黒き桜の散るところ [ 非募 ]

黒き桜の散るところ [ 非募 ]

半堕刀剣  2018-04-15 23:28:01 
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 「 さて、あんたは俺を見付けられるかな。 」





とある一振りだけ。





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  • No.881 by 半堕刀剣  2018-10-03 14:10:13 




居ないと決まったわけじゃない。何処かへ隠れているのかも…。(  ぎゅ、と手を握り返し一先ず自室へ相手を連れて  )
切国…これでずっと一緒だ。(  すりすり、ぎゅ  )

ふ、初めからそうやって素直になれば良いのに。(  くす、相手の手を取り再び歩みを再開  )
…駄目だ。(  自らの口元でばってん作り  )


え、っと…そうだな。明日でも良いんだが、俺の弁当を作ってくれないか。(  少し悩む素振りを見せ、思い付いたのが道中の昼飯。彼の手作りの料理は食べたことがなく、寂しさも少しは紛れるだろうと提案し。自身は私物の中から旅装束やら手紙一式やらを用意し始め、これらか揃うといよいよ旅立つという実感がわいてきて  )


  • No.882 by 写し刀  2018-10-03 15:15:55 





何処か…って何処に隠れているんだ。( 引かれるまま自室の前に着くと同時に刀ではない気配を感じ取り )
ん?…ああ、国広。俺は嬉しい…これであんたと共に。( ぎゅぎゅ、少し身を離し髪に触れるだけの口づけ )

ふん。( つん、 )
…何故だ?( 眉下げちら )


弁当でいいのか?分かった。あんたがそういうなら。( 彼の提案に大袈裟な程嬉しげな表情を浮かべそうと決まれば何を作るべきか。彼の為に弁当を作るのならいくつか好物の物を入れようと思い立ち真剣な眼差しを向け )…国広、何か好物はないか?それも弁当に入れようと思っているんだが…、( と聞いたものの何処か照れくささもあるようで )

  • No.883 by 半堕刀剣  2018-10-03 17:06:10 




…!ある、じ…?――…、ッ、!(  己も気配を感じ取ったのか、恐る恐る自室の扉を開ければ目前に仁王立ちの審神者が立っており、ひ、と小さく悲鳴をあげるもいきなり胸倉を掴まれ捕らわれてしまい  )
――…そうだ。一緒に祝いの酒でも飲まないか?(  甘んじて口付けを受け入れつつ  )

…。(  自室前まで来ると、不意に相手の腰を抱き寄せ乱暴に部屋の中へと相手を連れ込み。ぴしゃりと戸を閉めると同時に強引に唇を奪って  )
口吸いだけじゃ満足出来ないからだ。(  目を逸らし  )


好物、か。何でも好きだが、洒落たものよりもしんぷるなものが好きだな。塩むすびに漬物とか卵焼きとか…。おむすびと付け合わせ程度で良いぞ。(  とてもはりきった様子の相手に可愛らしいとは思いつつも、豪勢なものは望まず素朴な好みを正直に相手へ伝え。自分の為に其処まで親身になってくれる彼が愛おしくて堪らず、相手への好意を再認識すれば手を伸ばし別れを惜しむ様に相手の頭を布越しに撫で遣り  )


  • No.884 by 写し刀  2018-10-03 19:53:36 





――…ぁっ、国広!( 一瞬何が起きたかわからず唖然としていたのも束の間、彼の小さな悲鳴に意識を戻しては審神者の腕を掴み )や、めろ…!離せっ、このっ( ぐるる )
!飲む。そうと決まれば俺の自室分かるか?其処で待っていてくれ。厨から酒を持ってくるから( ぱあ )

?!ぇ、っぉ、ぉぃ…!く、くに――…ンッ、ぅ、( そろり彼の胸元まで手を持っていきぎゅ、と服を握り )
…、いいぞ、俺は。その先まで行っても。俺もあんたと同じでそれだけでは満足できない。( ぽそ )


…ふむ、成程。分かった、しんぷるなものだな。( 無邪気な子供の様に嬉しそうに撫でを受けつつ彼の好みを聞けたからというもの明日は早起きをし彼の弁当を作らないと、とはりきりを見せ両拳を作り” よし ”ふんす、と気合を入れ。内番の仕事も終え、特にすることはないので明日には旅に出てしまう彼と共にこの時間が許す限り今日は一緒にのんびりしようと考え )後は…準備するものあるか?なければこの後…あんたとのんびりしたい。

