【88】学級日誌(BL日記)

【88】学級日誌(BL日記)

竹谷八左ヱ門  2018-05-24 08:02:53 
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【学級日誌】
・日々の記録をここに記す
・嘘、偽りは書かぬこと
・本音、思ったことを素直に述べる
・荒らすことは断じて認められない
・他者からのコメントも可とする


担当…竹谷八左ヱ門(生物委員長代理)

相手…鉢屋三郎(学級委員長)

注意…男色(BL要素を含む)、CPは竹鉢または鉢竹、半ナリなためキャラ崩壊有り、誤字脱字有り、語彙力皆無、担当は相手が死ぬほど好きである

最後に、この日誌は己(竹谷)が恋仲(鉢屋)のために残す記録とする。何れは恋仲に記念として見せられる…と、いいな。

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  • No.14 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 06:02:33 

《五年生って仲良しだなって話》 五月十八日

今日の忍たま乱太郎は、なんと五年生回。あ、やべぇ、これリアルタイムで見なきゃって思って、忍務早めに済ませてテレビの前でスタンバイ。

全体的な感想。やっぱ俺らの学年って仲いいのな!そして六年生程完璧忍者してなくて子どもらしい!
個人的な感想。兵助ってなんか損なところあるよな…。勘右衛門と三郎はわざと使えねぇ道具を渡した感が否めない。おい、俺、武器の管理はきちんとしなさい。最終的に雷蔵が一番いいこと言ってる…気がする。
あ、因みに三郎の殿様と俺の殿様はすぐ分かったぜ!愛の力だな!!(えっへん)

三郎が見終わって、その後に感想聞いたら、「ら、雷蔵が可愛すぎる………(ぽかーん)」………八左ヱ門嫉妬!!

  • No.15 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 06:03:50 

《約一ヶ月記念に上げた惚気呟き》 

いつも俺が待ってたら、必ず見付けて来てくれる。
俺が遅くまで起きてたら、アイツも遅くまで付き合ってくれる。
たまに俺が遅れると、アイツが必ず待っててくれる。
俺が名一杯抱き締めると、愛の言葉を添えて倍以上に返してくれる。だから俺も、その倍以上に愛の言葉添えて返すんだ。

あの日、通りかかってくれてありがとう。俺のことを見てくれて、受け止めてくれてありがとう。また逢いたいと言ってくれてありがとう。"愛してる"と言ってくれてありがとう。
アイツと出逢って、そろそろ1ヶ月経ちそうだ。やっぱりアイツと居ると時間はあっという間に過ぎるんだよな。それほど好いているってことなんだって改めて自覚する。
こんなにも恋焦がれて人を待つのが楽しいなんて、俺も結構女々しいとこあるのな。でも、そこ引っ括めて好いてくれてるから嬉しい。

一等愛してる。我が委員長殿。

  • No.16 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 06:04:36 

《とても愛しい俺だけの変装名人 》 五月十九日

この日、俺が勝手に嫉妬してアイツを困らせた。
あのな…アイツの前ではどうしようにもなくて、格好つけたくてもつけきれず、本音がポロポロ出ちゃうんだよな…。
あんな格好悪い姿や感情も見られて、正直呆れられたと思った。一日一日の俺との会話を大切にしてくれるアイツの前で、情けなくも小さいことで嫉妬にかられて言葉も選ばずアイツを悲しませてしまった。あ、ついにやっちまった…ガキみたいなところ見せちまったって思ったんだ。
それでもさ、俺の隣に寄り添って俺を許してくれて、尚且つ可愛いと言ってくれたアイツが、もうどうしようにもなく好きなんだ。あの日からずっとずっと、アイツだけを愛してる。好きだって気持ちが、どんどん溢れていってる。これが、恋に溺れていくってことなのか?いや、もう恋ではなく愛なんだけどな?アイツのことになると、アイツのことしか考えられなくなるんだ。重症だなぁ。

春が過ぎてもう夏が来る。沢山の季節を共に過ごし、沢山の俺たちだけの思い出を作っていきたいな。

  • No.17 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 06:07:40 

《季節外れの桜》 五月二十日

今日、俺は御使い。三郎は散歩。のんびりした休暇。

御使い中に三郎から、綺麗な桜の写真が届いた。散歩中に見付けたらしい。とても、とても綺麗だった。快晴の空の元、明るく満開で咲き誇っていた桃色。「このような桜を、肩並べて見られる日が来ますように」ってそれを見ながらお互い秘かに願った。
少なくとも来年の春まで、こんな俺ですが一緒に居てください。これからも大好きです。

