通りすがりさん 2018-06-07 12:50:01 |
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…私の女神は何故こうなんだ。
(尚もボスを讃える様子を見て大きなため息をつくと、こっそりと相手の語りに乗じた独り言をこぼして。蝶の羽ばたきを見送ってから視線を戻せば「ええ、かしこまりました。」と一礼。その後静かに主に付き従って行き。)
……ふぁ~疲れた~。
シュバルツ~先にお風呂入れといて~
あいつら色んな所さわって汚ならしくてあやしない。
(疲れたようにお気に入りのソファに座り、自分の玩具に眠そうに命令し、ソファから立ち上がり自分の部屋へで待ってるからと言い、歩きそして思いだしかのように忠告する『絶対に入浴の準備はしなくていい、』シオンは昔からシュバルツに執事の仕事を教え込んだただ、一つだけ教えてないのは入浴だ。シオンは昔からシュバルツに絶対に裸を見てはいけないと教えている、『じゃないと貴方を壊すことになる…私はまだ壊したくはないわ』そう呟やき愛おしそうに頭を撫で儚く笑っていた、)
はい、お湯張りだけ致しておきます。
(幾度も聞いた覚えのある忠告の言葉に、これまたいつものように返事をして浴室へ向かうと、手袋を外してシャツを捲り慣れた手つきで浴槽を掃除し始めて。用意が整うと手袋を嵌め直しながら長い廊下を歩き、主の部屋の前へ辿り着けばコンコンとノックをして「シオン様、お風呂が沸きましたよ。」と伝え。)
んーりょーかーい、えらいえらい、
(シオンは気だるそうにあくびをし、シュバルツの頭を撫で浴槽へ向かいふと窓を見る。『あら、ネズミだわ…』そう呟き浴室に入り服を脱ぎ浴槽に入った。さてネズミどうしたものかとふと思ったがその考えを打ち消すかのように黒蝶が現れた。シオンは『休ませてよねあのバカ』と悪態をつきさっさと浴槽から出たら)
…子供扱いはおやめ下さい。私は夕食の支度をしてきます。
(撫でられる事に抵抗こそしなかったがムスッとした表情で抗議して。それから今日のメニューを思い浮かべつつ厨房へ移動していたが、ふと不穏な空気を感じとり窓の方を睨めば「面倒な。」と愚痴を落としてズルリとカゲの中へ沈み、浴室前の廊下へ現れると同時にネズミという名の侵入者へ牽制代わりにナイフを投げて。)
あら、ネズミは退治されたみたいね。
(浴室から出たのは見た目から5、6歳の幼女だった金髪で青目でフリフリの黒い服を着てクスクスと笑って声はシオンだが少し高め。『呼ぶ羽目もはぶけたわ、シュバルツだっこして運んでちょうだい』腕を高くあげて抱き上げてくれるのを待っている)
おや、もう終わりですか。
(呆気なく倒れたネズミを始末し、普段よりも随分幼い姿の主を見下ろすと数度瞬きをして。「それがご命令ならば…何処へお運びすれば宜しいでしょうか、お嬢様?」相手の言う通りに華奢な体を優しい力で抱き上げると、目線を合わせて問いかけ。)
お腹すいたわ、何か美味しいもの食べたい。チョコケーキだけでもいいし、
(抱き上げられるとシュバルツの肩に手をおいて青と赤の目をみて、無邪気に笑い甘えるように食べたいものを言いお願いと上目使いをする。そのすきに侵入者についてた黒蝶を燃やし、シュバルツに気づかれないようまた無邪気に笑い『早く~食べたい~』と駄々をこね)
食事の前にケーキ…。
(まるで本当の子供の様な物言いに文句が喉の奥まで出かかっていたが、無邪気な笑みの前に何も言えず困った様に眉を下げ。加えて催促がくれば「はいはい可及的速やかにご用意しますよ。」と早足で食堂へ向かい、ストンと椅子の上に相手を下ろして。)
ふふっ、シュバルツの料理は美味しいから楽しみだわ…。ほんと、良くできた玩具…。
(シオンは子供みたいにクスクスと笑う。口から出る言葉は母みたいな言葉だが子供の姿のため違和感がありそれを気にせずに用意されていた紅茶を飲みシュバルツの料理を待ってるが『はーやーくー』と足をバタバタして)
シオン様、お行儀が悪いですよ。
(厨房で食後に出す予定だったチョコレートケーキのデコレーションをしながら、食堂で足をばたつかせる主人へ注意を行い。ケーキを白い皿に取り分け終え「本当はもう少し後に出す予定だったのですが…はい、どうぞ。」と本音をボヤキつつ、テーブルに1ピース分を置いて。)
はぁ~美味しい…。
長年生きてるけどチョコレートは美しく美味しいわ…。チョコレートだけでも生きて行きたいぐらい
(シオンは宝石を讃えるようにうっとりしながら一口一口丁寧にチョコレートケーキを切って口の中に入れ嬉しそうに頬を押さえ)
(/戦闘シーン入れたいんですが良いでしょうか?)
喜んで頂けたようで何よりです。
(幸せそうな表情に、思わず此方の頬も緩みつつ普段よりも柔らかな声音で相槌を打って。改めて食事の準備をと厨房へ戻っていけば中からトントンと包丁の音を響かせ始め。)
(/大丈夫ですよ!今の所戦闘はシュバルツがボディーガード的な立ち位置で積極的な動いた方が良いかなと思っているのですが、シオン様主体で進めて行く展開の様でしたらお知らせ下さいませ。)
あぁ~そうだ、そうだ。
シュバルツ~ボスから仕事きたから。狂信者から依頼きても断っといて~
(シオンはチョコレートケーキを食べ終わり次の料理を待っているときふと思い出したように仕事の話をする。『まだ動かないけどさ…。』呑気にあくびをした)
(/了解しました。まだ戦闘はしませんがいれるつもりです少し待っていてください。)
かしこまりました。では、お仕事が一段落するまで受付は一律停止しておきますね。
(ソースの味を調整しつつ返事をした後、丁寧に盛りつけを終えて主の元へ持っていくと「モッツァレラとトマトのカプレーゼです。」チーズとトマトが交互に並べられ、オリーブオイルとバジルのソースがかかった料理をメニューの説明と共にそっと差し出して。)
相変わらず、美しい盛り付けね~ありがとう。
それと、今日の朝私は寝るけど、結界を張っとかないから~
(いつも寝るときは屋敷全体に結界を張るのに明日ばかりははらないといいシオンは料理を食べた、死神は魔界の世界では貴重な存在。命を盗めば強い力が手にはいり、また体の一部でも強い薬となり。魔界のものが隙をついては命を狙う。シオンはそれを阻止するためにいつも結界を張るんだが、明日は1人の客人がくるとシオンはシュバルツに説明して『悪さはしないと思うけど、私が寝ている間。もし変な動きを見せたら逃げてね。』シオンらしくないアドバイスをし、また食事を再開した。)
…お客様、ですか。その方のお名前はお伺いしても?
(結界を張らない、と聞いて僅かに目を見開いたが事情が分かるとひとつ頷いて客人について問い。一品目を食べ終わる頃合いを見計らっては「そろそろお下げしますね。次をすぐお出しします。」と声を掛けて。)
名前は~もぅ変わってると思うし忘れちゃったわ…。目印として白いバラと胸に黒い蝶の模様があるわ。朝方だし、黒い蝶がふわふわあなたの回りに来たら扉を開けてちょうだい。そうすれば姿を現すわ。
(黒い蝶は死神の紋章でありシオンはそれを隠すが客人はそれを隠さないと言った。根は悪いやつではないが何かと企んでおり下手したらシュバルツを盾にされてしまうとシオンは愚痴だした『私の大切な玩具に傷つけたら』そういってシオンは不適に笑い目が青から赤黒い本来の瞳に変わり『どうしようかしら』と呟き)
白薔薇、黒蝶…シオン様と同じ死神なのですね。
(主以外の死神と間近に接した事は無い為、少々緊張気味に呟いて。「油断はしない様気をつける所存です。」と主の懸念を少しでも晴らそうと一礼しては、最初の皿を下げて厨房へ。その後さして間を置かずに「アボカドの冷製パスタです。」と上にパセリを乗せ緑のソースが絡んだカッペリーニを主菜として運んできて。)
ん~美味しそう…。そんな緊張しなくていいわ
(シオンは緊張してるシュバルツに大丈夫と笑いかけパスタにフォークをさして一口サイズに巻き付けて口に運び、美味しいと微笑み相手の悪口をいい『何かやってきたら、傷つけてよし』と最初に言ってる台詞と矛盾してる話をし、またパスタをー口に運ぶ)
はい、状況に応じて適宜対応致します。
(小さな主のマイペース振りを見て緊張が少しほぐれたのか、ふっと微笑み返事をして。契約を交わしてすぐの頃、料理は美しく美味しい物を作る様にと調理から盛りつけまでじっくり教えこまれたものだ。食事をするシオンの様子を見守りながら、過去を思い出し「…ここに来たばかりの時は、シオン様のお料理を頂いた事もありましたね。」としみじみした様子でポツリ語って。)
(/夕食のシーンがあんまり続くとくどくなってしまうので、もし宜しければシオン様が食べ終えた辺りまで飛ばそうと思っているのですが如何でしょうか?)
