助手 2018-05-23 21:25:11 |
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うるさい、君があんまりベタベタするからだ。
…君ばかりいつも余裕綽々なのは気に入らないな、
(煽るように言葉を続け、楽しそうに自分の耳元にキスをする相手。その楽しそうな笑顔こそ想像に容易い。しかし相手のペースに巻き込まれていることが不服で、一度顔を上げると恥ずかしさと不機嫌の入り混じった表情を。そのまま相手に少し覆い被さるようにして相手を見下ろすと、その頰を撫でつつ唇を奪って。自分をからかう普段の彼の余裕そうな顔も好きだけど、自分だけを見て必死に縋り付いて来る相手の顔も好きだ、今はそれが見たかった。少しして唇を離すと、至近距離で相手を見つめたまま薄く笑みを浮かべる。相手の望む可愛らしい反応なんてしてやるものか。)
…僕がフルーツが好きな事も知っている癖に、わざと危険なものを冷蔵庫に入れて置くなんていただけないな。君は僕に毒でも盛るつもりか?それに、二酸化硫黄と煙草と僕の匂いが混ざったら大変なことになると僕は思うけどね。
諦めろジョン、君が相手してるのは世界一のたんて…
(再びこちらを見上げた顔は不機嫌なのに耳が赤く、恥ずかしさを怒りで誤魔化した表情。ジョンのこんな顔を見られるのはこの世で自分だけだろうと思うと、ジョンを独り占めにしている心地よさに口が緩んでいた。すました顔で次はどんなことをしてやろうかと画策していると、いつも見下ろしているはずのジョンを見上げる形になり、ジョンが何をしようとしているのか理解する前に頬に手を添えられ二人の唇が重なる。途端に頭に甘い痺れが走り思考は停止して思わず目を閉じた。頭がクラリと揺らされ、背後に手を付き体を支える。ほどなくして唇は離れたが甘い痺れはまだ余韻を引いていて頭の動きを鈍くさせている。以前ならばこの状況を否定していたシャーロックだったが、今は甘美な痺れをもっとと欲していた。至近距離にいるのに唇が離れているこの状況はジョンに「待て」をされているようだった)
…仕方がないだろう、事件の検証のために必要だったし、テーブルと手は洗ったからあとはフルーツを処分するだけだ。それよりジョン…もう一度…もう一度してくれ、ジョン
食べられないフルーツなら、分かりにくいから冷蔵庫に入れて置かないでくれ。今までも君に、何回か注意した気がするんだけどな、シャーロック。
薬品漬けのフルーツに、調味料の瓶に入った怪しい液体、冷蔵庫は君の貯蔵庫じゃない、食べ物の貯蔵庫だ。僕が誤って食べたら死ぬような代物を入れておかないでくれ。命がいくつあっても足りない。
(キスをねだる相手の声は聞こえていないふりを。相手の唇すれすれの所でいつものごとく、小言を相手にぶつける。食事を作ろうと冷蔵庫を開き、想定外の中身に気分が悪くなりそうになったこともあるし調味料を使おうと取り出した中身が謎の液体になっていたこともある。こちらを見上げてくる相手を見下ろし、相手が自分の要求を飲まない限りはキスはしてやらないと、敢えて顔を近づけたままその小言をぶつけるのであった。)
…ジョン、わざとやってるだろう。君の言い分は分かるが僕だって事件の調査で必要だからやってる。でも確かに君に死なれたら困るし、今度からはラベルをつけるとか一言書いておくとか、そうやって君が死なないようにするから…だからもういいだろ、ジョン…
(先ほどジョンが言った言葉をそのまま返す。唇は少し動けば触れあう距離にあるのにジョンはキスをしてくれない。ジョンの小言が降ってくるたびに口から漏れでる吐息だけがシャーロックの唇を撫でてもどかしさだけが募った。キスが欲しいという欲望だけが積み上げられていき息苦しくなっていく。実験を行うことは止められないのだからせめて妥協案をと提示しつつ、ジョンの背中に腕を回し強く服を握った。自分の吐く息が熱くなったいるのが分かる。目で早くと訴えながらシャーロックはジョンを見上げていた)
…今日はやけに素直だな、シャーロック。
普段なら僕の意見なんてそっちのけの屁理屈で押し通そうとするのに。
(素直に打開策を打ち出してそれを提案してくるのは珍しい、仮面の館で冗談交じりに彼に告げたご褒美にキスをするという案は妙案だったようだ。その上一番欲しい、自分だけを見つめる熱っぽい視線まで向けてくる。からかうようにそう言って笑いながら、そっと相手の唇にキスを落として。優しく、触れるだけの口付け。普段とは違って自分に翻弄される彼が可愛らしくて堪らない、そうすると意地の悪いことがしたくなってしまうのだ。彼が物足りなそうな瞳を向けているのにも気付きながらもそのまま体を起こしいつものようにソファの背もたれに背中を預けて)
