半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
通報 |
ん、それで少しずつ慣れていくといいだろう。( こく )…ああ、じゅうぶ…?拾った?( きょと )!それ…貝殻じゃないか。( おお )
っえ。それなら国広、そこまで送る、ぞ?( 目を合わせてくれない相手におろおろ )
――…国広、( しゅん、ある川辺にぽつり体育座りで深い溜息をつき )
…いや、気にしなくていい。少しずつ俺達と慣れて行こう。( 政府の幹部との交渉に少し緊張の糸が切れたのかだらしない表情を出すものの酷くあの時の事を気にしている様子の相手へ優しく微笑みかけ自身の近侍を助けようとしてくれていた事は十分わかっているからこそ首を横に振り頭を撫でてやり。国広も自身の弱さに反省をして申し訳なさそうに”国広…俺の所為で、すまない。”布を深々と下げ )
ああ、本物を見るのは初めてだ。凄く綺麗だな。あんたに似合いそうだ。( 相手の頭に添えてみて )
…必要ない。すまない、突然取り乱して。( ふらふらと立ち上がり、覚束ない足取りでその場を後にし )
――…、( 所用があり、主と共に外出中の事。川沿いを歩いていると見知った分霊の姿を見付け )…あれは…。
( 優しく頭を撫でられ、少し心が軽くなったのかすりすりと甘えるように目を細めて大人しく撫で受け。触れられることでこんなにも心が穏やかになることを知り、申し訳なげに謝る分霊にも同じように布越しに頭を撫でてやれば小さく微笑んで )…切国、お前は悪くない。謝るな。あんたは俺が護ると言ったろう。
俺もだ。こんなに綺麗な貝殻見るの…は…?っえ、お…俺に似合うわけ…っ( おろろ )それならあんたの方が似合う。( 相手の手首を掴みぐい、と其方へ )
…国広?おい、国広っ、( 後を追おうとするも相手の言葉を思い出しその場に立ち尽くし )
――…やはり来ない、よな。( しゅん、分霊が来るだろうと暫く待っていたものの来る気配はなくその場を後にしようと )
――さて、山姥切。君の審神者の所へ連れて行ってくれるか。( 最初にあった頃とは比べものにならない程、ここまで甘えてくれる彼になんだか新鮮な感覚と嬉しさで口が緩み暫く撫でてやり。切国も同じようにされ少しばかり落ち着いたのか気持ちよさげに撫でを受け心穏やかになったところで話を切り出し )
あんたに似合わなければ俺なんかに似合うわけがない。……どうだ?( 促されるまま満更でも無さそうに頭に添えて見て )
――…( 一度は帰ったかに見えたが、戸を開けた先でずるずると壁にもたれて崩れ落ち、必死で恐怖心を抑え込み )
……捕まえた。誰だと思う?( 相手の背後に忍び寄り両手で目隠しして )
…っ、ああ。分かった。( 束の間の平穏も主の名を出されることで空気が変わり、いよいよ主とも暫しの別れだと思えば不安なような少し寂しいような気に駆られ、決心が鈍っているのか曖昧に頷いて。彼らを連れ、主の部屋の前へと来るとまずは己から中に足を踏み入れ。丁度仕事中だった彼は不機嫌そうにこちらを睨んでくるのを、やや気後れしたように見つめ )――主、大事な話があるんだ。
…そんなことはない。似合っているぞ。――綺麗だ。( やんわり頬撫でふ、 )
( やはりあの状態の相手が心配でならず帰った方向へ進んで行くと、相手の姿を見つけ )――国広、
――!っ、その声…国広、なのか?( 恋しかった相手の声音に目隠しされた手を掴んで離させると同時にそちらへ振り返り )
――初めまして。…おやま、お仕事中のようですね。それはお邪魔して申し訳ない。切国の審神者なのですが、貴方にお話があるのです。少しお時間頂けませんか?( 彼の次に自身と近侍、と入っていき穏やかな笑みを浮かべ彼の審神者に話し掛け。自身の身を守ように少し手前に出た近侍は今まで見た男の変わり果てた姿に驚きを隠せないのか呆然としている様子で )
き、綺麗とか言うな。…これはあんたにやる。飾るか首飾りにでもして使えばいい。( 照れ、貝殻を相手に押し付け )
…っ、な、何か…?( びくり、声のした方に振り返り怯えた目で見つめ。と同時に膝を抱えて縮こまり )
ふ、すぐにばれてしまったな。( 相手が振り向いた刹那ちゅ、と頬に口付け )
( 我が刀を睨む鋭い視線の矛先を隣の男へと変え、自らを審神者だと名乗る彼を胡散臭そうに見詰め。自分の知らないところで話が進んでいることなど露知らず、ただ仕事を邪魔された事に対しての苛立ちからか敵意剥き出しに男とその近侍を睨み )…他本丸の審神者が何の用だ?