あぁ~そういえばそうね…。
初めての貴方は体が弱っていて、それで急に力を入れたもんだからヒートしちゃって寝込んでたわね。
(シオンはパスタを半分まで平らげてシュバルツと初めて会ったことを思いだし可笑しそうに笑い、『あのときは能力暴走するわ大変だった』と愛おしそうに微笑みまた食事を再開し残りのパスタを食べ、)
(/パスタを食べ終わるまで書いときました。デザートシーンまでは書かなくて大丈夫ですよ。)
う…懐かしいですが恥ずかしい事です。
(屋敷中をカゲで真っ暗にしてしまった苦い記憶に、バツが悪そうに目を逸らして苦笑し。その後、厨房で皿洗いを済ませてハンドタオルで手を拭きながら「本日のアロマは、どの香りに致しますか?」といつも食後のリラックスに使っているアロマキャンドルについての話題を振り。)
ん~そうね…。ラベンダーにしようかしら。ぐっすり眠りたいしね~ふぁ~眠い。
(シオンはん~と伸びをして眠たそうにあくびをし目を擦る。幼い容姿なためかその行動もぐずってるようしか見えない。シュバルツがキャンドルを持って近くに寄ってきたらシオンは思い出したかのように『そうだ、右手の甲だして』と命令し)
かしこまりました、少々お待ち下さい。
(指示された香りのキャンドルを取り出し、ガラス製のキャンドルスタンドにセットしてマッチで火をつける。ゆらゆらと穏やかな光を放つそれを持って主の元へ戻ると新たな命令に「右手…これで良いでしょうか。」と片方の手袋を外して相手の前に差し出し。)
おりこうさん…。
(シオンはシュバルツの手の甲を包むように自分の手を重ね呪文を唱えるとシュバルツの足元に紫の魔方陣が現れシオンの手首とシュバルツの手の甲に鎖の模様が現れた。シオンはシュバルツの手の甲にキスをし『このものを我のものとする』完了したかのように模様が光り魔方陣が消えた。シオンは満足したかのように微笑み力が切れたみたいにソファーに倒れこむ)
!ッシオン様……寝るならベッドの上でお願いしますよ。
(突然倒れ込んだ相手に、一瞬焦った様子で名前を呼ぶがただの疲労である事を察すればホッと息を吐いて。右手の甲を一撫でしてから手袋を嵌め、そっとお姫様抱っこで主を持ち上げては寝室へ歩き出し。)
ん~げんかい~
シュバルツ~絶対に危なかったら逃げてね。
わたし…もぅ、…なく、したく…な、い。
(最後の言葉は苦しそうな声で消えてった。シオンには秘密がまだたくさんありシュバルツにも話してることは極僅か。シオンはベッドに運ばれたら本来の姿に戻り幼い子供が寝るように丸まって眠る。そして、屋敷の結界がふと解けシオンの体の回りに魔方陣が現れ光シオンの体を包み込み結界を張る)
(/客人はわたしがやりますので安心?してください。)
…勝手に無くなったりしませんよ。貴女に、まだ返し切れていないものが沢山あるんです。
(苦しげな声の理由が分からない事を悔しく思いながらも、囁くような声で返事をすると相手をベッドに寝かせて。すっかり寝入った主に顔を近付けると、白い髪を一房掬って触れるだけのキスを落とし結界の切れた屋敷の中を見回りに部屋を出て。)
(/お気遣いありがとうございます!)
(シオンが眠り、町に日が射して活気あふれる人達が現れ始め朝の町に変わる。その人達の間をぬってふわりふわりと黒い蝶が舞って踊りとある屋敷で止まった、黒い蝶は門を通り抜けシオンのお気に入りの玩具を探し)
(/こんな感じで大丈夫でしょうか?)
…お待ち申し上げておりました。私は、この屋敷の執事、シュバルツです。
(主が眠りについてから、カゲでの移動を駆使して屋敷中の見回りを素早く終わらせ持て成しの準備を整える。そして玄関ホールの掃除が終わった所にふわり舞う蝶の姿が見えれば、正面扉を開けて恭しく一礼し客人を出迎えて。)
(/勿論大丈夫です!早速お客様に接触させていただきますので宜しくお願いします。)
ふふっ、そんな緊張しなく大丈夫よ。
(黒い蝶が扉をくぐると同時にピンクの魔方陣が現れ、黒い蝶が紫の髪に赤黒い本来の瞳そして灰色で胸元が大きく開き死神の紋章である黒い蝶を見せたドレスをまとった女性が現れた、『この様子だとシオンは寝てるみたいね』と呟き。シュバルツを下から順に眺めて微笑み名前を名乗った)
ごきげんよう、アゲハと呼んでシュバルツくん。
(アゲハがシュバルツの肩に触れようとした瞬間バチっと電撃がはいりアゲハが手を引っ込めて『なるほど、あなたよっぽど気に入られてるのね』と可笑しそうに笑い)
…アゲハ様ですね。応接室へご案内致します。
(主のかけた術の効果に内心驚きつつ笑うアゲハに対してますます表情を固くすれば、一歩身を引いて。くるりと振り返ると、埃一つ落ちていない廊下を進み「どうぞ、詳しいお話は中で。」とノブを回して応接室の中に入るように促し。)
顔が怖いわよ。
シオンに習わなかった?どんなことがあっても顔に出すなって
(アゲハはクスクスとまた笑い応接室の中に入る、ソファーに座り紅茶がでてくるのを待つ。シュバルツの顔が固いことを指摘しシオンの口癖を口にするとまたクスクスと笑い)
…良くご存知で。シオン様とは随分親しくなさっているのですね?
(主人の言葉を真似されるのは気に食わず、腹を括ったのかにこりと笑顔を作り出して回りくどい嫌味を一つ。ダージリンの紅茶と事前に焼いておいた手製のクッキーを用意すると、相手へ振る舞いながら「所で、この度はどのようなご要件でいらっしゃったのでしょうか?」と本題へ切り込んだ質問をして。)
わぁお、嫌み言われちゃった。
親しくはないわ、ただの同僚みたいな感じかしら…要件はシオンがいないとダメなのよ~ところであなたは死神についてどれぐらい知ってるのかしら?
(楽しそうに笑いシオンとの関係性を語りシュバルツにいれてもらった紅茶を飲み微笑みシオンがいないとダメと言った、仕事はそれぐらい危険と言われることだろうアゲハはそう語りシュバルツに質問を返しまたにこやかに微笑えみ答えを待つ)
おや、そうでしたか。これは大変失礼致しました。…どれくらい?あまり詳しくは存じておりませんね。多様な呪術を使う事、黒蝶を紋章としている事、後はシオン様が魂を結晶化されている所を拝見した程度です。
(紅茶を注ぎ終わるとさりげなく相手との距離をとって、形ばかりの謝罪と共ににこやかな表情のまま頭を下げ。返ってきた問いには小首を傾げつつ、己の記憶にあるものを素直に答えて。)
そう、やっぱりね。
だからシオンが隠すはずね。
(シュバルツのクッキーを食べて意味深に笑った。アゲハはパチンと指をならしたら魔方陣が現れてシュバルツに向かってナイフが多数飛んで、シュバルツの足元に魔方陣が現れシュバルツを拘束した。)
?それはどういう…ッ!?
(懐に忍ばせていた武器を出してナイフを全て弾くと同時に、突如現れた魔方陣から反射的に飛び退くが拘束から逃げ切れず片足だけが動かなくなってしまい。姿勢を崩しながらも何とか着地すれば「アゲハ様、いくらお客様とは言え許される事には限度がございますよ。」とわざとらしく口角を上げて警告を行い、ナイフを幾つか投げ返してはカゲの中へ逃れようとし。)
あら、あなた影を操れるのね~シオンったら上玉隠して意地悪なんだから…シュバルツの魂は何色の宝石かしら。
(アゲハは飛んできたナイフを魔方陣に取り込みシュバルツの上半身の動きを止めた。そして、名前を呼んだら、シュバルツは金縛りにみたいに動きを止めアゲハはシュバルツの心臓のところへ手を持っていき、魂の宝石を取り出そうとしたときに)
エレン、なにしようとしてるの?