  • No.885 by 半堕刀剣  2018-10-03 20:53:47 




げほっ…、よせ、切国…。(  付喪神の力には敵わないようで彼のお陰で審神者の手からは解放され。男は相手に視線を移し、小さく舌打ち “まーたお前か。国広を連れ出したのもお前か?”)
分かった。ゆっくり待っている。(  こくこく、ひらりと手を振り何方からともなく別れ  )

――これでやっと二人きりだな。(  唇を離し耳元へ囁くとふ、と吐息を吹き込んで  )
足腰立たなくなっても良いのか。手加減できるか分からないぞ。俺も、不慣れなんだ。(  布深く下げ  )


楽しみにしているぞ。切国。(  まるで弟の成長を見守る兄のような心持ちで気合を入れ直す相手の微笑ましさを優しげな眼差しで見守り。突然決めたこと故にまだあまり現実感が無いものの、彼と過ごせる時間は確実に失われていく。次ぐ相手の提案には快く頷き、残りの時間を大切にしようと考え、相手の意思を尊重し  )いや、特に大掛かりな準備は必要ないからな。ああ、良いぞ。何をしようか。


  • No.886 by 写し刀  2018-10-03 21:54:47 





…ああ、俺だ。俺が国広を連れ出したんだ。殴るならこの俺にしろ。( 彼の前に庇う様に出てくるとキッ、と睨み )
――…国広、待たせたな。( お盆にお猪口をのせ襖越しに彼を呼び” 開けてくれ ”と )

ふぁ…っ、くにひろ( ぴくりと擽ったそうに顔を横へ少し傾け。名を呼んでは頬へちゅ、 )
いい。手加減なんてしなくていい。俺はそれを受け止める。…それでも駄目か?( ふ、と小さく笑って )


…そうだな…、なにしよう、か。( 彼と共に有意義な時間を過ごすにはどうすればいいか。此方の提案を快く受け入れてくれたのにも関わらずそう言われてしまうと悩みに悩んでしまう。このまま自室で何もせず過ごすか、それしか思い浮かばずにうーん、と腕を組んで彼にも意見を聞こうと )…国広は何かしたいことがあるか?

  • No.887 by 半堕刀剣  2018-10-03 22:20:51 




“…どこまで俺を怒らせりゃ気が済むんだ。俺が殴っても面白くねえしなァ。…国広、こいつを殴ってやれ。主命だ。”(  残酷な命令。主の言葉にびく、と反応するも当然拳を握れずその場に硬直し  )
切国、ありがとう。今開ける。(  相手の声に嬉しそうに駆け寄り、すぱんと襖を開いて  )

ん、何だ?(  此方も頬へ口付けを返し、背から腰を撫でて  )
駄目、じゃない、が…傷付けてしまいそうで、怖いんだ。(  チキンハート  )


…んー、そうだな。二振りで茶会でもしようか。(  特に何も希望がないのであれば無難に茶でも飲みながら思う存分語らうが良いだろうと考え。相手に伺いを立てつつも気分はすっかりその気なのか荷物の中から羊羹を一棹取り出して相手に見せ  )丁度甘味もあるんだ。一緒に食べないか。


  • No.888 by 写し刀  2018-10-03 23:09:04 





…あんたは何処までも狡賢い男だな。( ぼそ )そうやって国広が困るようなことをするところが気に食わないんだ。( ギロリ )
ん、ありがとう国広。( ぱあ、自室に入り卓子の傍まで来るとそれを置き )あんたと酒を飲むのは初めてだな。( るんるん )

…沢山、痕付けてくれるのだろう?( ひく、と微妙に背から腰を撫でられた瞬間反応をし握りしめていた彼の服から手を離し首元へ腕を絡め )
……何であんたはやるとなればそう弱音になるんだ。( きょと )平気だ。俺はそれをあんたの愛情として受け止める。( ふ )


!羊羹…!( 一棹の羊羹にこれでもかと目を輝かせ嬉しそうにその甘味の名を口にして。それも甘党の審神者の影響でもある故か、甘味処へ連れ出してくれたりしてもらうことがあり最初に初めて食べた甘味がえらく美味しくそれ以来甘味が好物になったことで、審神者もそれが嬉しく度々甘味処の新発売がでれば共に食べに行くことも屡々。なので彼の提案に賛同するようにすく、とその場から立ち上がり )茶を淹れてくる。( ささ、と自室を後にし早足で厨へ向かっていき )


