鉢屋三郎 2018-05-27 14:18:53 |
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《出逢って二日目》四月十一日
…昨晩の熱い温もりが忘れられない。一期一会という言葉がある様に幾ら約束をした所で擦れ違いがあれば二度と触れることの出来ない場所、そんな所で出逢ってしまった私達を惹き合わせる様に同じ場所、同じ時間帯に見つけた想い焦がれた姿。私の外れた頭ではきっと私が来るのを待っていてくれたのだと勝手に認識した。
もうそれだけでも心が踊ったというのに「絶対来てくれると思ってた」なんて惜しげもなく可愛い事を言うものだから好きになるのに時間は掛からなかった、逢って二日目、私も恋に落ちた我ながらちょろすぎる。
《初めて体温を分け合う》四月十二日
連夜続けて約束を取り付ければやはり真面目に待っていてくれる姿に優等感に駆られた。それが愛らしく愛らしくて…今すぐにでも食べてしまいたいと思う本音をひた隠しに真逆の純粋無垢な雷蔵の姿で逢いに行く、これがまさか私の初選択間違えだと気付かされるのは数分後。
ええぇぇえ、ちょっと待ってタンマなにこれ八左ヱ門に押し倒されてるんですけどおおお(悶絶)初めては是非この鉢屋三郎…私の姿が良かったんだが八左ヱ門が一重に熱い眼で見つめるものだから……な、勿論私…いや雷蔵もお前に抱かれて幸せだったと思う、それが妬ましいが雷蔵だから
許そう。そして行為中に八左ヱ門が言った「好き」は一体誰に向けたものだったのだろうか、「ぼくも」と返し少しだけ私の胸を抉った日に終わる。
《付き合った日》四月十三日
正式に言えばこの日に逢ったのは十三日だが、想いを告げて契を交したのは日を超えた十四日になる。まぁ誰かの言葉を借りるなら細かい事は気にしない、それが一番八左ヱ門らしい(くす)
そんな私は昨晩の行為中に彼奴が発した言葉が胸を渦巻き…この晩は私から誘った行為中に「雷蔵と私どっちが好き?」と、まぁなんと子供の様な
事を聞いたな。彼奴は「"お前等"が好きだよ」と言った、それでああそうかコイツは私を"一人"として見ているのだとあっさり心の靄が晴れて納得してしまった私が居た。其れからは昂る気持ちと熱を八左ヱ門にありったけ注ぎ込み本当に身も心も繋がった記念すべき日になったという。彼奴を混乱させまいとこの日を堺に雷蔵の姿を借りるのは止めようと思ったが執筆をする一月後の今、偶に雷蔵の姿でまた彼奴の優しい手つきに絆されてやってもいいかなと思ったり。
《猫被り》某日 ✽下ネタ注意
恋仲になってから数回目の逢引き。想いが通じあった喜びと溢れる気持ちを伝え合う様に、逢えば互いの身体に触れ何方から共なく唇を寄せて甘い汁を貪った。二人とも楽観的な性格故に床の役柄は決めておらずその日の気分で決まる。いつかの夜もそうして八左ヱ門の下に組み敷かれ愛を注がれる……筈が見慣れない鋭い眼つきで微笑むその手には怪しい細長い棒を持った彼奴が居た。え、それをナニに使うんですかねえ?あれあれ可笑しいなぁ私の息子なんて握って、そこは出口であって入口ではないですよぉおお??ちょ、えっなになにっ待ってまってアーーッ!!(自主規制)
あの優しさの裏にとんでもない欲を隠し秘めていた事を知らされる日に終わる…こんっのど変態野郎!!!(歓喜)
《生物委員会の話》 五月四日
今日の忍玉放送が我が愛しの恋仲八左ヱ門率いる生物委員会の話だった。
もう、控えめにいって最高。最高すぎる、傷んだ毛の一つ一つまでもが愛おし過ぎて何度も録画を再生、停止、コマ送り。最高過ぎかっっ!!!!(悶絶)ちゃんと委員長代理をしている姿や下級生を見遣る仕草のどれもが私の好きな八左ヱ門が収録されていてとても有意義な時間になった。それとやけに作画がぬるぬる動くものだから下肢の…その中心部に目が止まった時は自分でもヤバイ奴だと思ったが後悔はしていない(真顔)
そんなこんなでこの日の夜は私の八左ヱ門に逢いたくて仕方がなかったのを覚えている。下肢の下りを話したら顔を真っ赤にさせて怒鳴られたがその後たんまり堪能させて貰ったから尚良し。
《初めての贈りもの》五月六日