(シュバルツの手の甲からシオンの声が発しられた。それが合図かシュバルツにかかってた術が解けていく)
(/すみません、まだちょっとシオンさん待機します。)
ぐっ…貴女に渡す物など。
(身体の殆どが言う事を聞かない状態に、迫るアゲハを睨みつける事しか出来ず。あと少しで手が届くという所で主の声が響き、身動きが取れる様になると「シオン様、…ありがとうございます。エレンとはこの方のお名前でしょうか?」と自身の右手から目の前のアゲハと名乗っていた人物へ視線を移し。)
(/了解です。)
あぁ~ざんねん。目覚めるのが速すぎじゃない?もうちょっと遊びたかったんだけど…
(アゲハもといエレンは笑い。またシュバルツを拘束しようと魔方陣だそうとするが魔方陣がでない。エレンは驚きまさかと呟くと屋敷全体に白いバラが模様の大きな魔方陣が囲い光を放つ。エレンはチッと舌打ちをして降参というかのように両手をあげ後ろの人物に笑い『腕上がったね~シオン』と)
大丈夫そうね、まったく反撃せずに早く逃げなさいって。まぁ、私も詳しく言ってないのが悪いけど。
それと、腕あげたんじゃなくてあんたが落ちたのよバーカ
(シオンはシュバルツを見ると安心したように悪態をつきため息をついた。エレンを拘束するために魔方陣から鎖を出して手首を縛る。そしていつも言葉使いが丁寧なシオンから乱暴な言葉がでてエレンは可笑しそうに笑いシオンはしまったという顔して咳払いをし『まったく…』と呟き)
残念ながら仰るように早くは動けなかったので、代理策として時間稼ぎをと思ったまでです。…すみませんでした。
(拗ねたように言いながらも少々気落ちした様子で、付いてもいない埃を払う仕草をして。襟を正しアゲハ改めエレンを見据えれば「何故アゲハと名乗られたのか、私の魂を取って何がしたかったのか、色々お教え頂きたい事はございますが。それよりも、シオン様へご要件がお有りとのお話でしたね。どうぞ、お二人でご歓談下さいませ。」と一呼吸で言い放ち、笑顔で丁寧に一礼しては主人の分の紅茶を淹れに行って。)
ん~、理由は簡単。
私たち死神は本名を教えちゃダメなんだよ~
シュバルツくんみたいに普通の人みたいに術が使えなくなるからね~
(エレンはクスクスと笑い、死神界のルールを教えた。そして、『魂は私のただの興味』とハートが飛ぶようにウィンクをした。)
ちがうわ、シュバルツはよくやった。
こいつがまさか本当にいきなり仕掛けてくるとは…同僚のわたしが恥ずかしくて嫌だわ。
それと、本名の件も言わなかったわたしが悪いわ。
(シオンは最後にごめんなさいと謝りシュバルツがいれてくれた紅茶を飲みあくびをしエレンの拘束を解いた。宝石のことをエレンは趣味と言ったがシオンはため息をつき『わかってるんでしょ』と呆れたように笑いシュバルツもシオンの隣に座るよう命じ話を切り出す)
…私はあくまでシオン様の所有物です。この魂の一片までも。その旨、努々お忘れなきよう。
(魅惑的なウインクに余計神経を逆撫でされたのか、笑顔は崩さずとも絶対零度の視線で返しスっと顔を背けて。しかしシオンから良くやったという言葉を聞くと、途端にそれも和らぎ「お心遣い、誠にありがとうございます。」と今一度感謝を口にして。それから座るよう命令されれば「私もですか?…失礼致します。」と遠慮気味にソファへ腰を降ろして話を聞く体勢にはいり。)
あはは、すごい瞳~
いいの~?ラスラ~執事君も知ることになるよ?
(ラスラという言葉にシオンはガタンと体勢を崩したがすぐに戻して睨みそれをアゲハはケラケラと笑う。知ることというのは死神界のことだろうアゲハは『あなたは知られたくないんでしょう?』と優雅に紅茶を飲む)
ある程度話しとかないといけないし。
またあなたみたいなクズが来てシュバルツの顔に傷をつけられたら今後こそ、この屋敷は消えるわ
(シオンはそう言いアゲハを睨んだ。アゲハは気にせずにクッキーを食べその光景にあきれてると不意に本名をアゲハに言われ体の力が抜けたがすぐに体勢をもどしアゲハを睨み『それにそのうちバレるしね』と呟きシュバルツの青色の目に手を被せて呪文を唱えると目から青色の魂の宝石が出てきアゲハはおぉ~と感嘆の声をあげシオンは『シュバルツは知らないわ』とアゲハに言った)
シオン様?…ええと、ご本名は、ラスラ様なのですね。
(エレンの発した単語で挙動不審になった主に、一瞬気遣わしげな表情をするが、すぐにその意味を理解して静かに呟き。片目の視界が閉じられたと思えば見覚えのあり過ぎる色の宝石に「こ、これは、一体?」と明らかに狼狽した様子で尋ねて。)
ちょっ、あのね~シュバルツ~
本名呼ばない!私を倒したいのかしら…。
この宝石は魂の宝石。ちなみに生まれたときか赤ん坊ときかわからないけど、狂信者が埋めたと推測するわ。アゲハ…。あなたこのことを聞きに来たんでしょ?それとも止めに来たのかしら?
(また不意に呼ばれてガタンと力が抜ける。小さな呟きでも本名を呼ばれたら金縛りに合う。シュバルツに睨み私を殺したいならそれを使いなさいと言いアゲハに向き直り簡単に宝石のことを説明し)
魂の宝石。私たち死神にとっての力の源。
死神になりたいなら、それを貰うか奪うかで成り立つ。執事君と話したけど彼まったく知らないそうだから白だとわかったけど。最近、回収しようとする死神達が魂を抜かれて消えていくとボスが言ってたわ、そして、その魂は狂信者に渡され人間に埋め込まれて最高の贄として私たちを呼び込む
(アゲハは嫌な話だわと呟き紅茶を一口飲む。シオンはそれを聞きながらシュバルツの瞳に魂の宝石を戻しアゲハは続けて推測する『魂の宝石を埋め込んだ人間の魂は赤色の宝石つまり最高級の宝石ね。死んだ人間もよみがえるぐらい』そう言いアゲハはだから、執事君もそうかなーってごめーんと謝るき無しの謝罪をし)
おっと。以後気をつけます。
(注意を受ければあまり反省していない雰囲気で軽く肩を竦めて、宝石を戻して貰い。二人の会話を聞きながら、今まで知らなかった情報を脳内で少しづつ整理して行くと、「つまり、私は宝石を二種類持っていて、片方は人為的に埋め込まれた物。その埋め込まれた宝石は、元々死神の持ち物で何者かに抜き取られたもの…という訳ですか?」と最後に確認をとって。)
ピンポーン大正解。
本当はもし執事君の目の方の魂を回収するはずなんだけど、無理っぽいね。シオンにあげるわ。
(エレンは話がついたみたいにすくっと立ち上がり帰ると言った。『今日は偵察とからかいに来ただけ』と満面の笑みで言われ)
…ほんとおせっかい…。
出口まで送るわ。シュバルツは片しといて。
(シオンも立ち上がりアゲハを見送るために出口に向かった。シュバルツに見送らず食器を片すよう命じ歩き、アゲハのからかいに来た発言に苛立ちながらも微笑み『そう…』と呟く)
はい、全て下げておきます。アゲハ様、道中気を付けてお帰り下さいませ。
(主人が立ち上がると自身も腰を上げ、部屋を出て行く二人へ深く一礼しては食器の片付けを。命じられていた作業が済むと、シオンの元へ歩き出して「…あの、お聞きしたい事が。」と神妙な面持ちで声を掛け。)
じゃあね。
またわかったら報告するわ~
たまにはお茶会参加しな、ボスもさみしがってるし。
ほら、執事君がきたよ、
(エレンはクスクスと笑いピンクの魔方陣を出すと自身は黒い蝶へ変わり帰ていく、シオンはため息をつきパチンと指をならし屋敷全体に結界をはると)
あら、珍しい質問だなんて…。
なにかしら?
(滅多に理由を求めてこないシュバルツから質問されてびっくりしたような顔をしたがすぐに微笑みシュバルツの頭を撫で『なにかしら?』と聞く)
アゲハ様のお話にあった、死神から魂を抜き取っている犯人について。シオン様はどうお考えですか?死神を返り討ちにするような存在に心当たりは?
(その正体がシオンと同じ死神なのか、それとも別の存在か。何も知らない自分よりは何か見当がついているのでは、と主の安全もかかっている事から真剣な様子で質問を投げ掛け。)
…見当はついてるわ。だからアゲハが言ってきた。わたしが狙われてるのもわかってるし。犯人も哀れなあいつしかいない。
(シオンは心配そうなシュバルツを見て頭を撫で安心させるように笑いそれでも納得しないかとシオンは仕方ないとため息をついて『来なさい』と手招きして屋敷に入り地下通路の道へ入り)
あいつ…?
(ハッキリと犯人が分かっているらしい主の言葉に、不思議そうな表情をして首を傾げ。手招きに着いて、地下へと繋がる階段を降りると初めて立ち入る場所というのもあり「此処に何があるのですか?」とキョロキョロ辺りを見回して。)
主に私のコレクションとか魔術本かな…。
魔術本はシュバルツなら使えそうなのもあるかもね今度みましょう。けど今日はこっちよ。
(シオンは前をあるき薄暗い廊下をすたすた進みとあるクルミが描かれてる部屋は図書室といい主に魔術本といいたまに使うのよとシオンは呟き奥の部屋へ向かう。奥の白いバラが描かれてる部屋のドアを手をかけた時。シオンは哀しそう微笑みシュバルツに問う『これから話すことは死神界でも禁句知ってしまえばたくさんのやつらに狙われるわ。それでもいい?』)
…私の運命はシオン様と共に。どうかお聞かせ下さい。
(ひんやりとした空気の地下を、相手の案内に耳を傾けつつ奥へ奥へと進み白薔薇の扉の前で立ち止まる。理由の分からぬ哀しげな表情を見て僅かに戸惑い口篭るが、それでもと穏やかな声で教えて貰える様に促して。)
あなたはいい子ね。
…入ってちょうだい。明かりつけるわ。
(シオンは微笑みシュバルツの額にキスをし、ドアを開けた。辺りは真っ暗だが気配は感じる。シオンはパチンと指をならしたらランプがぽっとついたそして明かりが点る。そうすると部屋の雰囲気が表れそこには、美しい女性の模型や目玉。美しい人形達がいた。『この子たちは元生きていた人間よ。私が集めたコレクション。こっちに座って。』シオンは真ん中にあるソファーに座りシュバルツを前のソファーに座るよう命じ)
生の人形ですか…相変わらずのご趣味で。
(明るくなった部屋の中に入って、端正な顔立ちの人形達をグルリと見渡してから感想を述べ人形の持ち主へ温い視線を送って。「失礼致します。」と命令通りにソファーへ座っては、相手と真正面で向き合い。)
ふふっ、やっぱりシュバルツは変わってる。
さてと。何から話しましょうか。
死神になる方法?
