半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
通報 |
ああ。…分かっていると思うが泳ぐときはそれも脱げよ。濡らしたら五千回ほどお前に綺麗だと言い続ける。( 内番服指差し )
うう……黙れ。お前なんかこうしてやる。( ぎゅ、相手の脇腹こちょこちょ )
――すまん。……まあ、まずくなければちゃんとした食べ物なんだろう。腐っていないようで良かったな。( この言い草 )
す、すぐにでも行くのか…!?ああ、いや、あんたが極の姿になったら、それに添って対応させて貰おうと思って。気長に待っているさ。
…っ、う、苦しい…ぞ、( 力強い抱擁に頼もしさを感じつつ零れ出る本音は嫌悪というより寧ろ何処か幸せそうな響きを纏い。背中をぽんぽんと叩いて離すようやんわりと促しつつ、これからどうしたものかと考えていて )――さて、そうはいっても政府からの許しが得られるまでは俺もあの本丸に戻るとするか…。無断で消えたら、何をされるか分かったものじゃない。
えっ、( 唖然 )う、浜辺に戻るまでこのままではだめか…?( ちら、ううっ )
っひゃ…!( びくぅ )ちょ、っと…や、め…ろッ( ひぃ )
………( むか )国広、( にっこり、素早く相手の口へ固形物inおにぎりを詰め込み / ← )
そうか…。いや…何方でもいいというか…その、だな。これは言うべきなのかどうなのか迷ったんだが…、実はもう遊戯の方では俺を出しているようでな…( 視線すす )修行許可が出た昨日からもう既に。…極になるとしても本編の方も極を出すか…?それか何方からそのままで一人は極になるか、とか…。
…気を付けてな。( 満足のいくまで彼に甘えては数センチ間をあけ身を離すとあの本丸へ一旦帰るらしい彼を寂しそうな反面、何処か心配気に見つめており )…主と共にあんたの本丸へ行くから。それまで…待っていてくれ。( ぎゅ、と彼の両手を握り返し強い眼差しでそう約束を交わそうと )
ふ、冗談だ。泳ぐ時以外は着てくれていて構わない。…戻ろう、切国。( 相手の片手を絡め取って )
――何て声を出すんだ、あんた…。俺の声で…。( 可哀想な目 )
んむぐッ…!ひゃめっ、ひゃめろぉ…。なんらこれ…何か……甘苦い……遡行軍が攻め入ってくるような…味……。( 突っ込まれるも口に入った物は何でも食べる性分故、高速で咀嚼しつつしっかり食レポ )
ああ、やはりか。それは此方も同じだ。俺の世話係は我慢出来なんで既に呼び戻したりもしていた様だが。――そう、だな。取り入れるとしたら何方かが極になった方が変化があって良いかもしれない。今直ぐにではないが、本編の方で行き詰ったらそういう展開も有りかとは思っている。勿論お前が嫌でなければ、だが。
…ああ、決意が固まったら迎えに来てくれ。ずっと、待っている。( 不安要素はあれど相手の真剣な眼差しを見て政府に立ち向かう勇気が得られると固く固く相手の両手を握り控えめに微笑んで。別れ際、不意に彼の手を引いて此方に引き寄せ、自然に彼の唇へ自らのそれを重ね合わせると直ぐに相手の元から離れ、してやったりの満足そうな表情残しくるりと踵を返して玄関を後に )
…あんたのことだから本気で言いそうだがな。( 絡められた手を恋人繋ぎにしてみたり )
だっ、誰の所為だ…!( うう、涙目 )というか俺をそんな目で見るな…ッ!ええい!その擽りやめろっ!( あわわ )
知らん。( 即答 / ぇ )…さ。着替えるか。( ごそごそ布団から出て丁寧に畳まれた服に手を伸ばし着替え始め← )
…あんたのところもか。( ホッ )って、早くないか。では、もうあんたの所は極の俺を見ているということか…( うずうず )まあ、俺の世話係もしようとしていたが我慢して待つようだがな。( ちら )――嫌、全く嫌ではない。そうすれば何かと面白そうだ。何方か極になった俺に戸惑うだろうな…最初は。( くす )
うわ…っ?!え、くにひ――( されどやはり彼と別れることは寂しさを滲ませつつ見送る為に玄関先まで進め不意にくい、と体が前へ傾いたかと思えば自身の唇に何やら柔らかい感触が触れ。一瞬の出来事な為にそれをされたことに頭がついて行かず呆気にとられたような表情をし唇に指先を触れ暫くその感触の意味を考え始め。暫くしやっとその意味も感触も理解してはトマトの様に真っ赤に染まり頭から湯気を出しては小声で )…国広の…ばか。( なんて悪態ついてその場でへなへなとしゃがみ込んで項垂れ。一日中その状態の己は本丸内ではそのことで鶴丸氏に揶揄われるのであった )
…!…言われたければいつでも口説いてやる。( ぎゅ、と握る力を強め海辺へと連れて行き )
全く、堪え性の無い奴だな。( 渋々手を離し、わざとらしく耳を塞いで )