  • No.18 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 06:14:40 

《暑い日》 五月二十一日

三郎が暑いって嘆いてた。面の下が~って。面被ってると蒸れるのか、ヘアピースも付けてるのに…よくアイデンティティ貫いてるよなぁって関心。
取っちゃえばいいのに。いつ三郎の素顔を見せてくれるんだって軽く言えば、待つのも楽しみだろって。いつか俺だけにアイツに顔、見せてくれる日が来るといいな(にぃ)

  • No.19 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 06:34:44 


《色々試したいお年頃》 五月二十三日

下ネタ注意

俺はドがつくほど変態らしい。変態なのは認めてる、でも三郎曰くド変態みたいだ(きりっ)
そういう三郎も、俺の趣味に付き合ってくれるし、結構ド変態なんじゃねぇのって思う。
だから下ネタで盛り上がる時もすげぇある。この日は某保健委員長先輩にいろんな薬作ってもらって試そうぜーみたいな話した。先輩スペック高すぎて便利過ぎる。
女の子になって百合プレイとか、三郎が俺に変装してするとか、三郎がトぶほどえっちするとか。因みに女の子になったら俺は爆乳らしい(三郎曰く)。三郎は腰細いしスレンダーだしで、女になったらモデル体型…ぺちゃぱいっぽい。でも知ってる、ぺちゃぱいって感度いいんだって。まぁ三郎なら胸があろうが無かろうが好き好き愛せる俺だから、無問題である。

  • No.20 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 19:29:13 

《この日誌を書いたきっかけ》五月二十三日

今日は世間一般で言うと、『口吸いの日』らしい。
俺はそれを知らず逢いに行って、周りを見渡してからやっと気付いたんだ。でも三郎は、なんと朝から知ってたんだ!青い鳥の御告げとやらで早々に知って、俺と逢引きするのを心待ちにしてくれていたらしい。俺の恋仲はこんなところで可愛いさを発揮してくるから心臓に悪い。

逢ってからは、いつも以上に口吸いして幸せいっぱい。体のどこに口吸いするかで意味が異なるって話になって、色々調べて考えてみたんだが、口吸いしたいところがあり過ぎて、結局は唇で収まった。唇は愛情。一般的、スタンダードってやつだけど…素直な気持ち、やっぱり三郎のことを愛してるからココになっちまうんだよな。三郎もソコじゃなきゃ拗ねるって言ってた!(けらっ)

その後、上手く押し倒すも「今更だけど恥ずかしい」と恥じる三郎に胸きゅんきゅんさせてデレデレしていたら、その隙をつかれて形勢逆転…騙された。と、言っても、本音半分演技半分だったらしい。そういうところがまた可愛い。
事を進めて行くと俺の惚気自慢呟きを見たいと言われ、恥を忍んでマシな二つを晒したんだが…泣かれた。恥ずかしくて泣きそうな俺以上に泣いてくれて、その分沢山愛をもらった(物理)。

俺は愛を伝えられたから嬉しい、だから今日からこの日誌を書くことに決めた。三郎に愛を伝えたい、俺の思いを残したいと思った瞬間だったから。いつまで続くか分からない、だって俺面倒くさがりで三日坊主だしなぁ…。でも、三郎のために俺の素直な気持ちを一生懸命記すことにする。そんな今日も、三郎が好きな俺でした。

  • No.21 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 21:40:07 

《沢山あって困った話》五月二十三日

前の記事にも記したように、この日は口吸いの日、所謂『キスの日』だ。
口吸いは場所によって意味が違うんだってさ。

髪…思慕
額…感謝、友情、祝福
耳…誘惑
瞼…憧憬
頬…親愛・思いやり・満足感
鼻…愛玩
唇…愛情
首筋…執着
喉・鎖骨…欲求
背中…確認
胸…所有
腕・肩…恋慕
手首…欲望
掌…懇願
手の甲…敬愛
指…賞賛
腰…束縛
腹…回帰
太股…支配
脛…服従
足の甲…隷属
爪先…崇拝

迷うよな…。

  • No.22 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-25 21:51:42 

《カレーの話》 五月二十四日

忍務に出る時間帯が今日は遅めだったから、三郎におはようって言ったあと余裕もって起きて夕飯用にカレーを仕込んだ。

俺の家のカレーはカボチャと卵が必ず入ってて、絶対人参は入ってない(母様が食べられないから)。肉は挽き肉であることが多い。あとは玉ねぎとしめじとじゃがいもと…ナスも入れた。カボチャを入れることで自然と甘味が増して美味しいのだ…と、いつも母様が言ってる。俺が「たまには普通のが食べたい、人参も入れて欲しい」というと、いつも某カレーチェーン店に行けと言われて一蹴りされた思い出がある(けらっ)
まぁ、カボチャカレー結構好きだけど…。
三郎にも教えてみた。今度作ってみるらしい。なんか心がほわってした。

