案内人 2018-04-10 23:55:42 |
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(/ はい、中ロルの見本にはなりませんが軽く回して頂けたらと思います。いえ、此方も同様運営しております。他にご質問等がないようでしたら始めさせて頂きます。それと場所や選択により前の参加者さまと似たような表現があるかと思いますが、ご了承頂けたら幸いです。)
(/それでしたら安心しました。そして不躾な質問失礼いたしました。他は特に質問などありませんので始めていただいてもよろしいでしょうか?似たような表現は致し方ないかと。それでは改めてよろしくお願いします。)
______〜前章〜_____
__不思議な夢を見た。真っ赤な薔薇に一輪咲いた白い薔薇。それが血に染まったように赤くなってーー
「 さあ、女王のくびをはねろ! 」
( ーー次は首きり〜首きり、機械的なアナウンスで目が覚める。奇妙な夢もさながらその駅名、反射的に窓から確認するが靄がかかったようにここの駅名は確認できない。寝過ごしてしまったのだろうか、一番端の座席に黒服らしき人曖昧にしたのは不思議と座っているとしか認識出来なかったからで。夕陽に染まる車内、微動だにしない人、追い討ちをかけるようにアナウンスが流れる。ーードアが閉まりますのでご注意ください )
▼ 慌てて降りる
▼ ジッとしている
▼ 黒服に尋ねる
(/ すみません、場所を電車内と決めさせて頂きました。何かありましたらお声かけしてくださいね!宜しくお願い致します。では背後はこの辺で )
▼ 慌てて降りる
…
(奇妙な夢から覚めてふと顔を上げた。学校帰りに電車にのっていたはずだったが、いつの間にか眠っていたようだ。だがそこは夢の続きのように奇妙な場所で、見知らぬ駅に不気味なアナウンス…寝過ごした、ではすまされない雰囲気がこの場を支配している。車内の隅には人影が見えたが、これ以上自分の知らない場所へと深く深く連れていかれるのはごめんだった。発車のアナウンスが流れるなか、翔は慌てて電車をおりて、間一髪ホームに降り立つと周囲を見回し)
どこだろ、ここ…?
(/いえ、前回とは違う展開になりそうですし問題ありません!当方ロルこのような心情ロルを時折まぜる形になります。ではこちらも背後は失礼いたしますね!)
( プラットホームの屋根には烏、夕暮れ時とあってか不気味さが増す光景。改札口にはひょろりとした駅員、時折切符を受け取るような仕草をしているが周囲には誰も見当たらない。上下に広がる薄暗い階段は何処に繋がるのだろうか…。足早に家路に辿り着きたいところだが…。)
▼改札口へ
▼上の階段へ
▼下の階段へ
▼上の階段へ
…とりあえず帰らないと
(改札には宙に向かって接客する駅員がいて、その不気味な動作に『げぇっ』と少し大袈裟に声をだす。いまだ慣れないこの状況にいつもの調子を出せないまま、近くに階段をみつけ。順当に考えるなら反対のプラットホームにつく電車に乗ればもとの場所に帰ることができるはずだ。どちらの階段を使えば向こうのプラットホームにいけるのか表示はなさそうで、なんとなく下るというのは闇に落ちていくようではばかられる。とりあえず昇ってみて様子を見てみようと上の階段に足をかけて)
( 登っても登っても光の見えない行先に道を誤ったかと踵返すが背には登りの階段がせり上がり道を塞いでいた。弱々しい灯を頼りに掌伝いに確認するが間違いなく存在している不思議な光景。夢だろうか…それにしてもーー。)
遅刻遅刻、大変だ。ひねくれ扉はいっつも不機嫌ーー
(せり上がった階段から足音が聞こえる。いつの間にか壁もない螺旋状の不規則な階段を逆さに走るソレを確認出来たのは一瞬で。言葉を発するふわふわの毛並み白くて長い耳を揺らせながら頭上を走り抜けて行った。目で追うと先の方に光が見える。)
__足元になにか落ちている。
▼ひろう
▼光の方へ行く
▼下へ降りる
▼ひろう
(十分過ぎるほどの時間階段を昇っていたが一向に出口らしきものは見えない。戻った方が良さそうだと踵を返してみるが、背後には後退を許さない壁が現れていた。そこでとうとう翔は自分は現実とは違うどこかに来てしまったことを受け入れる。薄々感づいてはいたが、それを認めてしまうと家へ帰れない気がしていた。だがこれはもう、この不可思議な状況に挑む覚悟を決めなければならないだろう)
…えっ!待っ……ん?
