主 2018-05-13 09:09:43 |
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【ニア】「ふ……嬉しいことを言う。」
(と、格好つけて冷静さを装ってこそいるものの、これまでで最大の成果に等しい言葉を耳にすればニヤけ面を抑えることに必死になり、辛うじて微笑みではある引きつった顔を赤らめつつゆっくりと顔を逸らし。)
【ニア】「し、少々のぼせたか……もう少ししたら上がるとしよう。」
【スズハ】「然と……ん?んん???まあ、今の主君、といったところでござろうか……?」
(と、真面目に決めたつもりがアシナの唐突な様子の変化に戸惑い、その場に硬直して引きつった笑顔を向けて)
/オリバかつジャックかつスペック←棒術っぽいので烈さんやもしれませぬ←
/気配を察した瞬間音速の洗面器投擲が……!←
【ゼシス】「ああ、それもそうだね…なんだか体も暖まってさっき受けた傷もあんまり痛くなくなってきたよ。凄い効能だな、ここの温泉は…」
(ニアの僅かな変化に、基本的に鈍感なゼシスは気づくはずも無く。言葉通り受け取り少し浸かってから風呂場を後にして)
【アシナ】「主君…ですか…では貴女の恋人ではないと。そうですか…」
(どこかホッとしたような様子で胸を撫で下ろす。その姿には先程まで見せていた間者としての氷のような冷たさ、威厳はなくなっており)
【アシナ】「……その、彼には申し訳無かったとお伝え下さい。あらぬ勘違いで私情により、一方的な挑戦をしてしまったようです…」
(やはり、というべきか。アシナはスズハに対して確かな好意を抱いており、そのスズハと一緒にいた男性であるゼシスに対して強い嫉妬と対抗心を燃やしていたのだった←。今の問答でスズハにとってのゼシスがそう言った対象ではないこと、先程の戦いの際にも怒っていたのはもう一人の女性の方であり、おそらく彼はその女性と付き合っているということを察して、今は後悔と反省の念で一杯の様子で)
【アシナ】「それでは…」
(そう言い残してアシナはその場から煙のように消えてしまって)
(/そして相手の攻撃を避けない辺りは花山薫も入ってますね。「オイオイオイ」「死ぬわアシナ」←←
/哀れ変質者は顔面陥没!インガオホー!←)
【スズハ】「あ、え、うん?それはどういう……行ってしまった。」
(アシナの告白に完全に混乱し、返事もままならないまま呆然と立ち尽くし、いまいち腑に落ちぬまま湯船を後にして。そして湯に上がってからも、首をずっと傾げていて。)
【ニア】「おう、素晴らしい湯であった。感謝す……どうした?変な顔をして。」
【スズハ】「スズハもよく分からんのでござる……あ、ところで例の剣士が思い違いで襲ってしまって悪かったと言ってたでござる。……その、何がどう思い違いなのかが、よく分からんのでござるが……。」
【ニア】「ふむ、それは確かによく分からんが……取り敢えず謝罪は受け取っておくとしよう。だが、それはそれで手を緩めはしないが、な。」
(余程根に持っているのか、拳を突き合わせ力を込めて。)
/花山分はスズハにも入れてたり……「相手はあのオリアニア先輩だぜ」←
/「キエーッ!キエーッ!キエーッ!」「グワーッグワーッグワーッ!」立て続けの投擲!古事記にも記されたヨイチ・ニンジャのジョイント・アローの故事めいて、最初の洗面器を押し込む! 2←
【ゼシス】「というかあの人、女性だったんだ……」
(スズハと同じ場所に入っていたという話を聞けば、女性に負けたという事実にショックを…受けることが無いのは、常にニアという女傑を間近で見ているからなのかもしれない)
【ゼシス】「まぁアレじゃないかな、傍から見ると俺がスズハとニアを侍らせてるスケコマシだと思って…とかさ」
(一応の推察を立てて見たが、果たしてそれが正しいのかは分からない。何か別の理由があるのかもしれない…とりあえずそれは次のアシナの出番までに考えておくことにして←←)
(/アシナに関して混乱?させたみたいで申し訳無いです!一応理由としてはアシナはスズハのことが好きで、ゼシスとスズハの関係を勘違いしその上ゼシスが女性二人をryだと思ったので感情的になってしまった、という設定です、多分←