  • No.23 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-26 23:00:00 

《夢を見るほど…》 五月二十六日

昨夜、もちろん三郎と逢ってて…お預け状態のまま寝落ちた。三郎を想い過ぎてか、三郎がいなくてぽっかり空いた穴と共に三郎を探す夢をみた。朝起きて、慌てて媒体を確認。三郎と会話した記録が残されてて、ホッとしたのも束の間…寝落ちたことを思い出して慌てた。朝からドタバタな俺、これでも立派に忍務こなしてる一人前の忍者なのに…(ぐぬぬ)

今日は半日だけの忍務。三郎が俺の帰りを待ってくれてるから、早急に終わらせて帰る。

ただいまって帰った瞬間、今日はもう離さないって抱き付いて来てくれた可愛い俺の三郎を、今夜はどうしてやろうか検討しよう。

  • No.25 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 00:34:36 

↑上の記事、三郎が間違って書いちまったんだって。おっちょこちょい三郎、可愛いなコノヤロー。
そしてあの日の三郎視点が見られて心ホッカホカの俺は気分上々。簡単な俺。分かりやすい俺。

  • No.26 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 00:35:40 

《こんなにも愛しい》五月二十六日~二十七日

今夜も三郎と逢い引き。某先輩から女の子になる薬を譲り受け、三郎といちゃいちゃ。濃い桃色で甘ったるいその薬で、三郎はちゃんと女の子に。俺は下だけ残して胸だけ膨らんだ。所謂、ふたなりってやつだ。これで三郎を沢山虐めてやろうと思って気合い入れてたんだが…俺が途中でうとうと…。そこからだ、三郎が俺の眠気を気遣ってくれて寝るように促してくれた優しさを、また俺は自分勝手な理由で踏みにじってしまった。三郎と居たくて、シたくて、甘えてもらいたくて、甘えたくて、そんな感情が一気に頭へ昇ると…三郎の優しさを素直に汲み取れず…俺の中の最低な俺が「俺はまだ三郎と一緒に居たいのに拒否された」と思い込んで、三郎にツラくあたってしまった。最低な俺はそのまま部屋を出てふて寝…。本当、なにからなにまでガキでごめんなさい。反省します。すみませんでした。今なら素直に言えます。

そんなこんなで、二度目の仲違い(と言っても俺が一方的)。あぁ、これはまずい、今度こそ三郎が離れていく、三郎を傷付けてしまう。そう思って寝ようとしても頭に浮かぶのは三郎のこと。どうしよう、苛々する。自分を寝るように促した三郎に…それよりもそんな三郎の気遣いを台無しにして傷付けてしまった俺に苛々する。これ以上居るとより傷付けてしまうのに、三郎のことが頭から離れない。そうやってもがいていたら、「話がしたい、落ち着いたらおいで」と三郎からのお呼びだし。目を見張って、三郎も俺のこと気にしてくれてると喜ぶ反面(かまってちゃんな俺)、別れ話だったらどうしようと動悸が激しくなり冷や汗が出てきた。

結局、その後そちらへ向かって無事和解。三郎は優しすぎた。俺のことをどうしても許してしまうほど、アイツは優しい。その優しさに漬け込んでしまいそうで怖いけど、三郎がそのままの俺で居ろって言ってくれた。溺れるところまで恐れることなく溺れようと誓った。

そんな中、二人の想いも本当の意味で通じた。正直、最初は遊び半分で通った場で、遊びの範囲内で恋仲になった三郎。それが今はどうだろう、毎度おはようとおやすみを繰り返し、暇さえあれば逢い引きし、忍務中も三郎のことを考え、肩を並べて同じ風景を見たいと言われた日は歓喜し、三郎の言葉に心揺さぶられながら一喜一憂させられ、三郎だけを想いこんな日誌を書き綴りこんでいる。自覚はしていた、俺は三郎と遊びで恋仲になったが、段々それ以上を求めて三郎を本気で好きになった。その想いをひた隠ししながら迎えた今日、まさかこんな形で想いが届くとは。
三郎が俺と同じそういう想いを持っててくれたことにも驚いた。まず、三郎から想いを聞かされて死にそうだった。それで自分の想いも然り気無くぶち撒けて…改めて二人の想いが重なった。仲違いからのこれって…いろいろ心臓に悪かった…けど、三郎とこれからもっと幸せな時間を過ごせるだと思うと、仲違いなんてただの壁。それを越えられた今日の俺達。三郎、心の底から、本気で愛してる。

