着ぐるみパンダさん 2018-06-15 01:02:08 |
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わたしに対して姉ぶるのは、まだ少し早いようね
さっきも言ったけれど、少し先に生まれたというだけでは書類上での姉としか認められないから
(前を向いたまま、柚子の手を引きながら早足で歩いて
姉として認めさせてみなさいという思いを込めて、少し強く手を握って)
うっ……ならば芽衣にお姉ちゃんと認めて貰うように頑張るよ。
覚悟をしていてよね、芽衣(芽衣にまだまだ姉だとは認められないと言われると言葉に詰まりでもすぐに開きなったよう芽衣を真剣な表情で芽衣を見つめて芽衣の思いに答えるように芽衣の手をぎゅって握り返して大人っぽく微笑もうとするけれどもその笑みが子供が背伸びをしたような可愛らしい笑顔になり芽衣にお姉ちゃんと認めてさせる意気込みを芽衣に伝えて
(チラッと後ろを向いて柚子の顔を見て
その表情を確認するとすぐに前を向いて)
期待はせずに待っているわ
(そっけなく言い放つ口許は少しほころんでいて)
(書店の手前であっさりと手を離して)
わたしは参考書を見てくるわ
すぐに買ってくるから、適当に時間を潰しておいて
(言いながら奥の参考書コーナーに向かって)
うん、期待しないで待っていてね!(芽衣が前を向いて素っ気なく話したのを見て芽衣の様子が可愛らしくてクスって笑い大きく頷いて期待しないで待っていてくれとお願いして
うん、解ったよ、芽衣(芽衣が参考書を買いに行くから時間を潰せと言われると小さく頷いて返事をして芽衣が参考書のコーナーに向かったのを見送ると漫画のコーナーに行くと百合の漫画を手に取ってほんのりと顔を赤らめて芽衣と自分が漫画でのシチュエーションを妄想して
……柚子
あなた、そのマンガ好きね?
たしか家にもあったわよね
(いつのまにか、参考書を持って背後に立っていて
柚子が見ているマンガを覗き見て)
うわ~~!?
め、芽衣、これは、違うの!
別に芽衣とこんな事をしたいわけじゃないんだからね!!
本当に違うだよ、芽衣!(芽衣に後ろから話し掛けられて私の持っている百合漫画を覗き込まれるとびっくりして漫画を落とそうとしてどうにかふみとどまり話し掛けてきた相手が芽衣だと解ると百合漫画を持ちながら両手を振り自分の邪な考えを誤魔化そうとしてこの漫画を見て芽衣とのシチュエーションを妄想していなかった事を伝えると実際は、自分の発言で自爆している事に気が付いていなくて
(ぱくぱく言い訳をする柚子の唇を、自分の唇で塞いで黙らせて)
…………
そんな本を持って、こんなところで騒がないで
恥ずかしいわよ?
(そっと唇を離すと、チラッと周りを気にするふりをしながら小声で囁いて)
あっ……ご、ごめん、芽衣……
それで参考書は、買えたの?(芽衣に言われて周りの反応に気が付いて恥ずかしそうに顔を赤らめて百合漫画を本棚に直すと気を取り直したように小さく咳を1回すると参考書は、買えたのか芽衣に質問をして周りの反応をとりつくろうとするけれども柚子のその反応が不自然すぎて漫才師の滑った時の反応に似ていて
(\レスが遅れて本当にすいません。
(/レスの遅れというか、タイミングはぜんぜん気にしないのですが
その……
わたしの表現が間接的すぎたせいだと思うのですが
キスをしたということが伝わっていないのかな、と思って
こういう言い方でもし気を悪くしたらゴメンなさい……)
んっ……!?め、芽衣、今、私にキスをしたの!?
こんなところで私にキスをしたら誰かにみられるよ!?(私がぱくぱくと言い訳をすると芽衣が私にキスをして口をふさがれると私が慌てたように顔を赤らめて自分が芽衣のされた事の考えが追いつかなくておろおろしながら芽衣を見つめて自分の唇を両手で隠すように触り芽衣が私にキスをした事を呆然と聞き返して
(\すいません、寝惚けながら書いていましたから見落としていました。レスを書き直しますね。これで大丈夫ですか?