(不安に襲われる心にふと響き渡る誰かの声。勢いよく顔をあげるが、その姿を確認できたのは一瞬。明らかに人間ではないが言葉を話せるのなら何か情報が得られるかもしれない。早速誰かを追おうとするが、足元になにか落ちていることに気がついて。それを拾ったのは興味本意以外の何物でもないが、気になったものは手を出したくなる性分なのだ)
( 冷たくて硬い滑らかな感触、弱々しいランプの灯に掲げるとキラリと光る懐中時計。裏には逆さ向きの三角、ダイヤの中に丸があるひとつ目の形、半分掠れているがハートを連想させる形が刻まれている。時計の針は逆さにぐるぐる忙しなく進み秒針だけが正常に動いているようだ。それをポケットに入れる頃天井のない四角い空間が目先に広がっていた。存在感のある木の扉、その横には近道と矢印つきの貼り紙がされた可愛らしい小さな扉、そしてもっと近道と貼り紙された普通の扉。さらに白い小さなテーブルには" わたしをたべて" と描かれた美味しそうなクッキーの入ったバスケット。反射的に腹の虫がなる。扉を捻るか先に空腹を満たすか…悩んだ末ーー。)
▼存在感のある木の扉
▼可愛らしい小さな扉
▼普通の扉
▼クッキーを食べる
▼普通の扉
(手にしたのは奇妙な懐中時計。一番せわしなく動く秒針だけが正しい動きをするなんて、なんだか急かされているようだと思いつつ時計をポケットにしまう。そして気がつけばまた目の前の光景は変わっており、少しずつそんなヘンテコにも慣れてきたような気がする。こんな異常事態を受け入れるなんて、自分も可笑しくなっちゃいそうだな、なんて考えながら周囲を観察し)
…今はさっきの影を追いかけないと
(腹は鳴ったがやっと話が通じそうな相手を見つけたのだ。まずはあの人物と会うことを目標にした方がいいだろう。影は『遅刻』だと言っていた。ならば近道を通っていった可能性が高い。一番近道だと言う怪しげな文言がついた普通の扉に手をかけると、その扉を開いて)
( 扉の先はなにも無い。踏み出した足からただひたすら真っ逆さまに落ちてゆくーー。空中にばら撒かれたトランプ、ピアノの鍵盤だけが波をうつように音を奏で、人の顔をした満月が高々と笑う。手の生えたトランプがラッパを鳴らしてーー。)
警告!警告!侵入者だーー!!捕まえろーー!!!
( ラッパ吹きがけたたましく号令をかけるとばら撒かれたトランプに次々と手足が生えて。懐に髪の毛に手足に手が伸びる、捕まったらどうなるのだろうか…いやそれ以前にこれだけの深さから落ちては命の保証は無いに等しい。無意識に目を瞑るそしてーー。何かに当たる衝撃、頬を切り脇腹ふくらはぎと息つく間もなく次々と痛みが走り、漸く止まった先はやや細長い木の枝。ーーがミシリと折れそこから派手に尻もちを。昼でも暗い森の中、地面は太い木の根っこが顔をだし切り株にはカラフルなキノコが生えている。どちらを向いても道はないあるのは命と懐中時計、不気味な場所に留まるよりは幾分もマシだろうと一歩踏み出した。)
▼探索する
▼探索する
えっ?…っ!!
(言葉も出なかった。初めて経験する落下という現象、一拍おいて襲いくる死という恐怖。ぞくりという悪寒が全身を駆け抜け下から吹き付ける風は何故か落下を早めているように感じる。そんなパニック状態の頭に叩きつけられるあり得ない現象…音を奏でる鍵盤に人の顔をした満月、自らを吹くラッパ、手足の生えたトランプ…可笑しなモノが次々に登場しパニックはさらに加速すると落下しながら戻しそうになった。気が狂うとはこんな感覚なのだろう。不快感で頭をぐちゃぐちゃにされながら無意識に目を瞑る。やがて全身に細かな痛みが次々はしるが、大きな痛みはない)
…あ、れ?…わっ?!