っうわ、!( 綺麗な貝殻を大事そうに両手で包みこみ、 )…ありがとう。大事にする。( ふへ )
……国広、そっち…行っていいか?( 不安げに見つめ )
っ、国広!( ぱあ、ぎゅう )会いたかったっ、
先に…なんですが、貴方に相談もなしに話を進めてしまい申し訳ない。これは急な話上に貴方とて混乱を招くかもしれません。怒らずに話を聞けとはいいません。( 睨まれたら睨み返す、そんなことから近侍はあの相手へ睨み返して。それに気付いた自身はぺし、と叩き"やめなさい"と小さな声で言い聞かせては、彼側の審神者に睨みを効かされても微動だにせず何処か申し訳なさそうに眉を下げ相手を見つめ落ち着いた声音で淡々と話し )――貴方の大切な刀、山姥切を此方で預からせて頂けませんか?
…さ、戻るか。風邪をひかないようにしっかり拭いてから着替えるんだぞ。( 先に陸に上がり、相手に向けてタオルを放り )
…また噛み付きにでも来たのか。( そんな皮肉を吐きつつ肯定の代わりに少しだけ隣を空けて )
――!( 抱き着かれたところを遠くの主にばっちり見られ )あ…きりくに、切国。( ゆさゆさ )
…大切な刀だと分かってんなら遠慮願いたいものだがね。そいつは俺の従順なしもべであり大事な近侍だ。( 思いもしない要求には驚きを禁じ得ないがその反応は薄く内心の動揺を悟られないように書き物の筆を進めながら此方も淡々と応え。そんな聞く耳を持たずといった我が主におろおろと視線を彷徨わせている内に、容赦なく主から命令が下され、状況は更に張り詰めたものに )国広、お引き取り頂いて貰え。( 男の威圧的な言葉に刀はすっかり怯んでしまい、膝はがくがくと震えて最早動くことも出来ず )
分かっている。( 大切に包み込むように片方の手で緩く貝殻を握り締め陸を上がると、タオルを受け取り髪の毛をわしゃわしゃ )
そんなことしない…!( ふるふる首振り、相手の隣へ座りぽすと肩口へ頭を置き )…嫌な思いをさせて、すまない…、噛み付いたところ、大丈夫か…?( しゅん、 )
?なん…ぁ。( ぼしゅ )すっ、すすすすすすまな、いッ!( バッ、と彼から離れあわわ )
――あ、国広。( 裾くいくい )世話係から伝言が入ってな。遊戯の方で山姥切国広が帰ってきたそうだ。( こく )本当に布がないから俺じゃないような感覚だったが、あそこまで変わるとは思わなかった。
山姥切、大丈夫。ゆっくり深呼吸するんだ。…この要求をすんなり貴方が認めるわけがないことは分かっています。動揺するのも無理はありません。ですが、この子を自由にさせてあげたいのです。( 成程、こんな風に刀を威圧して怯えさせていたのか。近侍である彼からの話ではそう聞いてはいたがそれまでとはチラリ、山姥切の方を見て見ると先程の近侍の如く浴びえている様子で。落ち着かせようと肩に手を置き優しく声を掛け )…これは政府にも既に許可を得ています。貴方が落ち着くまでこの子を預からせてくれませんか。
片手じゃ拭きにくいだろう。手伝ってやる。( 相手の手に自らの手を重ね、わしゃわしゃ )
…あんたに噛まれるのは別に良いんだ。ただ、痛みを感じると嫌な事を思い出してな。( 自然に相手と手を繋ぎ、空いた片手で噛み痕に薄く滲む血を拭い取り )
い、いや、構わない。俺達の仲が良いことは主も知っている。…気に喰わないみたいだが。( 主に睨まれ、しゅん )
む…!そうか、無事に帰って来たか。それは良かった。…ふふ、そうだろう。外見ばかりか性格まで変わっていて、世話係も随分動揺していたようだ。正直、未だに慣れない。( 真顔 )
