案内人 2018-04-10 23:55:42 |
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なるほどなるほどもうそんな時期か。私の時間は止められていてね、つまりまあそうゆう事だ。ここに座りなさい、ようこそアリス。やあやあ長らくお待たせして悪かったね、では改めて始めよう。ーーだれかの誕生日に乾杯!
( テーブル端に置かれていたリストを開く指先で辿り" アリス" と書かれたところで何やら納得を。それには名を消すようにバツ印がついていて横には"首"のひと文字が。色々名前らしきものがあるがほとんどバツ印がついており、更に首、消、足、死、など不可解な文字が横に並んでいる。大分下の方に"羽鳥 翔"の名が確かに存在していたが、その名を羽ペンでぐるぐる潰しその名の横にアリスと書く。帽子屋の止められたとゆう会話またそのリストの謎、解こうにも本名を潰された瞬間その不可解なことが全てどうでも良くなってしまうようだ。つぎに帽子屋がアリスと呼べば自然に受け入れる。真実の名はもうここに存在しないのだから。席は帽子屋の斜め横、たっぷり味を染み込ませたネズミの紅茶を今度はちゃんとカップに注ぐ溢れていようが関係ない。そして最後にティーポットのフタを開けてネズミをカップに落とすがそれでもネズミは寝ているようだ。それをアリスに差し出すとティーポットを掲げて乾杯を。)
ふむ、流石は一流。三本足の作るケーキは絶品だ、いや三本腕だったか。まあとにかく最高に素晴らしい。
( テーブルにはおもてなしの品が所狭しと並んでるが、三日月ウサギや眠りネズミのせいでひっくり返ったり踏んづけられ足跡がついたり地面に落とされたりとめちゃくちゃで。しかし気にする様子なく崩れたケーキを一口食べて大袈裟に絶賛を。さらにアリスに差し出したはずのティーカップ、ネズミを摘みケーキに放り投げるとそのまま飲んでひと息ついて。)
___会話する
▼白うさぎについて。
▼三本足について。
▼帽子屋について。
▼アリスについて。
▼女王について。
▼リストについて。
▼この世界について。
▼帽子屋について
……僕の名前があってよかった____乾杯!
(一気に情報が流れ込んできた。聞きたいことは山ほどあったが、とりあえず乾杯と目の前に置かれたカップを掲げて口をつけずに置く。特に気になったのは帽子屋が手にしたリストだった。アリスの文字の横に書かれた首という不気味な文字。チシャ猫のように自分を喰らおうとしているわけではなさそうだが、あの首という文字からは嫌な予感しかしない。早めに白うさぎのことを聞き出してここから離れた方が良さそうだ。羽鳥翔の名前があったのも気になったがそれも消されてしまって今はアリスになってしまった。このままでは本当にこの世界のアリスとなって羽鳥翔には戻れなくなりそうだ。首を軽くふってこの世界に飲まれるなと先刻思ったことを反復し、斜め向かいに座る帽子屋の方をみて)
ねぇ、ちょっと聞きたいんだけどさ。さっき君が言っていた『私の時間は止められている』ってどういうことなの?
(本来ならとっとと白うさぎのことを聞くべきだろう。しかし先ほど気にかかった言葉を帽子屋に問うてみる。純粋にどういう意味か知りたいとい好奇心もあったが、『時』に関することだったからどことなく引っ掛かったのだ。チシャ猫の言葉を思い出す、チシャ猫は時計をみて何かを察し、そしてこれが鍵だと言った。時計が鍵ならば時間に関することを言う帽子屋の話にも何かヒントがあるかもしれない。テーブルの上にばらまかれたぐちゃぐちゃのケーキやお茶は飲む気になれず、カップも帽子屋にとられてしまった。翔は何も口にしないまま帽子屋からの返答を待って)
その言葉通りの意味でありそれ以外の言葉はないのだよ。現に私の首から先が見えるかね?時を奪われた事は?そう易々と首を突っ込まないでほしいものだね。
( あれほど機嫌の良かった帽子屋、しかし軽々しくましてや会ったばかりの侵入者に深く刻まれた心の闇を簡単に話すわけもなく。帽子をとり空洞を見せる、表情は分からないが言葉の端々にトゲがありアリスとの距離は一向に縮まる気配が感じとれない。突き放すと帽子を被り直しなにも無いところにティーポットで紅茶を注ぎ、さらにコクリ喉を鳴らしてさながらパントマイムのように一連の流れをやってみせ。ティーポットをアリスの前に置き、三日月同様気狂いな帽子屋だが、どこか仕草の端々に意味があるようにも見える。ハッキリ言葉にはしないもののなにか試している様子、三日月ウサギはアイツに分かるものかとゲラゲラ笑っているが、ジッと素顔の見えない瞳はアリスを捉えて離さない。)
いま私がしていた事に意味があると思うかね?