それとも犯人のことかしら。
(シュバルツが座ったのを確認して微笑み何を知りたいか問いだした。シオンはパチンと指をならして紅茶を出しそれをシュバルツに渡し自分も飲み答えをまつ)
シオン様程では。
(変わっているとは心外だと澄まし顔で軽く反撃し、笑顔で渡されたカップの中に揺れる水面へ目を向け。ほんの少しの間、黙して考えた後に「シオン様を狙う者の情報をお教え頂けますか。」とゆっくり顔を上げ答えて。)
…私は長年死神をやってるわ。たまに遊びのためにシュバルツみたいに拐って玩具として遊んでた。けどダメね。みんな…すぐ私を怖れて死を望んでしまう。みんな壊れちゃった。
(シオンは弱々しく微笑み壊れちゃったと哀しそうに言い人形に近づき続ヶと名前を言う。それは人形が人間だったときの名前だろう。シオンは母のように人形を撫でてとある金髪の女性の人形で手を止め)
あいつと言うのはこの子の恋人。
そして、私の魂の欠片を無理やり奪い死神になった哀れな子よ。
(本当に哀れなとシオンは呟き。微かに目には涙がたまる。なぜ彼女が泣くかはわからない。それは恋なのか親愛なのかは本人でも気づいてない感情)
(愛おしそうに一人一人の名前を呼び涙を浮かべた様子に、胸が締め付けられながらも突然不安になった。そばにいる筈なのに、なんだか自分の手が届かない場所にいるようで。気付けば「…貴女を恐れ、憎む様な奴の為に心を動かすのはお止め下さい。壊れたのなら、新しい玩具で遊べば良いではないですか。奪われたなら、取り返してしまえば良いではないですか。」と寂しげに眉を下げ掠れた声で口走っていて。直ぐ我に返りハッとした表情になれば「!…すみません、つい…」と目を逸らし。)
ふ、ふふっふふふ。
アハハ。やっぱりシュバルツは面白い。
(シュバルツの発言に一瞬驚いた顔をして下を向き小さく笑い徐々に壊れたように笑いだし)
そうね、過去はもう戻れない。どんなに苦ようが憎ようが戻れない。なら、今の玩具を大切にすればいい私を楽しめる玩具さん。ついてきてくれるわよね?
(シオンは三日月のような口をして笑い黒いきりが彼女を覆い、赤黒い瞳 銀髪に色素が薄い肌シュバルツと初めて会った死神が現れスッと手を伸ばしシュバルツに語りかけ)
面白いって……ええ、地獄の底までお供しますよ。私だけのご主人様。
(一瞬驚きからポカンとした顔をするが、迷わず手を取ると忠誠のキスを落としてから不敵に笑ってみせ。執事らしい直立姿勢になり10年前の暴走以来の強烈なカゲで部屋を覆うと、「さて、シオン様。これは私からの提案なのですが、役目を終えた彼女たちをそろそろ解放して差し上げては?」と周囲の人形を一瞥しては小首を傾げて回答を待ち。)
シュバルツ…何かへんな勘違いしているけど。
彼女たちは死んだ人間よ?死んだ人間を私がコレクションしようが勝手なのよ。それに戻したことで彼女達が死ぬ運命は変わりない。ちなみにシュバルツもあのとき死ぬ運命だったんだからね!
(シオンはシュバルツの思いがけない考案にぷくっと頬を膨らませ人差し指を立てめっと言うように前屈みになり力説をし)
はぁ、やはり悪趣味…ああいえ、かしこまりました。ご随意に。
(そもそも館に死んだ人間を飾っている事自体が道徳的に大問題なのだが、体良く人形を処分する事に失敗した事を悟ればあっさり引き下がって。「無くなった運命に意味などありませんよ、それより今後のお話をしましょう。シオン様の魂、今の欠けている状態に何か支障はあるのですか?」すっかりいつもの調子で主の言葉を流すと、話題を切り替えソファへ座り直して。)
支障ね~。まぁ普通に力が3分の1奪われてるから普通にあるけど…別に狩る仕事だけなら平気よ。あぁアゲハみたいに不意討ちで本気で殺りに来たら負けるわね…
(顎に指をあて少し考えてから。別に以上はないと答えてシュバルツの前のソファーに座り先ほど来た客が殺りにきたという例え話をし紅茶を口に運ぶ)
普段は問題無し、何かあった時が危険という訳ですね…。犯人が現れなければ魂は取り戻せないが、現れるならまず不意を狙うでしょうし、うーん。
(相手の返答で判明したジレンマに難しい顔をして唸ると、カップを傾け喉を潤して。今の自分では弱すぎて、有事の際に肉壁の役目すら果たせないだろう。せめてそこらの死神に負けない程度の力は付けなければ、という所まで思考が至れば「私が強くなるには、どうすれば良いのでしょうか。」と少々話を飛躍させるも本人としては真面目な質問を。)
くっ…。
別に平気なんじゃないかしら?今でも十分強いわ。人間の強さは欲の塊ときには凶器になったりね、私はもう貴方に教えることはないわ。けど。もしそれでも強くなりたいと願うならさっきクルミが描かれてる部屋に行きなさい。なにかあるかもしれないわ…。
(シュバルツの発言に肩を震わせ笑いを隠し目に涙をため必要ないと言った。だがそれではシュバルツが納得しないと思い魔術本がある部屋に入るよう進めそこには武器も入ってると話す。武器は武器でも呪われた武器だ『私は強いから平気で集められるがね~』と呑気にしゃべり白いバラの部屋を出ようとし)
…ああ、廊下の途中にあったあの部屋ですね。
(笑いを堪える瞬間を見逃す事は無く、眉間に皺を寄せるつつも帰ってきた言葉には相槌をうって。主の動きに合わせ紅茶を飲み干して立ち上がり、部屋の扉を開けると「どのような呪いがかけられているのですか?」と興味深そうに尋ね。)
不幸が憑くとか化け物になるとかなにか知らないものが憑いてたりいろいろあるわよ。
(シオンはきらきらしたような目をして部屋を出てクルミが描かれてる部屋に向かい歩き『そうね~例えば、』と言いながら部屋にはいり宝石が飾ってあるガラスケースに手を伸ばし赤色の宝石を持ちシュバルツに渡し『我はシュバルツである』って言ってみてと微笑む)
…嫌な予感が。
(妙に楽しげな主の様子を見て、正体不明の不安感に襲われると色々と諦めた風に肩を落として。そこまで危ないアイテムは渡されないだろうと思いつつも、明らかに気が進まない態度で宝石を受け取っては「我はシュバルツである。」と指定通りの台詞を吐き。)
(シュバルツが呪文を唱えると赤色の宝石が急に燃え始める)
ふふっ、成功~
この子はね~神獣が入ってるのよ。
おいで、アザレア…。
(シオンは手を差しだし燃えてる宝石に語りかけるそうすると赤い炎が揺れまとまり猫の姿になりシオンの肩に乗ると甘えるように鳴きほおずりをし)
!?…その、随分と慎ましいお姿で。
(炎を上げる宝石に驚き反射的に手が震えるが不思議と熱さは感じず、シオンの肩に乗ったアザレアをしげしげと観察し始めて。当猫にはフイっとそっぽを向かれ、可愛いらしさに表情を緩めると「何故、さっきの自己紹介で反応が起こったのですか?」と首を傾げつつぼやき。)
この子…アザレアは主と思った人しか従わないのよ。逆に主ではないと思ったやつが呪文を唱えると問題無用で火だるまにするわ。
(くすくすと炎を纏った猫を撫でて恐ろしいことを話しシオンはこの子はちょっと気まぐれすぎて捨てられたのを私がひろったのよと話すが拾うという言葉に微かな怒りの声を惑わせ不気味に笑う。アザレアはそんなシオンの頬を舐めまたゴロゴロと喉を鳴らす)
マイペースっぷりは正に猫ですね…燃やされなくて良かったです。
(かなりリスキーな呼び出し方だと今更ながら冷や汗をかいて。不気味な笑みの主とリラックス状態の猫のギャップに苦笑いしつつ「流石神獣、肝が据わってる。」とアザレアへ褒め言葉を送り。)
他にも訳あり神獣ならたくさんいるわ。
シュバルツ…。貴方はどれに興味ある?
(シオンは色とりどりの宝石をさしてシュバルツに見せるアザレアはシオンに宝石に戻されまた赤色の宝石になりガラスケースに入れられる。赤色青色、黒や白。宝石達は輝いてシュバルツの前に現れ)
どれも素敵ですが…。
(眼前で多様な輝きを放つ宝石の中に、最も興味を惹かれる物を見つけ熱心に視線を送る。夜闇の如く黒々としながらも、薄らと紫色の光沢が表面を妖しげに彩っている宝石を示せば「この宝石には何の神獣が?」と問い。)
ん?これ?