俺と居ると自由が無いって言いてえのか?あ?( 彼の言葉は正論だからこそ男の怒りを招き、だん、と音を立て文机から立ち上がった男は怒りを露わにしながらずかずかと三人の元まで歩み寄り。そして男は同じ審神者である彼の胸倉を掴み、今にも殴りかからんばかりの形相で拳を握る。己はといえば深呼吸する間もない展開の早さにさえ一拍反応が遅れてしまい、一触即発の光景に分霊の審神者の身を案じつつ戦慄して )
!ん、あり…が、とう( 顔真っ赤、ちら )あんたも…風邪引くだろう。俺はもういいからあんたの方早く拭いた方がいい。( うむむ )
…、( そろり相手の目の前に来ては空いた手で相手の腕を掴み退け噛み痕のある所へ顔を持っていきぺろ、と舐めて )
( ぐい、と此方に寄せ抱きしめては審神者を睨み )…む、
俺の世話係なんか動揺し過ぎて泣いてしまっていた。ふふ、それを言うなら俺もまだ慣れやしない。台詞も前向きになっていたし、色々と驚かされてばかりだ。…これを本編でやると動揺が隠し切れない気がする。( 真顔 )
――いい。加勢しなくていい。…貴方とて内心分かっているでしょう。この子の審神者なら尚更。今や政府に蔑視するような目で監視されて自由に好きなこともできず只々ここで大人しくするしかない…そんな籠の鳥状態の刀なんですよ。心も身もボロボロなんだ…!そんな刀を放っておけという方が可笑しいでしょう!( 一瞬の出来事に頭が着いて行かなかった己は此方も反応が遅れ後ろを振り返ると同時に”主ッ!”と呼んで助けようとするも審神者に止められてしまいその場で立ち止まり審神者同士の言い争いを静かに見守ることしかできず )
ん、そうだな。…そうは言っても、お前の方が顔が赤いようだが熱でもあるんじゃないのか?( ちらり、タオルの隙間から覗き込んで )
――…ッ!お、い…な、にして……。( ぞわ、擽ったさにも似た感覚に肌は粟立ち、手足をばたつかせ )
…切、国…?やめろ、主を怒らせては駄目だ。( あわあわ、両手で目隠ししようと )
っな、泣いたのか…!?それが嬉し涙であることを祈っておこう。――あれが俺の本当の姿なのかもしれないぞ、あんたが以前、俺に言ったように。…本編の方は落ち着いたら取り入れてみるか。問題はやるとすればどちらが極になるか ということだな。
そんなこと俺の知った事じゃねえ。解任されるかもしれねえって大事な時に、近侍まで手放して堪るかッ!( 政府の監視の目が厳しいのは男にとっても同じ事。自由を制限され今まで憂さ晴らしにしてきた刀達にも迂闊に手を出せず、溜めた鬱憤を晴らすかのように自分勝手な言い草を目前の相手に吐き捨てて。刀のことなど二の次で、そんなこと考えたことすらない。余裕の無さから生まれる憤りに身を任せ、捕まえた相手を床に叩きつけるよう力一杯放り。審神者に対する乱暴、幾ら加勢するなと止められていても彼の刀は黙って居ないだろうと流し目に其方を見て )
ち、ちがっ…!別に赤くなどない。夕日のせいだっ( あわわ、ふい )
…ん、少しでも…痛さが軽減、されると思って( しゅん、顔離すも力なく相手へもたれ掛かり )
……( むむ、ふいと顔を逸らしぎゅう )
かも、しれないな。今までこれを取らないと言っていた俺の本来あるべき姿に感激したんだろう。…今も悶絶してるしな。( はあ / ← )…そうだな…それをどうするか、だな。国広の方が先に…というのも個人的な意見だが、あんたの主に勇ましい姿を見せるのはどうだろうと思ってな。それだと政府も主も対応が変わるように思う…気がする。