っ、……誰のせいかは明白だ。僕は屁理屈なんて言った覚えはないぞ、ジョン!全て事件には必要なことで…ほぉ、そうかジョン。君がその気なら…僕からする
(ようやく落とされたジョンのキス、ジョンの心地よく熱い唇が自分のものに触れ、柔らかな触感が伝わってくる。だがそれも束の間に離されて、軽く口を結んだ。物足りない。ジョンが軽いキスをしたのは明らかにわざとだ。あれだけでは積み上げられた欲望を消化できず、悶々と体が疼く。だがジョンはすました顔でソファに座り直してしまった。また「待て」をしているつもりらしい。だがもう我慢することはできなかった。まだ足りない、もう一度ジョンとキスがしたい…ソファのクッション部に膝をつくと座るジョンよりもかなり高い位置に体を持ってきてジョンの顎に手を添える。そのまま顎を上にもちあげジョンの顔を上向きにさせるとそのままジョンへと口付けようとして)
…ッ、おい、シャーロック。違う、君がねだって来ると思って僕は…待ってくれ、僕はこういうのには慣れてない…
(きっと耐えきれず先程のようにキスをねだってくるだろうと踏んでいたのに、思いがけず彼が体制を立て直し自分を見下ろす形になると驚いたようにそう言って。 その上顎を持ち上げられると頰が熱くなるのを感じる。これまで彼女の唇を奪う時も、この探偵の唇を奪う時も自分が優勢だったというのに、まさか自分が小柄な女性のように顎を支えられて相手が優勢なキスをされることになるとは思っても見なかった。何においてもペースを乱されると途端に機転が利かなくなるのがいつもの事、顎を持ち上げられたまま相手を見上げる形になり、その恥ずかしさに曖昧に視線を揺らして、なんとか言い訳を。)
なんだ?こういうのは好みじゃないのか、ジョン?それに僕がやることは変わらない。ジョン、僕にキスしてくれ。まだ足りない。君のキスは麻薬のようだな、一度すれば早く次をと衝動が抑えられなくなってくる。この状況は君が招いた結果だ
(待てと言われてキスを中断し、眼下をみてみるとそこには先ほどよりも余裕のなくなったジョンの顔、思わず口許がニヤけた。耳にキスをしていた時のように腕のなかでジョンの体温があがり耳も頬も赤くなるのが分かる。空いている手で後頭部を支え、顎に添えている方の手でジョンの唇をゆっくりとなぞる。そしてキスをねだった、ただしこちらが有利な態勢で。内心キスの欲望は決壊寸前だったが、こんなにジョンが動揺して恥ずかしがる姿を見せているのだ、もっと煽って先ほどの仕返しをしなければ。あくまでもキスはされる体裁を保ちつつもシャーロックはジョンの視線を捉えて離さないようにながらじっとジョンを見下ろす。先ほどと全く逆のこの状況に薄笑いを浮かべていた)
あー…くそ、君は僕の何倍も駆け引きが上手だな、…
(相手を見上げたまま、先程までの彼からは想像もつかない程に余裕そうな笑みを浮かべる相手の顔を見つめる。仕方ない、この状況では彼も自分も欲が限界に達する事だろう。自分のペースを乱されたことは不服だが、自分よりも高い位置にある相手の顔に向けて顎を持ち上げたまま相手の首を引き寄せるようにしてキスをした。お望み通りにしてやろうじゃないか。唇はすぐに離れてしまうことはなく、長く深くそれを堪能してからようやく相手を離して。)
お褒めに預かり光栄だ_______っ、ジョン…明日の予定はキャンセルしろ。少なくとも24時間は君とこのソファから動きたくない
(首に手を回されてようやく待ちわびたジョンからのキスが与えられると目を閉じそれだけに集中した。先ほどと違いすぐ離れることのない長く深いキス。触れあう唇からじわりとジョンの暖かさが広がるような、そんな感覚。駆け引きのために回転していた頭は今やジョンを離したくないという思考で埋め尽くされていた。キスをして満たされていくのに、同時にいつかこの唇が離れてしまうのが心苦しい。だが願いもむなしく唇は離れてしまいその瞬間に体の力が抜けるようで、ジョンの頭と顎から手を離し、体をストンと落としてジョンの隣に座るような格好になった。このままジョンがソファから離れてしまうことさえ惜しい。ジョンの片腕を掴みつつ、じっと目線を合わせる。その瞳には離れないで欲しいという懇願の色が写っていた)
──嫌だ、僕は医者だ。明日だってもう診察の予定が入ってる、悪いけどそんな急に明日は無理だ。