ふふっ、さぁ?自分で見つけてみなさい。
(シオンは興味をもった宝石を掲げてシュバルツに渡しイタズラをするみたいな顔をし微笑み『この宝石に認められば姿を表すわ。それあげるからやってみなさい』シオンはヒラヒラと手を降りお腹すいたと頬を膨らます)
え、ありがとうございます。
(あげると言われ驚きつつも、少し嬉しそうに感謝して宝石を受け取り。「そう言えば朝食はまだでしたね。」膨れっ面をする主に、呆れ混じりで微笑んでは一旦神獣の件を後回しにして厨房へ地下を出ていき。)
そうなのよ~夜まで寝ようとしたのに~
(頬を膨らませお腹すいたと駄々をこねる。そしてシュバルツが地下に行くのを見送りあげた宝石についておもしろそうに微笑む、あの宝石は死神界で有名な宝石でボスにお願いしてもらったものであるだがその宝石はシオンに反応しなかった…シオンは欲を持たない死神だから宝石は反応しなかったのだろうと自己分析をし『さぁ、どんな風になるかしら』と薄笑い)
さて、何を作りましょうか…。
(主の催促を聞きながら目的地へ着くと、食料の在庫を確認しつつ献立を考え。その間にも定番の卵やベーコンを取り出し、着々と調理を始めていて。暫くすると厨房からは食欲をそそる匂いが漂う様になり。)
ん~美味しそう~
(シオンはソファーに座って本を読んでたところで美味しそうな朝食の香りをかぎその感想を呟きまた本を読みシュバルツが持ってくるのを待っている)
お待たせ致しました、コンソメスープとエッグベネディクトです。
(銀色のトレイに温かな湯気を立てる料理を乗せ運んでくると相手の前に置いて。軽く一礼して主の斜め後ろの位置に下がると、内ポケットに仕舞っていた宝石を取り出してじっと見つめ「…我はシュバルツである。」と試しに呟き。)
あら、美味しそう…。
味も美味しいしありがとう。
そういえば、シュバルツあなた魔術使えたっけ?
(運ばれた朝食にシオンは嬉しそうに食べ予想通りの味に満足したように微笑みとある大事なことを思いだしシュバルツに問いかけ)
ん?基礎程度の物なら使えたかと、ここ数年は使用していませんでしたが…っ
(主人からの質問に、ぱっと顔を上げて答えていると、急に宝石を持つ片手が重たく感じ言葉を切って。視線を戻すと、宝石は濃く黒い靄となって徐々に渦を巻き始め、やがてゆっくりと生き物らしき形に収束してゆき。)
ふふっ、じゃあちょっと手に軽く力を入れて宝石の手伝いをしてあげなさい…。
(シュバルツの答えを聞いたら急に宝石が反応し始めたやはり欲がある子は反応するのかと微笑み助言をし宝石の成長を見届けるため近くによりシュバルツのあたふたを眺め)
わ、分かりました。
(手の中で目まぐるしく状態を変えていく宝石に、狼狽えながらも主のアドバイスの通りそっと力を込める。するとぐるぐるとした渦が収まり、小さな雛の姿となってパタパタと羽を動かしだして。「…シオン様、これは何の神獣なんでしょうか。」流石に雛から鳥種の特定は出来ず困った様にシオンの方を見て。)
あら、成功したらしいわね…。
鳥形の神獣ね、名前なんてないさ。
この子はまだ自分の力の使い方もわからないだが、育て方しだいではその力をお前に貸すようになる。もちろん武器に身をかえることもねぇ。
(名前なんてないというのは死神界でも魔界でも名は大事な命より大切なことシオンは名前を知ってるがそれは神獣が宝石だったのことであり雛の名前は知らないと微笑むそして、だいたいの使い魔の使い方を教え『育ててみなさい』と笑い雛を持ってるシュバルツの手のひらの上に自分の手重ね元自分の紋章を取り上げこれであなたのものよと微笑む)
私が、育てる…。頑張ります。
(シオンの紋章が外された雛が、シュバルツを見上げてピッと短く鳴き、親指の先を嘴で挟んでくる。その様子をみてフッと脱力した笑みを浮かべると「食い意地の張ったやつ…決めた、名前はグラトニーだ。」暴食の名を与え、優しく雛を撫でてやり。)
……あっ、そうだそうだ。
シュバルツ~魔界に興味ない?
(馴染みのある名前に少し脱力し突っ込もうと思ったがシュバルツの微笑みになにも言えなくなりまぁいいかと思い今日は魔界でとあるオークションがあることを思いだしシュバルツに行くかと聞いてみて)
魔界?是非お供したく思いますが、私が行っても宜しいので?
(グラトニーを胸ポケットに落ち着かせ餌となる魔力を指先から流しつつ、遠慮気味に行きたいと伝えて。「オークションでは、どのような商品が出されるのですか?」と行き先について尋ね。)
んー私も魔力があんまり残ってないからね~
宝石達持っていくわ…。
さぁ、行ってからのお楽しみ~
(シュバルツに大丈夫かと聞かれ客人と戦かったことを思いだし魔力がないことに気づいたが宝石持っていけば魔力は回復もできる。シュバルツは人間だが死神の主要物だからあまり雑魚はやってこないしとシオンは考えなんのオークションだと聞かれ楽しそうに笑い秘密にし魔界へ向かうため魔方陣をだし)
お楽しみ…そうですか。
(楽しげにはぐらかされると益々気になるが、会場に着けば分かる事だと頷いて。「あ、もう行かれるのですね。こちらを片付けてきます。」魔方陣が出現すると、外出する前に急いで食器を下げ、厨房の流しに置いて水につけ戻ってくる。)
ううん、ちょっと別館に行って取って来ないといけない宝石があるしね~ついでにシュバルツもくる?まだ来たことないでしょう。
(シオンは首を左右に降り別の土地にある別館に行くと言いそこにはここでは飾ってない宝石や魔術本また絵画などがあり一般人や魔界の住人達にも価値があるものばかりあるらしいそこにある宝石を取りに行くと微笑みシュバルツに一緒に行くかと笑い手を伸ばし)
はい、拝見させて頂きたいです。
(やたらとコレクションが豊富な主に、本当に何者なんだと疑問を深めつつも表面上は笑顔で着いて行くと答え。「…というか振り返ってみると、この十年間の私の行動範囲だいぶ狭いですよね。」今まで殆ど本館の地上階とシオンの仕事場の往復しかして居なかったと、自己反省を込めて独り言を呟き。)
たった10年だわ…ゆっくりすればいい。
ほら、つかまって…、
(長年生きてるため10年という年月は短く感じシオンはたったという言葉をだし微笑み腕をだし魔方陣を発動させ)
人間の10年は長いんですよ。
(死神との感覚のズレに苦笑いしつつ、主の腕へ触れて。魔方陣が発動する際の光に包まれると、思わず目を瞑り。)
そうかしら…、
ふう、相変わらず埃っぽいわ…
(魔方陣が光ふわりとシュバルツとシオンは浮かび空間が切り替わり古びた別館で着地をしシオンは小さく咳き込み動くたびにほこりが舞ってしまい)
シオン様…どれだけ放置していればこのような事になるのです。魔界から帰宅次第、清掃に入らせて頂きますからね。
(白い埃が舞い上がる館の中を、一通り見回しつつ顔を顰め。一刻も早く舘全体を掃除したい衝動を抑えながら「宝石の置き場所はどちらに?」とソワソワした様子で聞いて。)
あら、シュバルツここ気に入ったの?
え~と確かこっち~
(そわそわしてるシュバルツを見て気に入ったのかと笑い、放置してた館の構図を浮かべながら宝石部屋に向かうために階段を目指し)
そういう訳では…いや、確かに埃っぽささえ無くなれば良い所でしょうね。
(掃除したいが故の挙動だったが、別に訂正する必要も無いと適当に話を合わせて。道順を思い出しながら進む主に従って、埃の上に足跡を残しながら階段を進み。)
あ、あったあったここね~
「我が主なり」
(シオンは奥にある壁をぺちぺち叩きここにあったとコロコロ笑い小さな魔方陣を描き呪文を唱えるそうすると壁がドアに代わりシオンはドアノブに手を置き開けるときらきらと宝石達が迎えるように輝き)
隠し部屋…セキュリティはしっかりしてますね。
(感心した風に話しながら、魔術によって壁に偽装されていた扉から部屋へ入って。宝石達の輝きに少々圧倒されつつ「どの宝石をお持ちするのですか?どれも準備万端といった感じがしますが…あ、こら落ち着けグラトニー。」と尋ねては、初めて見る面子の宝石達に対して警戒気味の雛を宥め。)
はぁ~ただいま我が愛しき子供たち…
もう決めてあるの…
「我の手首にふさわしい飾りに… フリージア」「我の耳につきたまえ…アクア」
(久しぶりの宝石達にうっとりした目をし両手を広げくるんと回りそして手首を上に掲げ呪文を唱えるそうすると白い宝石が光りシオンの手首に白い蛇のブレスレットか現れ次の呪文を唱えるとシオンの耳に海のように美しいイヤリングが現れ微笑み『さぁ行きましょ』と部屋を出ようとし)
戦力兼装飾品とは、便利な機能ですね。良くお似合いです。
(外見だけは素晴らしく美しい主を更に引き立てている、涼し気な色合いのアクセサリーに感嘆し。部屋を出てまた暗く埃っぽい空間に戻ってくると小さくくしゃみをして「やっぱりここの空気は良くない…シオン様、他に寄る場所などはございますか?」と渋い顔になりつつ聞き。)
ん~とくにないわよ…。
これからオークションに寄るだけ~
どこか寄りたいところあるのかしら?