あ、あぁごめん。僕時を奪われた経験なくて…失礼なこと聞いたよ
(アリスの名をだせば万事うまくいくかと思ったがそういうことでもないらしい。成功後の失敗、またやらかしてるなと心の中で思いながら瞳のない帽子屋の顔、正確には帽子を真っ直ぐ見返した。帽子屋の問いはきっと訳のわからない類いの問いじゃない。何かしらの意味がある問いかけだ。ゲラゲラ笑う三日月うさぎをちらりと見たあと、先ほどお茶が落ちていった場所へと目を向けた。テーブルの上はぐちゃぐちゃ、本来ならばテーブルの上は整然とお茶会の準備がされていたはずだ。時を止められた男にランダムに乱されたお茶の席…ふと翔にある考えが浮かんだ)
…本当はそこにあったのか?君は何もないところにお茶を注いでると思ってた、でも本当は…このテーブルがむちゃくちゃになる前は、そこにカップがあったの?君は時が止まり同じ行為を繰り返すけど、三日月うさぎのせいでカップはなくなってる。だがらお茶をカップに注げない。君はカップがないのに気づけないか、見えていないのか、あるいは気づいているのに繰り返すのか……首がなくなると、時が止まるの?
(刺々しい言葉を投げられ拒絶されたにも関わらず一度浮かんだ考えは口に出さずにいられなかった。時を止められた首のない帽子屋…そこまで考えて、リストのことが頭に浮かぶ。アリスの横に記されていた『首』という文字…もし翔が帽子屋のように時を止められてしまったら、永遠にこのお茶会に縛られてしまったら、家に帰ることは永久に叶わなくなる。すっと血の気が引いた気がした。翔は思わず立ち上がる。このお茶会はきっと参加してはいけない)
ふむ、半分正解で半分は不正解といったところか。時を刻むには記憶が必要だ、では記憶を刻むには?まあつまりはそうゆう事だ。だからこうしてお茶会をひらいてリストに目を通すのだよ、全てを忘れてしまわないようにね。
( 謎は全て解き明かさずにほんの少しのヒントを与える帽子屋、しかし抜け落ちた言葉を理解するにはそう簡単なものではないようだ。それでも言葉を続ける先程とは違いトゲはないが、アリスにとゆうよりは自身にそう言い聞かせるように。暫く話をしているのだから時間はそれなりに経っているはず、しかし帽子屋の周り少なくともアリスを含めたこの家全体に時間の変化はないようだ。その証拠に家から先の風景は日が傾き夕暮れ時になっている。街灯もない草原は昼の顔とは別の夜の不気味な顔を覗かせはじめていたが、その変化はもちろん帽子屋には伝わらない彼にとってはいつでも同じ時間帯なのだから。)
__ああそうだ、アップルパイだったな。いやあ、すっかり忘れてしまったよ。
( アリスが立ち上がるころ家の小さな窓からコゲ臭い煙がもくもくと、申し訳ないとばかりに帽子を搔いて家の中へと消えていった。三日月ウサギは膨らんだお腹をさすりながら宙を眺めていて、眠りネズミはケーキをベッド代わりにして眠っている。)
▼リストをぬすむ
▼眠りネズミを捕まえる
▼家の中に隠れる
▼その場から逃げる
▼リストをぬすむ
記憶を刻むには…?経験すること?共有すること?うーん…
(半分正解、つまり答えには届いていない。帽子屋の言葉の意味が分からずポツポツと浮かんだ言葉口にしてみるがどれもピンと来なかった。翔が考え込んでいるうちに帽子屋は席を立ち、お茶会には一瞬の静寂が訪れる。ふと帽子の中の空洞が頭の中によぎる。そこから湧水のようにある考えが溢れだし翔は小さな声を漏らし始めた)