…まあでも、君が離れるなと言うなら今夜は此処にいてやる。それに今週末も休みが取れる。
(相手の突然の要求には澄ました顔で、間髪入れずにNOと返事を返す。予定をキャンセルにしろと言われても、明日も平日だというのに仕事上そんな事は不可能だ。ぴしゃりと返事を返したものの腕を掴みこちらを見つめてくるその表情はまさに小動物。甘やかしてはいけないのに、どうにかして彼を喜ばせる言葉ばかりが紡がれる。ソファで一晩過ごすなんて出来ることなら遠慮したいし、土日だって一人でゆっくりしたい、そのはずなのに相手を目の前にすると自分の望みとは反対の言葉がいとも簡単にスラスラと出てくるのだ。彼を喜ばせたいという一心で。)
…こんなときにレストレードが気を効かせて難解な事件でも持ってくれば…そしたら僕は退屈しないし、君は僕と一緒に現場にくることになるのに。…約束だぞ、ジョン…
(自分の要求はいとも簡単に切り捨てられジト目になり口を結ぶがこれ以上押しても答えは変わらないだろうと思ったのか怒りの矛先をスコットランドヤードに向けておいた。だが今夜は一緒にいること週末は1日休みがあることを聞くと途端に口角をあげ上機嫌になる。腕から手を離すとジョンの首に両手を回し体を密着させると少し体重をかけてみる。できることならば明日の明日になってもこのままジョンが動けないように押さえつけ続けたいが、そうなると週末の約束がなくなってしまうだろう。結局はまたジョンに怒られてしぶしぶ退くことになる未来がみえた。自分の頬とジョンの頬をピタリとくっつけてジョンの暖かさを噛み締めつつ目を閉じて)
(/いつもお世話になっております!助手と探偵のキス応戦…とっても楽しくやらせていただきました…相変わらず助手の手のひらで転がされるのが楽しくて…いちゃらぶできてとても楽しいです。
週末の話も出ましたし、そろそろ一度場面転換するのはどうかなと思うのですが、いかがでしょう?それともこの場面を続ける方がよろしいでしょうか??)
…はいはい、分かってるよ。約束を守らないと君は、いつまででも拗ねているから。
(こちらをジト目で見つめながらも約束だと念を押す相手にそう答えながらこちらも相手をちらりと見遣り。いつもこうして理不尽に不満をぶつけられるスコットランドヤードはさぞかし迷惑していることだろう。しかし彼の変わり身は早い、今回もすぐに上機嫌になりこちらにくっついてくる相手を大人しく受け入れて。しかしあまりに密着してくるものだから本当に暑くなってきて、少し離れようと無碍にも相手を押しやって)
…シャーロック、暑い。くっつきすぎだ。
(/お世話になっております!いつも場面転換のきっかけ作りを任せてしまって…ありがとうございます!休日、事件に出掛けるのも良いですし、どちらかが風邪をひいてしまうとかも面白いかなと思っています。何かご提案はありますか?)
よくわかってるな、ジョン。もし約束を破ったら僕はもう君としゃべらないからな
(以前と違い突然彼女とデートにいくなんてことはもうないだろうが、本当に約束が破られれば、拗ねるか約束を破ったことにかこつけて無理難題をジョンに押し付けることになるだろう。それも面白いかもしれない…しかし、今は純粋にジョンとの時間を過ごせる方がいい。そうやって上機嫌だったがジョンから体を押しやられるとまたムスリと不機嫌な顔を浮かべ)
ジョン、今夜一緒にここで寝るならこれくらいくっつかないと二人で横になれないぞ
(/いえいえ会話の中にきっかけもありましたし!どちらかが風邪をひくのいいですね!ショッピングにいくかどちらかが怪我をするか、を考えていたのでできれば風邪を引いたシーンをやってみたいです…!風邪をひくならどっちにしましょうか?笑)
逆だろう、シャーロック。君は怒って僕と口を聞かないつもりでも、黙っているうちにどんどん問い詰めたくなって、きっと僕の全ての行動を推理して責め立ててくるはずだ。
(彼には拗ねて口をつぐみ続けていることなんて出来ない、とそう返事を返して。押しやったことで彼の表情が不機嫌になるのがわかる。確かに先ほど此処に居るとは言ったが、この狭いソファの上で寝たら身体が痛くなって明日面倒なことは目に見えている。ならば大人しく場所を移動した方がいいだろうと、相手にそう言って)
…シャーロック、このソファはやっぱり2人で寝るには狭すぎる。大人しくベッドで寝よう、その方がまだ2人でも広い。
(/そこが悩みどころですよね…!いつもは面倒を見る側のジョンが、シャーロックに不器用ながらも看病されるのも良いですし、シャーロックがいつもより優しいジョンに甘やかされるのも良いですし!