  • No.889 by 半堕刀剣  2018-10-04 19:56:42 




“てめぇに好かれようなんざ思ってねえよ。チビ。…国広、さっさとやれ。”(  威圧的な視線を己が刀に向けるも、刀は相手の背に隠れ首を振るばかりで  )
そうだな。…あんた、酒は強いのか。(  まあ飲めとばかりに相手の杯へ酒を注いで  )

いつからそんなにお強請りが上手くなったんだ。(  挑発的に笑むと相手の頭巾をするりと外し  )
別に、弱気になんかなってない。…据え膳食わぬは何とやらだ。そう言うからには覚悟しろよ。(  ちゅ、と額に口付け  )


(  甘味と聞いて何より喜ぶ相手。その反応の良さに内心少しばかり驚くも微笑ましさは変わらず厨房へ駆けていく相手を見送り  )…甘味が好きなのだろうか。(  先程の彼の笑顔を思い返し、手の中の羊羹をぼんやり見つめつつ一人憶測を呟いて。また一つ相手の一面を知ることが出来、自然と口元緩めては小さな喜びを胸にしつつ小刀で羊羹を切り分けておき  )


  • No.890 by 写し刀  2018-10-05 00:27:44 





フン、はなからそのつもりもない。勘違いするなのっぽが。( ずば )
…まあまあといったところ、だな。国広は?( 此方も同じように相手の盃へ酒を注いで )

さあな。( ふふ、と小さく笑い早くと急かさんばかりに目線で訴え )
ああ、全力で受け止めてやるさ。( 仕返しとばかり微笑口付け )


――、…持ってきたぞ。( 厨房から二人分の湯呑と急須を盆の上に置き慎重に慎重に早歩きで自室へと向かい。自室へ着くとひょこり襖から顔を覗かせては中へと入り卓子の上にそれを置くと、そこへ正座をし二人分の湯呑へ茶を分けるように淹れ終えると、相手の前に湯呑を置いて )

  • No.891 by 半堕刀剣  2018-10-05 18:59:18 




…!切国、だめだっ。(  剣呑な空気に慌てて後ろから相手の口元を両手で覆い。審神者の苛立ちは募る一方  )
それ程強くない。…から、人前ではあまり飲まないようにしている。だが今日は特別だ。(  ん、と盃を掲げ乾杯の合図  )

そこは俺のおかげだと言え。(  かぷ、と首筋を甘噛み  )
…では、部屋へ行くか。(  相手を掬い上げ二度目の姫抱き  )


ありがとう。羊羹も切り分けておいたぞ。おかわりもある。(  湯呑みを受け取る代わりに綺麗に切り分けた羊羹を相手に差し出し。頂きます、と小さく呟いてから湯呑みを手に取りまずは一口啜って。相手が淹れてくれた茶の味。次はいつ飲めるやも知れぬその味を吟味するかの様、ゆっくりと嚥下して。そして、しみじみと独りごち  )…美味いな、切国の茶は。


  • No.892 by 写し刀  2018-10-06 00:52:36 





ぬぐっ、( 何するんだ、と其方へ視線をやりもごもご )
ほう…そうなのか。と言いつつ俺もそこまで強くはないがな。( ふふ、と小さく笑っては盃と盃をこつ、 )

んっ、…嫌だ。そういえばあんたは調子に乗るだろ。( くす )
…これであんたにこれをされるのは二度目だが…未だに慣れない。( 真顔。からの肩口に顔を埋めあうあう← )


…大袈裟だな。普通に茶を淹れただけなのに。( ありがとう、と手渡された羊羹がのった皿を受け取り此方も手を合わせ一先ず先に羊羹に添えられていた黒文字で半分に切ると、それを口の中へ入れては味わう様に咀嚼。口の中に広がる控えめな甘さにほんわか心が安らぎ自然と笑みを浮かべていると、彼の口から茶の感想を述べられては何処か照れくさそうに答え )

  • No.893 by 半堕刀剣  2018-10-06 21:27:53 




切国は、悪気があって言っているんじゃない。どうか、切国を許してやってくれ。罰なら俺が受ける、から…。(  相手の口元を手で覆ったまま審神者に進言し  )
ほう。酔うとどうなるんだ?酔わせてみたくなるな。(  くす、ちびりと酒を啜り  )