っく、お前が食わせたくせに…。…って、あんたそういうところは本当に潔いな。( 目前で着替える相手をやや呆れた目で見詰め )
此方の世話係も堪え性が無いものでな。…そうか、待つのか。楽しみがある事は良い事だ。うっかりねたばれ情報を見ないように気を付けろよ。――それは、戸惑うだろうな。だがあんたが嫌でないようなら良かった。其方の山姥切国広が帰って来たら、また話し合おう。
( 本丸に着いてからは元通り監視されながらの味気の無い日々が続き。ふと縁側に立って思い出すのは彼のことばかりで、無意識に唇に指先で触れて先日の感触を思い出しつつ一人幸せそうに口元を緩め。想いも伝えていないのに、つい出来心でしてしまった接吻。彼にとって嫌ではなかったかと後になって少し後悔するものの、心を満たすのは幸福感の方が強く。しかし文を出そうと筆を取っても、迎えを催促している様に思えて結局筆をおき、また筆を取っての悶々とした毎日を送る最中、政府より演練の許可だけは得られるようになると、今日も今日とて他部隊と交戦すべく仲間と共に出陣し )
…ふふ、それは心の準備が必要かな?( くすくす、海辺に着くと風向きで潮の香りが鼻を掠め。再度海辺に到着してから一度恋人繋ぎを解き内番服を脱ぎ丁寧に畳み )
だから…誰の所為だとっ!( うが )…俺の事侮ったこと、後悔させてやる。( む、相手の脇こしょ )
?何がだ?( きょと / 無自覚← )
ああ。それは大丈夫だ。そんな誘惑に世話係が負けるわけがない。…多分。( 遠い目 )嫌なわけないだろう。いつかその展開になることが楽しみで仕方がない。…ん、楽しみにしてる。では、一旦ここは切るぞ。
( 彼を見送ってから数日後――いつも通りの日常を送りつつ時間が出来れば主と共に政府に彼の保護について話し合う最中、彼の話になるにつれ先日のある出来事を不意に思い出してしまい思わず赤面してしまうのは癖なのかなんなのか。それを見た審神者も一度は驚いて体調を崩したのか、と心配そうに窺うも額に手を置いても熱などなくそういった怪しい症状は見受けられず。そういえば、山姥切の話をする途中で赤面することに気付き。まさかとは思うものの念の為その名をぽつり、言ってみれば御覧の通り赤面する刀。嗚呼…何かあったな、と察した審神者は頭を撫でやりつつ穏やかな笑みを刀に向けると、赤面したままの刀は”なんだ…っ!その嬉しそうな顔はッ!と猛反発する日々を送り )
…俺は本気だぞ。( 軽くあしらわれるとむ、としたように顔を顰めるも、相手の準備が整うのを律儀に待ち )
――っひ…、んッ…やめ……!…負け、ない、( ぷるぷる、相手の脇腹擽り返し )
だから、着替える事に恥じらいは無いのかと聞いている。昨晩の事だってあるんだ、し…。( 何故俺ばかり恥じらっているんだという顔で顔面両手で覆った )
( 審神者と分霊が政府に掛け合ってくれている事など露知らず、ただ彼らに会いたいという気持ちを募らせながら演練に挑み。主の命によりこう毎日演練に励んでいると、同じ分霊――山姥切国広の姿を見掛ける事も少なくはなく、その度に彼を重ねてしまっている有様で戦いに身が入らない。思えば彼と出会ったのも演練の場。もしかしたら彼が居るのではないかと、今回もまた演練場へとやってきて )
…いつも俺の事そうやって揶揄う癖に。( フ、と小さく笑って振り返り隅の方へ内番服を置いて )…本気だったのか?( 用意はできると相手の手をやんわり握り )
ひゃ…っ、ん…おれ、だっ、て…負けて、たまる、か…ッ!( ぷるぷる、再度こしょこしょ )
……ッ、あんたの前なら…その恥じらっても…恥ずかしくない…というか…なんというか( 顔逸らしぽそそ )
( 自本丸を出て何となしに彼と出会った演練場へと足を踏み込み。懐かしい。今になってはここで彼と出会えたことで色んなことが起きたり、彼との思い出、そして彼の事が好きになって――廊下を歩みつつ懐かしさのあまり頬は緩んだまま中に入るとそこに )……え、国広…
それは、そうだが…。冗談でも、誰にでも口説くわけじゃない。精々覚悟しておくんだな。( 握り返すも、ふと何かを思い出したように彼から少し離れ )ああ、先に軽く身体を伸ばしておいた方が良い。いきなり海に浸かったら人の身体の構造的に危険だそうだ。
んうう……っ、やめろ…ッ、そんなの、俺には利かな…い、( 言いながら後退り )
…俺の事なんか別に恋仲として意識していないから平気ということか…。( ががん )
( 演練場の施設の一つとして木造の建物の中の道場にて、仲間と他愛無い会話をしながら演練相手を待っており。がらりと開かれた戸に視線を映せば、一振りの分霊が此方を見て驚いた表情を浮かべるのを不思議そうに見返し。初めこそ何処かの山姥切国広だろうと然して気にも留めなかったが、見れば見る程その面影には覚えがあり、みるみる表情を変えて )…切国、なのか…?