この日は丁度御遣いやら委員会やらで日中を忙しなくしていたので我らが五年ろ組の日だと知ったのは既に夕刻を少し過ぎた頃。
今日も和気あいあいと八左ヱ門に逢いにいけばなにやら私の為に可愛らしい絵を描いてくれていたというなっ!なにそれ愛しい!私、八左ヱ門、雷蔵皆ひとつに固まってつぶらな瞳で笑っている絵…それに友を想い、私を想い描いてくれた彼奴の気持ちが沢山込められていて柄にも無く目頭が熱くなった、バレていないといいが。
確かに形に残る愛が手に入って嬉しくなった私は速攻で筆を取って御礼返しと言うべきか無骨な絵を差し出したら家宝にするだの御守にするだの言い出したから口煩い唇を塞いで床に沈める日に終わる。
《文明の利器》 五月十日
十日を持って私達が初めて出逢ってから一月が経とうとしていた、あっという間だな本当に。
この頃の私達の逢引は便利な通信手段があると言うのにも関わらず出逢って次の約束を、また次の日も逢って約束をと口頭で日付を決めていた。途中逢引に出向けなくなるとしても伝える手段は無くて一度だけ八左ヱ門を数時間待たせた事もある(阿呆過ぎんだろ…)
そんなこんなもあって何方が言い出したが先か漸く現代の通信手段を獲得した私達であった。
いやはや便利、便利。これでもう寂しい思いをさせて待たす事が減るな。
《言えなかったこと》 五月十一日
私達の逢引は必ず夜に始まり明け方に終わる。
かろうじて一日の終わりを一緒に迎えられたとしても目が醒めた時には隣の温もりはなく口無しのまま忍務へ向かうのだった。
それが昨晩痺れを切らして漸く文明の利器なる形を使い始めるや否や逢引の約束は諸共なんとお休みからお早うまで一緒に迎えられる事が可能に!有難う先代の人々貴方方の知恵あって今の私達のが此処に集える(合掌)
「お帰り」「お疲れ」「お休み」「お早う」たった一言、それだけでも喉から手が出る程私が欲しかった私の願いが一度に叶った日。
《禁欲週間終了》 五月十一日
とある会話のきっかけで無意味な禁欲を一周始め出した我々は今日を持って解禁とする……とか言って予想以上に長かった気が(げそ)そしてそれを果たして彼奴は真面目にそれを護っていたのだろうか?いや絶対護ってた、悶々として居たに違いない。私の方は……さぁてどうだっただろうか、振り返って執筆をしているせいか次から次へと思い出が溢れて来て曖昧になってしまったよ。
一日目は触れる事すら禁止、二日目は流石にそれは鬼畜だろうって事で接吻を禁止、三日目いやそれも無理だろうって欲だけを禁止、四日目すっげー触りたい抱きたい抱かれたい、五日目なんで禁欲してんだっけ?正子解禁、アーーッ!(至高)
もう……解き放たれた八左ヱ門の性欲は半端なく凄かった、…好き。でももう我が身が可哀想過ぎるから無意味に危険な事をしないと誓う。…次の日、足腰立たずに鉢屋三郎人生初の寝坊。
《神からの御告げ》 五月十三日
絶対禁欲のせいだ…禁欲のせい……。いつもの様に八左ヱ門より目が醒めて、働かない頭ではだらしない顔した隣の寝顔を見ていたらこう、ムラっとキたっというか…食いたいなと思ってついぱっくん、と。世間は親愛なる母君を労る日だと言うのに何故か母性剥き出しの八左ヱ門にも御礼がしたくなって巷で流行りの瓶詰め植物標本の中に八左ヱ門を入れた絵を描いて寝静まった夜に枕元に置いてみた。我ながら上手く描けただろうか?何時も優しい愛で包んでくれて有難う、面と向かっては言えなかった言葉を今此処に。
《お揃いに光る》 五月十四日
枕元に置いた物に気付いて八左ヱ門が慌ただしく起きてきたらしい。私は遅くからの御使いに備えて爆睡してた(勿体無い事を…)
後に例の日誌を拝見したら朝からぐずぐずに泣いていたらしい、悪い事をした反面それほど喜んでくれていたのかと思うと思いを込めて描いて良かった。八左ヱ門からの御礼返しにイヤラシイ目で何人ヤったんだ?って位色気むんむんな私達を描いて寄こした。有難う八左ヱ門…早速その夜のおかずにしたご馳走様(合掌)それに描かれた私には銀の首輪、八左ヱ門には銀の指輪が描かれている。それが後に八左ヱ門の性癖に纏わる事をその時の私は知る訳もなく…あ、あともう一枚ちみっこい私達が身崩れしている絵(嘘)もくれた!見ようには完全に後ろ私が挿れてる気が…?