…体だ。記憶を刻むには刻む場所、体が必要だ。でも帽子屋に頭はない、だから記憶を刻めない……帽子屋が時を刻むには、あと首が必要なんだ
(そこまで言って自分の首を押さえる。そしてリストを思い出す。名前の横にはそれぞれ体のパーツが書かれていた。もしそれがそれぞれの人物から頂戴する場所だとしたら…帽子屋は翔の首を狙っていることになる。今はここから逃げ出す絶好のチャンスだ。真っ暗な平原を歩くのは気が引けるがこのままここにいれば殺される可能性が高い。チシャ猫によれば真っ直ぐ行けば白うさぎのもとにたどり着くのだ、この家を迂回し真っ直ぐ歩けばいいだけだ。だがこのままこの家から去ってしまえば何も得ないままここから出てしまうことになる。少しでもこの世界を知る術はないか…ちらりとテーブルに置かれたリストを見やる。あれを手に入れて何か分かる保証はない。しかし情報を得たいという思いと何が書いてあるのか知りたいという好奇心を押さえることができず、翔はゆったりとした足取りで、まるでお茶でも取ろうという動作でリストに近づき手を伸ばす。リストを掴み、それと同時、翔は庭から飛び出そうと足に力を込めた)
( 庭から先に続く道はどこにもない、ただ木の家からみて南に迷いの森、北には立派な一本杉その奥にほんのりと灯がついていて、東は小高い丘があって僅かに湖のようなものが見え、西はだいぶ離れた森からちょこんと白い建物の一角が覗いている。猫の話によれば白ウサギの行方は真っ直ぐしかしそれより先に道はない。庭から一歩でも踏み出せばその手掛かりはここで途切れてしまうわけだが…。)
キミは、どちら様だったかな。名前はーー
( 背中越しに声を掛ける焦げたアップルパイに包丁を持って。少しの時間で記憶はなくなりテーブルへと視線を流す帽子屋。リストを探しているようだ、そして手に取り名前を探す一連の仕草をするがもちろん其処にそれは存在していないわけだが。彼には視えるのか若くはなにかを理解したのか、表情のない帽子屋からは何も分からないが背中越しに近づいて来ている気配がする。アリスの影に伸びる影、そこで三日月ウサギがテーブルに飛び跳ねてこう口を開く" 泥棒アリスをつかまえろ、腕ごとスパッと切っちまえ!! " しかし帽子屋は拍子抜けするほど普段の声で制止して、皿を持ったままアップルパイを切ってみせお茶会へと誘う。)
なにを言ってるんだね、相変わらずの気狂いめ。さあ、手グセの悪い泥棒アリスお茶会を再開しよう。
▼白ウサギを尋ねる
▼お茶会を再開する
▼包丁を奪う
▼リストを返す
▼北に逃げる
▼南に逃げる
▼東に逃げる
▼西に逃げる
▼白ウサギを尋ねる
……!!
(行くべき方向を確かめるため顔をあげる。迷いの森の反対側には一本杉がありその先には明かりが見える。この時間が止まった空間を抜け出してあそこに行けば白うさぎに会えるだろうか。チシャ猫の言葉が指したのはこのお茶会かはたまた一本杉か…もっと具体的に教えてもらうべきだったと思いつつ走りだそうとした矢先、自分の後ろから誰かの影が重なってぞくりと背中に悪寒が走る。その影が包丁を持っていたのだから、一気に死の予感が押し寄せてどっと汗が吹き出した。慌てて後ろを振り返ると、いつの間にか帽子屋が背後に立っている。万事休すかと思ったが、帽子屋は驚くほど穏やかで、三日月うさぎの泥棒という言葉にも耳を貸さない)
…あぁ、ごめんね。僕はアリス、お茶会に参加しようかと思ったんだけど、白うさぎにちょっと用事があってね。白うさぎがこのお茶会に参加しているか知りたくてリストを確認してたんだ。白うさぎはここにくるのかな?