/その流れだとやられるのニアになるので辞めときましょうか←
/お前のような女性がいるかってケンシロウにツッコまれますよ←。あるいは衛兵二人にお前みたいな筋肉質の女がいるか!とか、タコス!←←)
【ニア】「それでいて油断と手加減をしていたとはいえ七英を叩き伏せるとはな。……一層、正面から受け止めてみたくなった。」
(自分はさておき女性の力でノックアウトしたことが意外らしく驚きながらも拳に力を込めて自身有りげに笑みを浮かべ。)
【スズハ】「ぷっ……いや、ゼシス殿程の御仁がまさか……流石に早とちりもいいところでござる。」
(やきもきする程に奥手なゼシスを知るゆえに、「んなわけねーだろ!」という感じで笑いを堪えていて。)
/おお、百合の花が咲く……勘違いといえば「実は女性」の流れを完全にスルーしていたのごめんなさい!←
/ヒロイン分も増していかねば……そのうち……(戒←
/いけない、性別すら怪しくなってきた!(焦)←
【ゼシス】「……その言葉は信頼から来てるものって解釈で良いかな」
(まるでこの男にそんな甲斐性ないから無理無理(笑)的な感じに聞こえたのは気の所為だと思いたい。ジトリと冷めた視線をスズハへ向けて)
【ゼシス】「そうだなぁ、向こうも本気では無かったろうけど…俺は相性が悪すぎたのもあるんだろうし……俺もあんな動きを覚えられたらな……」
(自分が速さで敵を翻弄する以上、それを超えられる速さで動かれてはどうしようもない。若干の悔しさを滲ませながら冷静に分析し。ふと自分にもあれがあったならなんて言って)
【ゼシス】「まぁニアならきっと受けきれるだろうね。そう言えば、試合には大鉄人で出るの?」
(/最初ちょっとどっちにするか迷ってたんですけど、女湯だしまぁ女で…って感じで←
/現状一番ヒロインやってるのがぽっと出のアシナという罠…(恐←)
/そのうち王道の性別転換ネタとかやっても面白いかもしれませんね!(悪ノリ←←))
【スズハ】「ぐっふ……む、無論でござる。傍から見ていれば、一途なのは誰にも分かるでござるよ。」
【ニア】「ふふん。」
(無論のこと、ゼシスの真摯さも承知の上ではあるが、流石に怒らせたかと、しかし隠しきれない引きつった笑顔を静かに逸らし。一方のニアはさながら自分の事のように、想い人の人徳を誇るように胸を張って自慢げに微笑んでおり。)
【ニア】「ああ、全力を出すつもりだ。生身で止める自信もあるが……念を入れておきたい。それにしてもシュ=クチと言ったか……ゼシスには相性が良さそうだが、出来るか?」
(と、尋ねた相手はスズハであり。)
/お陰で立派な百合の花が咲きました(喜)←
/しかも相手がスズハで百合の花が咲くときた!(焦) こっちはこっちで一本物語になりますねえ←
/そ の う ち ぜ ひ や ら せ て い た だ き た く (劇画調)←
【スズハ】「ぶっちゃけ無理でござるな。仕組みは分かってはいるが、それを再現出来るかと言われれば拙者には出来ない、縮地は悟られない足使いに加え、相手の敵意・殺気を察知する、『静』から『動』に移る隙間を感知できる程の極限まで高めた集中力が必要でござる。だからアレを再現して練習する…というのは無理でござるよ」
【ゼシス】「な、なんて恐ろしいんだ…幾らニアがダメージをあまり受けないと言っても、攻撃が当たらないんじゃジリ貧になるのは明白だ…なんとか一発当てる手立てはないのか?」
【スズハ】「…ふっ、仕組みは分かっていると言ったでござろう?高い集中力を持って敵意・殺気を読む技と言うことは、逆に言えばそれのない攻撃には無防備になるということ。つまりニア殿は敵意や殺気を持たず、まるで割れやすい卵を持つような優しさを持って敵をぶん殴れば良いんでござる!」
【ゼシス】「な、なに~~~!?そ、そんな抜け穴がッッッ!…って、そんな器用なこと一朝一夕で出来る訳ないじゃないか!」
(ドヤ顔で対策を語るスズハに対しリアクション芸に徹するゼシス、お前ら仲いいな状態である)
(/と言うわけで『菩薩の拳』習得イベントですね←
/スズハが果たして恋愛事に興味を向けるかは謎な部分もありますが、アシナ共々今後の話のキーパーソンになってくれそうです!