《夢現》 五月十六日
この日は私の体調が頗る悪かった…やる気満々の八左ヱ門に待てを掛けてしまって申し訳ない限りだ、しかも即寝落ち。その薄い記憶の中で無性に八左ヱ門に抱かれたい、…と思ったのだと思う。記憶が定かじゃないんだが、ただほんの少しの記憶の中に燻った感情があったのは確かだと此処に書き留めて置く。
《口から心臓》 五月十七日 ✽下ネタ注意
昨晩の逢引中に寝落ちした私の横で抜き切れなかった八左ヱ門が一人でシていたらしい…何故起こしてくれなかったんだ。そして録画もしておいてくれたらいいのに、ケチ(むぅ)
まぁそんな爆弾発言を聞いた寝起き早々に滑らせた手が幸か不幸か通話ボタンを押した。初めて通話を押してしまった焦りと寧ろこんなタイミングに掛けるかよっていう動揺が混ざり合って終了ボタンを連打連打連打……。それに動揺した八左ヱ門も「リアルに行ってきますすんの?!心の準備が!」って言ってた、くそ…可愛すぎるっ…そんな事出来た日はきっと私の命日だと思う(顔真っ赤)
《五年生の絆》 五月十八日
本日の忍玉放送は我らが忍術学園五年生総出の日だった。まず……ああ"ぁぁあ!雷蔵可愛い可愛い雷蔵可愛すぎるぅうう〜〜!!「兵助、気をつけてね(はぁと)」がもう天使、勘右衛門が渡した鉤縄でヘマしたのをフォローする雷蔵も可愛い。私の変装フィギュア越しに傲慢な殿様を演じる雷蔵も可愛い結論可愛い(めろめろ)今回も再生、停止、コマ送りの作業が忙しい回だった…勿論愛しの八左ヱ門も目に焼き付けた、変装した時の声がバレバレでそこも愛しく思える程八左ヱ門に溺愛なのである。
《新たな一面》 五月十九日
今夜も八左ヱ門に逢える嬉しさに朝から浮ついた気分で始まり、私が最近どうにも身体が萎ると愚痴を零すば「いつでも労ってやるよ」だと。相変わらず夜は労る気も無い癖によく言うよ全く…だが本能で求めるそこも良い、好き。
…そしてそんな緩い空気を変えたのは夕刻過ぎ。何時もの時間、何時もの場所へ直ぐ様行けると踏んでいた私の道を阻むかの様に所用の御声が掛かる掛かる…。結果悔やむ思いで時間には間にあわない胸を伝えると最初はいつも通りな八左ヱ門も何処か可笑しい程に私から遠ざかろうとするのだ、「久々に他の話し相手見つけるかな」と言われた時は正直泣いた。本気で泣いた。暫く根に持ってやるからな(後から聞けば嫉妬心を紛らわそうとしていたらしい)そしてこの出来事から分かった事は執筆とは実に難しいもので時に意図しない解釈を相手に与えてしまうという事。己が秘めた心なんて分かる人なんていやしないし無駄に言葉を飾って本心を隠してしまうなんていうのはもっての他。結局は互いの解釈違いで嫉妬心剥き出しの可愛らしい、可愛らしーーっっいっぷんすか怒っている八左ヱ門が見られた日であった。あぁもう本当に可愛すぎ(鼻血)大丈夫、ちゃんと私が一等に心に決めた相手は御前だけだよ。
《眼に映るもの》 五月二十日
朝の挨拶を交して八左ヱ門は委員会活動へ。私は一人暇を持て余していてふと先日御使いの帰り路で見つけた流行りの甘味店に行こうと身支度を始めた。この時期にしては気温も高くて空は申し分ない程晴れ間を見せていた気がする。
いよいよ春から夏へ景色が変わるのかと肌に感じながら歩いていると長い冬から目を覚ました満開の桜が堂々と咲き溢れていた。その出で立ちがあまりに奇麗で現代の通信手段をを屈して八左ヱ門にも私が見ている風景を送り付けてやったら目を輝かせて眺めてくれていたな。「俺も三郎とその景色見に行きてぇ」と言う彼奴といつかこの春を同時に迎え大輪に咲く桜を横で共に感じられる日が来る事を願って。
《身も心も》 五月二十一日 ✽下ネタ注意
昨日と同じく春なのに真夏並みの気温で面の下の地肌がじっとり汗をかき始めてきて非常に気持ちが悪かった…死ぬ…(ぐでーん)
そのせいかボーッとする頭で演習に挑んだらざっくり肉を抉る程指の肌を削いだ、気ィ抜き過ぎて傷増やすとか格好悪過ぎて八左ヱ門には黙っていようかと思ったんだが思った以上に深く抉って筆を持つ手が産まれたての子鹿の様だったから一応報告。そしたら「指の先から頭のてっぺんまで、汗も涙も三郎から出るもの全部俺の」何という愛情深いお言葉!鉢屋有り難き幸せ!(きゅぅぅん)後、禿げ落ちた皮膚片は捨てたと言ったら嘆きの果てに「三郎のえっちぃ汁を代わりにくれ」っていう変態っぷりも魅せてくれる始末。痛手を追った対価がこんな愛らしいものなら今後下手うって傷が出来たとしたら真っ先に報告にいく私が居るだろう…八左ヱ門ならきっとやらしく…あ、やさしく治療してくれるはず!
