Fact is stranger than fiction.

やってしまった｡
アニメ観てた所為でソファで寝落ち｡
身体のあちこちが痛い｡バキバキ｡

人は皆寝静まり､明かりもない真っ暗な
深夜2時15分｡

己は路地裏に立ち尽くしていた｡

街から山の上へと登る階段は緩く弧を描くようにカーブしていて､長く果てしないものに見える｡

誰かと待ち合わせでも無ければ､この後に予定がある訳でもない｡どうしてこんな所に居るのかさえも曖昧なまま唯､時間だけが過ぎてゆく｡
何をしたら良いのか分からない己は､ポケットに入っているクシャクシャな煙草を1本だけを取り出し､片手で風を防ぎながらジッポで火をつけた｡

ゆっくりと深く吸い込み､何も考えずに後ろにある建物へと背中を預ければ､今度は息を吐くように煙草の煙を吐き出す｡

それはまるで､嫌な事を吐き出すかのようで｡



文明が発達した世界に取り残され､己だけが違う世界へと迷い込んでしまったかのような静けさに嫌気がさす｡
それを嘲笑うかのように強い風が吹き､何処からともなく現れた一匹の黒猫が階段の真ん中へと現れた｡猫撫で声で鳴く猫は､風が止むと姿を消し､また己だけがポツリと佇む｡

ジリジリと音を立てて消えゆく煙草の火を眺めては最期にもう一口だけを含み､踵で掻き消して
｢　さて､帰ろうか ──　｣


誰も居ない家へと歩み始め｡

SSのように書いてるのは夢で見た風景や感じた事｡或いはふ､と思い耽た時に浮かんだ情景など｡だから実際に見た事も無ければ､触れた事もない感情や感覚｡しかし､記憶に残ったり残して置きたい感情でもあるから覚えてる範囲で､己の言葉を綴れたらそれで良いかなと｡

体験した事がないのに不思議と自然に入って来るこの歪な感情に名前が有るならば知りたいが､己は知らない｡知らないから留めて置きたいと思う｡懐かしい記憶を｡

温かな､懐かしい夢は良く見るのに､幸せな夢だとは感じない｡どうしてだろう｡

今日は何時もより動かせた気がする｡気がするだけかも知れないが､前向きに捉えよう｡力み過ぎても動かないし､力を入れなくても動かないから加減がとても難しい｡その分､ちゃんと動いた時の達成感に似た感覚がとても嬉しい｡

危ない｡また､ソファでうつらうつらとしてしまった｡ちゃんとベッドへ行かなければ｡

こんばんは、とおやすみだけ言いに来た。骨ぎしぎしにならねぇよう柔らかいベッドでお眠り。
…じゃあな、良い夢が訪れますように。

( 返信不要 )

おやすみの言葉を書き残そうとまだ頑張って起きていたら浮雲さんを発見｡( にこり )
心配まで有難うございます｡無事にベッドへと辿り着きました｡

おやすみなさい｡
浮雲さんにも良い夢が降って来ますように｡

あ､返信不要なのに浮雲さんというだけで無意識に返事をしていた｡寝惚けていたのもあるんだろうけど､己の頭は都合の良い頭だ｡

遅めの昼食｡
出来たてのご飯に明太子を乗せて､kcalを気にせずマヨネーズをぶちまける｡
これが至福の時｡

アプリのゲームは殆ど使った事がないが､このアプリは面白い｡コツコツと頑張ってみよう｡

微かな物音でも気になって起きてしまう｡
まだ寝れるのに眠れない｡

恐らく寝ていた時に刺されていたのだろうけど､今気付いた｡目の下は痒い｡何か蚊の対策をしないとな｡

｢　人生 GAME　｣


コントローラーを片手に､椅子へと腰を掛けた貴方は､買ったばかりのゲームをする為にテレビ画面を見つめた｡

すると､出て来たのは以下の忠告文｡



　※ 本編にはグロいシーンが含まれます｡
　　 苦手な人は注意して下さい｡



ホラーゲームや映画には良くあるものだ｡
その後､直ぐにSTARTボタンが出て来たので深く考えずにポチッとボタンを押した｡

その瞬間 ──

テレビ画面が暗くなり､気付いたらコントローラーを持っていなければ､自分の部屋でもない見知らぬ場所に立っていた｡


｢　此処は何処だ.. ?　｣




※ リアルホラー　/　体験型ゲーム

それは人知れず噂されているゲームで､誰が噂を流し､広まったのかは誰も知らない謎に包まれたもの｡しかし､人々はスリルと興奮を求めて"ソレ"を手にしてしまう ──


　RULE

※　微グロの為､苦手な人は注意｡

/　グロい表現はなるべく濁すこと｡
(　血 = 赤黒い体液 など..　)