/ゼシスのことは滅茶苦茶可憐な少女にしときますね←)
【ニア】「いや……心当たりがある。殺気なく、全力で……それは薪割りの感覚が近いかもしれん。それでも、上手く行くかは分からないが……やるしかないだろうな。特訓の方法は何かあるか?」
(しばし、やはり無理かといった様子で腕を組み俯いていたが、「殺意なき攻撃」に思い当たる節があったらしく、それに集中するようにどこともなく神妙な目つきを見せていて。そして、決心したように自らの拳を突き合わせて気合を入れて。)
/果たして脳筋のニアに出来……虎殺しは虎殺しで後退のネジが外れてましたな←
/ア「(乙女の顔)」ス「(また来てるでござる……(やや引き))」くらいの微妙な距離感がありそうですな センドウの首魁のキャラ造形なんかも実は考えてたり……←
/ニアは格ゲーの主人公キャラみたいになりそうですな。某バッドガイ氏のようなイケ筋肉……←
【スズハ】「気配を消す、心を穏やかに、邪念なく澄んだ心……つまりは明鏡止水の境地でござるな。これを会得するには……例えばゼシス殿がモテモテハーレムで女の子にチヤホヤされているのにデレデレしているところを想像しても怒らないようにする、とか」
【ゼシス】「いやなんで!?」
(謎の引き合いに出されてはツッコまざるを得ず←)
【スズハ】「まぁそれは一つの例でござるが、とにかく自身の心を乱す物事について空想、或いは実際に見ながら・体験しながらも、心を乱さないようにする…というのが修行になるでござろう。良ければ明日そういう修行が出来る場所へ連れて行くでござるよ」
【ゼシス】「んー…なんだか怪しい気もするけど……まぁいいか。行ってみようかニア、俺も付き合うよ」
(スズハの言葉に若干の不安を覚えつつ、実を言えば自分も修行には興味があって)
(/菩薩の拳だけでなくハイパーモードの取得も……←
/ほほう!どんな感じでしょうか、是非是非教えて下さい!
/めちゃくちゃゴツいっすね←)
【ニア】「それは中々に苦行だな……。まずゼシスがそんなに軽い男ではないから想像もつかんし、何より想像できなくても文言だけで中々精神に来るな。」
(スズハのややスパルタなスキンシップの様子にすら対抗意識を燃やす程なので、聞いただけで早速聞き分けない子供めいてむくれていて。この手の話題には豆腐メンタルを通り越しておぼろ豆腐と化している←せいか、威厳たっぷりに腕を組みながらも身を強張らせぷるぷると全身を震わせていて。)
【ニア】「これは早急な修行が必要であるな。うん。」
/この調子ならゼシス氏は質量を持った残像とか出そうですな←
/某FATALITYな洋格ゲーのニンジャのイメージで、忍術もスゲえが何より腕っぷしと忍び武具の扱いが強いタイプ……的な?←
/元が元ゆえ!しかしスズハのTSFが全く想像できません!←
【ゼシス】「スズハが変なこと言うから……俺はそんなことしないよ、ハーレムだなんて……中途半端に人を好きになって、それを良しとするのは相手の人に失礼だからね。心配しなくても大丈夫だよ、ニア」
(そう至極真っ当なことを言うゼシス、しかしニアの感情が友人として自分を心配してくれているものだと思っている様子で←。ニコッと笑いながらポンとニアの肩に手を置いて)
(そして翌日、スズハにつれてこられた修行の場というのは……いわゆる滝行。薄い衣を着て滝に打たれ精神を鍛えるというものだが……)
【ゼシス】「…放送コードに引っかかるんじゃないかな」
(自分はともかくとしてニアがこの白い着物を着て滝に打たれると…ゴクリ←。しかしこの地にはそんなこともあろうかと、恥ずかしくない放送コードセーフな滝行用のアイテムが置いてあるのだ、それは……)
【ゼシス】「素空留水着(すくーるみずぎ)っていうのか……」
(で、あった←)
(/スク水は流石に調子乗り過ぎたかもしれない……だが私は謝らない←
/不甲斐ない部下を閲覧注意しながら登場するわけですね。CEROよ、寝ているのですか!←
/リュウ・ハヤ○サでどうでしょうか、スタイリッシュイケメンニンジャ←)
【ニア】「それを言ったら今まで沢山引っかかる事もあったし問題なかろう。セイチャは寛大だな。」
(と、こちらはこちらで乗り気なのかメタ発言返しで答えつつ、素空留水着を開いたり伸ばしたりして吟味しつつ、時折「大きさがな……」と心配そうに呟いており。と、滝の上から見下ろす影。スズハである……もう着替え済みの。←)
【スズハ】「それなる素空留水着はわがヤマトに伝わる神聖なる荒行の装いにござる!『素にして空に留まる』、すなわち完全なる無心、菩薩の如き平穏という意味が込められているのでござる!」