――ッ、あんたは…そうやって自分のことしか考えない自分勝手な審神者だ。全部、あんたのせいで国広もお前の刀も苦しんでいるんだぞ。何故、そんなことが分からない!真っ直ぐ前を見るだけで後ろを見ていないじゃないか!( 我慢の限界が来たのか自身の審神者の元へ駆け寄り添うとその男に睨みを利かせ反論。今まで出したことのない怒声を浴びせやや興奮している様子で乱れた息遣いを繰り返し )
…ふん。まあ、そういうことにしておこうか。…ッん、へっくし…っ、( ぶるり、ずぴずぴ )
お前な…。悪いと思っているのならそんなに気を遣うな。それに、俺は大丈夫だ。あんたが居るからな。( 目逸らし、ぼそ )
切国…。あ…、( 起こった審神者は自身を置いて先に帰っていくらしく、その後ろ姿に焦りを覚え )
ああ、それは分かる。世話係に言わせれば綺麗の暴力だそうだ。悶絶したきり立ち直れていない。( 遠い目 )確かに、俺が変われば周りの者の態度も変わるだろうな。それが良い方向に動くか悪い方向に動くかは別として。…じゃあ、来るべき時が来たら主に修行許可を貰いに行くとしよう。本編の方で取り入れるのは、落ち着いてからだな。
…何だと?( 自分の主を傷付けられ覚醒したのか、それまで黙って居た彼の近侍の訴えを鬱陶しげに見遣る。ただでさえ短気のこの男の我慢は限界で、矛先を彼の近侍に向ければ力づくで支配しようと再びその拳を振り上げ。其処で己は我に返り、慌てて自らの主を後ろから羽交い絞めにして止めると男は自らの刀に捕らえられたまま漸く落ち着き、深い嘆息を吐いて )――ったく、分かった、分かったから離せ国広。……そんなに俺の刀が欲しけりゃくれてやるよ。ただし、定期的に国広と会わせろ。国広は、こいつらの言うことじゃなく俺の命令を聞け。それが条件だ。
……ほらみろ。風邪を引きかねない。( ふぅ、タオルを相手の肩へ掛けてやり空いている方の手を繋ぎ着替えた所へと向かい )
嫌な想いをさせて、すまない。( 控えめにすり )
……追い掛けるなら追いかけていけ。俺はあんたに会えただけで満足だから。( す、と離れこくり )
それは俺の所の世話係もだ。…声音が優しくなってる、とか色々とだめーじを受けているみたいだ。( 同じく遠い目 )…あんたがそれでいいのなら俺はそれでいいと思う。落ち着いてからそれで頼む。
――切国…ッ、…ぁ!( 殴られてしまう――咄嗟の判断で自身の近侍を守ろうと此方へ引き寄せ強い力で抱きしめると同時に目を瞑り受ける覚悟でいたのだが…あれ。痛く、ない?恐る恐る目を開け目の前にいる審神者へ顔を上げては山姥切に止められているのが目に映り。ほっ、と胸を撫で下ろし審神者の条件を一度頷き )…それで構いません。急な申し出ですみません。…山姥切を大切にします。
うう…何だか寒気もする。( ずぴ、と鼻を啜りつつ手を引かれるまま林に戻り )
だから、謝らなくても良いと言っているだろう。( ちゅ、と頬に口付け )
――…でも…っ、( 何か言いたそうに視線を彷徨わせ、迷った末にぎゅ、と相手に抱き着き )
いめちえんにも程がある。しかし布主義者からすると少しあれが恋しいな。――ああ、まだ先になるかもしれないが唐突に申し出るかもしれない。適当に対応を頼む。
( 抵抗の力が弱まり落ち着いたと判断した上で主を解放し、ほっと安堵の溜息をついて。了承が得られると主はさっさと踵を返してこの部屋から出て行ってしまい、残された我々の間には束の間の沈黙と共に平穏が訪れ。一先ず、突き飛ばされた彼の審神者が心配で其方に駆け寄ると申し訳なげに眉を下げ審神者の目の前に片手を差し出し)…大丈夫か?すまない、俺の為に二人を危険な目に遭わせて…。立てるか?
