── 浅葱色の書斎 ──

なら今度、モデルにでもなってくれよ( 目細め )あぁ、いつでも来てくれて構わねぇ。一人で籠ってると気が滅入る( 微笑んで頷き / 眉間揉み )…あぁ、ある。これとかな( 相手の背後から手を伸ばし直ぐ隣の本の背表紙をなぞり )紛いなりにも作家のくせに面白い話の一つもできねぇが、そう言ってくれると助かるよ。…まぁ、酒は夜だな( 戸棚閉め )

モデル？…そのくらいなら別に構わないけど、それを頼むのが俺で良いのかい？彩り荘にはもっと色んな個性を持った子が沢山居るよ。( 緩く瞬き繰り返し )ありがとう。代わりと言ってはなんだけど、お前も何かあれば…いや、何もなくたっていいから、いつでも俺の部屋へおいで。歓迎するよ。( 微笑 )──へえ、これがお前の…読んでみても良いかい？( すぐ隣に伸びて来た手に微かに目開き / 同じ様に背表紙を指先でなぞると背後の相手へと向き直り )無理に面白い話なんてする必要はないさ、そのままのお前が知りたい。…っと、折角椅子をすすめてくれたのに悪いねえ。自室ではいつもこんな感じだから、ついね。( 立てた片膝に頬乗せ / 苦笑 )

個性は誰にでもある。もちろんお前さんにもあるし、俺はそれを書きてぇんだ。文字の絵画、つったら分かりやすいか?( 相手の様子に笑み漏らし / 首傾げ )それは来て欲しいって言うお強請り?( 口角上げ )…お前さんにそう言われちゃあ断れねぇなぁ( ゆるり破顔し / 何気なくさらりと髪撫で )ふは、そのままの俺がお前さんを満足させられりゃあ良いけどな。いや、気にしなくて良い。好きなとこに居てくれ( ベッドに腰下ろし )

文字の絵画…すごく、魅力的な響きだねえ。お前に書いてもらえるのが、今から楽しみでならないよ。( ぽつ / 表情緩め )…随分と意地悪なことを言う。お強請りだと言えば、お前は来てくれるのかい？( 数秒の沈黙後僅かに眉尻下げ / ゆるり小首傾げ )良かった。お前と話しに来てここで読むのもなんだし、借りていっても良いかな？( 瞼軽く伏せて撫で受け )そんなに気にしなくたっていいのにねえ。…逆に、お前は俺と話していて楽しいかい？ん、じゃあ好きなようにさせてもらうよ。( くふ / 顔上げて視線向け )

そうか?後になって後悔すんなよ( 意味ありげに口角上げ )行くぜ、もちろん。お前さんに強請られて断る程非情じゃねぇよ( くく、 )あぁ。そっちのが気が楽だ( ふ、 )楽しいね。お前さんと言葉を交わしてると弄んでるようにも弄ばれてるようにも感じる( クス )

…なんだか含みのある言い方だねえ。モデルとは何をすれば良いのかな？( ゆらり首傾け / 探るように視線合わせ )それなら良いんだけどね、お強請りだと捉えてもらっても。( ふふ )ん、じゃあこれは貰っておくね。( 再び本棚へ向き直り、先程の本を手に取って )っ…お互いに弄ぶのが好きなのかもしれないねえ。言葉遊びをしているみたいだ。( 口元手の甲添え肩震わせ )

別に、俺にお前さんの事を教えてくれれば良いだけだ。可能な限り深いとこまで( わざと言葉を選び、口角上げ )そんなに来て欲しいか?まぁやぶさかではねぇけど( くく、 )俺が丹精込めて拵えた謎だ。じっくり堪能してくれ( 他の自著を手に取り微笑んで )良いだろ、飽きなくて( つられて微笑み )

お前は本当に…面白い人だ。深く俺の事を知りたいのなら、それを引き出すのはお前の仕事だね。( ふふ / 胸元人差し指で柔く押し )来て欲しくないと言えば嘘になるよ。まあ、無理にとは言わないから、暇な時においで。( ふはり )浅葱君の書くミステリーものがどんなものなのか、今からすごく楽しみでならないよ。( 本を胸に抱えて頬緩め )はは、その点ではこういうのも悪くないねえ。( くふ )