  • No.27 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 00:37:19 

《花に想いを込める》五月二十七日

季節によっていろんな花が咲く。たくさんある花の中、三郎が好きな花はブーゲンビリアという花らしい。(実は俺の実家にも咲いてて、俺が小さい頃母様に贈ったらしい)
ブーゲンビリア、凄く繊細で中心部に白い花弁と桃色の葉から成り立つ綺麗な花。本当繊細、なんせ家の窓際に置いててカーテン閉める度にポロポロ落ちてた覚えがある。(毎度掃除させられた)

三郎はその花が一等好きというのを教えてもらった。すると偶然にも、ブーゲンビリアは俺の生まれた日の誕生花であった。7月26日の花。花言葉は『情熱』『熱心』『あなたしか見えない』『あふれる魅力』『薄情』『秘められた思い』『あなたは魅力に満ちている』『私はあなたを信じます』。素敵な花だ。三郎の一等好きな花であり、俺の誕生花であり…。花一つにこれだけの思い入れができた。あぁ、三郎が好き。

俺にも好きな花はある。大輪でスッと伸びてる花が好き。
一つはヒマワリ、花言葉は『私の目はあなただけを見つめる』『愛慕』『崇拝『あこがれ』『熱愛』など。
二つめはガーベラ、花言葉は色によって違う。赤は『燃える神秘の愛』『愛情』、白は『希望』、桃は『熱愛』『おもいやり』、黄は『究極の愛』『優しさ』、そして俺の好きな橙は『あなたは私の太陽』。
最後の一つはバラ。定番だろ?でも、湯船に花弁浮かべちまうくらい好きなんだ(てれっ)
花言葉は、赤は『愛情』『情熱』『熱烈な恋』『あなたを愛します』『私を射止め』など、ってバラは色も花言葉もありすぎる…。まぁ、その中でも俺の一等好きな橙色のバラなんだが…これがまた驚いた。三郎の誕生花だった。橙色のバラ、4月11日の誕生花、花言葉は『無邪気』『魅惑』『絆』『信頼』『恋愛の達人』『だれかがどこかで』。
俺の好きな花を総合して合わせると、『三郎は俺だけの太陽であり、俺の憧れ。俺は三郎だけを見つめて、信頼を寄せています。俺がどこかで待っていようと、三郎は必ず見つけてくれる』って感じかな?どうだろう、上手くまとまったか?

因みに、三郎が緑の呟きの背景をブーゲンビリアにしていたので、俺も変えることに。俺の好きなバラ(この絵は桃色)の花と、これも三郎の誕生花の一つであるマーガレットの花が写った絵。マーガレットの花言葉は『真実の愛』『心に秘めた愛』。二つの花の花言葉を合わせると『俺と三郎の間に芽生えたものは、真実の愛。そんな三郎に愛を誓います。俺の心は三郎だけが知っている』。そんな意を込めて、これを俺の背景にする。

マーガレットって小さくなったガーベラって感じて似てる、あ、これ好き。三郎の誕生花好き。故に三郎が好き。解決。

  • No.28 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 07:33:54 

《この日誌の存在》 五月二十七日

実はこの学級日誌、早々に三郎にバレてしまった。バレたというのは語弊があるな…自分でバラしてしまった。
本当は三郎の誕生日(実は俺らが偶然にもお互い好きあった日が三郎の誕生日だった)で一周年記念とかで、沢山書きためたこれをドーンッと三郎に贈ろうと思ったんだが…仲違いがあって、その後三郎への俺の気持ちを明確にしたくてこの日誌を早くも贈ってしまった。
贈ったからといって、別に書かなくなる訳ではない。これからも三郎との思い出をこまめに書き留めていくつもりだ。

そんなこんなしてると、三郎がまさかの書き込み。三郎に見るなって言われたけどフリとしか考えられなくて、削除依頼したとか言うもんだから慌てて見に来たら。>24に可愛い書き込み発見。削除されてたまるか!ってスクショを駆使する俺。時代錯誤するなって怒られたけど、あそこなんちゃって室町だし、まぁいっか(へらっ)