(口元を忍びらしく布で隠したスズハは、実に師匠然とした厳しい目付きを目立たせつつ仁王立ちで声をかけてきて。……一層水着が浮いている←)
/参考資料は民明書房!いい感じに雰囲気が和らいでまいりました←
/CEROはゲイのサディスト←
/しっくり来ますねえ!あれが人懐っこく話しかけてくる……?←
【ゼシス】「もう何だろうな、完全に爆○ハイパーバトルに出てる感じのアレだよね……」
(スズハを眺めていると一騎○千とか閃乱カ○ラ的なアトモスフィアを感じる←。とはいえ修行自体は真面目なものであり、滝に打たれ水の音以外何も聞こえぬその中で、明鏡止水の境地を見つけるというもので)
【ゼシス】「………」
(思った以上に滝の水圧は強く、また薄着に冷たい水ということもあってどんどん体温と体力が奪われる。ただジッとしているのも困難な状況…直ぐ様無言になってその状況に対応しようと苦心していて)
(/都合の悪いことは大体スズハのせいにすれば良いという黄金パターンが見つかりましたな←
/でもボス感あって非常に良いと思います!誰がどうやって倒すか悩みますね…やはりヤマト編のトドメはスズハが良いですかね?
/ゼシスは天パなので、秋山殿みたいな感じで←)
【ニア】「だがあの実力だ、この修行も伊達や酔狂ではあるまい。では、参る。」
(ニアもまた滝の中へ身を沈め、真っ白な飛沫に包まれながらも正面へ向き直って仁王立ちになり、滝行に耐える。強靭な肉体故に苦痛はあまりないが、一方で雑念を払おうと思考を巡らせているのか滝の中にありながらもどこか虚ろに目を開いていて。無心にはまだまだかかりそうで。)
【スズハ】「では、拙者も……シャッッ!!」
(ゼシスにあんなツッコミをされたからか、スズハは腕組み(当然豊満な胸の下からだ)をした後に目を瞑り、身を捻らせて背中から落ちながらさながら木の葉のように身を翻しながら落ちてきて。スタイリッシュに見えて勿論回転に合わせてばるんばるんだ←)
/トラブルメーカー、あるいはトリックスター!便利!←
/ボスはスズハ、幹部クラスをゼシスニアで……物凄い劇場版感!←
/これはもうわしゃわしゃと頭髪に頬擦りをせざるを得ない なお、ニア(♂)がやると……←
(残念ながらその光景は滝の中故にまるで見えていなかった!←。そして数時間後……)
【ゼシス】「………」
(ゼシスは静寂の中に居た。心に浮かぶのは打ち付ける水の冷たさでも煩さでもなかった。戦場に居たときには感じたことのない不思議な感覚、無我夢中ともまた違う、粗のない澄んだ心……)
【ゼシス】「なるほど、これが明鏡止水……けど、これで戦いをして勝てるものなのか?」
(一先ずの会得こそ出来たものの、それがどう戦闘に直結するのかは分からなかった。そんなゼシスの疑問に対し、論より証拠とばかりにニアが用意したのは……)
【スズハ】「ムッフッフ…これぞ我がヤマトの誇るカラクリ技術の結晶!ケンドーマンでござる!このケンドーマンから繰り出されるメン・ドウ・コテの3つを瞬時に見切り交わすことが出来れば"ゼシス殿"の修行は完了でござる」
(そう言いゼシスを、上半身だけで剣道の面を被り竹刀を持ったカラクリの前に突き出して。そしてニアの方へと振り返り)
【スズハ】「そしてニア殿は、ケンドーマンに攻撃をさせずにニア殿が攻撃出来れば修行完了でござるよ!」
(そう言ってニアに用意したケンドーマンは設定を変えており、相手の敵意や殺気を察知して攻撃を繰り出すように設定されていて。ケンドーマンのからくり技術の凄さがヤバい、ヤマト驚異のメカニズム……←←)
(/というわけで修行パートは飛ばしました←
/今回の修行が活かせる相手とそれぞれ戦うって感じですね。
/ロリゼシス♀とニアのアニキ♂、ヤバいですね←)
【ニア】「なるほど、これは、中々……ただ戦うだけでも、精一杯、か!」
(一方のニアはケンドーマンと激しく打ち合っており。というより、殺気を出してしまったために受け止められ、組手になってしまっていると言うべきか。先の滝行を持ってしても明鏡止水の境地を完全には物にできていないらしく、打ち合いながらもその糸口を掴もうとしていて。滝行の後にも関わらず、また彼女としては珍しく汗を散らしながら打ち合っており。)
【ニア】「無心……打ち込むならば完全な無意識に至らねば……では……どうする……?……では。」
(ニアは打ち込みを止め、一度ケンドーマンと対峙し呼吸を整えつつ、目を瞑って歩き出しケンドーマンの間合いに歩み寄っていき……そして!)
