通りすがりさん 2018-06-07 12:50:01 |
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ううん、ちょっと別館に行って取って来ないといけない宝石があるしね~ついでにシュバルツもくる?まだ来たことないでしょう。
(シオンは首を左右に降り別の土地にある別館に行くと言いそこにはここでは飾ってない宝石や魔術本また絵画などがあり一般人や魔界の住人達にも価値があるものばかりあるらしいそこにある宝石を取りに行くと微笑みシュバルツに一緒に行くかと笑い手を伸ばし)
はい、拝見させて頂きたいです。
(やたらとコレクションが豊富な主に、本当に何者なんだと疑問を深めつつも表面上は笑顔で着いて行くと答え。「…というか振り返ってみると、この十年間の私の行動範囲だいぶ狭いですよね。」今まで殆ど本館の地上階とシオンの仕事場の往復しかして居なかったと、自己反省を込めて独り言を呟き。)
たった10年だわ…ゆっくりすればいい。
ほら、つかまって…、
(長年生きてるため10年という年月は短く感じシオンはたったという言葉をだし微笑み腕をだし魔方陣を発動させ)
人間の10年は長いんですよ。
(死神との感覚のズレに苦笑いしつつ、主の腕へ触れて。魔方陣が発動する際の光に包まれると、思わず目を瞑り。)
そうかしら…、
ふう、相変わらず埃っぽいわ…
(魔方陣が光ふわりとシュバルツとシオンは浮かび空間が切り替わり古びた別館で着地をしシオンは小さく咳き込み動くたびにほこりが舞ってしまい)
シオン様…どれだけ放置していればこのような事になるのです。魔界から帰宅次第、清掃に入らせて頂きますからね。
(白い埃が舞い上がる館の中を、一通り見回しつつ顔を顰め。一刻も早く舘全体を掃除したい衝動を抑えながら「宝石の置き場所はどちらに?」とソワソワした様子で聞いて。)
あら、シュバルツここ気に入ったの?
え~と確かこっち~
(そわそわしてるシュバルツを見て気に入ったのかと笑い、放置してた館の構図を浮かべながら宝石部屋に向かうために階段を目指し)
そういう訳では…いや、確かに埃っぽささえ無くなれば良い所でしょうね。
(掃除したいが故の挙動だったが、別に訂正する必要も無いと適当に話を合わせて。道順を思い出しながら進む主に従って、埃の上に足跡を残しながら階段を進み。)
あ、あったあったここね~
「我が主なり」
(シオンは奥にある壁をぺちぺち叩きここにあったとコロコロ笑い小さな魔方陣を描き呪文を唱えるそうすると壁がドアに代わりシオンはドアノブに手を置き開けるときらきらと宝石達が迎えるように輝き)
隠し部屋…セキュリティはしっかりしてますね。
(感心した風に話しながら、魔術によって壁に偽装されていた扉から部屋へ入って。宝石達の輝きに少々圧倒されつつ「どの宝石をお持ちするのですか?どれも準備万端といった感じがしますが…あ、こら落ち着けグラトニー。」と尋ねては、初めて見る面子の宝石達に対して警戒気味の雛を宥め。)
はぁ~ただいま我が愛しき子供たち…
もう決めてあるの…
「我の手首にふさわしい飾りに… フリージア」「我の耳につきたまえ…アクア」
(久しぶりの宝石達にうっとりした目をし両手を広げくるんと回りそして手首を上に掲げ呪文を唱えるそうすると白い宝石が光りシオンの手首に白い蛇のブレスレットか現れ次の呪文を唱えるとシオンの耳に海のように美しいイヤリングが現れ微笑み『さぁ行きましょ』と部屋を出ようとし)
戦力兼装飾品とは、便利な機能ですね。良くお似合いです。
(外見だけは素晴らしく美しい主を更に引き立てている、涼し気な色合いのアクセサリーに感嘆し。部屋を出てまた暗く埃っぽい空間に戻ってくると小さくくしゃみをして「やっぱりここの空気は良くない…シオン様、他に寄る場所などはございますか?」と渋い顔になりつつ聞き。)
ん~とくにないわよ…。
これからオークションに寄るだけ~
どこか寄りたいところあるのかしら?
(シオンはすたすたと前を歩きシュバルツの問いかけに笑いまだ時間あるから寄れるところは限られるがあるかと聞き)
いえ、私からは何も。早くオークション会場へ行きましょう。
(首を横に振り返事をしながら、相手に付いて歩き。やがて元来た道を戻って、最初に降り立った場所へと辿り着き「いよいよ魔界ですか。」と半ば独り言のように呟いて。)
シュバルツってへんなところで緊張するのね。
あぁーそれとこれつけときなさい。
私の魔力がはいってるからあなたは私の主要物だってすぐわかるはずよ…
(緊張してるシュバルツに人を殺したりするときは緊張しない幼きころを思いだし微笑み、シオンはシュバルツに紫色の宝石のネックレスを渡し首につけるよう命令し)
緊張もありますが、これでも結構ワクワクしてるんですよ。
(ほぼ無表情でワクワクと口にするがこれでも本心。ネックレスを受け取ると、首の後ろで金具を留めて「…これで大丈夫でしょうか?」と確認しつつ紫の宝石に触れて。)
ワクワク…それならいいけど…。
えぇ大丈夫よ。魔界でも名前は大切だから。迂闊に本名出さないでちょうだい。名を出すときは偽名にしなさい。
(無表情の彼を見て育ち方をどこで間違えたのか少し悩み仕方がないとため息をつき魔界でのルールを知らせシオンは魔方陣を光らせ)
はい。私が名乗る機会があるか分かりませんが、それらしい偽名を考えておきます。
(ルールは理解したとしっかり頷いて返事をすれば、光り始めた魔方陣を見下ろして。)
よし、ついた。
(目の前には黒い霧の中に大きな門がありシオンは魔方陣から降りて本来の死神姿になって門に手を触れると魔方陣が発動してギギギと音を立てて開き)
自動ドア…家でも導入しましょうかね。
(重量感のある門が軋んだ音を立て開いて行くのを見て思い付いたのか、冗談半分に話しながら門の内へ足を踏み入れて。)
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