(テーブルから離れると記憶がリセットされるのか、初対面として帽子屋は接してくる。それならばこのチャンスを生かさなければならない。最初はアリスと名乗る前に白うさぎを尋ねて部外者扱いされてしまった。ではアリスと名乗った後ならば、白うさぎのことをすんなり教えてくれるのではないだろうか。三日月うさぎが余計なことを言わないのを祈りつつ帽子屋に白うさぎのことを問いかけてみる。そして同時に、帽子屋から目線を外して手に持ったリストをみた。おそらく帽子屋は過去のお茶会の風景しか見えていない、翔の目線の動きは分からないはずだ。問いかけると同時リストを確認して少しでも白うさぎの情報を得ようとして)
(/せっかくですのでこちらでお返事を、そして向こうに則りキャラ口調で失礼します。
君も楽しんでくれてるなら本当に嬉しいよ。バッドエンドを選ばなかったのは幸運としか言い様がないね、指は3本なくなっちゃったけど…きっとまだまだ長い付き合いになるだろうけど、一緒に愉快に最後まで楽しもう。改めてよろしくね、目無しのチシャ猫)
白ウサギはいつでも忙しない、だからお茶会に参加した事はないのだよ。まったくもって勿体ない時を過ごしている、まあ女王の使いっぱしりなのだから仕方ない事だがね。
( 狂った時計がトレードマーク何時も何かに追われてる、そんな白ウサギがゆっくり寛ぐ姿は想像できない。リストを確認せずともそれはハッキリ分かるようで多少の不満を混じえながら、包丁の先でアップルパイを刺して三日月ウサギに次にアリスへと差し出す帽子屋。そこで小さなあくびが聞こえた漸く眠りネズミが目を覚ましたようだ。瞼を擦りながら会話に割ってはいる " 白ウサギならさっき来たよ、ほらほらぼくのお尻は甘いあじ" すこしお尻を突き出して尻尾ふりふり可愛いネズミ。ケーキまみれの姿を見るとそうだとばかりに訂正を、こんな絶品を作れるのはひとりしかいない。)
ああ確かに。ケーキを届けに此処に来た。ああ確かに、それで気持ちを伝えたいと思ってね、しかしまあ渡しそびれてしまったが。
( 懐から上品な封筒を取り出す、宛名には3本のナニカを持つ料理長様と書かれている。ケーキを届けると直ぐさま立ち去った白ウサギ、次に訪れるのはいつだろう。用もないのにふらり現れる白ウサギではない、やれやれとため息を吐いて手紙を懐へ。)
▼白ウサギの行った方角を聞く
▼手紙を届ける
▼リストを返す
▼眠りネズミを連れて行く
▼三日月ウサギを誘う
▼首無し帽子屋と共に行く
(/ お返事ありがとうございます!目無しもこの通り喜んでかじろうとしています←あちらを見つけた時は小さなガッツポーズしてしまうほどの嬉しさでした(笑)本体会話のついでにちょっとお話が…。最初の方でストーリー性を創るためと分かりやすくする為に前章と書いて、次に一章二章とするつもりがすっかり忘れてしまい何も記載しないまま話を続けていました。なのでそれはもう抜きにして、最後らへんだけ最終章で締めようと思います、ぐだぐだですいません…! )
▼手紙を届ける
へぇ、そうなんだ。それは残念だな…せっかく白うさぎに用があったのに
(帽子屋に同調するように落胆の声を出しながら、テーブルの上から割れていない皿を見つけ出し、帽子屋の方に差し出してアップルパイを受けとる。白うさぎは女王に属するらしい。女王といえばチシャ猫の目を奪った人物だ。チシャ猫が憎む相手でもある。白うさぎを追えばいずれ女王に会うことになるのだろうかと考えながら、テーブルの上でかわいらしい動作をする眠りネズミに微笑みを向けた)
それなら僕がその手紙を届けてくるよ。僕も白うさぎに会いたいし、一石二鳥ってやつさ
(手のひらを差し出し配達人を請け負うことを申し出る。手紙を届けるとなればお茶会からスムーズに抜け出せる上に白うさぎがどこへ行ったか眠りネズミに聞くことも違和感なく行える。白うさぎの行方が分かるならば、この物騒なお茶会に居続ける理由はないだろう。できれば眠りネズミを連れていきいろいろと話を聞きたいが、ネズミを連れていけるかはこの後の反応次第だろう)
(/またアリスの指が減ってしまいますね笑。毎日楽しませていただいているので、この感謝をとりあえずと向こうに書き出したのですが、案内人様に届いて良かったです。
章表記の件了解しました!なんとなく話の区切りはわかるので大丈夫ですよ!最終章どんなことになるのか…今から楽しみにしております!)