ふ、よく分かっているな。ならば、もっとお強請りが上手くなるように焦らしてやろうか。(  首筋から耳裏へちろりと舌を這わせ  )
…ふん、これくらいのことで。怖気づいたか?(  そのままの姿勢で寝室まで運び  )


何、次にいつあんたの淹れた茶を飲めるかも分からんからな。(  相手の言う通り、我ながら大袈裟だったかと思いつつもその気持ちは本心で、再び茶を含みほっと一息吐いて。己も黒文字で羊羹を一口大に切って食するが、明日旅立つ不安も入り交じってかあまりそれを味わうこともなくごくりと嚥下し、深刻な顔で話を切り出して  )――なあ、切国。俺が修行に出て、変わってしまったらどうする?俺が俺でなくなったら。


  • No.894 by 写し刀  2018-10-06 22:23:59 





…!ん、っんん、( 最後の言葉に否定するように訴えかけ )
さあな。俺にもわからん。…というより記憶が無い。( 真顔 )

っ、ばか。やっぱりそうやって図に乗るだろあんたは。( ぴく、ちらり相手を見 )
べっ、別にそうじゃない…が慣れないだけだ。( む / 寝室まで運ばれるとそのまま寝かせられ )――…国広、( 両手を伸ばしこい、の合図 )


…え。( 突然の話の切り出しに口に運ぼうとしてた羊羹が口元で止まり。それもそうだ明日には彼は長旅に出てしまうのだから自分自身どこまで変われるかわからない旅先に不安を感じるのも無理はない。だが、己自身も彼が何処まで変わってしまうのか想像ですらできない。それでも彼なりの修行の成果であるのには違いはなく、帰ってきて彼が彼でなくなっても違う姿だったとしても何も性格が変わるわけではないのだから己が知る彼で間違いない筈 )――…それを修行から得たことで見つけた国広の”答え”なら、俺はそれを受け止める。嫌いになったりなんかしない。( 羊羹を皿の上へ戻してはその場から立ち上がり彼の元へ。そこへ正座して座り込むと彼の手を自身の手を重ねて置き真剣な眼差しでそう答え )

  • No.895 by 半堕刀剣  2018-10-07 09:45:20 




…切国、ごめんな。(  手を離しゆっくりと審神者の元へ。“お前じゃ満足できねえよ。”そう言いつつも審神者は刀の肩に馴れ馴れしく腕を回し  )
だろうな。俺も同じだ。でも…、(  ふと言葉を噤み  )

別に。好きな者を自分の色に染めたいと思う事はいけないことか。(  じ、と瞳を合わせ  )
――ん。(  相手の合図に応じるよう寝台へ上がり、彼を組み敷いて  )…本当に怖くないのか?


そう、か。…そうか。(  自分でもどういう心境変化があるか分からない為に自分が自分でなくなるのは恐怖でしかなかったが、相手からの優しい言葉にそんな心持ちは軽くなり、彼の台詞を反芻するように何度でも頷いて。真剣なその眼差しに偽りは無い事を知り、相手への愛おしさ増せば手を繋ぎ合うだけでは足りず不意に相手ごとぎゅ、と抱き締めて。強く強く腕の中に閉じ込めた温もりに、嬉しいやら切ないやらの感情が綯い交ぜになり早くも少し涙ぐんでしまい  )――大好きだ、切国。これからもずっと、その気持ちは変わらない。


  • No.896 by 写し刀  2018-10-07 11:48:43 





――国広、…ッ( 肩に回された手に嫌な表情を浮かべるも審神者を睨み付け )
?でも…なんだ?( 首傾げ )

…っ、別にそうではないが、( うう、視線逸らし )
ふふ…まだ気にしていたのか。平気だ。怖くない( 頬を撫でやり小さく笑んで )


――?!くに…ひ、ろ?( 不意に体が前のめりに出てはいつの間にやら彼の腕の中にすっぽりと収まっており。なにやらなんだか分からぬ状況に彼の名をポツリ動揺が隠せぬ様子。だが、彼から微かに香る石鹸の匂いにもう少し感じていたいと、すりすりすり寄り )…俺も。国広が好き。