…えっ、( ぎょ )お、おい…それ風邪の初期症状じゃないか?( あわわ、速足で林に戻り自分たちの服を見つけると先に相手の方を着替えをお手伝い )…何処か、国広が寝られるところがあるといいんだが、( うむむ )
っ、ぅ…すm…あ、いや…なんでもない。( もご、ぐーと腹の虫が鳴り / …。 )
!くにひろ?どうした…んだ?( おろ、 )
そうだな。だが、国広。先程気付いたらしい世話係が気になって仕方がないらしくてな。…何故内番服にあの布があるだと。( 真顔 )被ってはいないが…なんというのか飾り、なのかそんなことになってたぞ。—―ああ、分かった。その時が来たら言ってくれて構わない。
…あ、はっは。大丈夫だ。あの審神者が怒るのも無理はないからな。( どうなるかと思ったが、何事もなく二振り共怪我がないのならそれはそれで一安心。今までの真剣さは何処へやら。一気に緊張感が切れたのかだらしなく呑気に笑い乍腕の中に居る近侍へ視線をやり”大丈夫だったか切国”と声を掛けられ小さく頷き。差し出された手を掴み”よっこらせ”と勢いをつけ起き上がり )
…海の名所だ。近くに旅館があるかもしれない。( そう呟く顔色は悪く、ふらりと相手に凭れ )
えっと、…腹が減っているのか?( 自らの腹擦りジェスチャー )
俺はあんたともっと一緒に居たい。( 少し身体を離し、真っ直ぐ見詰め )
ああ、確認した。よく見ると布も薄汚れたままだ。身に付けないと落ち着かないのかもしれないな。真剣必殺は確認したか?( ぱあ )――修行の件、承知した。また何か有れば相談する。
…あんなに引き留められるとは思わなかったんだ。主にとって俺なんかどうでも良い存在だと思っていたから…。( 審神者本来の陽気な性格のお陰で少しその場の雰囲気が和むと正直な心境を吐露し。彼らには申し訳のない事だが、どんな形であれ自らの主が己を必要としてくれたことは嬉しくもあって、複雑な感情入り交じる苦笑を浮かべて俯き。立ち上がる彼らを見届けると、一歩退がって暫し此処に残る旨を伝え )先に帰っていてくれ。俺は兄弟や仲間にちゃんと別れを告げてから出立する。
旅館、か。( あわわ、慌てて相手を支え )…旅館探してくるから少しの間ここで待っててくれ。( 木の幹に相手を寝かせ大きめのタオルを被せてやり )
………、( 暫く沈黙の間からコクリ、 )
…え、だが…あんたの審神者はどうするんだ。( 眉下げ )
なんだかんだ言って布はかけがえのない存在なのかもしれないな。( こく )…………確認した。あれは…俺なのか。( 真顔 )…ん、いつでも相談してくれ。
…酷い仕打ちをしても本当は君の事が大切だったんだ。こう…なんていうのか。素直になれなかったんだと、俺はそう思う。( 初めて彼の審神者と交わしたもののあそこまで引き留める審神者の姿に正直申し訳ない気持ちがあって。優しく頭を撫でやり自身が思った事を述べ。 )ん、分かった。切国…帰るぞ。( こくり、と頷き近侍と共に部屋を出ていき )
トピック検索 |