(シオンはすたすたと前を歩きシュバルツの問いかけに笑いまだ時間あるから寄れるところは限られるがあるかと聞き)
いえ、私からは何も。早くオークション会場へ行きましょう。
(首を横に振り返事をしながら、相手に付いて歩き。やがて元来た道を戻って、最初に降り立った場所へと辿り着き「いよいよ魔界ですか。」と半ば独り言のように呟いて。)
シュバルツってへんなところで緊張するのね。
あぁーそれとこれつけときなさい。
私の魔力がはいってるからあなたは私の主要物だってすぐわかるはずよ…
(緊張してるシュバルツに人を殺したりするときは緊張しない幼きころを思いだし微笑み、シオンはシュバルツに紫色の宝石のネックレスを渡し首につけるよう命令し)
緊張もありますが、これでも結構ワクワクしてるんですよ。
(ほぼ無表情でワクワクと口にするがこれでも本心。ネックレスを受け取ると、首の後ろで金具を留めて「…これで大丈夫でしょうか?」と確認しつつ紫の宝石に触れて。)
ワクワク…それならいいけど…。
えぇ大丈夫よ。魔界でも名前は大切だから。迂闊に本名出さないでちょうだい。名を出すときは偽名にしなさい。
(無表情の彼を見て育ち方をどこで間違えたのか少し悩み仕方がないとため息をつき魔界でのルールを知らせシオンは魔方陣を光らせ)
はい。私が名乗る機会があるか分かりませんが、それらしい偽名を考えておきます。
(ルールは理解したとしっかり頷いて返事をすれば、光り始めた魔方陣を見下ろして。)
よし、ついた。
(目の前には黒い霧の中に大きな門がありシオンは魔方陣から降りて本来の死神姿になって門に手を触れると魔方陣が発動してギギギと音を立てて開き)
自動ドア…家でも導入しましょうかね。
(重量感のある門が軋んだ音を立て開いて行くのを見て思い付いたのか、冗談半分に話しながら門の内へ足を踏み入れて。)
…、まぁいいか。
あぁ、この子は私の可愛い奴隷よ…。
(冗談で言った言葉を呆れ顔で見て流し正門をくぐったら前に白い執事服と白いメイド服を着てる黒い仮面を被った人間にシオンはシュバルツを奴隷といい同じネックレスを見せ微笑み奥に歩みを進め)
…彼らは、魔界の住人ですか?
(主の手前ジロジロと見る訳にはいかなかったが、仮面の男女の前を通り過ぎると器用に視線だけを後ろにやりつつ正体を尋ねて。)
神の使いよ…。
めんどくさい神のね…あいつらがいるってことはいるでしょうね…。
(シオンは嫌々そうな顔を歪め悪口をいいため息をつきすたすたと暗いトンネル状の道で所々にランプがついておりシオンが通るとゆらりと揺れ『あいつらの飼い主にオークションでどうせ会うわ』と呟き)
…シオン様が言うなら余程なのでしょうね。出来るだけ関わらない様に致します。
(露骨に顔を歪める相手に、神とやらのタチの悪さが薄々理解出来ればその事を心に留めて。薄暗い順路を「魔界人の趣味はなんというか、独特ですね…。」と少々気力を削がれた様子で進んで行き。)
言っとくけど私の趣味は可愛いもんよ?
私なんかよりもっと変なのいるから…。
ほら、出口よ。
(シュバルツの疲れたような顔に笑い忠告をしながらあるき光が見えそれをくぐると赤い月が世界を照らし黒いロープを被ってるものや蝶やコウモリ化け物みたいなものが行き来している時には首輪をつけて引きづられてる人間もいてシオンは美しくないと思いシュバルツに『ようこそ、コチラノセカイヘ』と始めて出会った笑顔で囁き)
…おお、良いですね。赤い月と異形三昧。
(暗い道を抜け、人の世界とは違う赤い光と跋扈する人外達が視界に入ると、何処と無く嬉しそうに返し。流石に引き摺られる人間を見て良い気持ちはしないのか「うーん、待遇は本当に主人次第ですね…あ、あの猫頭さん可愛い。」と途中まで同情の篭った目線を向けていたが、直ぐ他へ目移りしてしまい。)
アザレアのときもそうだけど…。
シュバルツ…猫好きなの?
(シオンはシュバルツの発言に違和感を発見し猫が好きなのか?と面白そうに笑いかけそうこうしてるうちに目の前で首がない馬が引いてる馬車が止まり扉が開き黒い蝶がシオンの前で手紙となり消え手紙には『裏とったよ~んあとは頑張って落としてね~』と身のぼえのある名前が書かれていて)
確かに猫は好きですよ、此方を振り回してくれる所とか、あのツンとした雰囲気とか。
(しれっと答えていると、目の前に留まる首無し馬車に何事かと足を止め。覗かずとも見えた既視感のある文体、名前に「アゲハ様?…裏取り、何のお話でしょうか。」と首を傾げ。)
可愛いげがあったのね~
ん~オークションで事前に出るもの調べてもらったのよ…私が目的なのはこの子の片割れよ。
(シュバルツの猫好き一面を見て笑いアゲハの手紙を読みシュバルツの問いかけに自分につけてる白い蛇のブレスレットを優しく撫で馬車に乗りオークションの目的を話し)
成程、そういう事でしたか。
(馬車に乗り込んで相手の向かい側に座り、目的の詳細を教えられるとその手首に光る白蛇を見て頷き。馬車がカタカタと音を立て進みだすと「…因みに相場はどのくらいに?」とオークションに疎い為浮かんだ素朴な疑問を投げかけて。)
ん?5億ぐらいかしら?
場合によっては増えるかもね~
(何気なくさらりと大金を笑顔で答え窓にもたれ掛かり魔界の風景を眺めていて)
う…頭が痛くなります。
(自身からすれば途方もない金額に、思わず額を押さえて溜息をつき。馬車に揺られながら見る異界の景色は、禍々しくも何となく親しみが持て「魔界ってもっと気色悪い所かと思ってましたが、案外居心地の良い場所ですね。」と微妙に失礼で正直な感想を零し。)
そうね~、今日はここの王と皇女が機嫌良いからかしらね~前来たときは酸の雨降ってたわね~。
(ケラケラとあれは凄かったと笑い馬車が止まりバサバサとシオンの肩に鳥が止まりシオンは鳥を指に移し魔力を込めると招待状に変わり『さてついたみたいね』と微笑み馬車を出た)
にわか雨で死人が出ますね。
(酸の雨という物騒なフレーズに軽口で返すと、馬車から降りて。格式高い場という事が辺りの雰囲気からありありと解れば「オークション側が招待状を出すとは、余程上客と認識されておられる様で。」と主の散財っぷりを揶揄しつつ服の座り皺をさり気なく直し。)
そりゃあ、死神界の幹部がくればオークション側も嬉しいでしょうね~。
(さらりと重大なことを言いスタスタと歩きオークションの商人たちに挨拶をしながらV.I.P.部屋まで専用エレベーターに向かうためとある壁の宝石に招待状を照らすとエレベーターが現れシオンはそれに乗り)
…そういう事情は、せめて此処へ着く前に教えて頂きたいものです。
(主の待遇すら知らないままでいるのは従者としてあまり好ましくない事、会場で大恥をかく所だったと少し低い声で抗議しつつ相手の後ろを歩き。豪奢な装飾の施されたエレベーターへ乗り込み、ドアが閉じると「その、幹部階級は何人程いるものなのですか?」と疑問の追求に入り。)
幹部は7人いて。そんな力差はないわよ。ちなみにアゲハも幹部の一人…。幹部情報なんて滅多に言わないわ、下手したら弱点を教えるってことになるから…。
(シオンは微笑みシュバルツに話すってことはそれほど信用してるということを言わないでおいてチーンという音がなりエレベーターの扉を開くと白い花が描かれてる部屋がありシオンはその部屋に入ると白と紫の色を豪華に装飾されたベッド、ソファ、机や椅子などがあり台所も用意されていて)
ああ、アゲハ様が同僚だと仰っていました…そんな人を私一人で対応させたんですか。
(朝方の客人を思い出して、主の意図を斜め上に解釈すれば深く嘆息しエレベーターから出て。VIPルームルームらしき場所へ足を踏み入れると「もう普通の住居ですよねこれ…」とあまりの豪華さに呆れた様な表情で内装を見回して。)
ふぅ、疲れた…まだ始まらないし…
シュバルツ~紅茶いれて~
(ふらふらとため息をつき壁一面に張ってある硝子の前に置いてある2、3人は座れるぐらいのソファーベッドにもたれ掛かりキッチンの方へ指を指しシュバルツに紅茶を入れるよう指示をし白いブレスレットを外しパチンと指をならしブレスレットを小さな蛇に変え首にかけ)
かしこまりました。
(指示を受けると部屋の物色を止め、テキパキと用意を始めて。最初から置いてあった魔界産の菓子を、幾つか引き出しから取って味を確かめ。その中でもクセの少ないものを盛り付け、紅茶と共にソファ前のローテーブルへ出すと「お待たせ致しました。ダージリン風の魔界茶と、チョコレートクッキー風の魔界クッキーです。」とテキトーな説明を添えて。)
早いこと…ありがとう。
んー甘いのが染みる~、あぁそうだシュバルツ。
仮面どれがいい?
(シュバルツに用意させた紅茶セットを飲み食べし頬を抑え感動していると思い出したかのように手を握りぱっと開いたら蝶型の仮面や目元だけ隠れてる仮面や目だけ開いてあとは隠れてる仮面などが出てきて)
…付けるならこれで。しかし何の為に?