(口を抑える柚子の手に手を重ねて)
声が大きいわ
貸しなさい
いっしょに買ってきてあげる
(手に持ったままだったマンガを引ったくるように手に取るとレジに向かって)
言っておくけれど、代金は後で請求するから
う、うん、ありがとう、芽衣。
でも芽衣には、敵わないな~~
私は、芽衣にドキドキさせてばかりだよ。
でも私ばかりドキドキさせてばかりで情けないようよ。
わたしは、芽衣のお姉ちゃんなのに……
こんな情けないお姉ちゃんだけれども見捨てないでよ……(芽衣が私の持っている漫画を取ると一緒に漫画の会計をしてくれる事を聞いて会計のお礼を伝えるといつも落ち着いている芽衣と違いあたふたばかりしている自分に落ち込みお姉ちゃんの立場がないと考えて情けなく少しだけ涙目になると芽衣に情けない自分の事を見捨てないでほしいとお願いをして
(本を買って戻ってきて)
さっき、あなた、わたしに姉と認めさせるって言ったわよね?
舌の根も乾かないうちにそんな泣きごと、聞きたくないわ
(冷たい目線を向けながら、本の入った袋を渡して)
わたしからのプレゼント
わたしが買ったのと同じ参考書を入れてあるから
次のテストまでに範囲をこなして
そうすれば合格点をとれるわ
(言うと柚子の返事も聞かずに踵を返して書店を出て)
うっ……うん、そうだよね、ごめん、芽衣、私がどうかしていたよ、私は、芽衣のお姉ちゃんなんだから頑張らないとね、ありがとう、芽衣(芽衣に冷めた眼差しでかつをいれられるとこのままでは、駄目だと思い自分のほっぺた叩いて気合を入れるとニッコリと笑い芽衣に謝り芽衣に見捨てられないように頑張る事を伝えて
さ、参考書……あ、ありがとう、芽衣、この参考書を使って頑張って勉強をするね。
そのかわりに約束は、忘れないでよ(芽衣から参考書の入った袋を受け取ると芽衣に遠回しに勉強をしろと言われたと思うと一瞬顔をしからめると芽衣のご褒美の為にこの参考書で頑張る事を伝えるとニッコリと笑い芽衣に参考書のお礼を伝えて芽衣のプレゼントが参考書だなんて芽衣らしいと思い少しだけクスって笑いデートの約束を忘れないでほしい事を確認して
お礼は言葉ではなく、結果で見せてくれればいいから
もちろん、約束は守るわよ
だけど……
約束だからしかたなく、と思われるのは心外だということだけは言っておくわ
(追いついて、隣に並ぶ柚子の方に目は向けず
手さぐりで彼女の手を取ると、少し頬を赤く染めて、精いっぱい感情を隠した静かな口調で言って)
まかせて、芽衣!
必ず結果で証明して見せるからね!(自分の両手を握り締めて芽衣の期待に絶対答えると言う意思が感じられるように自分の背景と目の中には、炎を見えるような気がして必ずテストで良い点数を取る事を伝えて
そんな事は、思っていないよ!
芽衣もデートがしたいんだよね(芽衣の横に並んで歩いていると芽衣が手探りで私の手を握り締めて少しだけ顔を赤らめていたのでなんとなく芽衣が照れているのが解り芽衣の気持ちが嬉しくて芽衣の手を握り返してニッコリと笑い芽衣の気持ちを確認するように芽衣もデートをしたいのか芽衣の気持ちを聞き返すように質問をして
……っ!
(チラッと見た柚子の目が、文字どおり燃えているのを見ると思わず吹き出しそうになって
慌てて口許を手でおさえて)
(肩を震わせて笑いを堪えると、普段のポーカーフェイスをなんとか作りなおして
また柚子の顔を見ると笑ってしまいそうなので目線を逸らしたままで)
想像に任せるわ
(と、そっけない返事をして)
もう芽衣ったら今笑いをこらえたでしょう!
私の決意を笑おうとするだなんて酷いよ!(芽衣が笑いをこらえようとしたのを見てほっぺたを膨らませて芽衣に私の本気の決意を笑おうとした事を怒ろうとして
うん、ならばそうするね!(芽衣が私から視線をそらして素っ気なく話したのを見てなんだか芽衣らしいと思うとその様子が可愛らしいと考えて口元を押さえてクスクスと笑い
(しばらく無言で歩いて
マンションに着くと、ふたりでエレベーターに乗り込んでぽつりと)
あなたも笑ったわよね?
おあいこよ
ただいま
(相手に反撃の機会を与えずに玄関を開けて)
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