糖分を溶かしたエリート

私だからとは興味が湧きますね。もしかして好きになりました？(なんてからかう様告げると頬を緩ませて、問い掛けると相手からの誘いに「させてくれるならしましょうか。私から」とエリートらしく顔を崩すことなく見詰め)

...やってみろよ（冗談だと思い、机に肘をつき相手を見ては。馬鹿馬鹿しいと自分でも思いつつ。）あ、言っとくが別に好きとかねｪぞ？銀さんソッチじゃないから。

いい度胸だ。貴方が言ったのだから責任感を持ちなさい。(胸ぐら掴むとグイッと引っ張り顔を寄せればチュッと唇に口付けして)興味がないのはこちらも同様。好きでもない人にこうやすやす唇を奪われるとは甘いですよ。

....ジョークってもんが分からねｪ...(一瞬ポカンとするがその直後何をされたのかを理解すると。アホがと相手に対し思えば、顔を机で隠すように下を向けば。ボソリと呟き。相手の発言にムッとしたのか顔をあげると)普通それぐらい分かるだろ！

私にジョークという言葉は通用しませんから(ポカーンとする相手のあほ面にふっと笑い。相手の唇に己の唇を重なった唇をぺろりと舌なめずり)分かりませんが？もしかしてウブでしたか。貴方も相当アホですね。

そーですか…（相手の行動に身震いすると、諦めたようにため息をひとつ零し、また下に顔を。鼓動が少し早くなっていてこんな自分にくそっ、と小さな声で呟けば。その体制のまま相手に）お前も相当な阿呆だがな。

おや、どうしました？急に元気なくなりましたね(相手の様子に首を傾げて手を伸ばしてふわりとした髪を優しく撫で見詰め)阿呆に阿呆って言われたくありませんが。いい加減顔見せて下さい。

誰だってこの状況じゃ元気なくなるわ！（仕方なく顔を上げて言えば。首を軽く掻きながら「どこぞの携帯依存症に言われてたまるか」とため息一つ。少しはこちらの気分も察して欲しい、と言わんばかりに相手を見ては）

この状況だから元気でいなくてはいけませんよ。…どこぞの携帯依存に言われたくなければすこしは自覚なさい(顔を上げた相手の額に軽くデコピン。察しろという瞳に頬を緩ませて額から頭に手を添え撫で)

…なぁんかなぁ、お前の目的がイマイチ分かんないんだよ。(撫でられ嫌そうにもしないが微妙な気持ちになり。相手の手を払うようにすれば、はぁ、とため息1つ。「元気になれねェーよ」と少し笑えば)

私の目的など詮索しても無駄ですよ。あなたの様な頭で私の考えを見抜くなど無駄です(払い退けられてしまえば眉下げて、はぁ…とため息。元気にならないと聞いてどうすればと考え込み)

...バカにしてるだろ。まあいいか。考えるのはめんどくせーし(相手をじっと見れば、あーあ、と椅子にもたれかかり。後ろで手を組んでは。相手がため息しているのを見て「そんなに頭、なでてーのか？」)

馬鹿にはしてませんが理解力がないかと。まぁ、この話はやめましょう(ひと息吐き出すと相手の瞳を見詰め「撫でたいと思うなら直ぐに手が出てますが。今は少し考え事です」と告げて)

…そうかよ。(なんとも言えない気持ちになり。普段なら頭を撫でられると嫌だが今は逆に撫でられたい、と思い。何を言ってんだと自分を馬鹿にしながらもボソボソと相手に言えば)…撫でてぇんなら撫でろよ。

気が変わるのが早いですねまぁ、いいでしょう、撫でてあげます(上から目線で告げるも手を伸ばして、ふわりとした髪を撫でて)最初から素直に言えばいいものを。素直じゃありませんね

余計な事は言うなっての(不満そうな顔をしつつ少し嬉しいとも思っていて「あげますって…上から目線だな。素直じゃねェのはお前もだろーが」とちら、と見て、ふ、と笑えば)

おや、私は常に素直ですが？貴方よりはマシでしょ？(撫でながらこちらは素直で対応しているつもりで。目を細めて相手の顔に顔を寄せ)

へいへい、分かりましたよ。(うっ、と声を漏らせば呆れるようにして。顔が近いとぼそっと呟けば目線を避けて)

あちゃ～…久しぶりになっちまったな。…まだ居たら待ってるからな。(ふんす/びしっ)

居るか…?……まぁ、待っとくけどよ。
あんまり遅いと心配だ。( ふぅ、/ジト )