《多種多様》 五月二十三日 ✽下ネタ注意
万が一人の目に触れてしまう所で愛しい恋仲の性癖について語るのも気が引ける様な気もするが彼奴の日誌に自ら暴露しているからいいやと思って書き留めておこうと思う。先ず八左ヱ門は変態である、多分私が思うにドがつくほどの(きりっ)
某日床事情の関係で苦手な行為はあるかと軽い気持ちで聞いてみたら満面の笑顔で「ない!」って言われた日の事が衝撃的で何故か鮮明に残っている…お互い秘めた禁則行為をも良しとする質な上に好奇心旺盛だから言った事は直ぐ夜の逢引に反映されることが多い。例えば拘束具や張り方を使った事だったり女体化や愛玩動物にしてみたりなど多種多様に取り入れていたりする、因みに私の希望なんだが八左ヱ門が恥ずかしいと言うものだからまだ叶っていなかったり。嗚呼…幼き日の八左ヱ門をこの手で手取り足取りお世話がしたいというのに、勿論おしめだって替えてやるしお腹が空いたらたっぷりミルクをあげるつもりだ。いい加減頷いてくれないと私の妄想が膨らんで暴発しても知らないぞ?(爛々とした目)
《そわそわしてたり…》 五月二十三日
横を見ても左を見ても私の周りの奴等は揃いも揃って朝からちゅっちゅちゅっちゅと……あ"あああ!!私も八左ヱ門とちゅっちゅしたいいぃぃい!!!(咆哮)本日は世に言うならば『口吸いの日』。愛しい八左ヱ門を朝から拝もうと思ったら深寝をしていた私をさっさと置いて忍務へ行ってしまっていた…朝からキス逃げまでして!もう好き!(歓喜)だが私から返す事が出来ず悶々しながら夜を迎える事になり終始そわそわしていた気がする、多分この日の私は相当気持ち悪かっただろう周りの皆ごめん。
夜に出逢ってから今日が初めて口吸いの日だと知った八左ヱ門にこれでもかと言うほど至る所に唇を落としてやった!巷では唇を落とす箇所で意味合いがあるらしくてそれがなんだか面白かったからもう秘めに秘めて全身頭から爪先までもう本当至る所口吸いしてやった、何処にしたか御前は覚えているだろうか?でもやっぱり八左ヱ門の柔らかい唇が私のと重なる幸福感に勝るものは無いのだと思う。そこから色々あって色気むんむんの八左ヱ門にムラっと来てしまって無理矢理形勢逆転、だって八左ヱ門を抱いてしまいたかったんだもん。目を丸くさせて驚く八左ヱ門も可愛らしかった。
はー今日も幸せいっぱい、と思ったのもつかぬ間に初めて私に内緒で日誌を付けている事が発覚、その一部を見せて貰える事になって私の涙腺が嬉死涙爆発。私に溺れ愛を吐き出す八左ヱ門が愛しくて恋しくて、全部は見せてくれないもどかしさにこれもまた至る所巡っては血眼で探し回った(結局見つからなかったが)彼奴はこんなにも私好いてくれているのだと改めて知る大切な日になった。有難う八左ヱ門、私も御前を一等愛してる。
《覚えているかどうか》五月二十三日
前の記事にも記したが口吸いの場所に寄って思いを寄せる意味合いが違うらしい。
髪…思慕
額…感謝、友情、祝福
耳…誘惑
瞼…憧憬
頬…親愛・思いやり・満足感
鼻…愛玩
唇…愛情
首筋…執着
喉・鎖骨…欲求
背中…確認
胸…所有
腕・肩…恋慕
手首…欲望
掌…懇願
手の甲…敬愛
指…賞賛
腰…束縛
腹…回帰
太股…支配
脛…服従
足の甲…隷属
爪先…崇拝
さて此処で愛しの八左ヱ門クンに問題です。君が私から受けた口吸いの数と場所は何処でしょう、答えは是非実践で教えてあげような(にっこり)
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