(パッと見の印象から、黒地に金の装飾がされたファントムのような顔半分が隠れる形状のベネチアンマスクを選び取って。顔を隠す意味を問い掛けつつ、仮面を試しに付けてみせ。)
(/なんだか表現しずらい仮面になってしまったので、似たようなデザインのリンクを貼らせて頂きます。ご参考になれば。
http://bloodyrose.fy.shopserve.jp/SHOP/ma-1.html)
貴方の目は魂の石と赤い死神の目だからよ。
目マニアには魅力的に見えるわよ…あと本来の美しさを知らない屑に見られるのが私は嫌なの…。
(シオンは白い下地に紫の蝶が描かれてる目元だけ隠れてる仮面をかぶりながら説明し隣に座るようジェスチャーして硝子の方へ向いたそうするとオークション会場が現れ)
どんな嗜好ですか…あ、シオン様も集めてましたね。
(理由が判明すると、仮面だけでは心許ないかと露出している方の目をカゲで黒く偽装して。相手の隣に腰を下ろし、オークション会場へ視線を向けると司会者らしき人物を見つけ「なんか胡散臭い見た目ですね。」と偏見たっぷりの感想を。)
胡散臭いって言わないの…。
『さぁ~オークションが始まりました!
初めはなんと神の力を授かりし赤子!』
始まったわね…。
(シュバルツの毒語を但しオークションを始まる言葉を聞き商品達を見ながら目的を出るまで待っていて)
最初から飛ばしてますね。
(商品が大層な口上と共に壇上へ登場し、競売が始まっていく様子を他人事と冷静に眺め。「…随分なお金持ちが居るようで。」姿はしっかり確認できないが、先程から結構な頻度で落札を行っている者がいる事に気付き不思議そうに呟いて。)
ん?
あぁー人間界の政府の方々も来てるから結構額いくわよ。本当に、人間は愚かね~。
『さぁ次は目玉商品!!
とある首都の守り神の片割れ!
ウロボロス!!』
私の欲しいものだわ。
(魔界は魔神の血や力を持っていれば誰でも入れるそれをシュバルツに説明をし自分が欲しかった商品が出てきて目の色を変え)
…なんで首都の守り神がオークションに出されてるんですか、片割れとは言え普通に持って来ちゃ駄目でしょう。
(相手の目的である宝石が出ると、不可解な紹介のされ方についついツッコミを入れて。司会者が開始額を告げると早速札を上げる参加者が出てきて「おお、流石に人気ありますね。」と釣り上がっていく値段に感嘆して。)
首都って言っても昔が首都であって今は古びた都よ…。昔、首都の偉い人が魔界の王に逆鱗に触れて滅ぼされたのよ。その守り神があの子とこの子。
(シュバルツの突っ込みをフォローするみたく説明をし商品が値を上げると人気者ね~と陽気な声で眺めていき白い蛇は心配そうに商品を見ていてシオンはその蛇を撫でながらそろそろ落とすかと札をあげ、『1億』と言い)
古びた程度で済むとは、守り神の名は伊達では無いんですね。
(王を怒らせても都が原型を留めているかの様な説明の仕方に、驚きつつも感心したような言葉を向け。主の挙げた金額に会場がザワつき、司会者が興奮気味に競争を煽れば1億5千、と札を上げる者が現れて「ライバル登場ですかね。」と放言しながら気楽に構えていて。)
まぁ、おかげでこの子の片割れがここに出されることになったけどね。
ちっ、やっぱり来ていたのね。
(素っ気なくオークション商品の詳細を見て値段を上がるのを聞きふと上階のV.I.P.席を見ると嫌いなやつと目が合い大きな舌打ちをし『一億20万』と札をあげ)
?…あちらはどなたでしょうか。
(舌打ちを聞き主に倣って上を見るとひっそり囁いて。その間にも細かく刻まれる金額に焦れたのか、急に2億の大台が飛び出し更に会場が沸いて。)
めんどくさい神。
月の神アルテミス…。
仕方ない…3億一千万!
(昔、月の神のものを奪ったことがありその件は許してくれたがシオンの美しさに目を奪われ何かと人形にしたがりうっとおしそうにため息をつき札をあげ一気に値段をあげ)
ああ、えらくメジャーな方とご知り合いで…。
(高名な月の神をめんどくさいと一蹴する主に、苦笑いしつつアルテミスの方から目を逸らして。他の競りなど無駄とばかりに相手の札が上がれば値段を叫ぶ声がピタリと止み。このまま落札されるのか、それとも対抗者が現れるか、傍観者達の好奇心に満ちた視線がVIP席の方へと注がれて。)
やっと手に入れた…。
『3億一千万!!で決まりました!商品は後程送らせてもらいます…。』
…シュバルツ商品を取りに行くわよ。
(シオンは不適に笑い呟くと送らせてもらうという言葉に少し考えめんどくさいことになったなとため息をつき席を立ち裏方部屋へ向かう)
恐ろしい額ではありますが、予算内で安心しました。
(相手が落とし損ねることなど無いとは思っていたが、やはり確定するとホッとしたのか緩く笑って。わざわざ取りに行く訳は分からずとも「分かりました。」と取り敢えず頷いて、次の商品の紹介を聞き流しつつ部屋を後に。)
この…オークション会場。
不正をやるっていう噂があったけど…やってるわね~
(のんびりな口調だけど微かに力を込めながら言いエレベーターに乗りアゲハから聞いている噂をボソリと呟き)
あー、怪しいと思っていたら真っ黒でしたか。司会者の見た目から犯罪臭してましたし、ある意味期待通りです。
(扉が閉まりエレベーターが動き出すと、先程毒を吐いた司会者にもう一度言及してサラリと罵倒を追加し。「しかし、VIP相手に不正とは。首謀者はどんな大物でしょう。」会場の評判が著しく落ちかねない暴挙、並の神経では無いと皮肉っぽく言い放ち。)
首謀者は誰だがわからないけども…。
この私に不正をやろうなんてよっぽど命が惜しくないのね~。
(エレベーターから降り裏方部屋へ歩き穏やかな口調だが朝から起こされイライラは溜まっておりその証拠に部屋へ行こうとすると支配人達が止めに入りいつもなら眠らすところをシオンはイヤリングに触れ水魔法を出しそれを支配人達を八つ裂きにしながら歩き)
荒れてらっしゃいますね。全て終わったら安眠出来るハーブティーをご用意しますよ。
(一切同情の余地が無い支配人達の成れの果てには目もくれず、相手を気遣う言葉を掛けて。通路を進んだ奥に扉が見えてくると「あそこでしょうか。」と呟いて、部屋の前で警戒していた数人を問答無用でカゲへ引き摺りこみ。)
シュバルツのハーブティ好きよ…。
そこまで!!
(ハーブティという単語を聞きシュバルツに微笑みながら呟き奥の部屋を無理矢理あけて声をあげたそこには商品を封印しようとする司会者達がいてシオンに降りかかってきて)
…次はもっと怪しまれない外見に整形してみては?ま、次があればの話ですが。
(素早く主の前に出て、向かってくる集団の先頭に居た司会者を真正面から蹴りつけ仰け反らせる。司会者へ嫌味を飛ばしながら、間髪入れずに敵全体をカゲに捕えて首から上だけを出した状態にすると、商品までの道をあけ。)
まったく、なんで封印するかな~
「封印されしものよ、我が魔力を食とし姿を現せ。
ウロボロス…クロウ」
(鎖がついてる宝石に魔力を注ぎながら呪文を唱え名前を呼んだら黒い少年が姿を現すそしたらシオンの白いブレスレットがひかり白い少女が現れ黒い少年に抱きつき黒い少年も泣きながら抱きつくシオンはそれをほのぼのとしながら見て『契約成立♪』と呟き)
無事に両者揃ってめでたしめでたし、と行きたい所ですが…。
(途中まで柔らかな表情で感動の再会を見守っていたが、青い顔をして固まる犯人達へ視線を戻すとスっと無表情になり。目を逸らさせないように、その中の一人の顎をグッと掴んで「で、何の為にこんな事を?」と尋問を始めて。)
やめなさい…シュバルツ。
まぁ、狙いは私のこの子とクロウの力が目的だったんでしょうね…。
だから、クロウ…。あなたに選択を与えましょう
(シオンはシュバルツを止めクロウの前に立ち悪魔のような顔で問いかけ微笑み手をすっと差しだし)
わざわざオークションへ出したのは、ウロボロスの片割れを誘き寄せる為って事ですか。
(主からの制止が聞こえると、犯人の首を思い切り捻って何事も無かったかのように手を離し。黒い少年に選択を迫る様子を見て「出た、いつもの手法ですね。」と少年には聞こえない声で相手の行動に冷やかしを入れて。)
失礼ね…ただ質問してるだけじゃない。
さぁ選びなさい。
「我はお主に感謝する。妹に会わせてくれた。
だが、我は復讐を望まぬ…。」
…やっぱりね…。
「だが、そなたの物になったのは事実。お主の命を受けよう」
(クロウは低い声でシオンと話しているそれだけで回りに圧がはいり息苦しくなるクロウは拒否の言葉を言いシオンは残念そうに呟きクロウは次の指示を待ち)
…流石守護神。
(部屋中に掛かる圧もそうだが、復讐に駆られる事の無い精神に素直な敬意を表して。廊下からドタドタと複数の足音が近づいてくるのが耳に入り、一先ず扉を封鎖しては「シオン様、ドア前に8人、続いて…3人程走って来ています。」と冷静に報告し。)
え~早くない?