(落下が止まったと思い目を開けた瞬間、計ったようにまた体が落とされ尻餅をつく。『いてて…』と腰辺りを擦りながら立ち上がるもすでに全身に細かな傷ができていて、それらがじわじわと傷んだ。ここでじっとしていてもあのトランプ達に捕まってしまうかもしれない。あの連中に話しは通じなさそうだ、となればやはり探すのはあの白くて長い耳を持つ誰か、だろう。翔は周囲の様子を伺いながら木の根っこをなんとか越えつつ森の奥へと足を進めて)
おいしそうな匂いはアリスの匂い。うさぎよりもぷにぷにで、ねずみよりもふっくらしてる。
( 暫く歩いたがまたカラフルなキノコが生えた切り株にたどり着く。右に行っても左に行っても何処に行っても辿り着く先は全て同じ。一気に気が抜けてずるる背から木の幹に座り込みため息を。すると頭上からクツクツと笑う声、右からじゅるり舌舐めずりをするような音、そして左から更に正面から姿の見えない声が聞こえる。ザラリ頬のすり傷を舐められた感触、指先で肉厚を確かめるような感触、いずれにしても姿形はそこに無い。宙に浮いた三日月形の口のようなもの以外は。パッとついたり消えたり時に電球みたいにチカチカと三日月形が笑ってはからかいながら周りをふよふよ。)
そこじゃあない、こっちこっち。
もぉー勘弁してよ…
(歩けども歩けどもたどり着くのは同じ場所で、力なく木の幹に背を預けて座り込む。トランプ達の気配がないのが幸いだが、これではそもそも家に帰ることすらできない。さすがに疲れてため息をはいた次の瞬間、自分のそばに誰かの気配を感じた。まるで自分を値踏みするかのような言動、迫りくる何かを払うように腕を振り回してみるが何にも当たらなかった。思わず立ち上がると自分の回りをふよふよ浮かぶにんまりとした口を目でおう。むちゃくちゃなことには慣れてきたが、別の恐怖が翔を襲ってきた。先ほどの言葉を素直に受けとると、この口は自分を食らおうとしているようだ。だが相手は見えない何か、闇雲に逃げたところで敵うとは思わない。相手が言葉を使うなら、まずは対話して様子を伺うことにしよう)
あー…僕の名前はアリスじゃなくて羽鳥翔って言うんだ、よろしく。ねぇ君の名前は?あとここどこか知ってる?
(ふわりふわりと浮く口に向かって話しかけてみる。そうすると恐怖は少し和らいで、むしろこの三日月口が一体なんかのか、興味さえ持ち初めていて)
目無しのチェシャ猫、そう呼ばれている。キミはアリスさ、間違いない。その名は時期に忘れてしまうからね。
( うつ伏せに両頬杖ついたその姿、クリーム色の猫っ毛ショートに包帯の巻かれた瞳は前髪で隠れている。ゆらゆら揺れる尻尾は穏やかで口調ぶりもとりわけ普通、しかし三日月形の口にはギザギザの歯が並んでいて " アリス " その単語に酷く食欲がそそられるようだ。)
チェシャ猫はなんでも知っている。アリスーー、白うさぎの手がかりを教えてあげる。指は10本あるんだから少しかじってもいいだろう?それとも、もも肉にしようかな。
( その言葉通り今ほしいものをにんまり笑い悪魔の交渉。教えてあげるのだから当たり前、そんなおかしな発想も猫にとっては当たり前。遠くのほうで鳴っていたラッパ音がハッキリ聞こえて三日月の口はさらに笑う、時間がないよと急かすように。)
▼指をあげる
▼交渉をかえる
▼猫をだます
▼猫に頼らず自力でさがす
▼交渉をかえる
あぁ…そう。ならアリスでいいよ。女の子みたいな名前だけど
(どうやら呼び名を変えてくれる気はないらしい。今はそんなことを気にしている場合でないのも確かだ。目無し、ということはあの包帯の下は空洞だろうか。一瞬小枝を差し出しこれが指だと騙そうかとも考えたが、先ほど的確に自分の体を触ったのだからきっと何らかの形でこちらが見えているのだろう。さて今自分が持っているのはなんだろうか。命と手足、それから…ポケットに入っているあれだ)
…ざーんねん。僕が欲しい情報は白うさぎじゃないよ、チシャ猫くん?僕が知りたいのは帰り道。そして差し出すのは…これだ。君ならこれをうまく使えるんじゃない?