それは有り難い。ああ少し待っていてくれ。
____では頼むよ、中身を見るような無礼な事はないと思うが、まあ釘は差しておかなくてはね。ふむ、友人のところに白ウサギがいるのかは知らないが、まあ問題はそこじゃない。
( 両手を重ね喜びを表して懐から封筒を、しかし直ぐに渡さず中の手紙に羽ペン走らせ何かを書いている様子が伺える。それもものの数秒で終わらせそれをアリスに託し釘をさす、くれぐれもそう付け足して。料理長とは友人の事、アリスの目的と重なるかは不明だが帽子屋にとってはどうでも良い事で、とにかく手紙さえ届くならと。少々身勝手な理由だがいまはそれを請け負ってくれたアリスに感謝しているようでご機嫌な様子が手にとるようにわかる。)
友人は女王直属の料理人でね、しかしまああの傲慢には勿体ないがそれも仕方のない事だ。ここより東に小高い丘があるのが見えるかね?そこに吊り橋があるからそれを超えて森を抜ければ城があるわけだが、正面からは入らない事だ、キミも首が惜しいはずだからね。森の中に調理場に続く道があるはずだが……、すまないね、まあキミなら問題ないだろう。
( 今までも女王の名をちらほら出していたがとりわけ普通、しかし手紙の配達によって気分も晴々アリスにも初めよりは友好的な様子の帽子屋。だからこそ垣間見れた女王への暴言、また猫と同じようにそれ以上に憎しみが篭っているようにも見える。つぎに視線を東へと向け詳細を教えてるが肝心の抜け道があやふやで、残りの2人に尋ねるが分からないらしく申し訳ないとばかりに帽子を掻くも、それでも行けとばかりに背を押すように言葉繋ぎ、さらにアリスの受け取ったアップルパイの切れ端を摘んで食べる帽子屋、紳士なのか身勝手なのか悪意はないようだが面倒な男に変わりはない。)
くれぐれも寄り道しないように。
▼配達を断る
▼小高い丘へ行く
▼朝になるまで此処で待つ
(/つぎは指だけじゃないかもしれません、食いしん坊なもので←。此方も毎日楽しみで楽しみで仕方ないです、なので終わりが近づくにつれ寂しさも募り強制バッドエンドにするかもしれません…涙。なんてウソですよ(笑)分かって頂けてるようで安心致しました…!ありがとうございます、今後も宜しくお願いしますね!)