「我の力を使うか?」
いいわよ、あなた達は私のコレクションにならなくていいのよ、
シュバルツ、殺しちゃやーよ
(気ダルそうに文句を言いクロウの申し出を断りシュバルツに捕まえるように命じ)
かしこまりました。
(端的に返事をして扉の向こうへ歩みを進めると、殺気立つ異形達に囲まれながら会釈し。「今すぐ武器を下ろして頂けるなら、平和に解決して…やっぱり無駄ですか。」一応勧告はしてみたものの、話している最中に刺々しい形状の剣を振りかぶって来る敵に交渉する意思は見えず淡々と攻撃を流し剣を奪い取ると、殴りつける様な動作で1人を気絶させ。続けて近場の数人を一気に薙ぎ払って吹き飛ばせば、そのまま惨状を見て固まる増援の背後にもカゲを伸ばして。)
「そなたはよいのか?我をほしかったのだろう?」
いいえ、私はそのことの約束を守っただけよ。ほら生きなさい、捕まったら嫌よ…。シャドー、ライト。
(シオンは素っ気なく話し手を顔の横に置き手品みたくシュッと横にしたら普段のシオンとは似つかない優しい女性が現れウロボロスの名前を呼んだらクロウが驚きそなたはと呟くシオンは顔を元に戻し口元に人差し指をおきしーとウィンクをしシュバルツのところに向かい)
…此方は片付きましたよ。其方のお話は済みましたか。
(相手が廊下の景色を見る頃には、全ての敵を拘束し終えており涼しい顔で報告をして。「この後は如何なさいますか?」と次の指示を仰ぎつつ更なる増援を警戒して耳を澄ませ。)
機嫌が良いから野放しというわけではないから安心なさい。
大丈夫よ、拷問大好きな神に渡すだけだから…。
(シオンはニコニコしながら近づき男達の前で低く声を囁き語尾にはハートが付き添うな口調で話しウィンクをしシュバルツに縛って影にいれといいてと話し)
…それはそれは。一度お会いしてみたいですね。
(無様な命乞いの声をガン無視して次々とカゲの中へ収納しつつ、ひっそりと嗜虐心の滲む笑みを浮かべて。全てしまい終えると「また直ぐに次の敵が来ます、早い所帰還するのが宜しいかと。」と進言して。)
次から次へとまったく…。
わかったわよ、帰りましょシュバルツ。早くしないとあいつが来るかもしれないから。
じゃあいくわ~バイバイ
(嫌そうな顔をしてぶつぶつ悪態をつきため息をこぼしくるりと出口に向かいながら思い浮かべるのはオークションであった月の神で嫌な顔をしウロボロス達にバイバイと手をひらひらとさせ)
では、ご縁があればまた。
(ウロボロスの兄妹へ丁寧に一礼してから、相手に続いて歩き出し。もうオークションは終了したようで、わさわさと混雑気味の出入口を抜けている時進路に件の月の神を見つけ「あ、ちょっと失礼します。」と言うと同時に相手の腕を引き自身の背に隠そうとして。)
あら、ありがとう。
けど、無駄だったみたいね。
シュバルツこっちおいで。
(隠されてお礼をいったがすぐに殺気を感じ上を見上げればカラスがいてシオンは呟きシュバルツの腕をつかみ裏口のほうへ走り)
おやおや、ムカつく鳥類だ。
(カラスを僅かな時間睨みつけてから、サッと方向転換して足を速め。歩幅の差で相手を追い越しそうになると「このまま無事に帰れたら、少し休憩が欲しいところですね。」と若干フラグめいた台詞を吐きつつ怠そうに息をついて。)
勝負がつかないね~
よっと、「アクア…神隠し…」
(しつこく追いかけてくるカラスに呟きくるりと向き直りシュバルツを壁のほうへ追いやりシオンはイヤリングを片方カラスのほうへ投げ呪文を唱えるとイヤリングが水蒸気に変わり目隠しをし)
一先ず会場は抜けましたが…。
(壁伝いに裏口を見つけ敷地内を脱出して、大通りから一本入った狭い道に落ち着くとそこで息を整え。「恐らく行き先はバレてます、どうやって帰宅しましょうか。」行きで通ったルートがもう一度使えるとは思えず、どうするか主の判断を仰いで。)
…仕方がないか~。
あいつならいると思うし。
シュバルツーちょっと同僚ところ寄るよ。
(シオンは考えるように手を額にやりため息をつき独り言をいい大通りに出てタクシーみたいな馬車を止め行き先をいい中に入っていき)
分かりました。
(馬車に乗り込んでから外の様子を伺えば、会場の上空を困惑したように旋回しているカラスが見え。念の為カーテンで外の風景を遮断すると「同僚とは、また死神幹部の方ですか。」自身の知っているアクの強い死神…主人とアゲハが真っ先に浮かび、辟易したような表情になって。)
そうよ~ちなみに、アゲハのところではないわ。ん~まぁ私の弟分みたいな死神のところ。
(幹部と聞かれそうだと笑顔で微笑み一応釘は指しておくどんな風かという説明で一瞬悩んだものもすぐに弟という答えをだし穏やかに呟き)
男性ですか。お名前…通称はなんと?
(相手の弟分とはなかなか苦労していそうだと、まだ会ってもいないのに確信めいた物を感じ思わず口角を上げて、新たに出会う死神について尋ね。)
昔の名前はキルだったかしら…。
本名はスロウよ。私たちよりかは大人しくて良い子よたぶん…。
(うろ覚えだが名前を答え本名を教えながらカーテンを開け刺々しい森たちを入るのを確認しあの子は問題児ではないと答え目的地に向かい)
シオン様レベルの強烈なキャラがそんなにいらっしゃっても困ります。
(針葉樹の森へ入り舗装されていない道路を進んで行く中、安堵した様子で言葉を返して。暫くして馬車が止まると「…あ、もう着いたんでしょうか?」と前方で馬を操っていた御者へ問い。)
あぁ、忘れてた…。
ありがとう。ここで大丈夫よ。
カラスが来ても話してはダメよ。
シュバルツ行くわよ
(屋敷にはつかない馬車にシオンははっとしたように顔をあげ馬車の運転手に少し多目にチップを与え軽い呪いをかけ帰らせ屋敷を向かうために荒れた道を歩き)
どうしてこんな森の奥にお住まいを…。
(土と砂利の道を、靴が汚れないよう気を使いつつ歩きながら文句にも似た疑問を呟き。一つ道を曲がって数分後、道の先には建物の輪郭がくっきりと現れてきて。)
あの子は大の人見知りりでね~
まぁ、性格が変わっていてね。
入るわよ…
(シュバルツの文句に苦笑いしながらキルの説明をし屋敷に近づきドアに手をかけ)
ああ、人と関わりたくなくてこんな所に。
(性格の説明を聞いて、それなら納得と返事をし。シャイな死神を驚かせない様に、取り敢えず主の後ろで様子を見ながら「失礼致します。」と開いていくドアの先に挨拶を。)
いる~!?
すろっ「うるさいなぁ…」ちょっ、
「僕の眠りを邪魔することは死にたいの?」
あぁ~らら。ご機嫌斜め?
(足を踏み入れたら急に火の玉が飛んできてとっさに魔術で防御してふと階段のほうへ見ると白髪の美しい青年が眠そうにしておりシオンはコロコロ笑いながら体調を聞き)
…えぇと、これで大人しいって言えるんですか?
(初っ端から攻撃されるとは、と引きつった笑みを浮かべると端正な顔立ちの青年の方へ視線を向け「は、初めまして…。」と控えめに言葉を掛けてみて。)
アゲハの初めて会ったときを思い出しなさい…あっちよりこっちの方がいいでしょ?
ねぇスロウ?
「……この殺気…もしかしてねぇさん?」
正解よ。久し振りねぇ~。
「わぁ、ねぇさんだ~」
(シオンはちらりとシュバルツを見てアゲハと会ったときを思い出してみろと飽きれぎみに助言しけどこのままじゃ話にならないと思い殺気を込め本名を呟くとスロウは目が覚めたようにシオンを見てシオンかと確認してそれを肯定されたら満面の笑みでシオンに抱きつき)
…あまり変わらないような気がします。
(少し考え込み、アゲハの時も今回も攻撃を受けた事には変わりないという結論に達すればハハ、と乾いた笑いを零して。殺気で相手を判別する感性や、目の前で始まる感動ドラマ紛いの場面に着いていけず「仲良しは結構ですが…いつまで私は無視されるんですかね。」とスロウからのスルーっぷりに悲壮感溢れる独り言を。)
「あぁ、ねぇさんの新しいおもちゃ?」
こらこら、殺気こめない。ちょっとヤボ用で魔界に来たんだけど訳あって帰れなくてね…スロウに相談もとい雑談をと。
「ふーん、いいよ。僕もそのおもちゃと話したかったし。」
(スロウはちらっとシュバルツを見て今気づいたように呟きシオンに問いかけそれをシオンは子供をたしなめるように微笑みスロウにお願いをしたらあっさりとスロウは受け入れパチンと指をならすと古びた舘が華やかな舘に変わりスタスタと大広間を向かい)
…シオン様のおもちゃ及び執事でございます、以後お見知り置きを。
(スロウの視線に明らかな敵意を感じ、主に気付かれない程度に挑発的な笑みを浮かべて恭しく一礼し。館の本来の姿を目の当たりにし「今まで見ていたのはただの目くらまし、でしたか。」と呟きつつ奥へ進んで。)
そう捉える人もいるけどこの舘は主人の機嫌によって装飾が変わるのよ…。ちなみにこの舘もコレクションにいれようかと悩んだけど、
「僕がねぇさんに頼んで譲ってもらったんだ、なにか飲むかい?」
(シュバルツの呟きを聞き軽く舘の説明をしながら大広間につき向かい合わせのように席に座りスロウが座るとパタパタとコウモリが寄ってきてふわりと虚ろの目をした金髪の美しい少女がメイド服を着ている現れティーセットを手にしていて)
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