あぁ、じっとしててくれれば俺が勝手に探り出すさ( ふ、 )んじゃ、お言葉に甘えて。また晩酌にでも付き合ってもらいに行くかな( 頬緩め )ふは、なぁんか擽ってぇな( 苦笑浮かべ )そうだな。お前さんと話してると退屈しねぇ。どんどん興味が湧いてくる( 目細め )

それは頼もしい。…でも、自分の事を探られるというのは、なんだかむず痒いねえ。( 首筋に手当て / ふうむ )ん、俺で良ければいくらでも付き合うよ。( 一つ頷き )──可愛いなあ、浅葱君は。( くす / 片手伸ばして緩く頭撫で )お前の興味を擽るような事はしていないつもりだったけど、いざそう言われると中々嬉しいものだね。( 口元緩め )

っと、結構長居してしまっているんだけど、仕事の方は大丈夫かい？それに、共同部屋だったり個人の部屋だったり、行きたい所があれば適当に話を切って貰っても構わないからね。

気ぃ使わせちまってたら悪いな。お前さんと話してる合間に進めてたんだが、今粗方終わらせてきた。良い息抜きになったぜ、ありがとな。
お前さんともっと話してたい気持ちもあるんだが…合同スペースにも顔出してぇし、お言葉に甘えて一旦向こうに移動させてもらうわ。レス蹴っちまって悪い。
すげぇ楽しかった。前よりもお前さんの事知れたし、なかなか収穫があったぜ。良かったらまた来てくれよ。俺からも行くだろうし( ふは )
それじゃ、また後でな( 手ひらり )

気にしないで、俺も向こうに顔出さないとなって思っていた所だったしさ。桜君のご飯もいつも食べ損ねちゃってたしねえ。…そろそろまともな食事をしたいなあ。( ふふ )
楽しんでくれていたのなら一安心だ。俺もお前との会話、楽しませてもらったよ。また手が空いた時には部屋に寄ってみるね、長い時間のんびりお話できて良かった。──ああ。後、本は読み終わったら返しに来るよ。
それじゃあ、俺も少ししたら向こうにご飯食べに行くつもりだから、会えたらよろしく頼むよ。( 手ひら )

はー…やっぱ仕事あると中々ゆっくりできねぇな( 頭ガシガシ )ま、眠くなるまでのんびりやりますか( 眼鏡掛け )

っあ゛ー、終わり終わり( 大きく伸びをし )案外早く片付いちまったな…本でも読むか( 本棚の前に立ち )

はー、つっかれた…( ベッドぼふん、 )流石に朝から何も食ってねぇと腹減るな…。…良いか、少しダラダラしてからで( ふぅ、 )

えーと…浅葱さん居るか？(一回ﾉｯｸし、ﾄﾞｱの向こうから声掛け )いきなり押し掛ける感じで来ちまったな…申し訳ない(微笑／眉下げ)昨日途中ですれ違っちまったから、改めて話したくてな(んん／呟き)

ｱﾝﾀが良かったら相手してくんねぇか(はふ／待機し)

…お、珍しいお客さんだな( 扉開け / 微笑み )あぁ、そうだな。昨日は悪かった。仕事が立て込んじまっててな( 苦笑し )まぁでも、今一段落着いたとこだ。仕事明けで散らかってて悪いんだが…( 本が散乱した室内ちらりと見やり )それでも良かったら上がってけよ( 扉開いて室内へと促し )

ん、さんきゅ。じゃあ邪魔っすかな…(くす／部屋入り)あーそうだな。俺、基本的に荘に居るからなぁ(ふは／肩竦め)んや、仕事が立て込んでんのに話してくれて寧ろ有り難てぇぐらいだよ(ふにゃり)おー…ｽｹﾞｪ数、書斎っつーか書庫みてぇ(目瞬き／室内をゆっくり見渡し)

そうだな、向こうにお前さんが居ると安心するくらいにはいつもの面子、って感じだな( ふは )それは気にすんな、誰かと話すのは良い息抜きになる( ふぅ )今はな、資料ひっくり返してたから。いつもはもっと片付いてんだぞ( 苦笑浮かべ )

そうか？まぁ、ほぼ毎日顔出してるからな。俺飽きっぽいはずなんだけど…何んだかんだ続いてんだよな(くふ／目細め)ん、なら良いけど。…あんま無理すんなよ(くす／相手の顔をﾁﾗ見)へぇ、資料なのか。これ全部集めんの大変そうだな(じぃっ／ふむ)