そうか…それなら覚悟するしか他ないな。( ふふ )…え、そうなのか。( 目ぱちくりしつつ、軽く身体を馴染ませようと運動をはじめ )
フン…とかなんとか、いい…つ、つ…利いて、いる…じゃな、いか…っぅ、( びく、こしょ )
違う…!こっ、恋仲として意識している。だからこそ…その…あんたの前では堂々とできると…いうか…( もごもご )
…っ、国広!( 見れば見るほど自身の知っている彼の姿。彼の仲間が此方を見ている事さえ気にも留めず最初に口に出たのは彼の愛称を呼び其方へ走っていくと勢いよく抱き着いて。まさかここで会えるなんて夢にも思わず思い出の場所で彼に会えた――それだけの事で頭が一杯で一杯で甘えるようにすり寄り )
…あんた、面白がっているな。( じと )人の身とは難儀なものだ。( 自分も簡単なストレッチを済ませ )
そういう、あんたも…負けを、認めたら…ッどうなんだ?手が、震えているっ…ぞ、( ふは、脇こちょ )
…昨夜ので吹っ切れたというのか…。だが、あんたは良くても俺は良くない。またお前を襲い兼ねない。( ふい )
――えっ、う……何であんたが此処に?( 飛びついてくる彼を受け止め切れずに、二、三歩よろめいて漸く落ち着き。突然の事で状況が理解出来ず、仲間もまた呆気にとられた様に此方を見ていて。痛いほどの視線を感じつつも擦り寄って来る相手を蔑ろに出来る筈もなく、よしよしと優しく背中を撫でていると、“貴殿が今日の演練相手であるか、兄弟。”と親しげに問いかける兄弟刀が一振り、自分たちの傍までやって来て )
さあ…なんのことだか。( くす )…だな。さて、海に入ろう国広。( ぱあ、何処か嬉しそうに )
っふ…それは…こち、らの…せり、ふ…だ…っン…はや、く…みと、め…ろ…っ、( びくびく、諦めない精神力← )
…国広、( 服ははだけたまま相手の元へ近づき頬へちゅ、 )
…!あ…っ、いや…そ、の…っ( 聞き覚えのある声音に耳を傾け其方へ振り返れば、兄弟刀の中で唯一大きな刀で。自本丸にも兄弟が居るものの見かけもその親し気な所も何もかも変わらないのだな、とまじまじ見つめていると、兄弟からの問いに慌てて首を振ると )…す、すまない。俺はあんた達の演練相手ではない。悪い、邪魔してしまったな…、( そろり、彼から離れ兄弟、彼へと交互に視線をやり頭を下げその場から立ち去ろうと )
――焦るな。まだ準備は整っていない。今日の為に主に内緒で用意した浮き袋を、だな。( 荷物から浮輪を取り出し、悠長に空気を入れ始める焦らしぷれい )
お前ッ、こそ…はやく…はやくっ、みと、めろ…ッ!いや、みとめ、て、くれ、…頼む……、( 涙目、こしょ )
――んなっ…、何を…っ、( びくり頬押さえ、ばっと相手から距離を取り )
ま、待て。折角会えたんだ。演練相手が来るまで話さないか。( 久し振りに再会したにも関わらず直ぐに立ち去ろうとする相手の手首を慌てて掴んで引き留めると、逃がすまいと言わんばかりの必死の眼差しで彼を射止め。そんな己の様子に気付かぬ兄弟ではなく、彼を想う気持ちの必死さを察したのか“何なら見学していっても構わぬぞ。見て学ぶのも修行の内である。”と兄弟刀がやんわりと加勢。無理強いはしないが、静かに相手を見詰めて返答を待ち )
………早く行きたい。( しゅん / 見えない耳垂れ子犬← )…国広、( きゅーん / 犬 )
ぅっ…いや……だッ…ん、…ぅ、む、り…( 涙目、力なく彼の肩へ頭をぽす )
そんな驚かなくてもいいだろう。襲うわけでもあるまいし…( くすくす )
…っ、分かった。あんたらがそう、言うなら…、( 仲間の前で何してるんだ、俺は。兄弟刀の一言でそう現実へと戻されると何処か気まずそうに視線を逸らし。ここは彼らの邪魔になりたくないとその場から立ち去ろうとした所で彼に引き留められたあげく必死の眼差しと兄弟刀の言葉に後押しされコク、と小さく頷き居ることにして )