いつもと違うという所で行くとジョンでしょうか?)
…そうだな。僕は君が誰と何をしたかを全て推理して問いただす。君のことを知るのは簡単だからな
(一時は拗ねて口を聞かないという態度もとれるかもしれないが、十中八九シャーロックはジョンを問いたださずにはいられないだろう。なにせジョンは自分の情報が駄々漏れで、嫌でも何をしていたのか分かってしまうのだからと自信満々に笑みを浮かべた。ベッドで寝ようと言われると軽く頷きようやくジョンから離れてソファから立ち上がった。そしてジョンの腕を掴んで引っ張り早くと促す)
それなら僕のベッドにいこう。その方がここから近いし僕のベッドの方が大きい
(/ジョンが風邪をひくパターンの方が楽しそうかなと!ジョンは医者で看病もなれてるでしょうから、逆にジョンの面倒をみるシャーロックの方がトラブルが起こりそうでいいかと思います!笑)
…隠しても、何故か君にはバレる。
君に問い詰められる容疑者がたまに気の毒になるよ。
(自分では完璧に隠しているつもりなのに、どういうわけかそれを隠し通せたことは一度もないのだ。次こそは彼をギャフンと言わせてやろうと何度決めた事だろうか。もしまた彼に問い詰められるようなことがあれば次こそは隠し通すのだと再度心の中で決めつつ冗談めかして肩を竦めて見せ。相手がおとなしく頷くと反論することはなく立ち上がり、腕を引かれるままに相手の部屋へと向かい)
(/ですね!では風邪を引くのはジョンということで!このままつぎの場面に移っても大丈夫ですー!)
当たり前だ、僕は世界一の探偵なんだろ?僕の前で嘘をつくのが悪い、矛盾は解き明かしたくなるものだ
(小さな綻びさえも見逃さない観察眼、その綻びから構築された推理をひけらかしてしまうのがシャーロックの悪いところだが本人はそんな気はないらしく相変わらず得意気に笑っている。自室のベッドに到着すれば寝間着にも着替えずにそのままスルリとベッドに滑り込み、ジョンもその中へと引っ張りこんだ。そしてせっかく広いベッドに移動したというのに、結局はジョンをピタリと抱き寄せる。ジョンは暑いというが、これくらいの暖かさの方がちょうどいい。ジョンを抱き締める心地よさに自然と目は閉じて眠りへと誘われていった)
…ジョン、これから毎晩一緒に寝よう。よく眠れそうだ…
(/分かりました!では二人が就寝したら休日のシーンに飛んでジョンが風邪をひき…というところから始めましょう!こちら蹴り可です!)
…君が世界一の探偵だということは認めるけど、やられっぱなしは気に入らない。
あと、毎日君と寝るのもごめんだ。暑くて寝付けない。
(得意げに笑う相手を横目に見ながらやれやれと溜息をついて。彼が類い稀な観察眼を持っていることは言うまでもないが、何とかして彼の目をすり抜けてみたいものだ。ベッドに着くなり布団の中に引っ張り込まれ、その上相手にしっかりと抱きしめられる。抱き枕になったような気持ちで、その上やはり暑い、なかなか寝付けなそうだと毒を吐きながらもやがて相手の寝息が聞こえて来た頃、つられるように目を閉じて眠りに落ちて行き)
(朝の時間がきて、シャーロックはゆっくりと目を開けた。途端に止まっていた思考回路が動きだし意識がはっきりとしていく。寝ぼけるという時間がないシャーロックはすくりと体を起こすと自分一人だけの部屋のなかをみて朝一番に不機嫌になった。ジョンがいない。先日毎晩一緒に寝ようという頼みを断られてしまいまだ拗ねているようだ。ムスリとした顔のまま服も着ずにシーツをベッドからひっぺがし体に巻き付ける。そしてそのまま部屋をでた。未だ不機嫌な顔だが今日は少しマシではある。なにせ今日はジョンが休日の日、1日一緒にいれる日だ。そう思うと気分もあがり調子でいつもの長ソファにむかいつつ、まだ誰もいない部屋に向かって挨拶をなげつける)
ジョン、おはよう
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