  • No.897 by 半堕刀剣  2018-10-07 14:09:30 




“ 分かっただろう。国広は君より俺に構って貰いたいんだとさ。 ”(  本当は君を虐めたかったんだけど、と相手の耳元へ囁いた審神者は彼の元を離れ、己の刀の手を引いて何処かへ去ろうとし  )
――い…いや、何でも無い。(  くい、と杯の中の酒を一気に呷って誤魔化し  )

……じゃあ、良いだろ。(  つつ、と首筋指でなぞって擽り  )
――そうか。(  頬に触れた相手の手と手を重ね合わせた刹那、ゆっくり顔を近づけ唇を食み  )


…ふ、ありがとな。(  相手の言葉に嬉しそうに破顔し、暫く相手を抱き締めたままの体勢で静かに目を閉じ。甘い沈黙に身を委ねていると、不意に廊下を駆けて行く数振りの刀達の足音が聞こえ。稽古場での出来事が蘇り、大袈裟な程びくりと身体を揺らすと同時に慌てて相手から身を離し  )――ッ、こんなところ、次に誰かに見られたら変に誤解されてしまうな。すまない。


  • No.898 by 写し刀  2018-10-07 19:23:35 





――…悪趣味め。( ぼそ )思いあがっているのも今の内だぞ、のっぽ。( 咄嗟に彼の手を掴み此方に引き寄せようと力を入れて、す、と目を細めては審神者を睨み )
なんなんだ?なあ、国広。その後の言葉の続きはなんだ。( ぐい、と飲み干すと彼の方へ近寄りじー )

んっ、( ひく )ばっ、ばか…擽ったいだ、ろっ( う )
ぅ、ん( その重ね合わせた手の間の隙間にやんわり入れては控えめに口を開け舌を出してはぺろり舐めて見て )


…、もう少し身を委ねていたいんだが…駄目か?( ふるふると小さく首を振り廊下を掛けてゆく刀達の足音も遠ざかってきた頃合いをみかねもう一度抱きしめてもらいたいとちらり見ては珍しくおねだり。明日には旅立つのだから少しくらい甘えても…彼の体温を今日だけ感じていたいからこそのおねだりであり、嫌ならばそれはそれで諦めるつもりでいるようで )

  • No.899 by 半堕刀剣  2018-10-07 21:38:56 




切国…。(  繋がれた手に其方を振り返り、救いを求める様な弱々しい声で相手の名を呼び。審神者は己の刀を繫ぎ止める相手を忌々しげに睨み返し“ その手、離せよ。 ”と  )
いや、その…た、大したことじゃないんだが…。どうも俺は悪酔いするらしくてな。(  苦笑  )

はは、すまんな。何処に痕を付けようか。ここか?それとも――(  指先で鎖骨の辺りをなぞり、次なるは彼の脇腹の辺りをぐり、と指先で押し  )
ン…っ、(  捕らえた手を寝台へ押し付け、舌を絡めて  )


…ッ、お前な。俺の気も知らないで。(  やけに甘えたな相手に戸惑いを露わにし、照れくさそうに頬を赤らめ視線を下方へと下げて。彼と密着している時の心臓の高鳴りは相手に伝わってしまいそうなほど激しく、変に意識してしまう己を知っているからこそ複雑そうな顔で少し迷う素振り。が、直ぐに視線を彼に戻し徐に身にまとった布をばさりと広げれば、自らの傍ら、布の中へと招き入れる様隣を空けて)――…そら。おいで、切国。


  • No.900 by 写し刀  2018-10-08 05:06:26 





断る。あんたこそ国広の手を離せ。( 此方も負けじとにらみ返しぐい、と此方へ引き寄せ )
悪酔い…か。それは少し見て見たいと思ってしまうな。( ぽそ )

ッ…ゔぅ、!( ぞわ、と震えるも脇腹に違和感を感じては眉を顰め )お、おい…くにひ、ろっ、
は…っ、ぁ…ン( ぎこちなく舌を絡めていきたまに彼の舌を甘噛みし )


?( そんな心境があるとは知らない己は彼の表情を不思議そうに眺めて。すると、此方へ視線を向けられる際不意にどき、と高鳴りにまただ、あの時と同様に心臓が早打ちをはじめ。動揺するように瞳を揺らすもそれでも彼に甘えたい気持ちは変わらずゆっくり彼の元へ近寄り広げられた布の中に入り )

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