▼小高い丘へ行く
大丈夫安心して、人の手紙を勝手に読んだりしないよ。料理長が女王のとこにいるのなら、白うさぎもそこにいるかもしれないし
(読むなと釘を刺されると中身を確認したくなるものだが、とりあえずは素直な言葉を返しながら手紙を受けとる。料理長が白うさぎの知り合いならば白うさぎがどこにいるのかも知っているかもしれない。このまま追いかけても追い付く保証はなく、それならば白うさぎの帰ってくる場所で待ち伏せていた方が出会える確率も上がるだろう)
ふーん、君も女王はあんまり好きじゃないんだ…分かった、抜け道だね。これ以上体が減るのは困るし厨房への道を探してみるよ
(またも出た女王の名前、そして帽子屋の憎悪。その首は女王に切られたの?と聞こうとする言葉をすんでのところで押し留めた。せっかく今帽子屋は上機嫌なのだがらまた気を悪くしてもらっては困る。目無しのチシャ猫に首のない帽子屋…もしどちらの欠損も女王のせいだとすればこれから行く女王の城は危険極まりない場所だろう。白うさぎに会えればと思って引き受けたものの、料理長と白うさぎ以外の誰かに会うのはまずそうだ。すんなり手紙を渡せるのか少々の不安がよぎる。だが差し出した手はもう引っ込められない。皿の上にのっていたアップルパイが消えていくのを見届けると、東の方角をみた。草原はまだ暗くあまり出ていきたくはないが、このお茶会に長居するのもあまり良策とは思えない。なによりこの機を逃せば出ていくタイミングを失ってしまう。とりあえずここからはおさらばした方がいいだろう。庭の出口へと歩きながらテーブルの方を振り返るとお茶会の参加者たちに軽く手をふり)
分かったよ、それじゃ行ってくるね
(/それは困ったチシャ猫ですね笑いつまでも楽しみたい気持ちもありますがハッピーエンドを掴みとりたい欲もあり…難しいところですね。はい!こちらこそよろしくお願いします!それでは背後はそろそろ失礼しますね)
( 一歩踏み出すと闇に包まれた草原、背中越しにお茶会の楽しげな笑い声が聞こえる。それに伴ってか随分と心細いが雲の隙間から覗く月明かりがあるだけすこしはマシだろう。緩やかな坂を暫く登れば丘の頂上に到着する、高さがそれほどないため隅々までは把握できないものの漸くハッキリと知ることの出来た幾つかのもの。僅かに見えていた湖は大きな川であり暗がりでは底の深さは把握できない。右側には不安定な吊り橋が風に煽られ揺れており、正面より左にくだったずっと先に立派なアーチ状の橋が存在感を放っちその先は森そして塀に囲まれた城がこれまた存在感十分に建っているが、至るところに無理矢理造築されたような建物がぽつぽつありさながら木の枝のようなヘンテコなお城。また吊り橋の下には小舟がくくりつけられていて川の流れに沿ってゆらり揺れている。)
▼吊り橋を渡る
▼小舟で向こう岸に行く
▼立派な橋に向かう
(/ ぜひぜひハッピーエンドを掴んでくださいませ。はい、此方も一先ず失礼致しますね。)
▼立派な橋に向かう
(なんとか体を失わずにお茶会を抜け出すことができた。暗い草原を進むうち、チシャ猫の時同じ疑問が湧いてくる。どうして生かされたんだろうか、と。結局帽子屋の真意は不明だが、もし本当に翔の首を狙っていたとしたらなぜ出会い頭に首を切らなかったのだろう。お茶会に参加させてから、というルールがあったのかもしれないが、いずれにしろこの世界でひどく弱い、力のない翔が未だ生きているのは幸運なのか、必然なのか…翔には判断がつかなかった。
暗がりの中に見えてきた大きな川、そして向こう岸に渡る手段。昼間の明るい時間ならば舟で渡っても良かったが、もし川に落ちてしまったときに周囲が明るくなくては岸にたどり着けないだろう。吊り橋も同じだ。となると少し遠回りになるが、あの頑丈そうで立派な橋を渡った方が良さそうだ。手紙を無事に届けるためにも川に落ちないルートを通ろうと、翔は立派な橋の方へと歩きだした)
右よし!左よし!正面よし!真上よし!3分前と変わりなし!!
(両端にはそれぞれ人と同じ大きさの時計が立っていて、しきりに辺りを見回している。一連の流れを終えるとさん巻きはありそうな長い紙に印をつける、そしてジッと微動だにせずまたキッカリ3分後に周囲を見渡す、反対側の兵も同じ動きをしているようだ。時計兵からは今のところ暗闇に潜むアリスの姿は見えていない、ジリリ腹の時計が3分後の合図を鳴らすと時計より小さな頭を動かして更に一連の流れを静寂な闇に一際響くその音は女王の元にも届いているかもしれない。)
▼手紙をみせる
▼様子を伺う
▼丘の上までもどる
▼嘘をついて渡る
▼気を逸らす
▼気を逸らす
…
(橋の上にいたのは橋の番人とも言うべき時計がたっている。あれは空飛ぶラッパと同じ類いのものなのだろうか?どちらにせよ、橋を渡るものに目を光らせる時計に見つかって騒がれるのはまずい。彼らは橋になにかが侵入したとたんに鳴り出すのだろうか。それとも3分ごとのチェックなのか…まだどんな動きをしているのかわからない。翔は手近にあった石を手にとると時計には当たらないように橋の左端付近に向かって投げてみる。あわよくば、それに気をとられてくれるといいが…)
右よし!左よし!正面よし!真上よし!3分前と変わりなし!!