/　ゲーム世界での出来事や記憶は現実世界には引き継がれませんが､負った傷は現実にも反映されます｡注意してプレイして下さい｡

/　このゲームにSAVE機能はありません｡
　 CLEARした｡ = ゲームが終わった時｡

全然練り込んではいないが､こういうホラーゲームがしてみたい｡現代版リアル/ジュマンジのような世界観と言ったら解りやすい気がする｡ジュマンジを知らなければ分からないけれど｡
大きく違う所は､ファンタジー要素が少なくてホラー要素が強い事だろうか｡そして､現実にも影響がある｡飽くまでもリアルに近いゲームを想像した｡

同時にプレイ出来る人数｡

殺人鬼　/　3名
生存者　/　3名
案内人　/　1名　(　主　)

計　7名


生存者はボードゲーム / 人生ゲームでお馴染みのサイコロを振って､出た目のMISSIONを達成してこのゲームから脱出を試みます｡
(　何が出たかは案内人が考えてその都度､お伝えする形 / 殺人鬼に連れ去られる or 食べられるで､データ抹消｡新しい方を募集します｡　)

殺人鬼は自身が消滅しない為に生存者を食らう必要があります｡その為､必死になって生存者を脱出させないようにして下さい｡
(　※ 3度､脱出されてしまうと殺人鬼は案内人に消されてしまいます｡ / データ抹消で､新しい方を募集します｡　)


話が平行線､或いは進まない場合は案内人の気分によってパニックイベントを発生させます｡但し､両者がパニックになるものが多いので､いち早く回避して逃げるなり､捕まえるなりをして下さい｡

ほぼ一対一だが､偶に案内人が出て来る変わった感じが良いなと｡

己がそうだから皆もそうとは限らないけど､テンポが良かったり､イベントが多い方が己は好きだ｡飽き性な所があるから辞めたい時にサクッと辞められて､気が向いたらまた参加して貰う｡そんな形の方が都合良い｡やりたいけど本体の都合もあるだろうし､無理に参加をして欲しくないのが本音｡
無言放置をされる事が多かったから余計に簡単に辞められるをテーマにしたい｡

もし､これで次々に変わっても相性が良ければ違う形で色々な方と交流が生まれればまた､少しは賑やかになるのではないかな｡なんて､淡い期待もあったりする｡まぁ､本当に建てるかは別として｡

あと､一人一人皆が主人公｡っていうのが良かったりする｡多少は配慮しなきゃいけないんだろうけど､自分中心に回って見るのも面白いと思う｡

個人的に色々な殺人鬼が見たい欲が強い｡
贔屓をするつもりは無いが､殺人鬼側の為に色々な武器を考えたり､メモをしようかと悩んでる｡武器コレとかマニアでは無いんだけどな｡
後はイベントを考えたり｡

パッと浮かんだだけで､今は本気で建てる気はない｡まぁ､今後来るかも分からないが､己的には気に入った内容だったから書き留めた程度｡

今日はやたらと浮かんで来るし､独り言が激しいな｡こういう日もあるか｡

パニックイベントの中に､SHUFFLEがあったら面白そうだな｡生存者か殺人鬼､どちらかが他の人と入れ替わってパニックになる､みたいな｡
例えば､生存者が殺人鬼Aに有効な防弾ベストを着ていたとして､殺人鬼側がSHUFFLEされて防弾ベストを貫通させられる魔法だとかの能力を持っている殺人鬼Bに入れ替わったら形勢逆転｡殺人鬼側が有利になるとか｡勿論､これの反対も有り｡

この場合､今まで話していた人が急に変わる訳だが､それもそれで本体パニックとして面白そう｡色々な人と話せた方が良いだろうし｡なんて､考え過ぎて独り言が止まらない｡困った｡