の気持ちを考えてなかった……
芽衣と一緒に頑張る決めたのに……
ごめんね、芽衣。
芽衣に隠し事しないように気を付けるよ。
(芽衣に涙を拭かれると慌てて首を横に振り私が悪い事を表すともう騙さない事と芽衣と頑張るのを意識表示するように真剣な表情で芽衣を見つめ返して)
ねぇ、柚子…
わたし、どうなるの?
せっかくあなたと恋人どうしになれたのに、お別れしなければならないの?
……怖いわ…
助けて……
(柚子にしがみつくと胸元に顔を埋めて、肩を震わせながら嗚咽を漏らして)
芽衣……
大丈夫って無責任な事は、言えないよ……
でも芽衣の為ならば何でもするつもりだよ。
何が会っても芽衣と一緒にいてあげる。
もしもの時は……私も一緒にいってあげる。
芽衣を一人にさせないよ。
それに私が芽衣のドナーになれるかも知れないからね。
(芽衣を優しく抱き締めて芽衣にこれ以上誤魔化すのは、駄目だと思い芽衣を1人にさせない事を真剣な表情で芽衣に伝え
芽衣……
大丈夫って無責任な事は、言えないよ……
でも芽衣の為ならば何でもするつもりだよ。
何が会っても芽衣と一緒にいてあげる。
もしもの時は……私も一緒にいってあげる。
芽衣を一人にさせないよ。
それに私が芽衣のドナーになれるかも知れないからね。
(芽衣を優しく抱き締めて芽衣にこれ以上誤魔化すのは、駄目だと思い芽衣を1人にさせない事を真剣な表情で芽衣に伝え
(柚子の言葉を聞くとびくっと怯えたように身を震わせて。
身体を離すと青ざめた表情で相手を見ながら首を左右に振って)
……ダメ、そんなこと。
柚子を道連れになんて、できない……
それに、ドナーって……
わたし、助かる可能性があるの?
(藁にもすがる思いで希望の光明を見出だそうと弱々しい目で柚子をじっと見つめて)
芽衣……でも私は、芽衣がいないと生きていけないんだよ。
だからなんとしても生きて、芽衣。
うん、まだ解らないけれどもドナーが見つかったら希望があるって。
だから諦めないで、芽衣。
(芽衣の不安を取り除く様に芽衣を抱き締めてなんとしても生きる事と諦めない事をお願いをしてみて)
……そう、なのね。
希望と、柚子、あなたがいてくれたら…
わたし、がんばれるわ…
(柚子の言葉を聞くと、わずかでも可能性があるなら自分は闘える、と弱りきった心に微かに残った気力を振り絞って顔をあげて)
うん、頑張ろう、芽衣。
私のできる事は、何でもするよ。
だから1人でなくて2人で頑張ろう。
芽衣は、1人でないんだからね。
(芽衣を元気つける為に芽衣を優しく抱き締めて芽衣が顔をあげたのをみて頬っぺたを優しく触りキスができるぐらい間近でじっと芽衣を見つめ2人で頑張る事をお願いをしてみて)
……ねぇ、柚子。
その……がんばれる、おまじないを……ちょうだい……?
(少し目を逸らして。
恥ずかしそうに頬を紅く染めながらポツリと囁いて)
うん、良いよ、芽衣が望むならば元気になれるおまじないをしてあげるね……
(芽衣をゆっくりと優しく抱き締めて愛しそうに芽衣を見つめながら芽衣のおでこにキスをしようとしていて)
そっちじゃなくて、こっち…
(おでこにキスしようとする柚子の唇に人さし指と中指をあてて。
その指で今度は自分の唇をなぞって、相手をじっと見つめて)
そ、そっち!?
う、うん、良いよ…
(芽衣が自分の唇をなぞったのをみて顔を真っ赤にして慌てると直ぐに覚悟をして芽衣の肩を優しく触り芽衣の唇にキスをしようとしていて)
んんっ…
(芽衣が目を瞑ったのを見てゆっくりと芽衣の唇にキスをするとあんまりキスをしたことがないためにたどたどしくでも一生懸命に芽衣とキスをしていて)
柚子…ん、っ……
(こちらも柚子に比べて経験が多いわけではないけれど、彼女の懸命さが可愛くて愛しくて。
好きな気持ちが胸から溢れ出て、彼女の背中に手を回すとそっと抱きしめ、こちらからも唇を重ねていき)
んんっ……芽衣……
(芽衣とキスをすると芽衣が背中に手を回したのを見て自分も芽衣の背中に両手を回して芽衣を抱き締め返して芽衣の名前を呼びながら一生懸命に初々しく芽衣とキスをしていて)
……ねぇ、柚子。
触って……?
(彼女への切ない想いが溢れ出し、また少しでも不安と恐怖から目を逸らしたくて。
柚子の手を取ると自分の胸に触れさせようとして)
……イヤなこと、忘れさせて?
うん、良いよ、芽衣が望むならば忘れさせてあげる……
(芽衣にキスをしながら芽衣の恥ずかしい場所を触り愛し合い一時間が経過して)
どう、芽衣、落ち着いた?
(ベッドの上で愛し合った後の様で2人とも裸のまま抱き締めていて恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて落ち着いたのか質問をして)
(/すいません、時間を進ませてもらいました。)
…落ち着かないわ。
でも…柚子の温もりを感じているときだけは全部忘れていられる…
(柚子の胸元に頬を埋めて、目を閉じていて)
ねぇ…
初めてのときよりも気持ちよかったわ。
(上目遣いに貴女の顔を見つめながら揶揄うような言葉を投げかけて)
(/お気遣いありがとうございます)
えへへー…それならば良かった……
そうだね、私も初めての時よりも気持ち良かったよ……
(芽衣に抱き締められて上目遣いで見つめられてほんのり顔を赤らめて恥ずかしそうに薄く微笑んで愛しそうに芽衣を見つめ私も気持ちが良かった事を伝え)
(/いえ、了承ありがとうございます。)
……うん、良いよ、もっとしよう……
(芽衣にキスをされて体を絡ませれると自分からも芽衣にキスをすると体を絡ませて愛し合っていって)
(──目が覚めるとカーテンの隙間から朝日の光が差し、小鳥のさえずりが聞こえて。
隣を見ると柚子の可愛い寝顔がすぐそばにあり、お布団の中で裸で抱き合っていて)
…温かい。
(小さく微笑みを浮かべながら、寝息をたてながら眠っている彼女の唇に軽くキスをして)
んっ……芽衣……?おはよう……
(愛し合うと次の日になり裸で寝ていると芽衣のキスの感触を感じてゆっくりと目を開けて眠たそうに両手を上げてあくびをすると芽衣に朝の挨拶をして)
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