――よし、出来たぞ。ほら、( 頭から相手に浮き輪を被せ、満足顔 )…待たせたな。行って良いぞ。( 頭なでなで )
……おれの、勝ちか…?( はあはあと肩で息をしつつ、相手を抱き締め )
俺があんたを襲いそうになるからやめろと言うんだ。( やれやれと肩竦め嘆息 )
…元気そうで良かった。最後に会ったのは――あの時以来だな。( 一先ず引留めは成功し、相手と両手を繋いで素直に喜びを露わにし。最後に別れた時もこんな風にスキンシップを取っていたことを思い出せば懐かしそうに目を細めつつ、あの時の出来事も鮮明に記憶しており思わず照れ笑いを浮かべ )
――!( ぱあああ、小走りで海に駆け寄り、ぷか )…国広、浮いたぞっ( おお、 )
…もうどっちでもいい。( はあはあ、ぎゅうう )
もう一度、するか?( ずば、 / なんの照れもなく )
…あんたも元気そうでなによ――ッ、!( あの日、――そのあの日に初めてされた接吻の事を示しているのだろう。あれには参ったのもあり、照れ臭かったのもあり…と悶々と葛藤しつつある中、ポーカーフェイスを気取っても顔は正直に出てくるもので。それには伊達刀の白い刀やら主に散々からかわれていたのだ。そして今もその言葉に敏感に反応してしまうと顔を赤らめ布で隠そうにも両手は塞がれできず顔を俯かせて顔を隠して )
空気が入っているからな。浮きもするさ。( 小さな事で感動する相手を可愛らしく思い、相手の後を追い浮き輪ごと力一杯押してみて )
…何をやっているんだろうな。俺たち。( ぎゅう、くすくす )
っしない!いいから、早く着替えろ。風邪を引いても知らんぞ。( はだけたシャツのボタンを無理矢理締めて手伝い )
はは、あの時はすまなかった。次にいつ会えるか分からなかったものだから、つい。…忘れてくれても構わない。( 恥ずかしいのか忘れ去りたい過去なのか、俯いてしまった事でその表情は分からず。ただ己の一言で反応示すその様が面白く、笑みを零せば片手を離し相手の頭をぽんぽんと撫でて宥め )
!( すー、と前に前に進む浮き輪にどうすればいいかわからずおろろ )
ふふ、意地の張り合いだったな。( くすす、相手に擦り寄り )
…冗談だというのに真に受けるな、あんたは。( 手で口元を覆いくすくす )
っ、嫌だ。忘れない。俺は……、( 恥ずかしい、それしか言いようがなかったあの時の記憶。だが、あの感触は今でも新鮮に覚えているのだから忘れられるわけがない。好きな相手にされたのだから尚更だ。ちらりと顔を上げ顔は赤面したまま仲間の存在もあるというのに顔を近づけ触れるだけの口づけを )
……ふむ、此処までにしておくか。あまり沖に出ては駄目だぞ。ここから先は凄く深い。( 適度な処で押すのを止め、淡々と説明 )
っおい。別に俺は意地なんか張っていない。( 頬突っつき )
――俺を揶揄ったのか?悪趣味な冗談だ。( かあ、軽く睨み付け )
( 不意に持ち上げられたその表情は林檎の様に赤く、何か言い掛けた言葉の続きを聞き留めようと目を瞠った矢先、唇に覚えのある感触を受け時が止まったような錯覚に陥り。唇が離れる頃には何をされたのか直ぐに理解し、と同時にはくはくと口を開閉し動揺を隠し切れぬ様子。奇しくも仲間は勿論、丁度訪れた演練相手の集団にもその光景は確りと目撃され、道場内は束の間の沈黙に支配され )――…っ、……。
…あんた、詳しいんだな。( じぃ )ここの中、潜ってもいいか。( ぱああ / 青々とした海の中が気になるるらしく )
へぇ…?本当か?( ちらちら )
すまない。( ふふ )…たが、照れたあんた…可愛かったぞ。( 額へちゅ )
……、( やってしまった。人前でやることではないのについ気持ちが抑えきれずあの時の事をしてしまった自身の情けなさ。何処からともなく視線を浴びてしまうとどうもいたたまれない気持ちになり素早く立ち上がり小さな声で"す、ま…ないッ"と謝罪の言葉と共に演練場を後にし )
トピック検索 |