【ニア】「フヒュゥ……ッッ……!」
(ニアの発想は、人体の本能的な反射に頼る事だ。さながら、虫を払うような無意識の咄嗟の動作を利用できないかと考え、その無意識に依った一撃は放たれたのであったが、果たして……?)
/アニメなら止め絵の連発で映すシーン!←
/良いですねえ、同じタイプでも正反対のタイプでも盛り上がりそうですな!←
/◆興◆ほほうロリなのですか!◆奮◆これは職質不可避!←
【ゼシス】「はぁ、はぁ…ダ、ダメだ。かわしきれない…」
(一方のゼシスはというと、ひたすら必死になってケンドーマンの攻撃を避けていた。先の滝行と合わせてもうヘトヘトになっており。振り下ろされる竹刀に当たりそうになるが)
【ゼシス】「無心…いや、違う…そうか!」
(疲れて何も考えられなくなった頭に過る竹刀の軌道、そしてそれから体を僅かに逸らし、紙一重のところで竹刀を交わして。疲れた体は、無意識のうちに一番楽な動きを取ろうとする。一切の無駄を無くしたその動きこそが戦いにおいて真に意味のある動きなのだ)
【スズハ】「フフフ…二人ともどうやら何かを掴んだようでござるな」
(危うげながら敵の攻撃を紙一重でかわすゼシス、反撃を受けずに拳を叩き込むニア…二人を眺めながらスズハは満足そうに笑っていて)
【ゼシス】「でもこれってさ、別に滝行をする意味は無かったんじゃないの…?」
(修行を終えてふと浮かんだ疑問をぶつける。自分に疲れた状態で無駄な動きを無くすのを教えるなら、それこそ全力疾走するなり他に方法はあるし。ニアに反射での攻撃を教えるならそもそも滝行の過程はいらないし……明らかに滝行の過程が無意味に思えて←)
【スズハ】「分かっておらんなぁゼシス殿は。修行と言えば滝行!これは謂わば様式美というものでござる。それに、スズハ達の素空留水着、堪能したであろー?」
(ニヤニヤと笑いながらゼシスに問うスズハ。実際何故かまだそのままである←←)
【ゼシス】「いや、それはまぁ、その……」
(その言にかぁっと顔を赤らめながら、隣のニアをチラチラと見るゼシスであった)
(/ロリとアニキになってるせいで元の国に戻ってもゼシスとニアだとバレず、そのおかげで謎の組織に存在がバレず自由に動けるとかそんな感じで←)
【ニア】「私は良かったがな。様式美というのもそうだし、故郷でも激流で身を禊ぐということはよくあったからな。強いて言えばそう……嵐の翌日ならより修行になったかもな。」
(脳筋極まる心残りをさらりと漏らしつつも、修行の成果を確かめるように身体を動かしたり、先の無意識の一撃のシャドーを繰り返したりしていて。ふと、ゼシスの視線に気付けば不思議そうに近付き、身長差を埋めるように上半身を倒して顔を近付け。そんな姿勢だから、見えるものは見える。←谷が。←膝に手を着いているので寄せて上げている←無論無意識←)
【ニア】「そう思うかゼシス。似合っていたならとても喜ばしい事だ。少々寸詰まりではないかと心配でな。ともあれ、これで我々も武術大会とやらの土俵には立てそうだな。」
/おお、メインストーリーに組み込むのも楽しそうですな……常識人ゆえに抑えに回るゼシス♀、さながらおかんめいている!←
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