(体のどこかを喰われるなんてごめんだ。この世界に来てから手に入れたもの、すなわちなくしても構わないものはこれしかない。チシャ猫に向かって懐中時計を差し出す。チシャ猫を少々おだてながら反応を待つ。うまく乗ってくれるなら望む答えが返ってくるか…ラッパ達に見つかる前にこの駆け引きを終わらさなければ。焦る様子を微塵も出さないよう薄い笑みを浮かべながら返事を待ち)
なぁんだ狂った時計か。猫には必要ないものだ、だってこの世界気に入ってるからね、女王を除いてだけど。
( 手にとった懐中時計ざんねんがる口調だがにんまり口でよく分からない。刻まれた謎の記号を眺めなにかを理解したのかクツクツ笑い。この時計に鍵が隠されているようなそんな口ぶりで時計を繋ぐチェーンを指先でくるくる回し戯れて。しかしその名を発した声は憎しみのこもったものであり、ズキリ疼く空洞を宥めるように包帯撫でて。)
狂った時計はキミこそ必要だと思うけれど、かじらせてくれないなら仕方がないね。ここに迷い込んだのは白うさぎのせいさ、アイツの時計はおかしいからね。だから帰り道は白うさぎを追いかける事、アリス本当にコレ要らないんだね?
( ぷらり目前に時計を垂らしチェーンをゆらゆら揺らして最後の釘を。無い目は何でも見透すように首、腕、腹、足へと伝いながら視線を落としてニタリと笑う。ラッパ音に加えて足音が更にハッキリと聞こえてきた。)
▼会話を続ける
▼交渉を
▼助けてを乞う
▼別のだれかを差し出す
▼交渉する
(チシャ猫のにんまり顔をみて、あぁこれは最悪手をうってしまったかもしれないと後悔する。チシャ猫の口振りからしてもあの時計はこの世界を脱出するための、元の世界に戻るための鍵のようだ。今さら返してくれとは言えないだろう。それにこちらが何かを要求すれば体を要求されるのは目に見えている。だが新しい言葉も得た。女王という存在、それがチシャ猫にとっては邪魔らしい。この情報を活かせればいいが)
あれ、そうだったの?白うさぎのせいでここに来ちゃったのか…それならその時計は僕に必要みたいだね。君とはもうちょっと話がしたいんだけどさ、そろそろあいつらに見つかっちゃいそうじゃない?だからここから移動しようよ。君は僕…アリスが奴らに取られるのは困るんじゃないかな?
(時計を取り戻すことは絶対だがその前にこのままではラッパとトランプに捕まってしまう。それにこのまま逃げたとしても、またぐるぐると同じところを回るだけだ。場所を移す必要がある。きっとこのチシャ猫に、いやこの世界に飲まれてはいけない。油断しているとすぐに帰り道を無くしてしまうように感じた。翔は慌ただしい足音がするほうを指差して微笑みを浮かべながら心のなかで誘いに乗ってこいと強く念じていて)
………、アリスは賢いね、それでいて強かだ。
話があるならここでしよう。心配いらないよアリス。迷いの森は猫の住みか。ーーね、鼻折れのオークにおしゃぶりキノコ。
(かけ引きを最後に暫く無言でじっくり眺め、聞いたばかりの " アリス " の名。たったひとりの価値あるアリス、それをこの短時間で把握し猫をも利用しようとする意図があるように感じとり、ニタリ笑えば尻尾をゆらゆら。腹は空くが女王の手に堕ちるのは気にくわない。顔をあげて誰もいない所に声発し、すると枝の折れた木は目ん玉きょろり、おしゃぶりのような小さなキノコはぷんと何故か怒り顔。猫の命に従って周りの木々はざわざわと葉を揺らしながらラッパ隊の行手を阻んでいる。迷いの森は迷路のよう住人以外を迷わせる、だから猫に焦りの色は全くなかったのだろう。 )
長話はあくびがでる程つまらない。これでも我慢してるんだよ、アリス。キミからはずーっと美味しそうな匂いがするんだから。ーーだから少しかじってもいい?
( 迷わせたラッパ隊は追ってこない、やはり迷い込んでしまったようだ。再び静けさが訪れたころ、パッと姿消しては目前に現れ匂いを嗅いで首傾げ。ねだりも言葉によっては変わるもの、骨をも砕く鋭い歯可愛さなんて微塵もない。)
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