( 左端へと転がる石しかし時計兵は気づいてない、丁度真上を見上げていたようで同じ台詞を続ける。そして再び静けさが訪れるはずだったが、ザワザワと風が森を揺らし葉の擦れ合う音が聞こえ少しばかり肌寒い、とゆうよりは何とも言い難い寒気を感じるような空気感。その理由は木々の間から何かの視線によるもの。真っ白でのっぺりとしたお面、小さな穴が3つあり目と口のようになってはいるが暗闇から薄っすら浮かびあがるソレは不気味でしかない。そして時計兵を指差しゆっくり腹にある時計へと指を下ろすソレ、何かを発するわけもなく首を傾げたままただジッとアリスを見つめている。)
▼再度石をなげる
▼別の方法を考える
▼ソレとコンタクトをとる
▼ソレとコンタクトをとる
…!!
(ソレを見つけた瞬間、思わず声が出そうになった。不気味に浮かぶ白い仮面、明らかにこの世のものではない雰囲気を持っている。大時計だってこの世のものとは言い難いが、もっと違う、生気が感じられないような姿だった。だがソレは特にこちらに危害を加えようとしているわけではない。なんならこちらに何かを伝えようとしているようにも見える)
…針を止めるのか?指で針を押さえれば時計が3分進むこともない
(しばらくソレが伝えたい内容を考えてひとつの答えにたどり着いた。大時計が自分の腹にある時計を頼りに3分を測っているのだとしたら、二人の大時計を同時に止めることができればこの暗がりの中、橋を渡ることができるかもしれない。翔はソレと目線を合わせてみる。本当に協力してくれるかは分からないが試してみる価値はある。翔は片手で時計の針を模し、もう片方の手でそれを止める動作をするとソレに意図が伝わることを祈り)
( アリスがした仕草を真似てつぎは首を反対に傾けて見せるソレ、やはり言葉は発しない。ジリリと時間を知らせる腹時計にまた一連の流れをする時計兵。しかし今回ばかりは少し違う、左を向けば先ほどまで無かった石ころその小さな変化に気付いてけたたましい音で鼓膜を揺らす。その騒々しさに森の中から一斉に鳥が飛び立ち、反対側の時計兵は驚きのあまり尻もちを一度ついてから同じようにベルを鳴らす。消えていた城内の灯りがぽつぽつと明かりを灯し始め、ラッパ兵が急げとばかりに合図を鳴らす。静寂な闇が一気に騒がしくなってきた、いつの間にか真っ白なソレは姿を消してどこにも見当たらない。)
▼時計兵を壊す
▼川に飛び込む
▼立派な橋をわたる
▼小舟まではしる
▼吊り橋まではしる
(/ 遅くなってしまい申し訳ございません。暫くレスの頻度が低くなるかもしれませんが、お付き合い頂けると嬉しいです…!)
▼吊り橋まではしる
げっ?!
(時計は小石に反応を示さないと思っていた矢先、時計は石を見つけてけたたましく鳴り始めた。藁にもすがる思いで先ほどのソレの方を見てみるがどこにも姿はなく、頼れるものもなくなってしまった。森がざわめきまたラッパ達が飛び立つのが見える。城の灯りがともり、城内にいる人物…女王が目を覚ましてしまったもしれない。このままでは捕まるのは時間の問題だろう。一刻も早くここから離れなければならない。翔は不安定なつり橋めがけて闇の中を走り出した。今城の警備はあの立派な橋に目を奪われているはず、それならばつり橋を通った方が安全だろう。別の脅威があればまた話は変わるが)
(/いえいえ私も遅いことがありましたのでお気になさらず!お忙しい時期かと思いますので、案内人様がお時間の取れる時にゆっくり返信していてだければと!ゆっくりお待ちしておりますので!)
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