でも、まだ何か隠してる風な三郎に、かまかけついでに探り入れるように聞くと、見られたくないものはこの日誌にある書き込みじゃなかった。まさかと思って元を辿ってみると…同じタイトル88を使った観察日誌があった。御使い中の俺、ニヤニヤ止まらず周りからきっと変な目で見られてたんじゃねぇかな?三郎はこれを秘密にしたかったのか!可愛いやつめ!って感じで早速見てやろうと思ったが…うん、やめた。きっと三郎も、これを書き始めた時の俺の気持ちなんだろ。沢山綴って、沢山想いを書いて、それから贈り物にしようって気持ち。だから、見つけてしまったけど、敢えて見ない。三郎から贈られるまで、俺は我慢する。「待つのも楽しみの一つ」、三郎と出逢って定番になったその一言。

俺の学級日誌と三郎の観察日誌が並ぶ時がきて、素直に嬉しく思った。

  • No.29 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 18:17:53 

《愛を確かめあう》 五月二十七日

昨夜、三郎と気持ちが一緒だと分かって、この日の目覚めは最高だった。

俺はこの日、丸一日御使い。最中も三郎が俺の相手をしてくれるから、御使いも楽しいのなんの。端末が手離せなかった。

夜になった。三郎には元々、この日は逢えないってことは伝えてたんだ。まだ御使いが少しかかるかなって時…三郎が「八左ヱ門…今日は、今日は帰っては来れないのだろうか?」と可愛いことを言うもんだから、勿論慌てて御使いすませようと頑張った。結果、なんとか終わって帰路に着く。三郎を驚かせてやりたくて、御使いを終えてることは内緒。帰って「ただいま」って言ったら、早いだの目の前のことを優先しろだの言いながら喜んでくれた。少し意地悪く、「目の前の(端末での三郎との会話)を優先した」と言ってやった。呆れてたかな?(けらっ)

その後に逢ってから、本当の想いが通じて初めて体を重ねた。今までで一番幸せだったんじゃねぇかな?いつも愛しいと想いながら抱き抱かれてたのは確かだけど、やっぱり前と気持ちが全然違うし…より愛しさが込み上げて正直ヤバかった。いつもより三郎も可愛いしえろいしで、理性なんて始めの方でさよ~なら。何度も何度も愛欲をぶつける俺に対し、三郎も愛情たっぷりに受け止めてくれた。

三郎は俺だけのオトコノコ。アイツは俺だけのオンナノコ。俺だけの愛しいコ。幸せ。もう離してやんない。

  • No.30 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 18:18:56 

《優しい声に起こされる》五月二十八日

朝。三郎のおはよう呟きが来ていたから、同じくおはようって返した。するとどうだろう、まさかのラブコールが!勿論戸惑った、前に間違ってかけてきてしまっている三郎だし、不意打ち過ぎ…つってもいつでも落ち着いたらかけてこいって言ったのは俺。ここは男になれ、とるんだ竹谷八左ヱ門!
出てみると、三郎の優しい声で「まさか出るとは思わなかった」。出るよ、生で「おはよう」なんて言ってみたいだろ。
始終照れて、お互いいってらっしゃい、いってきますって言ってからきった。数分しか話してないのに、もう胸が三郎でいっぱい。耳を擽る優しくて落ち着いた声、可愛い笑い声…俺まともに声出して喋ってただろうか、寝起きだし喉掠れてたかもしんねぇ。

三郎のラブコールで目がぱっちりになったお話。
あー、今日も朝から好きがとまりません。

  • No.31 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-28 23:03:37 

《俺のばか》 五月二十八日

三郎と逢う約束してたのに、俺ってば三郎が連絡に気付かず自分の用事やってて……気付いてみたら連絡来て半刻経ってる…慌てて部屋行ってみたけど…もう遅くて…。連絡したけど返ってこねぇ…寝てる、呆れて寝てる。それに忍務後だし、疲れちゃってるんだきっと…。ごめんな三郎っ、気付かなくてごめんっ(ぐすぐす)

三郎に逢いてぇよぉ…

今日はもうおやすみなさい…っ(えぐえぐ)

  • No.34 by 匿名  2018-05-29 18:15:11 

セイチャットはR18表現禁止ですよ
規則とマナーをご確認ください

  • No.35 by 竹谷八左ヱ門  2018-05-29 22:20:22 

お引っ越ししました(にぃ)

  • No.36 by 鉢屋三郎  2020-02-09 22:36:48 ID:181b9c173

二年後から参上。
長い様で短い私達の関係は未だ良好、正しくは落ち着いた…とでも言うべきか。
勿論相手を思いやる気持ちは千も満をもあるが己を磨かずして何となる!精神で現在進行形である。
まあ…最初も今も変わらない突っ走った恋心に惚れ負かせてる私も私だが、変わるどころか知れば知るほど愛嬌溢れる八左ヱ門も八左ヱ門らしい。
何はともあれ今宵も平和である。

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